現在をうろうろ(1701)
日本貧窮者経済新聞
 通常動力型潜水艦の性能ってのは・・・?

 どうも戦争が近づいてきた気がしてね・・・報道が変だし・・・隠し事が多すぎる気がしてね。破綻寸前の日本経済という感じだし・・・経済は下手にいじると壊れる・・・まあ、壊れても庶民の生活は変わらないが、様々な指標で考えている連中の思惑が壊れて大変なことのように見えるようになる・・・寄生虫のような生活をしている連中は、その破綻が怖いだけの話でね・・・

 ちょうど、大東亜戦争末期の・・・軍隊以外の暮らしを考えるのも嫌だった青年将校たちと同じようなことを始める・・・戦闘の継続を叫ぶかそれとも自殺か・・・変化を考えたくない場合のパターンですね。「日本らしい日本」の泣く子と地頭には勝てない・・・根競べの世界かな?偉大なる安倍晋三閣下も泣き叫んでいる・・・しかし、時代は容赦なく進んでいきますからね・・・もうじきサミット、世界最高の論客を相手に、見えてハッタリで議長ができるのか?経済指標はアベノミクスの失敗を告げ始めていますからね・・・すでに、円安誘導という手段は使えないようですしね・・・発言裏目で円急騰 安倍首相“自爆”が招くアベノミクス終焉 日刊ゲンダイDIGITAL 

 首相は、「通貨安競争は絶対に避けなければならない」「恣意的な為替市場への介入は慎まなければならない」などと発言したのだ。

 どうせ、アメリカ様に約束させられてきたのではないかと・・・日本の報道では、日本の為替操作に関する国際社会の疑念が流れませんが・・・日本語以外のソースだと、韓国・日本・中国の名が挙がっていますからね・・・この円高では、為替で生まれた大手企業の利益も泡沫のようにしぼんでしまう・・・従って、賃上げの重荷だけが残ることになる・・・沈んでいくね・・・かわいそうな・・・偉大なる安倍晋三閣下・・・沈みかけた船・・・まあ、北朝鮮との戦争で・・・景気刺激かね?まあ、短絡的な「日本らしい日本」では可能性はありますがね・・・困ったものだ・・・

 さて、前回潜水艦を眺めていて気になるのは・・・日本の潜水艦の深深度潜航能力・・・噂の900mは可能なのか?これが気になるわけです。そりゃ、日本経済と同じで沈むとなればどこまでも・・・浮き上がることを考えなければ、圧壊するまで潜れますが・・・と、つまり浮き上がることを考えると果たして900mは可能なのか?というわけです・・・90気圧の世界・・・これってかなり厳しいと思うのでね。

 潜水艦の原理を考えると・・・なかなか、難しいのではないかと・・・潜水艦の排水量ってのがよくわからない・・・オランダの潜水艦のものと日本の うずしお のスペックを比べると・・・どうやら算定基準が違うような感じでね。まあ、旧帝国海軍の定義を使って そうりゅう を考えると・・・基準排水量2900トン、水中4200トンなので・・・メインタンク容量が1300トンととりあえず考えておきましょう・・・ちょっと多いような気がしますが・・・

 まあ、いずれにしろ・・・1300トンのメインタンクの注排水を考えればよいでしょうから、こいつだけで計算してみるとどうなるかですね。1気圧の下では1300トンのタンクには1300立米の空気が入っているものとします。あとは、ボイルシャルルの法則のPV=一定だけでいい加減にチェックしてみると・・・メインバラストタンクをベント弁を開いて中の空気を追い出すと沈み始めます・・・浮袋の空気を抜くのと同じでね・・・

 ああ、推測で考えるのはあまりよくないから、詳細データのわかっている潜水艦で眺めるとしましょう。伊号第14潜水艦に関しては詳細データがありますね・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 機構説明書 兵科之部(伊号第14潜水艦) こいつから拾えばOK・・・気蓄器は50あり、そのうち6つの気蓄器は発射管用であるようですね。全容量は19440立米215気圧、内殻を構成する鋼板は18mm〜36mmで標準は22mmということですね。これで安全深度100mを実現していますね。

 面白いね・・・自動懸吊装置の概念図が入っていますね。ネガティブタンクの注排水を自動化したわけですね・・・

 ふむ・・・メインタンク容量に関する言及が・・・なかなか見当たらない・・・まあ、沈めばよいのかね?

 原理的に考えると、この自動懸吊装置が必要な理由は・・・つり合いが取れている状態で何かのきっかけで船体が沈むと・・・メインタンクの中の空気により大きな圧力を受けて収縮・・・これによってさらに沈降・・・当然圧力が上昇するから・・・さらに沈む・・・放っておくと沈没・・・

 同様に、浮き始めると、圧力低下でメインタンク内の空気が膨張して浮力が増大・・・放っておくと水面に出ちゃうわけですからね。

 ある程度のつり合いが取れていれば推進力を利用して、潜舵を横舵を使って深度とトリムを調整することが可能・・・まあ近頃はX舵になって自由度が高まっているようですが・・・

 いずれにせよ、イ-14では吃水を1センチ変化させるのに7トンの注排水が必要ですから・・・深度100mでこの操作をすると7立米の海水を入れるか出すかすることになる・・・7立米は深度100mでは10気圧ですから、高圧タンクから10気圧7立米の空気をメインタンクに送るか、メインタンクから7立米の空気を船内に取り込むことになる・・・7立米の空気をメインタンクから海中へ放出すると音が出るから不可でしょうね・・・従って、1気圧で70立米の空気が船内に入れることになる・・・深度調整を長時間行うと・・・艦内気圧が高くなる・・・900mで行うと・・・90気圧7立米だから・・・630立米の空気を艦内に入れることになる・・・艦内が2600トン=2600立米なのに・・・4回も調整すると艦内気圧は2気圧に・・・?ネガティブタンクで補正なのかね?どうも潜水艦はよくわからない・・・とにかく水深900mで1トンの注排水をすると90立米の空気の処理を考えなければいけないということですね・・・艦外にボコボコと出すわけにはいかないからね・・・

 魚雷を発射すると・・・これにも高圧空気を使って水で押し出す・・・239コマから95式魚雷発射管の説明がありますね。気蓄器は270立米・・・まあ、この時代の魚雷は水深20m弱での発射でしょうから・・・それほど空気を使わないでしょうが・・・この時代は、潜望鏡深度での攻撃ですからね・・・しかし、89式の斜盤機関で70ノットも考えにくいし・・・まして900m90気圧ですからね排気ガスの出る機関が・・・背圧90気圧は・・・無理じゃん?基本的に対艦攻撃用・・・水上艦でしょうからね・・・

 潜水艦の深度維持ってのはかなり難しいはずですね・・・シュノーケルなどを水上に出していれば楽・・・シュノーケルなどの体積が勝手に調整してくれるから・・・そのうち、今の複殻式の潜水艦から、単殻式の潜水艦に変わるのではないかね?なんって・・・そうか・・・すでに、おやしお型から部分短殻式なのね・・・なるほど・・・外乱を受けにくい省エネ型になっている・・・注排水の効率化・・・というか、最適化ですかね。ほんの1・2ノットでも行き足があれば深度調整が動力で行えるから・・・スターリングエンジンが搭載されたということですかね。港湾の入り口の哨戒任務ならOK・・・

 潜水艦の性能を左右するのは・・・高圧気蓄器ですね・・・防衛省規格では1型が300気圧、長さ1720mm直径540mmですね。タンク厚は30mm・・・250リットルタンク・・・材質は引っ張りに対して80kgf/mm2・・・潜水艦の耐圧船殻と同じだみたいだね・・・687kgか・・・メインタンクが1300立米なら・・・1回のブローで20本近くの高圧気蓄器が必要で3回分ぐらいは欲しいから50〜60本ね・・・イ-14は魚雷用を含めて50本・・・似たようなものかね?まあ、なんだかよくわからないね・・・50本で35トンにもなる・・・ふむ、潜水艦を浮かせるのはなかなか大変・・・このあたりで打ち切りに・・・本質に迫れそうだけど・・・あれ?エンジンみたいなのが落ちてる・・・

 ふむ・・・スターリングエンジンか・・・APIの概要は・・・左のような奴か・・・

 なるほど、外観など問題ではないか・・・性能ね・・・しかし、こいつはお払い箱ですね。

 もしかして、右の奴がこのAPIのユニットかね?

なんとなく、類似性がありますね・・・

 まあ、探すところや探すものを知っているとなかなか便利に色々なものが見えるということのようですね。

 衛星写真とネット上の家探しみたいなことばかりですね・・・株価も不思議な動きをするし・・・まあ、偉大なる安倍晋三閣下の三味線でいつまで市場が躍るのやら?

2016.04.09

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system