アベノミクスの成功？庶民は既に、生活防衛に走っているか・・・？

現在をうろうろ（1486）

　アベノミクスの成功？庶民は既に、生活防衛に走っているか・・・？

　あれ？だめじゃん・・・日本経済新聞　電子版　セブンとファミマ、定番好調で経常最高益　３～11月　マズいパターンじゃないかね？

　セブン＆アイ・ホールディングスとファミリーマートが７日発表した2015年３～11月期の連結決算は、経常利益がこの期間として、そろって過去最高になった。おにぎりやサンドイッチといった定番商品の販売が好調で既存店売上高が増加した。相次いで投入したラーメンなどの新商品も収益を押し上げた。

　これって、私のような貧民が増加しているという事ではないかと・・・私は、もっと先へ行っていて・・・日々おかゆの生活ですが・・・すでにコンビニなど高価な店舗に行く余力が無いですからね。私の体力はあるんですが、お財布が腹下しで、体力が落ちていて出不精になっているのでね。おにぎりを2個とかそういった生活・・・よくやっていましたね。原チャリで旅行・・・安上がりな旅行ですがね。北海道とか良く行ったんですが・・・という事は、ファーストフード等の売り上げが落ちてきているとか？2015年11月度外食産業売上マイナス0.5％…5か月ぶりに前年比マイナスを計上 - ガベージニュース　どうやら当たりのような？

　アベノミクスの成功を叫んでいても、実際にはこんな事が起こっているわけですね。胃袋の容量は変わらないから、何かが増えれれば何かが減るという単純な話ですね。明らかに、安価な麺類へシフトしている・・・金持ちの動向は変化なしという事ですかね。

　食生活に貧困が現れている・・・もうじき手作り弁当が最盛期？そうなると、後がない・・・家事労働の生産性の問題に行く着くことになるかもしれないですね。支出を削るには・・・家から出る人間の数と時間の抑制の方が効果が大きいことは自明・・・食料品の総量は変えられないが、家事労働の付加価値性の高さが表面化する・・・やがて、歩いたり自転車での買い物が流行るようになる・・・人力の威力がいかんなく発揮され・・・歩きなら、運べる総量は車で出かけるよりも小さくなるから節約につながる・・・歩けば健康になる・・・何だか落語の質屋ネタみたいだね・・・衣類も質に入れると連れ立って出かけられなくなる・・・

　どうせ、車で片道5分は往復でガソリン代200円相当かな？短距離は燃費が悪いから・・・こういったところも削るようになるかも？・・・日本人の節約好きを理解していない、偉大なる安倍晋三閣下か・・・まあ、寄生虫のような生活ですからね・・・生活の実感が無いのではないかと・・・生活者は必死なのだよ。決まった額の金の有効利用を日夜考えている・・・豊かさはその中で生まれてくる・・・

　私なども、サービスになるべくお金を使わず、現物として残るものしか買わないようにしていますからね・・・そして、出来るだけ大切に有効に使う事を考える・・・延命が利くのなら目いっぱいの延命・・・簡単には捨てたりしない・・・得意技ですね。しかし、残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下はその辺りが分かっていないようです。

　2015年4月の訪米・・・時間の使い方、米国政府からの書類に目を通していないとか・・・ありえないことをやっている。サプライズと称する奴に随分と助けられている事に理解しているのだろうか？

　どうやら、やっと野党は、偉大なる安倍晋三閣下の虐め方を見つけたようですね。代表質問─荒い言葉で批判する総理、しっかり議論していく　何も考えずに、原稿を読んでいるだけだから・・・そして、政策そのものが論理によって構築されたものではないから・・・答えられない・・・この状態が続くと、どこに向かって切れるかが微妙ですね。政策立案者＝原稿書きの方へ向かうか、野党に対して本気で切れるか・・・

　さらに、この状態でG7各国への根回しへ行くのに、根回しが上手くいかない上に、毎回、財政などに関する質問が出るようだと・・・多分、お腹が持たないような気がしますがね。論理を馬鹿にして、感情に訴えても・・・それは、残念ならが、税務署の役人や借金取りには無力ですからね。冷静な金勘定の鬼のような奴には通用しない・・・

　残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下の叫ぶ大和ダマシは、論理に立脚しないから弱いのでね。虜人日記　博物館　３２才のエンジニアが戦地で残した奇跡の記録　こういった人が真に強い人間なんでね。残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下はどんな肩書がついていても、弱い人間に過ぎない・・・信念に生きていないから、自らはそれを振り回しますが・・・残念ながら・・・平成27年12月16日第４９回自衛隊高級幹部会同　安倍内閣総理大臣訓示平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　ここで述べられている真理・・・

　「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」
　フランスの哲学者アランの言葉です。
　道を切り拓くのは、いつの時代も、「意志」の力であります。どうか、強い「意志」を持って、それぞれの持ち場で、自衛隊の果たすべき役割を全うしてほしい。

　意志、強固な意志は何に基づくか？必勝の信念ですね・・・論理的に構築された必勝の信念は強い、この道を進めば絶対に勝てる！・・・偉大なる安倍晋三閣下の「この道」は単なる言葉に過ぎないから・・・手段の有効性についての確信が持てないから意志はすぐに萎える・・・自明・・・アランの言葉の意志は・・・信仰と置き換えても大差はないですね。だから、イスラム教徒は簡単には屈しない・・・死も恐れない、神の栄光とそれによる信念が生み出す強い意志・・・宗教には勝ちにくい・・・自明。

　だから、私が気にしているのは・・・偉大なる安倍晋三閣下がサミットの議長を滞りなく務められるか？かなり疑問ですからね。収拾がつかなくなって、語気荒く法の支配や中国や北朝鮮の一方的非難の非建設的な演説でもすると、間違いなく呆れられるに違いない・・・議長は演説などしている暇はない・・・

　しかし、どう見ても議長って器でない、偉大なる安倍晋三閣下は、根回しで台本を作り上げさせて、その台本に沿って・・・あらかじめ確定したサミット首脳宣言を先に書き上げたいのではないかと・・・株価の下落による世界情勢の変化、北朝鮮の水爆保有への前進、中国の南シナ海支配の現状、日中韓のサミットの議長もあるし・・・G7サミットの行方次第というか・・・最低限、恥をかかないようにするにはどうすれば良いかが問題ですね。どう考えても・・・世界最高の論客にその場で対抗できるような、偉大なる安倍晋三閣下には見えないのでね。

　これから、財政再建と実体経済の扱いで苦しむことは自明、さらに、出来そうもないことが判明している議長をどのようにこなすのか・・・G7の議長が上手くいかなければ、当然、恥をかくことになる・・・従って、選挙にも大きな影響を与えることになりますからね。

　日韓関係も多分、再び以前の状態に戻るのでは？参院代表質問：安倍首相、慰安婦問題「法的には解決済み」 - 毎日新聞　自らにとって都合の良い法の支配がってのが大好きですから・・・法というのは、その存在によって、弱虫を獅子のようにする機能がありますから・・・

　安倍晋三首相は７日、参院本会議での各党代表質問で、慰安婦問題の日韓合意に関し「日韓請求権協定により、法的には完全かつ最終的に解決済みだとの立場には今回の合意でも何ら変更はない」と説明した。
　首相は「人道的見地からの解決か、政治的見地からの解決かといったさまざまな見解があったが、今回の合意は解決の性格に関する議論に終止符を打つ」と述べ、「日韓両国で力を合わせて日韓新時代を開いていきたい」と意欲を示した。

　赤字の部分・・・法的には完全かつ最終的に解決済みだ！と叫んでも・・・法ってのは最低限のルールにしか過ぎないから・・・その下の感情的なものに関しては何一つ解決できていないことを理解しての発言ですね・・・こういったところに法に頼る事しかできない弱虫が現れる・・・従って、議論に終止符を打てるわけがない・・・従って、偉大なる安倍晋三閣下は一人で、韓国旅行は怖くてできない状態が続くわけですね。可哀そうな偉大なる安倍晋三閣下・・・小さな晋ちゃん・・・法がすべてではないのだよ。普段、国民の感情をいい加減に口先で弄んでいるとどうなるのやら？

　「日本らしい日本」は諸刃の剣なのだよ・・・だまされた、馬鹿にされたと思われた瞬間に変わるのだから・・・中国人はある意味よく研究していますね・・・参院選、「9年目のジンクス」を迎えた安倍氏-安倍,ジンクス-東北サイト日本語　この観測の・・・

　テンプル大学ジャパンキャンパスの政治学者のロバート・デュジャリック氏は、「有権者は代わりがいないと感じている。これは安倍首相の最大の武器だ」と指摘した。

　一部の観測筋は、分裂し弱体化した野党が安倍政権を脅かしていないことを、その重要な原因として挙げた。ゆえに今年の参院選後も、安倍首相が政権を握り続ける可能性が高い。

　だから、世界の檜舞台のG7サミットの議長としての手腕が問題になる・・・小さな晋ちゃん・・・であることがばれたら・・・できるんだ！できるんだ！平成27年3月18日 JFKシンポジウム「ケネディ大統領のトーチ～引き継がれるその遺産～」における安倍総理スピーチ平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ

　東京オリンピックの開催を節目に、あのころは日本自体が、成長へひた走っていました。日本は、「できるさ」、「できるさ」と言って駆け上がる、あの「小さな機関車」の心境でした。
　夢を見る、その力で、JFKのアメリカは、世界中、多くの人々、国々を、引っ張ったのだと思います。

　国を牽引するには余りにも非力なエンジンなのではないかと・・・仕様を越えた力を発揮することは困難・・・それに、小さな機関車の絵本は東京オリンピックの時代じゃないのだよ、30過ぎで子供がいないのに何で絵本なのだか・・・？愛読書かね？・・・さらに

　平成25年4月3日第４７回国家公務員合同初任研修開講式　安倍内閣総理大臣訓示平成25年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ

　「徳川幕府は、なぜ滅んだのか」かつて幕府の役人でもあった福地源一郎は、維新の後、その真相を書き残そうと努力しました。その著書「幕府衰亡論」の中で、福地は、小栗上野介の次の言葉を引用しています。

　「一言を以て　国を亡ぼすべきもの　ありや、『どうかなろう』と云う一言、これなり。幕府が滅亡したるは　この一言なり」

　国家の一大事に直面しながらも、「どうにかなるだろう」という根拠のない期待を持ち続け、決断できず、行動を起こせなかった、当時の徳川幕府の状況が、ありのままに描かれています。

　安倍政権は、なぜ滅んだのか？「一言を以て　国を亡ぼすべきもの　ありや、『どうかなろう』と云う一言、これなり。安倍政権が滅亡したるは　この一言なり」　2020年ごろまでに、頑張る！また、実施に当たっては新たに立法措置を行って、税や予算を駆使して支援する。・・・がんばれ～良い案があれば横展開・・・無策なのね・・・

　どうも、様々な引用文が偉大なる安倍晋三閣下の演説に現れてきますが・・・果たして、自らの見識によるものなのか疑問ですからね。

2016.01.08