現在をうろうろ(172)

 科学には夢があると思うのだが?

 やっぱり夢のある話の方が面白いですね。有人火星探査なんってものに、文部科学省が国際協力で進める宇宙探査の目標を掲げたようですね。火星ね・・・これまた遠い所を・・・どのくらいの時間がかかるのか?火星に物を送る事ができるのは分かっていますが、問題は人間が辿り着けるかですね。人間というものはかなり面倒なもので食べたり飲んだり・・・

 火星には地球から投送りこんだものがずいぶんとありますね。1970年代から着陸が試みられていますから・・・およそ半年間の飛行の末に着陸ですかね。地球と火星の会合周期の関係で2.135年ごとに経済的なロケットの打ち上げ時期がやってきますね。地球と火星の距離は変化しますから、変な時期に出かけるとなると時間がかかる・・・そんなときには・・・強力な推進システムが必要になるかね?

 こういった長期の計画は・・・大抵は戦争が邪魔に入って中断するパターンが多いのが難点ですね。不急の研究ってやつになってしまいますからね。平和が続いて、経済の調子が良くて・・・科学と産業が緊密な関係にあって車の両輪のように調子よく動いている事が必要です。科学が金の卵を産む鶏のように大切にされなければならないのですが、なかなかそうはいきませんね。

 しかし・・・近頃、工学系のニュースって少ないような?科学と技術の融合に関するもの・・・量子コンピュータ・STAP細胞・宇宙開発・・・もう少し、金になりそうもない技術開発をしないかね?金になりそうな技術ってのは・・・先が見えているから金になりそうに見える・・・金になりそうもない技術ってのは・・・何になるか分からないから、場合によっては大化けするものですからね。

 金になりそうな技術は・・・やはり企業に任せるべきもので、国が予算を出すのは・・・やはり基礎研究ですかね?とりあえず、研究者がおもしろがれるものに無駄金を出して研究させるとか・・・年間研究費は450万円、給与込み・・・研究施設は合同研究室で新規機材は基本的に無し・・・自前で調達するか、そこにある装置を工夫するか、予算がついて研究されたが、研究が放棄されたために使われていない機材を寄せ集めて・・・機械設計が困難なら、合同研究室の仲間でも組織して勝手にやれとか・・・企業からの余剰物資の受け入れも行うとか・・・そういった寄せ集め研究所も面白いのでは・・・義務は、研究成果を定期的に公開する事とか・・・どれだけ、研究を楽しんで、分かりやすい成果を上げるかが主眼のものとか・・・

 そもそも、科学研究など・・・何になるか分からないものですからね・・・その研究成果を眺めて、これは金になるぞ!ってものがあればよいわけですから・・・開かれた研究所ってのは面白そうですね。

 研究成果の発表が面白くないものであれば・・・研究成果として認めず減俸とか・・・半ば、科学の普及振興も兼ねたものとして位置づければよいわけですから・・・夏休みは宿題の相談室みたいに化けてもOKだし・・・宿題の相談とか沢山受ければ、それもまた研究成果・・・相談内容と解決策の集積だって重要だと思えばね。そういった、柔軟な考え方の中に新しいものが生まれるような気がしますから・・・研究内容は、常に多くの人に精査され、科学の方法を広めるのも一役買ってくれればいいと思うわけですね。

 例えば・・・火星有人計画研究とか・・・完全にペーパーだけの研究とかね。先ず第一段階として、現在世界が保有している技術の一覧を作るとか、そんな所から初めて、公表されているプランなどを集め・・・何がそれぞれのプランに対して適しているかの検討・・・実際に行けるのか・・・軌道計算などを公表して行くとか・・何も宇宙飛行について知らない人も興味を持って研究を見守ってくれるようになれば、それでも成功ですね・・・もちろんネットで研究は公開ですから・・・広告枠も取れるでしょう・・・広告収入も純益の80%程度を研究費に回すとか・・・そうなれば、面白いでしょうね・・・多くの人が元気になれる研究には高い評価を・・・

 そういった中から、何か本当に金になる研究を見出して・・・研究者が引き抜かれるようになれば成功ですね。解説が良いので、そういったものを専門に行う人でもいいし・・・自分で買ってきた新製品を分解して評価するとかも・・・広告収入がバロメーターというのも面白いかも?

 重力の正体の研究とか・・・これなんかは、しばらくは面白いでしょうが・・・やがて、研究者の悪夢が現出されそうで面白いかも・・・初めのうちはOKですね。ニュートンの万有引力の着想などまでは・・・そこから先は・・・進んでいるとは思えないのでね。

 ニュートンの万有引力の着想は・・・きっと、リンゴの木の下で居眠りをしていて、リンゴが落ちてきて痛い目にあった時のことではないかと・・・そして、たわわに実ったリンゴの先に月を見ちゃったんだと思いますね。リンゴが落ちる・・・月が落ちてきたら・・月も地球に落ちる・・・でも、落ちそうにない・・・でも、同じように引力が働いているはず・・・互いに引き合っているが・・・月は常に地球に落ちかかっているが、落ちる先に地球が無いだけ・・・月はある速度で動いている・・・落ちてもそこには地球が無い・・・円軌道を・・・なんって考えへと発展して行くのでしょうね。

 このあたりまで、過去の研究を展開して、相対論あたりの研究を広げて行くと・・・重力は何?なんって事になると・・・ある日・・・重力を遮断する装置を考案する事になります。これから最後の実験を行いますって・・・高い所からその装置をつけて飛び降りる事になるのではないかと・・・その装置がちゃんと働いてくれれば・・・非常な大発見となりますが・・・多分、そうはなりませんからね。挫折による身の砕ける音がする・・・

 しかし、高い所に上るための装置として気球も興味深いですね・・・JAXA 科学観測用大気球 科学研究にも、声の大きな研究者が必要なのだと思いますね。宣伝も必要・・・そうしないと研究資金調達が困難になる・・・

2014.06.02

  

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