現在をうろうろ(1720)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の新人公務員への訓示は・・・?(2)

 すぐに長くなってしまいますね・・・平成28年4月6日 第50回 国家公務員合同初任研修開講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 毎度の国家公務員への政治家の仕事の丸投げの話ですね。日本の政治って民主制じゃないのかね?官僚制なのか?不思議な政体・・・きっと、私が間違って理解しているに違いない・・・だれか、間違いを糺してくれないかね?

 「一億総活躍・元年」とも言うべき、本年、国家公務員としてのスタートを切る皆さんには、どうか、これからの公務員人生において、常に、一人一人の国民と向き合う「感受性」を持ち続けてほしいと思います。

 「50年後に人口一億人を維持する」
 「希望出生率1.8を目指す」
 「戦後最大のGDP600兆円を達成する」
 「介護離職ゼロを実現する」

 私が掲げた、こうした目標には、「日本はもう成長できない」、あるいはまた「少子高齢化は止めることはできない」といった悲観論ばかりであります。挑戦すると言えば言うほど、「実現できるはずがない」という「批判の嵐」であります。


 そりゃ、悲観論を唱えたくもなりますね・・・具体的な政策がないですから・・・偉大なる安倍晋三閣下の叫びは、要約すると・・・2020年ごろまでに頑張る!法律を作って、金を出す!良い考えがあれば横展開・・・これだけですからね。自らの意志で何かを成し遂げるとか丸でないですから・・・平成28年3月15日 地球温暖化対策推進本部 平成28年 総理の一日 総理大臣 首相官邸ホームページ これも驚いたね・・・

 関係閣僚は、以下にしっかりと取り組んでください。第一に、『エネルギー・環境イノベーション戦略』を速やかに取りまとめること。第二に、環境大臣を長とする『クール・チョイス推進チーム』を軸に国民運動を進め、低炭素型商品・サービスの利用を拡大すること。第三に、政府自らの『実行計画』を具体化し、特にLED(発光ダイオード)の導入を加速すること。
 地球温暖化対策は、内閣の最重要課題です。全力を挙げて取り組んでまいります。」


 たんに丸投げですからね・・・LEDの導入を加速するだけかな・・・明確なのは・・・わたしは貧乏だから導入済み・・・年に10分ぐらい点灯するだけの奴だけ蛍光灯や白熱電球ですね。

 まあ、自分の考えを持たない人間はこの道しかないのでしょうね・・・日々生活で苦労しているとね…知恵を使わないと生きられない・・・まあ、最後は生活保護かな?ただ、こいつは自由度が下がりますからね・・・生かしてもらっているだけになる・・・それは、自由に生きることに反しますから、私のCHOICEにはない・・・

 「50年後に人口一億人を維持する」この将来に夢のない社会で人口が増えるのかね?将来の夢は?偉大なる安倍晋三閣下は語っているのかね?空しい言葉ばかり・・・私が何もしないでも暮らせるようにしたかったのは・・・愛するものと一緒に暮らしたかったからですが・・・一億総活躍社会では、朝起きたら、おはよう、行ってきます・・・ただいま、風呂入って寝る。この生活になるのは自明・・・PCいじりの能力を高めたのも、自宅で仕事ができるようにしたかっただけですがね。しかし、日本ではどうやら・・・亭主元気で留守が良い!が良いようでね・・・女運が悪いのか?私の頭がおかしいのか?なかなか難しいね。

 しかし、批判があるということは、新しいことに挑戦している証であります。「挑戦」には、批判は避けられません。私も、批判をエネルギーに変えるように努力をしています。ここから皆さんの顔を見ていると、少しばかりの批判に私は負けない、という決意が伝わってきました。安心しました。

 批判をエネルギーに変えるって?これは何?・・・批判に対してどのように考えるかの問題ではないかと・・・少しばかりの批判に負けない?批判に対してどのように答えるかの問題ではないかね?批判に負けないって・・・批判を無視することかね?「日本らしい日本」の対応かね?批判に応えられない場合は・・・私はぶれない!と強弁すればOKかね?

 まあ、原稿に書いてあるから、そんな風に述べるだけなんでしょうね・・・公僕は批判に応えてくれないと困るのですが・・・法に則てね。

 73歳で高校を卒業した女性も、決して諦めることなく、挑戦を続けたからこそ、夢を叶えることができました。そして、挑戦を始めるには、いつであっても「遅過ぎる」ということはありません。
 皆さんも、これからの公務員人生において、困難な課題に直面しても、決して諦めることなく、挑戦してほしいと思います。


 あれ?個人の一生の話をすり替えたね・・・自分の一生に関して自分が主人だから、自らの考えを貫くことは立派ですが・・・そして、夢をかなえる事はね。しかし、公僕が勝手に自らの目標を立てて進むようではまずいのでは?国民の意志を担った国会議員がその方向性を定め、法を作り政令を出して・・・その指導の下に、日本国民の意志を形に変えるのが公僕の務めですからね。変な挑戦はしないでほしいものです。法に忠実に、国民の声に耳を傾け真摯に法の執行ですからね・・・挑戦ではない・・・

 挑戦は国会で議論されるべきものですからね・・・

 300年以上前、日本の物流革命という困難な課題に挑戦した、一人の商人がいました。
 江戸時代の初め、東北で収穫された米は、海を下り、川を上り、陸路を進んで、ほぼ1年かけて江戸に届けられました。米は古くなり、何度も荷を載せ替えたりするうちに、道中で多くの米を損失してしまう、という有様でありました。

 河村瑞賢ね・・・海を下り、川を上り、陸路を進んで、ほぼ1年かけて江戸に届けられました・・・これは嘘だろう・・・養老令では調庸の物は、毎年8月中旬より輸納を始めるて近国は10月30日、中国は11月30日、遠国は12月30日以前に輸納を終えること・・・これが、陸路での輸送速度ですからね・・・律令での移動は原則陸路での計算のようですから・・・東回り航路は房総半島をまわるやつはあまり普及しなかった・・・実際には・・・海が荒れた場合の寄港地が九十九里に存在しないのが問題でね。

 古代は・・・九十九里浜が無くて・・・

 右のような複雑な海岸線だったようです・・・・右下の濃い青と薄い青の境が、現在の九十九里浜ですからね・・・このおかげで、鹿島・香取が栄えた・・・東北で建造された大型船が都まで走っていった・・・河村瑞賢が大きな役割を果たしたのは西回り航路ですが、こいつは既存の物を整備したというのが正しいでしょうね。

 東回り航路は、実験航路ですかね?可能性を示しただけ・・・那珂湊から涸沼を経て・・・北浦、潮来を経て、利根川・江戸川で運ばれていますね・涸沼の海老沢から紅葉間は牛による輸送ですね・・・銚子は利根の流れと岩礁があるため敬遠されていて、房総をまわるのはさらに大変・・・

 たぶん歴史的には、律令以前に海運による交流が地域を超えて存在していた。律令による道路整備によって一部の海運が衰退した。日本海側の海運文化は存続・・・九十九里浜の出現により太平洋岸航路の切断・・・というより、内水面の利用が強まった・・・香取の海とか房総の中海と東京湾をつなぐ水運は盛んになった・・・香取神宮と鹿島神宮の系列社との分布から・・・

 銚子の利用が主になると・・・潮来が寂れることになりますね。何しろ、遣唐使船の法定速度・・・というか、計画速度は1日100kmですからね・・・実際に800kmの航海を8日でやってたりしますから・・・2ノット強の速度ですから・・・仙台から銚子経由、利根川・江戸川・東京湾で500kmですから・・・条件が良ければ1週間程度ですかね?銚子から隅田川船溜まりまで・・・明治時代で最速1日とかあったようですから・・・江戸時代と変わらぬ高瀬舟でね・・・昔の日本の水運の威力は凄かったのですが・・・1年かけて運ぶ馬鹿がどこにいる・・・ああ、水運の要衝であった長門を知らないのか・・・

 紀伊国屋文左衛門も何か月もかかってみかんを運んだのかね?日本酒が・・・灘から江戸まで何か月もかけて運ばれたのかね?更級日記の時代でも、家財道具を運んで2か月半・・・実質陸路で2か月で上総から京まで移動していますね。国司の任国への移動だって結構早いのでね・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 徳川禁令考. 前聚 第3帙 浅草御蔵 164コマ このあたりに規則が書かれていますね・・・1年もかけて運ぶなんって?ほんとかね・・・江戸と香取間だって陸上で翌日には荷物が届いたりしますからね。今と変わらない・・・まさか、自虐史観かね・・・多分、江戸初期で日本は世界最速の運輸通信システムを運用してたはずですからね・・・もっと前かな・・・平安時代には、中国を除けば世界最速・・・多分・・・だって、中国の制度を利用しているわけですからね・・・

 しかし・・・偉大なる安倍晋三閣下が言うから・・・東北で収穫された米は、海を下り、川を上り、陸路を進んで、ほぼ1年かけて江戸に届けられました。米は古くなり、何度も荷を載せ替えたりするうちに、道中で多くの米を損失してしまう、という有様でありました。・・・これが定説なのでしょうね?まるで違った理解を私がしていただけなのか・・・

2016.04.16

  

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