現在をうろうろ（1548） ムラマツTOKYOの古い総洋銀製のフルートは・・・？ なんだか、政治などを眺めていても面白くもないですね。おとなしく笛でも吹いて遊んでいるのが良さそうです。今のお気に入りは・・・かなり古いムラマツ・・・樽にTOKYOの文字ですから・・・ムラマツは1973年に東京から所沢へ移転ですから・・・1973年以前に製造されたフルート・・・雰囲気は、樽の文字が現在と変わりませんから、それほど古さを感じさせませんが・・・大昔のフルートですね。 しかも、総洋銀製・・・なかなか良い感じのフルートです。貧乏な私にぴったり・・・音は煌びやかですね。なかなか良く鳴ってくれますね。例によって、私の所に来たときはかなり汚い子でしたが・・・一度、サビを落として磨いた跡があって、そこそこきれいなようですが・・・洋銀の表面に荒れがあってね、滑らかな光沢が得られないので・・・2000番の耐水ペーパーを軽くかけて磨きました。従って、原状ではかなりきれいですけどね。  さて、左の3本のが、この数日間出しっぱなしになっているやつですね。一番上が、ムラマツのスタンダードでオフセットのリングキイ、Eメカ付き、その下が、コタケのK-25S、そして一番下が、ムラマツのTOKYOの総洋銀製なんです。 吹きやすいなと思った理由ってのが・・・どうやら、この3本は歌口の形状が似てるんです。まあ、細かく見ると違いはありますが、おおむね同じような感じ、比較的丸い感じのやつですね。 一番下のムラマツの総洋銀は、ヘッドクラウンの形状が近頃のやつとは違うんでね。なんとなく可愛い感じですね。ちょっと飛び出しているというか・・・  キイに関しては、どれも大差ないですね。まあ、微妙に違うと言えば違うかもしれませんが、G＃レバーが微妙に違いますかね。まあ、日本製のやつは大体同じような感じですが・・・ イタリア製のやつはかなり押し込むことになりますね・・・低いというか・・・ まあ、歌口の形状が似たやつは息の束の形なども同じですから気にする必要があまりないような感じですね。 どうも、普段出ているやつは、歌口の形状の似たものが並ぶような感じですね。面白いのは・・・ムラマツのTOKYOは3本ありますが、年代的にも近いものだと思いますが、歌口の形状がかなり違いますね。 まあ、1本は例のハイ・ウェーブ型のやつですから著しく形状が違いますが・・・私の所の3本のムラマツTOKYO。  左のような感じですね。一番上が、総洋銀製と思われる奴、真ん中が総洋銀製ので・・・一番下がSterlingSilverですね。ちょっと、写真写りが悪いですが、SterlingSilverの歌口は直線部分を含みますから、ちょっと雰囲気が違いますね。見たとおりに、音も違いますね。 まあ、好みの問題ですが・・・どんなのが銀の音と呼ばれるのか、私にはよくわかりません。確かに、傾向はあるようですが・・・あえて言えば、銀は響きが悪い・・・否定的な言い方かもしれませんが残念ながら・・・ 特に、アンプを使っている場合には・・・エコーもばっちりかけてやると、小さな音がきれいに出るフルートが音がよく聞こえますね。洋銀は小さな音が痩せないような感じ・・・？まだ、アンプを使っての実験は半ばなのでね・・・マイクやピックアップの使い方ってのは難しいですね。とくに、エフェクターなども噛ませると・・・組み合わせが多くてね・・・  この3本のメカニズムの方は見た感じではほとんど差はありませんね。どれも同じオフセットのカバードキイですね。一番下のがSterlingSilverなんですが・・・微妙に白いかな・・・大差はないですね・・・ コタケだけでも良いのですがね・・・ついつい・・・でもね。あ！これは違うぞ！ってフルートはあまり出会えませんね。確かに、ムラマツとサンキョウは随分と音の感じが違いますが・・・ムラマツは色々とありますが、基本的にムラマツの音がしますね。音の方向性の問題ですかね？ 段々差が小さくなっていくような？まあ、毎日のように色々なフルートを吹いていますからね・・・ しかし・・・何で、こんなに1本1本違いがあるのやら？フルートって変な楽器・・・ 2016.02.02 |
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