現在をうろうろ(1599)
日本貧窮者経済新聞
 咸興市より北への上陸の場合の北朝鮮の対応・・・?

 さて、日本政府軍の北朝鮮への上陸を考えると、事実上、咸興市より北の上陸はあまり意味がないような感じです。まあ、ミサイルの射程からすると重要なのかもしれませんが・・・こちらに上陸するにせよ、その前に、東海艦隊の撃滅と対潜水艦戦を戦わなければならないでしょうからね・・・

 東海艦隊の根拠地は以前にも紹介したように39°52'36.8N 127°46'52.9E - Google マップ ここが根拠地になります。潜水艦基地は39°59'55.0N 128°11'55.1E - Google マップ ここや40°12'27.3N 128°38'53.0E - Google マップ ここですね。小型潜水艦の整備は・・・39°08'51.6N 127°30'55.2E - Google マップ この造船所でも行っているようです。

 艦隊は島陰に隠れての奇襲攻撃でしょうから、事前の航空機による偵察が密であれば撃滅の可能性は高いですが、どうせ、小型艇を並べての飽和攻撃を行ってくるでしょうから、最初の一撃を避けられれば十分な攻撃機があれば掃討戦になるだけでしょうね。

 海岸に近づくと潜水艦による攻撃を受けることになるでしょうね。たぶん、北朝鮮の潜水艦は走りまわって獲物を狙うようなことはないと思います。日本でかなり馬鹿にされていた緑色の潜水艦の色からするとね。日本の潜水艦は浅海面での使用は考えられていないためなのか黒色ですが・・・この色の違いは、北朝鮮の潜水艦は浅海面での使用を前提にしていると思うのでね。

 イランの小型潜水艦も緑、大型潜水艦は普通に黒・・・多分、役割の違いによる色の違いでしょうね。従って、侵攻の気配があれば、北朝鮮の潜水艦は配置について沈底、獲物がやってくるのを待ち、全射線で攻撃、直ちに離脱で再装填ですかね。実質的には対潜哨戒が十分でも、浅海面でのソナーの性能低下、迷彩による航空機からの哨戒を避けられれば、最初の一撃はOK、あとは全速で逃げ切れるかどうか?そんなところでしょうね。このあたりで、どれだけの被害が出るやら?

 まあ4万人ぐらいの兵力の1割程度は失われるのではないかと・・・輸送艦・輸送船の数隻の喪失でね・・・多分、これで潜水艦隊の半分と水上艇部隊の8割程度を撃滅ですかね。何しろ、本気の上陸作戦ですから。橋頭保を確保できるか追い落とされるか・・・殺し合いですね。恐怖と死で打ち勝つという馬鹿げたやつ・・・偉大なる安倍晋三閣下の大好きな奴ですかね?遠くから指揮するだけですから・・・国民の命を守るために、国民に死ねと・・・素晴らしい倫理観。

 アメリカ様の強襲揚陸艦の病床数は全乗員の3割程度ありますから、3割の消耗で退却・・・その覚悟ですからね。我が国の強襲揚陸艦もどきの病床数からすると、本気の戦争など何も考えていないことがわかるというか・・・「日本らしい日本」は赤チンで治ると信じているのか?

 さて、前回の150kmの半径の円とこのあたりの関係ですね。左の写真で見るように、急峻な山がちの地形で大軍を動かせる余地はあまりありません。

 見て分かる通り、比較的平坦な部分は耕作地になっています。一応、戦前の日本の法が生きているらしく、急傾斜地の開発制限がかかっているようで、急勾配の場所の開発は行われていないようです。

 朝鮮半島では日本が統治するようになる前は、牛耕の可能な50度を超えるくらいの斜面も耕作していたようです・・・現在も牛耕を行っている可能性が高いですね・・・当時の規則の原則は35度を超える斜面の耕作の禁止ということですね。従って、緑の木々の生えているところは35度以上の急傾斜地と考えてよさそうです。

 興味深いのは・・・道路ですね。急傾斜地をうねうねと走る道路・・・ところどころ、細い道がショートカットしています。つまり、自動車以外の車両や人間は近道ができる・・・尾根の細い道とか・・・車両以外の交通機関というか・・・徒歩での移動が北朝鮮ではかなり行われているということですね。山の中にはかなり細い道がついているようで、この細い道を利用したゲリラ戦だと・・・事実上の白兵戦・・・ベトナム戦争のジャングルでの戦闘と同じようなことが山岳部では行われる・・・輸送隊の襲撃などが頻発することが予測される・・・ひどい戦争になりそうです。

 さて、上の汚い丸のあたりが咸興市ですね。そして黄色の四角で囲ったところが東海艦隊の拠点、その右上の島のあるところが潜水艦隊の本拠地ですね。

 このあたりに北朝鮮の東海艦隊の主力がいるということです。

 咸興市より北に上陸すると、いずれにせよ、南下してきた兵力は咸鏡市の北の右の写真の赤丸の洪原の平野に集まり2kmのトンネルを確保すれば黄色の侵攻路によって咸興市へ入ることができますが・・・トンネルは破壊されると・・・およそ10kmの峠道を確保することになる・・・

 日本にはトンネル工兵はいたっけ?北朝鮮には、南へのトンネルを掘るトンネル工兵がいるようですが・・・北海道でのトンネル崩落事故で自衛隊の施設大隊が2つほど出たから、トンネルの復旧作業も可能なのでしょうね。軍というのはなんでもやらなければなりませんからね。

 ざっと、北朝鮮を眺めていますが・・・大部隊での移動はかなり困難で、中隊ぐらいの規模での小さな戦闘の繰り返しという感じですかね。

 戦前のゲリラの掃討のための部隊派遣などの記録を見ると、山賊が集結中ということで出ても空振り、かなり気合を入れて戦闘があってもほとんどに逃げられ、数名の射殺死体を残し少量の兵器の押収ということを繰り返していますからね。山岳戦は・・・地図の読み取りが厄介ですね。GPSが・・・多分、斜面が35度を超える場所が多いですから・・・準天頂衛星の必要性があるね・・・まさか、日本独自の準天頂衛星は北朝鮮攻略のためなのかね?

 この40°03'25.9N 127°46'42.2E - Google マップ 峠の攻防ですかね。左のような地形ですね。トンネルは2kmの長さで、峠道の方はおよそ10km、地図上1km標高差は300m弱です。かなり急な斜面を抜けることになりますね。峠道は周囲より低いところにありますから、基本的には周囲の高いところからの攻撃を受けますから・・・被害が結構出そうですね。

 トンネルの両端を確保したうえで補給が続くのならば・・・そちらがこの地点を抑えることになりますかね?

 この、トンネルの本気の防衛はどうやら、内陸側の基地が主のようですね。海岸側の平野の防衛は基本的に海岸の水際陣地を主とした防衛だけのようですね。

 一応、上陸作戦にある程度対抗できるだけの備えはしていますが・・・日本政府軍が海岸に首尾よく上陸できれば、この海岸の防衛陣地の守備隊は山へ逃れて、遊撃戦へと・・・

 たぶんね・・・ただ、ここの海岸陣地はかなり良くできているようですね。砂の高い重兵器を阻止するための堤があり、後方には季節によっては水路・・・いずれにせよ、かなりの備えがありそうですね。この洪原の水際陣地を次回は眺めてみるとしましょう。

 なんだか、まとまりのない、頭が悪そうな文を書いちゃった・・・まあ、研究ノートのようなものだから・・・後で、まともな戦略としてまとめ上げるとよいでしょうね。そして、被害想定を・・・日本を守るために北朝鮮を破壊するのにどれだけの国民を偉大なる安倍晋三閣下が殺す事で、その名をより高めることになるのか・・・国民を守るために国民を死地へ送り出すという論理が私にはまるで分らない。

 戦争を回避するための努力をするべき政治家では偉大なる安倍晋三閣下はないようです。単に、勇壮なことを叫ぶだけの政治屋なのかね?とりあえず、安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

2016.02.24

  

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