現在をうろうろ(1674)
日本貧窮者経済新聞
 新しく、ハイ・ウェーブタイプのフルートを・・・?

 どうも、私は、嘘つき政治屋ってのが嫌いでね・・・まあ、「日本らしい日本」の見栄とハッタリの文化では許されるようですが・・・そのために、なんだか・・・独裁者君たちが日本へやってくるようになった?いや、日本政府が呼んでいるような感じですからね・・・なんで、そういった二級の政治屋連中と付き合いたくなっているのやら?

 まあ、類は友を呼ぶといいますから・・・高邁な理想などは・・・偉大なる安倍晋三閣下の周辺には漂っていないような感じですね。

 どうでもよいですが・・・どうせ、偉大なる安倍晋三閣下は人殺しを命ずることになるのでしょう・・・いつか来た道・・・「日本らしい日本」の発現だから仕方ない・・・

 なんでも、世界に冠たる日本・・・

 ふとね、世界に冠たる日本っていうのは・・・果たして本当なのか?なんってね・・・このところ、フルートをいじっていますが・・・この100年ぐらいの間に製造されたものですが・・・今日、1本のフルートが私の手元にやってきました・・・もう、買うまいと・・・思っていたのですが、ついつい・・・

 正真正銘、最低音が出ないという代物のようですが・・・このうたい文句で買い込んでしまいました・・・まあ、基本的に・・・舶来品とムラマツと村松孝一氏の高弟および孫弟子の名のある物ばかり・・・いや、1本は違うなどの系列かわからない国産ブランドがある・・・

 実は・・・半ば怖いもの見たさ・・・そして、リッププレートがハイウェーブタイプなので買い込んじゃった・・・出来はあまり良く無いフルートでした・・・年代的には多分、昭和30年代から40年代にかけての製品のようですね・・・引上げのトーンホール・・・初めてでした・・・これだけ機械精度の低いやつは・・・トーンホールの向きがかなり不安定・・・さらに上面が・・・なんと、目で見て平面が出ていないのがわかりますからね・・・腐食によって変形したのかと思いましたが・・・鑢目が残っているわけですから・・・あれあれ、困った・・・仕方がないので、油砥を引っ張り出して気長にごそごそと・・・遊び遊び均すわけですね・・・一応、平面らしきものを出して・・・

 これが、日本製?なんってね・・・びっくりです。雰囲気は・・・何とか作れるようになって独立、パーツを融通してもらって生産したような感じですね。トリルキーのアッセンブリ交換の跡がありますから結構気合を入れての修理の痕跡がありますね。

 ここで、ああ・・・ムラマツとその高弟の仕事の素晴らしさを見たわけです・・・ムラマツの古いものでも、トーンホールの平面はきっちり出ていましたからね・・・まあ、大体満足いくところまで修正し・・・次はタンポ合わせなんですが・・・このフルートはタンポがねじ止めではないのです・・・クラリネットなどと同じで・・・セラックで張り付けるタイプですね。こんなのは経験済みですから楽勝ですね・・・セラックの量で勝負・・・とか言いつつ・・・セラックの在庫はあまりないので・・・安物のフルートには残念ながら・・・ロカメルトとか、ホットメルトと呼ばれている奴を使っています・・・自分の奴ですから問題なし・・・扱いやすいしね・・・100円ショップで手に入るのが素晴らしい・・・とか言ってね・・・でも、このセラックで貼っての調整って楽でね・・・

 問題は・・・ついているタンポがネジ式の中央に穴の開いているタンポなんでね・・・セラックを奢らないと圧力が漏れる・・・中央の穴から・・・タンポを作るかと思ったのですが・・・面倒なので・・・たっぷりと100円ショップの溶融接着剤の棒を薄く切って中央へ・・・軽くバーナーであぶってタンポを載せれば出来上がり・・・組み付けて、音の出が良くないタンポのカップをチェックして・・・連動を見ながら・・・高いと思われるタンポのカップをあぶってちょっと力を加えると思い通りの調整ができますね・・・楽勝ですね。

 調整紙を使わないでOKですから・・・楽ちんです・・・

 音はウェーブタイプの経験が少なくて・・・手持ちの奴は、ムラマツがありますが・・・音の傾向が違いますね・・・しかし、なんで・・・フルートは1本1本音が違うのかね・・・フルートの音なんですがね・・・

 先日、ムラマツのスタンダードで、万葉恋歌 ああ、君待つと を吹いていたんです・・・万葉恋歌 ああ、君待つと - Google 検索 これですね。別のフルートを手にして、同じ曲を・・・最初の一音は同じで・・・なぜか、気分がね・・・吹いていた曲は・・・炎のランナー テーマ曲 - Google 検索 こいつになっちゃった・・・ムラマツは暗い音なのか?しっとりとした音なのか・・・なんってね。音色の違いで曲が・・・

 いかにいい加減に、何本ものフルートを並べて遊んでいるかというものですね・・・どこが似ているのやら?でもね、微妙な音の違いがそういった所で現れてくるような感じですね。音の調子・・・音色の微妙な差・・・そうだ、ヤマハの頭部管の考察もしないといけないのに・・・あと1本ぐらい、このハイ・ウェーブタイプのリッププレートのフルートが欲しいね・・・ああ、欲望は限りなく・・・困ったものだ。

 しかし、世界に冠たる日本のフルートもよくわからないメーカーのものだと、この程度の工業製品?あまりにもレベルが低い・・・まあ、このフルートを作った職人は、ムラマツから放散していった職人や孫弟子たちの1人なのだろうと思いますが・・・雰囲気は、1940年代後半と思われますね。管体に直接キイポストを立てるタイプのものですから。

 ただメカニズムの系統がね・・・サンキョウの奴みたいなんでね・・・なんとなく、イタリア・フランス辺りのフルートをモデルにしたものか?

 このフルート・・・しなってるよ・・・テーブルの上に置くと中央部が浮いている・・・トーンホールの引き上げで管体にゆがみが出たのか?それともその後に誰かが踏んだか、お尻の下に敷いたのか・・・

 リッププレートの形状は左のような感じですね。上がムラマツので下のが新しく買い込んだ奴ですね。まあ、悪くない・・・トーンホールの平面出しと、タンポの貼り直し・・・キイアームの修正・・・とりあえず、声の方はかなりまともになってきましたね。しかし・・・変?C♯まで確実に軽く出るようになっていますが・・・低音部にノイズが入る・・・そして最低音のCが不安定C♯キイが曲がって上を向いているのも修正したのでCをきちんと押さえられるようになったのだが・・・こりゃG#キイ辺りが不安定・・・表のキイは全てはり直して・・・裏のG#は目視で・・・パス・・・こいつかね?タンポは新しそうだったので・・・そして真ん中の穴は白い充填物が入っていたから・・・まさかね。

 仕方がないので、再び分解・・・裏のG#を外して・・・バーナーであぶって・・・取れない・・・パテみたいなので留まっていますね。タンポが破れるが仕方ないね。できれば、新素材であれ何であれ、一般的な修理の手法が通用するものを使ってほしいものだね。まあ、私も時々やりますが・・・プラダを張り替えて・・・OK・・・ノイズは消えましたね。これでC#までOK・・・Cが不安定・・・これって、トリルキイとか高い方のCキイのあたりかね?なかなか面倒だね・・・

 私はプロじゃないので・・・徒弟にもなったことがないのでノウハウの蓄積が少ないのでね・・・不良タンポ探しが下手、だんだん分かっては来ましたが・・・ガムテープの出番になっちゃいますね。キイの間に入れて挟んだら普通は気密が保たれるので、怪しい連動のないキイはこれでOKですね。やはり最低音のCのタンポですね。これで、声は戻った!

 しかし・・・壁に立てかけると裏返るね・・・ずいぶんと曲がっているフルートなんだ・・・あれ、C#キイのタンポのスキンが切れた・・・またやり直しかよ・・・まあ、このフルートも構造は理解しましたからOKですね。

2016.03.31

  

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