現在をうろうろ(1722)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の新人公務員への訓示は・・・?(4)

 さて、何やら面白い話が色々と・・・平成28年4月6日 第50回 国家公務員合同初任研修開講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 毎度の丸投げ型のお話ですが・・・さて、続きは・・・

 皆さんも、「現場」に足を運んでください。そして、「現場」の声に耳を傾けてもらいたいと思います。「現場」も知らずに、机の上で資料作成の「技術」だけを磨いても、何の意味もありません。ゼロは、いくら積んでも、ゼロであります。
 「現場」にこそ、「答え」がある。私は、そう確信しています。私自身も、「現場」の声を活かしていきたい。一番「現場」に近い場所で仕事をしている皆さんもそうでしょうが、そういう方々の声を、是非聞きたいと考えていますし、そういう声に耳を傾ける柔軟性を持ち続けていきたいと考えています。


 なんだかね?霞が関の役人にとっての現場は霞が関ですからね・・・山口県第四区の「現場」の声に耳を傾けてもらいたいと思います。なのかね?「現場」も知らずに、国政に参画している偉大なる安倍晋三閣下なのかね?机の上で資料作成の「技術」だけを磨いても、何の意味もありません。ゼロは、いくら積んでも、ゼロであります。・・・閣僚向けの資料作成をやめさせたら?

 ああ、もしかして、偉大なる安倍晋三閣下は資料の読み取りができないとか?欲しいのは資料ではない!台本だ!セリフだ!なのかね?資料の読み込みがあって、そこで初めて演説の中でアドリブなどができるようになるはずですがね。丹精込めて作られた資料を生かす人がいて、資料は価値を持つわけだから・・・

 私には資料を生かす力がないから机の上で資料作成の「技術」だけを磨いても、私が読むと人が感動して動くような原稿が書けないようでは・・・何の意味もありません。ゼロは、いくら積んでも、ゼロであります。 こんな風に言ってるのかね?

 私の代わりに山口県第四区の「現場」にこそ、「答え」がある。私は、そう確信しています。私は行かないけど・・・私自身も、「現場」の声を活かしていきたい。だから、代わりに「現場」に行って・・・私の票田をうまく耕しておくれ・・・一番「現場」に近い場所で仕事をしている皆さんもそうでしょうが、そういう方々の声を、是非聞きたいと考えていますし、思っているだけじゃだめだね・・・どうせ東京生まれの東京育ち、現場から離れて東京で・・・そういう声に耳を傾ける柔軟性を持ち続けていきたいと考えています。とりあえず、こういった所で話すことで・・・振りをしてるんだね。

 皆さんがこれから立ち向かう課題は、少子高齢化もそうでありますが、最初から模範解答などありません。参考にするような教科書も存在しません。皆さんなりの「答え」を、「現場」で見つけてもらいたいと思います。

 お気に入りのフレーズだね・・・なんで、公務員は少子化に立ち向かわなければならないのかね?政策を考えるのは政治家の役割では?何で、丸投げするかね?議会でこのように決まった、さあ働け!ですからね・・・

 政治家には少子高齢化もそうでありますが、最初から模範解答などありません。参考にするような教科書も存在しません。そういったものに道をつけるのが政治家なのだと思うのだが・・・やり方を示してくれないと公僕は動けないのだよ・・・

 さらに、グローバル化が進む現代において、皆さんの「現場」は、もはや、日本国内にとどまりません。内向きな発想は、捨ててもらわなければなりません。

 すごいね・・・外交もやらなければならないのだね・・・これじゃ、政治家など要らないじゃないかね?なんだか、日本って不思議な民主体制にあるんだ・・・行政の長のお言葉ですからね・・・政府は役人の指示で動くのが「日本らしい日本」の民主主義なのかね?官僚主義?しかし、偉大なる安倍晋三閣下の訓示からすると、政治家の役割は何なのか?なんだか変な感じ・・・

 官僚を経ての政治家が理想なのか?そうなると、偉大なる安倍晋三閣下には適格がないし・・・まあ、山口県第四区の民意を組み上げていない時点で、政治家失格ですかね?多分、不在処地主のような議員を出してはいけないのだと思うのだが・・・住民票だけでしょうからね。まあ、定府の大名のつもりなんでしょうが・・・これで、選挙区の民意が反映するのかね?不思議なシステム・・・

 日本国民の意志は・・・霞が関の官僚を通じて実現されるのかね?私はてっきり・・・日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動・・・だと思っていたのでね。こうもはっきりと、憲法の書き出しを否定されてしまうとね・・・まやかしの憲法なら不要かね?

 つまり、偉大なる安倍晋三閣下は日本国憲法を冒頭から否定しているわけですね。第9条のみならず・・・ああ、第12条を・・・どうやら国民の努力が足りないのかね?この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。 負け犬的な国民性で・・・独裁制をもくろむ者に対しての努力を放棄しているということになるようですね・・・まあ、「日本らしい日本」だから仕方ないか・・・日本国憲法の精神は崇高過ぎて「日本らしい日本」には似合わないのかもしれないですね・・・あと1000年ぐらいしたら・・・この理想を追えるようになるのかもしれませんが、私の生きているうちに、この憲法は消滅して・・・国運をかけた戦争が行われるのかね?どうしても戦争をしたいようですからね・・・

 どうやら、戦争の始め方に関しては国際平和支援法第8条6 前項において準用する前条第五項の規定にかかわらず、既に遭難者が発見され、自衛隊の部隊等がその救助を開始しているときは、当該部隊等の安全が確保される限り、当該遭難者に係る捜索救助活動を継続することができる・・・こいつを利用して実現すればOKですね。中止が命ぜられても現場サイドの判断で戦争が始められる・・・安全が確保されているかどうかなどは分かるわけないですからね・・・これで、始めれば・・・中止を命じていれば、責任は切断される・・・現場の判断でイケイケドンドン!・・・山本五十六だと「百年兵を養うは、ただ平和を護るためである。もしこの命令を受けて帰れないと思う指揮官があるなら、ただいまから出勤を禁ずる。即刻辞表を出せ!」という当たり前のことが欠けていますから・・・これで戦争が始められる・・・宣戦布告なき戦争の始まり・・・

 偉大なる安倍晋三閣下は、戦争はしたくなかった。私は中止命令も出した!しかし、結果として戦争になってしまった・・・悪いのは僕じゃない!ってね。戦争責任の回避もできる。素晴らしい法律・・・さすが偉大なる安倍晋三閣下!安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 責任者不在の「日本らしい日本」の実現のために日夜素晴らしい法制度が考えられ、戦争の実施へ向けての道を歩んでいるような気がしますね。山本五十六の「百年兵を養うは、ただ平和を護るためである。」が独り歩きしているし・・・後半はもうじき忘れられていくことになるのでしょうね。戦闘を直ちに中止させるのが用兵の精華だと思っていましたが・・・どうやら、近頃は違うようですね。

 まあ、現場に派遣される連中が、いつ梯子を外されるか心配していればOKでしょうが・・・援軍は必ず来る、死守!とならなければね。そのあとは・・・やむに已まれぬ派兵の継続と逐次投入で・・・拡大の一途・・・

 どうやら、偉大なる安倍晋三閣下は、この訓示で見られるように統率に関心は無いようですからね・・・

 広い世界へ飛び出し、世界の人々と交わりながら、日本が進むべき針路を見定めてほしい。いかなる困難な課題にも、敢然と挑戦し、しっかりと「答え」を出して行ってもらいたいと思います。もちろん、「答え」を出すためには、判断が必要です。困難な判断もあるでしょう。その困難な判断を出すことができるようになるまで、皆さんもしっかりと研鑽を積んで行ってもらいたいと思います。

 だから・・・日本が進むべき針路を見定めてほしい。・・・見定めるのは政治家の仕事ではないかね?公務員は道具なんですからね・・・公僕・・・「しもべ」・・・僕に舵取りを任せるという凄いことを偉大なる安倍晋三閣下は考えているというわけでね。しもべに・・・いかなる困難な課題にも、敢然と挑戦し、しっかりと「答え」を出して行ってもらいたいと思います。・・・そう言っているわけですから・・・国家公務員=国家しもべが・・・判断が必要です。困難な判断もあるでしょう。その困難な判断を出すことができるようになるまで、皆さんもしっかりと研鑽を積んで行ってもらいたいと思います。・・・偉大なる安倍晋三閣下は仕事の丸投げ・・・公僕は判断してはいけない・・・と、私は思っていたが・・・?どうやら、私は妄想の世界で生きてきたようです。これが、定説だとは信じられないのだが・・・

 変だな・・・一応、私も基礎法とか法哲学分野の研究者の卵だったことがありますが・・・研究者にならなくてよかった。妄想法学者じゃ食えないですから・・・しかし、ここまで総理大臣が言うのですから、日本の制度では、国家公務員が日本が進むべき進路を見定めて、困難な判断も出すのだと・・・知らなかった。まだ、間に合うから大学に入り直すかね?

 そうか、日本では階級が下の物ほど優秀で、上に行けば行くほど無能であることが要求され、上のものは下の物の生み出した成果を受けて輝くことが「日本らしい日本」なのか・・・しもべが判断して、主人がニコニコしていれば良いのか・・・なるほど・・・澁谷内閣審議官による記者ブリーフィングの冒頭発言 これって、本当なんだ・・・仮に、甘利大臣とフロマン代表の日米の協議を実況中継しても、相当複雑で恐らくご理解いただけないのではないか。本来では課長レベルで行うような複雑な協議を大臣レベルでやっていただいている感じ。・・・課長レベルってのが知能レベルが最高なんですね・・・情報が洩れて、特ダネとして抜かれたのであればこちらも諦めがつくが、そういうことはこれまで一度もないので、もうちょっと語尾を考慮してほしい。・・・これが報道のレベル・・・いや、きっと私の読み方が間違っているのでしょうね。上司が儀式を行えるように課長以下は頑張るのが「日本らしい日本」なのか・・・いや、そんなわけはないから、私の読み方が間違っているのですね。

2016.04.16

  

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