現在をうろうろ(1473)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の平成28年年頭所感は・・・?(4)

 どうも、嘘とハッタリでは切り抜けられないような事態のような気がしますが・・・平成28年1月1日 安倍内閣総理大臣 平成28年 年頭所感 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 随分と楽観的ですね。よほど強い信念の源泉となる策があるのでしょう。私は、策が無ければ強気にはなれないと思うのですが・・・?最初から設計図があるような、簡単な課題ではありません。困難は、もとより覚悟の上です。走ってから考えるなんって・・・どうして、これから楽観論が生まれるのか?まさか、単に壮語に酔っているだけ?それとも、自分の代わりに政策を立案する下々に対する絶対の信頼がこれを言わせるのか?他人任せでこれができるのは・・・考えたくもないね・・・まあ、みんな目隠しをして走ることになるね。大丈夫かよ・・・?

 まあ、「日本らしい日本」では、このような発言は勇壮さを示すから、好意的にみられるのかね?なんだか、悲壮感の方が強いのだが・・・借金の山という巨人に挑む小さな機関車か?無策ではね・・・ポケットに石でも隠しているのか?借金取りを倒しても借金は無くならないからね・・・札束の山が必要ですからね・・・

 不透明さを増す世界経済、テロとの闘い、貧困や開発の問題、さらには、気候変動。世界は、常に、様々な課題に直面しています。より良い未来、より良い世界を築くための、国際社会による挑戦に、終わりはありません。

 ふむ?不透明さを増す世界経済・・・日本は大きな影を落としているんではないかと思いますが?国際公約はどうなっているのやら?2014年の5月の欧州での首脳会談の話の半分ぐらいは、なんだか・・・予定稿の報道であったような感じだったしね。そこで話されてた物は、どのくらいの実現できたのか?

 2014年の国際公約は年末の衆議院選挙で解消したみたいでしたけどね・・・2015年は、新しい政策という新3本の矢を掲げましたが・・・単なる的を掲げただけ・・・道はまるで示していなくて、2020年ごろまでに、頑張る!これだけですからね。日本の「カイゼン」ってのは、国のレベルでは、閣僚辺りがやるものになるのでしょうが・・・閣僚は能力が不足していて・・・やはり、偉大なる安倍晋三閣下の原稿書きの域を出ないというか・・・一体みたいですからね。しかし、原稿書きは・・・選挙演説までの能力しかないようですね。従って・・・道が示せないという事でしょうね。ゲッペルスの方が、その点では優れているのでは?ナチ政権には、ちゃんと示せる政策があった・・・だから、道を示すことができた・・・それが良い道であるか悪い道であるかの問題だけですね。当時のドイツの世論は、それが良い道であると信じて・・・邁進した結果ですからね。

 まあ、偉大なる安倍晋三閣下は、道を示していないからOKか?しかし、問題は「日本らしい日本」は・・・追い詰められると切れる・・・ただ、むちゃくちゃに戦争がしたくなったりするのがね。報道が戦争への雰囲気を醸成するのでしょう・・・そして、切れる・・・そんな感じですね。近頃の偉大なる安倍晋三閣下の演説は、戦前の詔勅に近いですね。非常に大雑把。まあ、大綱を示して、微細にわたらない方が有難みが増すような気がしますがね・・・しかし、お立場が違うのでね。臣安倍晋三とは格が違う・・・実務担当者の頂点なのですからね。実務ができない実務担当者・・・

 これに関しては、2014年4月のオバマ大統領との鮨屋での会談で証明されていて、これ以降、首脳会談の実質的な当事者適格は無いものと、偉大なる安倍晋三閣下のトリセツに書き込まれたようですからね。今やっている交渉の基本的な税率などすら知らないことがばれた・・・続く、訪欧ではEUの役割とEUの国々の関係に関しての知識がまるでないことをあちこちで示していますからね。EUの本部がその国にある事は、その国が、EUのその分野を率いているわけではない・・・首脳会談で持ち出して、お門違いだからEUの本部でその話をしてくれとかね・・・そういった事がいっぱいありましたからね。

 結局は、あまり知識が無い連中がワイワイ騒いで、責任者不在で実施・・・走り出すと3000億円の話が1兆8000億円になったりするだけの話・・・責任者不在ですから楽しいでしょうね。ただ騒いでいるだけ・・・資金計画からきちんとやっていればね。どうやら、政治屋諸氏は金は無限に湧いてくると勘違いしていたようですね。その結果が1200兆円の借金の山ですからね。これでは、世界経済どころか、日本経済の先行きなど不透明を通り越して真っ暗ですね。税務署の役人と借金取りは必ず来る・・・

 テロとの戦いも・・・日本は先陣を切るのでは?だって、価値観の異なるものには耳を貸さず、平和は勝ち取るものであると叫んでいますからね。価値観が異なるものの意見を聞こうとしないから、それに対して聞かせようとするものは、過激な手段を取って聞かせようとする。それに対して、聞く耳持たずに、平和は勝ち取るものであるとすれば、戦争で、力に対しては力で対抗して勝ち取ることになるのでしょうね。価値観の異なるものには耳を貸さず・・・ソフトパワーの発露である対話は存在しない・・・偉大なる安倍晋三閣下は、普通のお話ができない・・・だから、オバマ大統領が鮨屋から出てくる時の追うような感じで鮨屋から出てくる・・・会談後の習国家主席の呆れ、憐みを表情で示し・・・そんな風になる。

 貧困や開発に関しては・・・日本は貧困にあえぎつつあるのでは?異常な円安の結果は、ありったけの富が日本大安売りで破格の値段で流れ出していく・・・爆買いによって流失している日本の富は?1ドルで、ちょっと前に80円分の価値の流出が今や120円ですからね。1.5倍の富が同じドル紙幣で流れ出していて・・・偉大なる安倍晋三閣下はご満悦なのですから。日本からの富の流出がなぜそんなに喜ぶべきことなのやら?さて、開発の方は・・・? どうやら現在、日本では開発は実質的に禁止されているようですからね。

 大きな人口の地方への流入は票田をかき回すことになると、政治屋諸氏は認識しているようですからね。開発は、環境保護の観点で基本的に禁止かね?現実には、開発行為を行わないと、富の生成は困難、農業の6次化とかやっていますが、工業を農場内に起こすようなものですからね・・・基本生産量の足かせがあって、大規模化できないような6次化では単に、忙しくなるだけではないかと・・・地方で工業を興す事がいつから日本では止まったのかね?失われた20年の名で示されていますが・・・

 失われた20年って・・・多分、慢性的な電力不足に至った時からではないかと思います。夏の慢性的な電力不足のおかげで、7月末から9月の初めまでの、特別な電力契約・・・使用上限の引き下げによる安価な電力、これにより、電力を要する工場はガスタービン発電機を導入・・・この、特別契約期間は、ガスタービンを8時から5時までの間全力運転・・・これによって、買電を押さえて電力料金を浮かせ、発電機の減価償却と燃料代が出る・・・

 しかし、電力の自由化が進む中でもう一つの動きが出ていますね・・・それは、ガスタービンからディーゼル発電機への転換の動きですね。電力自由化で、今までの契約とは変わる・・・従って、ガスタービンのメンテナンス費用が出るかどうかの問題・・・定期点検には莫大な金がかかる・・・ディーゼルエンジンの方がメンテナンス費用が安い・・・ガスタービンの、LPGからLNGへの転換、そして、その先に軽油で動かすディーゼル発電機・・・環境に対しては後退ですが・・・不透明な未来に対する投資ってのはこんな風になる。

 気候変動に対抗しての、石炭火力の廃絶、そして、石炭その他の化石燃料の消費の削減・・・偉大なる安倍晋三閣下の頭の中には、十分な知識はあるのかね?伊勢志摩サミットの議長ですからね。

 そうした世界の中にあって、日本は、しっかりとリーダーシップを発揮してまいります。
 最後に、国民の皆様の一層の御理解と御支援をお願い申し上げるとともに、本年が、皆様一人ひとりにとって、実り多き、素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。


 残念ながら、偉大なる安倍晋三閣下の能力の限界に関しては、既に世界が知ることになっているのではないかと・・・まあ、国会内での振る舞いからすると、どうも、しっかりとリーダーシップを取れそうにもないような気がしますが。ヤジが飛ぶと議長様におすがりする・・・話しかけられると演説が途切れる・・・人に対する対応能力が・・・大丈夫かね?本年が、皆様一人ひとりにとって、実り多き、素晴らしい一年となりますよう、努力して欲しいのだが・・・お祈りになっちゃうのね。祭主様かね?祈りのために税金を払っているのではないのでね。実りある政策が打ち出されないと・・・少なくとも、下関の経済位は何とかしてやらないと・・・下関が稼げる街にすることぐらい、少しは考えてやらないと・・・長州出島の活用などは、国の政策の範疇なのでは?

2016.01.04

  

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