フルートをアンプに繋ぐには・・・？(4)

現在をうろうろ（1498）

　フルートをアンプに繋ぐには・・・？(4)

　さて、例によってフルートですが・・・マイクの固定法を色々と考えるわけですね。それに先立って、サンキョウのARTISTのヘッドコルクの丸ナットが緩んでいるのに気付いたんです・・・というか、ヘッドクラウンにガタがあって・・・なんだろな・・・

　ヘッドクラウンを緩めようとすると・・・中でコルクが回るんですね。あちゃ！頭部管に棒を突っ込んで抑え込んでクラウンを外すとコルクと反射板が落ちてきました・・・ゆるゆるなんですね。コルクは弾力があるので、丸ナットを締めれば良いのですが・・・穴付き丸ナット廻しなんって手元にあるわけない・・・熟慮の結果・・・また、時計の修理道具の出番です。腕時計のネジ式の裏蓋を外す奴・・・ただね・・・先の形状が問題でね・・・

　やってはいけないことをやっています・・・本来の回すための先端工具を外して、代わりにコースレッド・・・２ｘ４工法で使う木ネジを2本と本来の先端工具固定用のネジとは別の長いネジで固定・・・だって、細いのでね・・・固定ネジが届かない・・・

　あとは、丸ネジの穴に合うように木ネジの先端の位置を決めて回せば完璧！ちゃんとコルクは押し縮められて太くなってぴったりと納まってくれました。めでたしめでたし・・・時計用工具のほとんどがフルート用に転用されている・・・まあ、いいか・・・

　あとは、針入れ用のペンチが欲しいだけですね。どうやって作るかが問題なだけですけどね。

　まあ、頑張れば道具が無くても入れられないことはないようですが・・・ちょっと欲しいね。ネット上でも販売されているようですが、あまりにも良いお値段で・・・代用品があれば楽なんですが、作るしかないような気がしますね。リューターの薄い切断用のディスクで加工すれば良さそうな感じなので・・・近いうちに安いディスクを探してきてやっつけるとしますか・・・単に滑り止めのギザギザの無いラジオペンチに針の通る穴をあければ良いだけでも良さそうですが・・・ああ、穴をあけて割れば良いのか・・・

　考え始めれば、やり方は見つかりますね・・・ただ、良いペンチだと、硬く焼きが入っていますから、安物のペンチなら楽かとね・・・100円ショップへ行ったのだから切断ディスクを・・・買って来ればよかったのですが、後知恵でね・・・

　さて、100円ショップでマジックテープを買おうと思って・・・手芸コーナーだよなと思いつつ、なぜか電気関連のパーツコーナーへ・・・すると・・・嬉しいことに、コードを束ねるやつがあるんですね。そもそも、Shureのマイクのケーブルを束ねるやつを使っていたのですが・・・すっかり忘れていました・・・出来合いのがあるじゃん！というわけで、いくつか買って連れて帰ってきました。

　黒いのがShureの付属品と思しきもの・・・下の緑のやつが買ってきたやつ・・こいつを黒いやつに合わせて切れば良いわけです。勿体ないですが・・・フワフワの部分が6㎝にゴワゴワの部分が3.5㎝ですね。つまり、直径2㎝の物を結束するための長さに作られているようです。フルートの管の直径にほぼ等しいのでOKですね・・・

　とりあえず左の写真のようにケーブルを止めてみました。ヘッドの部分で1か所、樽の部分で1か所・・・

　現状ではこれで良いような感じです。左の手の甲の方を通し、右手の親指にケーブルをひっかけて吹けば良さそうですね。重心位置の問題を解決しないと・・・こりゃ釣具店へ行って板錘を・・・これになりそうですね。

　重心位置も何とかなりそうな感じですね。いや、ケーブルを左手に一回巻き付けても良さそうな感じですね・・・まだ、原状では決定版にはなりませんが、色々と試して吹いてみて構えやすい方法を考えれば良さそうです。

　銀か金のラメのマジックテープって無いかなとか・・・余計な事ばかり考えていますね。ケーブルを挟むことで、回り止めも利くので、これでOKという事にしましょう。あとは、米国から物が届くのを待てばOKですね。でも、なんとなく・・・中国からの出荷かもしれない気がしてね・・・？

　まあ、あと1週間ぐらいで届くはずですね。

　さて、次は、例の安物ワイヤレスマイクですが・・・ここの知見がちょっと役に立っているんです。ケーブルを挟むと回り止めになる・・・

　右のようになりました・・・上のやつと同じ長さに切ったものですが、管にぐるっと巻いて、端が止まったところで、クリップを挟んで巻き付けて固定・・・これだけだと、間違いなく回ります。そこで、仕掛けを・・・戸当たりの防音テープ・・・エチレン・プロピレンゴム製の粘着剤付き2.5ｍのテープが100円ショップにあったので、そいつを買ってきたわけです。1.5㎝しか使わないのに・・・

　とにかく、左の写真のように巻き始め側の端に張り付けてあります。これでクルッと巻けばOKというわけです。

　まあ、これでも十分ですが、多分・・・ソプラノサックスのリガチャーにすると思いますがね。ただ、これでも不用意には回らなくなりますからそこそこの実用性がありそうな感じですね。このマイクは軽いし、ケーブルも問題にならない重さのようですから、これでOKでしょう。

　DVDカラオケのプレーヤーに繋いでいますが・・・まあ、問題はそれほどないですね。自分の体が送信機と受信機の間に入るとノイズが出るとか、ちょっと、ヒスノイズが乗るとか問題はありますが・・・2000円弱のワイヤレスマイクにしては上等ですね。それに・・・なんといっても、カラオケDVD再生機に繋ぐとエコーがかかるのが良いですね。

　さて・・・実は・・・カラオケ屋へ・・・LiveDAMへ繋いで精密採点やってみました・・・1曲通してなんて吹いたことが無いのでね。AIのStory・・・ボロボロでした・・・86点、余裕が無くてビブラートなんかかけられませんでした・・・ひどいものです。歌っても同じぐらいですね。さすが、業務用の機材のエコーやメカニカルノイズを除去する性能は、DVDカラオケのプレーヤーより数段上ですね。とりあえずついていくのでやっとですが・・・まあ、面白いね。

　ああ、よく遊んだ・・・これからは、通しで1曲をちゃんと仕上げるように努力しましょう・・・ガイドボーカルに合わせて吹くのも良いかもしれない・・・まったく、何をしているのやら？ああ、良く騒いだ・・・

2016.01.14