山積する問題と他人任せにできず自ら対峙しなければならない問題もある・・・？

現在をうろうろ（1491）

　山積する問題と他人任せにできず自ら対峙しなければならない問題もある・・・？

　ふと、日本らしい日本ってのはどんなものなのか？偉大なる安倍晋三閣下の示される「日本らしい日本」ではなく・・・多分、誰かが始めて上手くいくと、みんなで追従してしまうという・・・隣百姓みたいな感じですね。1つの村に、徳農家がいて常に努力の成果を示していると、それをひたすら真似をして成果をあげるというやつ・・・輸出だ！と言えば、輸出商品の開発を挙って行うとかね。

　だから、同じ業態のメーカーが何社も並立する形で日本の経済を牽引してきたような気がしましたが・・・近頃は、その牽引するものがいないような感じ・・・空虚な「この道しかない！」・・・日本らしい日本だったら、その道を具体的に示したら迷わず邁進するはずですからね・・・戦争だ！と言えば戦争へ向かってひた走る・・・小さな機関車の群れが大きな力を発揮する・・・たった一人の小さな晋ちゃんと違ってね。いつまで、取り巻きがついて回るのやら？それほど長くないような気がします。

　だって、G7サミットの議長、日中韓のサミットでも議長ですからね・・・世界最高の論客や、東洋最高の論客を相手に議長を張らなければならないなんって・・・可哀そう・・・根回しの通用しない本気の首脳会談ですからね。何が出てくるかわからない・・・サミットの開催期間中にだって何かが起こって、G7の首脳で対応しなければならないような事態が起こるかもしれませんからね。代役や事前の根回しができずに孤軍奮闘することしか許されないような状況に、あのお腹が耐えられるとは思えない・・・

　残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下は2014年のオバマ大統領の訪日の際の精力的な動きに完全に付いて行けていないですからね・・・1000人ものスタッフを連れての訪日、そして・・・ロシア制裁を日本から電話会談を行い、日本とカナダはなぜか事後承認・・・

　オバマ大統領は寿司屋で外交を行おうとして、関税率などを頭の中に叩き込んできましたが・・・偉大なる安倍晋三閣下の無知の壁で遮られ、難しい話は何もできないことがばれてしまいましたし・・・これ以降、アメリカ様は・・・事前にすべてを決して、偉大なる安倍晋三閣下とは交渉は行わず、儀式を行う事になったので・・・ケミストリーがどうのこうのは解消されたかに見えたわけです。

　無知で、話の合う人間とだけしかお話しできない可哀そうな人間であると、トリセツに書かれ、それが広く流布しているような感じですね。2014年の欧州への巡業でも無知を随分とさらしていたようで・・・調整のためか、レストランのドタキャンをやって顰蹙を買ったりと大変でしたね。報道各社の予定稿による記事は随分と否定された結果になったようですからね。これには私も驚いたのでね。日本の報道の速報性の高さは・・・基本的に政治屋の前日のハッタリ発言の集積でカッコいい予定稿を作り上げて、それを発表、内容が違っていると続報が無いだけ・・・TPP関連の報道では、このハッタリ報道の禁止が政府の方から指示が出ましたからね・・・課長級の複雑な交渉を大臣がやってるんだ！お前らなんかに公開したって、その内容すら理解できないだろう！て感じのやつでしたね。

　今の日本が低迷しているのは・・・指導的立場にいるはずの人間たちが、指導できずに・・・道が示せない・・・道を示し、その道を納得すれば・・・日本らしい日本は、それに向かって邁進するはずなんですがね。内需拡大とか名目GDP600兆円では・・・

　一億総賃仕事社会は・・・こいつは、放っておいてもみんな働きますね。ダグラス・有沢の法則の範囲内で・・・段々、家計が苦しくなる中で賃仕事を求めるしかない。余暇を削ることで賃仕事・・・家庭内でも仕事はいっぱいあるから余暇ばかりではないのだがね。まあ、偉大なる安倍晋三閣下のような生活では・・・家の中では余暇しかないのかね？それとも、家庭は楽しい場所ではないとか？この可能性の方が高そうですね。

　さて、日本はどうなるのやら？やはり、単純な解決法としての戦争で・・・ガチャガチャにして放り出すのかね？日本らしい日本の決着の付け方・・・なんとなくね。だって・・・道が示せませんから・・・いつも、戯言のような話ばかり・・・安倍を殴りに行くはずの不良が、麻生君に殴りかかり、殴られるはずの安倍がどうして、麻生君を助けられるのか？馬鹿じゃないかね？目的意識が無いのが「日本らしい日本」のようですね。

　結局、名目GDP600兆円への道のりに関しても何も具体的な内容を示していないから、3.5兆円のバラマキで終わるわけですね。3.5兆円の減税の方がありがたいのではないかと・・・ふとね。日本を豊かにしている気配はまるでないわけですから・・・ただ、あと10兆円の税収が欲しいだけのようですからね・・・紙幣の紙屑化は？

　財政もガタガタだし・・・北朝鮮のミサイルが怖くて仕方ないのだろうし、その上、少女像も怖いと来ている・・・何で、価値の転換が図れないのかね？不思議でならないのだが・・・まさか、政府は赤線の復活を考えているのかね？それならわかるけど・・・戦前の社会の再構築ならね・・・占領政策の中で押し付けられた売春防止法・・・

　ジブリアニメ映画の「風立ちぬ」の一シーン・・・左のやつ、シベリアを貰うことなく立ち去る子供たち・・・偽善とかそういった物ではなく、人さらいの恐怖でしょうね。

　実際に人さらいが横行していたかは不明ですが・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 花柳の顧問　こういった本には誘拐の場合の対策などが示されていますから、可能性はありそうですね。国立国会図書館デジタルコレクション - 人買ひ船露領漁場労働者は如何にして積出されるか　まあ、人買いだか、周旋屋なのか・・・その実態は良くわかりませんがね。戦前は、借金の形に人が取られたようですからね・・・働いて返させる・・・事実上売られて行くわけですからね・・・

　そういった、世界をもう一度作りたいのかね？ある意味、将来の日本にも、悪辣な政治屋の手を逃れるために、あの少女像が必要になる日が来るかもしれないですからね。国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果　人身売買　多くの記述がありますね。売春ばかりが搾取、非人道的な強要とは限らない。徴兵だって・・・ああ、あの少女像の脇の空いた席には、徴用・徴兵など国家によって未来を無理やり変えられてしまう少年を置いても良さそうですね。何でも、意味付けが問題になるだけですから・・・あの像は悪くないと思うのだが・・・でも、偉大なる安倍晋三閣下などには恐ろしいのでしょうね。

　ふむ、余計なものを調べ始めてしまった・・・

　国立公文書館アジア歴史資料センター　国際連盟婦人児童問題一件／東洋ニ於ケル婦女売買実施調査ノ件第一巻
　国立公文書館アジア歴史資料センター　国際連盟婦人児童問題一件／東洋ニ於ケル婦女売買実施調査ノ件第二巻
　国立公文書館アジア歴史資料センター　国際連盟婦人児童問題一件／東洋ニ於ケル婦女売買実施調査ノ件第三巻
　国立公文書館アジア歴史資料センター　国際連盟婦人児童問題一件／東洋ニ於ケル婦女売買実施調査ノ件第四巻
　国立公文書館アジア歴史資料センター　国際連盟婦人児童問題一件／東洋ニ於ケル婦女売買実施調査ノ件第五巻
　国立公文書館アジア歴史資料センター　国際連盟婦人児童問題一件／東洋ニ於ケル婦女売買実施調査ノ件第六巻

　興味深い史料群・・・六巻の分割3が興味深い・・・国際委員と日本政府の問答ですね・・・他にも「おもてなし」にかかった費用のリストなどもあって・・・なかなか大変ですね。国内の書籍に書かれていることと随分と差があるような気もするが・・・そのうち精査するのも良いでしょう。他には史料は・・・

　まあ、我が国の「おもてなし」は基本的には遊郭などで発達したわけですから・・大正15年の段階での請願書を見ると日本人が2万人も海外で営業している・・・こんな状況ですからね。

　自国民を醜業に就かせることに対して規制を行いえない政府が、外邦で規制ができるわけないわけですからね。そういえば、事実上の人身売買ってのは、現在でも存在するようで・・・噂ではね。

　さて、偉大なる安倍晋三閣下はどのように考えて、どんなふうに行動するのかね？確かに、この時代は国法によって売春が認められていたことは確かで、この時代の法の支配では・・・法の支配に則って営業が認められ・・・様々な書類で、その身柄が押さえられていたことは間違いないし・・・親によって売り飛ばされた娘も存在するし・・・

　地方によっては、行儀見習いと称している所もありますからね。確かに、「おもてなし」文化の継承を行っているのだろうと思いますが・・・しかし、貧民が増えると・・・冗談抜きで、少女像が必要になるかもしれないね。社会の底辺を食い物にする政治屋などが現れてくるわけだから・・・すでに、ドル換算すると、日本の資産の評価額はちょっと前の3分の2ですからね。これで、プライマリーバランスの改善だってさ・・・まだ、借金を積み上げているのに・・・大体、収入と同じだけの借金を借り換えだと言っても・・・金が無いのに・・・馬鹿じゃないかね？

2016.01.11