2015年内外情勢調査会での首相講演・・・？(2)

現在をうろうろ（1449）

　2015年内外情勢調査会での首相講演・・・？(2)

　さて・・・平成27年12月14日内外情勢調査会２０１５年１２月全国懇談会安倍総理スピーチ平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　凄く長いね。さっさと眺めないと、年内に終わらなくなっちゃいそうですね・・・困ったものだ・・・

　若干遡りますが、ゴールデンウィークには、米国の上下両院合同会議において、日本の総理大臣として初めての演説を行いました。
　かつて戦火を交えた日米両国は、今や、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値で結ばれた「揺るぎない同盟国」となり、その絆は、現在、かつてなく強固なものとなっています。

　はいはい、またこれか・・・日米両国は、今や、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値・・・共有してるかね？少なくとも、人権に関しては、偉大なる安倍晋三閣下は共有していないと思われますからね・・・【安倍首相独占インタビュー（上）】「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」 - 産経ニュース

　首脳会談の前日、オバマ大統領から突然の提案があって、ワシントンD・Cのリンカーン記念堂を2人で訪問しました。記念館の壁面には、第十六代合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの有名なゲティスバーグの演説と、再選された際の就任演説の内容が刻まれていました。

　「人民の、人民による、人民のための政治」という民主主義の根本原理を示すフレーズで世界的にも有名なゲティスバーグ演説ですが、実際にはわずか二～三分程度の短いスピーチで、演説当時はほとんど評価されなかったそうです。オバマ大統領からそう紹介されましたので、「政治家は演説を評価されなくとも気にする必要はありません」と申し上げておきました。

　正しい答えではないと思いますがね・・・

　その後、リンカーン記念堂から近くにある第二次世界大戦メモリアルに移動しました。この記念碑は屋外にあります。リンカーン記念堂の建物を出て明るい太陽の下を第2次大戦メモリアルに向かいながら、陽の光の織りなすコントラストに、私は和解から新たな未来へと日米同盟が歩み始めたことを実感しました。

　ゲティスバーグ演説・・・これって、戦死者の話ですからね・・・人民の、人民による、人民のための政治という理念のために命を落とした人・・・多分、オバマ大統領にはあきれられているのではないかと・・・心配です。アメリカの理念を理解していない・・・アメリカンセンターJAPAN　アメリカ合衆国憲法　と、特にこれに続く修正条項は一読しておく必要があると思いますがね・・・酷く古臭いですがね。携帯電話どころか、電信すらない時代の憲法ですがね・・・

　通常国会では、戦後最長となる延長を行い、平和安全法制を無事成立させることができました。
　「戦争に巻き込まれる」といった無責任な批判が行われました。自民党は、今年、立党６０年を迎えましたが、安全保障政策を論ずるたびに、同じようなレッテル貼りが繰り返されてきました。
　しかし、日米安保条約の改定、ＰＫＯ法の制定。自民党の先人たちは、そうした批判を恐れることなく、たじろぐことなく行動してきた。そうした責任ある行動が、戦後７０年にわたって我が国の平和を守り続けてきた。そのことは、歴史が証明しています。

　無事成立ね？なんだか強行採決に見えたし・・・まあ、仕方ないね「泣く子と地頭には勝てない」そういったお国柄ですから・・・戦争に巻き込まれるよりもっと恐ろしい・・・戦争を始められる国になったような気がしますからね・・・平和を守るために戦争をする！多分ね・・・「日本らしい日本」は・・・戦争に備える国はあるが、戦争のために備える国は無いのだよ・・・戦争へ出かけるための法を作り出したんですからね・・・そして、日本には前科があるのでね・・・あいつは人殺しをしたことがあるのに、また刃物をいじってるぞ・・・怖い怖い・・・安倍首相、軍事外交で「特殊」な同盟関係を構築-安倍,軍事外交-東北サイト日本語　あちこちで心配していますね。

　果たして・・・責任ある行動が、戦後７０年にわたって我が国の平和を守り続けてきた。のか？単に、戦争を仕掛ける国が無かっただけでは？戦争を仕掛ける国があると戦争が起こる・・・日本は明治以降、どれだけ出兵をしたかな？

　私たちもまた、先人たちにならい、切れ目のない対応を可能とすることで、抑止力を高め、国民の命と平和な暮らしを守リ抜く。その法的基盤を築くことができました。子や孫の世代のために、しっかりと責任を果たしていくことができた。そう確信しています。

　軍拡を進め、抑止力を高める？対話を進めて、価値観の共有の範囲を広げるのが正しいのではないのかね？御自ら懸案があるからこそ、首脳同士がしっかりと対話することが重要である・・・そして、行動に自制を働かせ、武力による威嚇又は武力の行使には訴えないこと・・・抑止力って？武力による威嚇の一種じゃん？手を出したら噛みつくよ！どうも、偉大なる安倍晋三閣下と私では言葉の理解自体の共有がないようですね。

　武力によって、何かを行わせることも、行わせないことも・・・武力による威嚇だと考えちゃうのでね。抑止力って・・・力じゃん！立派な人間や、正義や信義を重んずる人間には手は出しにくい・・・さらに、武装していなかったら・・・拳を振り上げ喧嘩を仕掛ける大義もない・・・首脳同士がしっかりと対話することが重要というか、この道しかないが・・・別の道の抑止力を欲しがるわけね。

　偉大なる安倍晋三閣下は普通の会話ができないので、非常に危険なんですね・・・残念ながら。そして、切れ目のない対応を可能とすることで、抑止力を高め、国民の命と平和な暮らしを守リ抜くために、国民を兵士にして平和のための戦いを始めることになる・・・法が命ずるので、宣戦布告・・・悪いのは僕じゃない・・・

　ああ、戦争を始めるための内閣として東條英機に大命が下り、成り行きで商工大臣になりました。しかし、戦争が始まるとは思っていませんでした。悪いのは僕じゃない・・・時代でした・・・岸信介かね？

　切れ目ない対応で戦争を始められてしまうのは困りますね・・・法が命ずるので・・・急急如律令・・・律令は手続法ですから、途中での人による斟酌が無いので早い・・・三要件が成立したら、直ちに宣戦布告を行うものと定める。・・・三要件が揃ったので、直ちに動員、法の規定により宣戦布告、出兵！途中で止める手段がないのでね・・・急急如律令・・・

　８月には、戦後７０年にあたって総理大臣談話を閣議決定いたしました。
　３年前の政権発足以来、ことあるごとに、マスコミの皆さんから質問を受けてきたテーマですが、今や、この談話が話題にのぼることは、ほとんどありません。
　私は、それが、何よりの「成果」であろうと考えております。

　ふ～ん・・・演説当時はほとんど評価されなかったそうです。・・・平成27年8月14日安倍内閣総理大臣記者会見平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　精査しましたっけ・・・「私たち」は21回使われ、そのうち「私たちは」は9回、「私は」は2回ですね・・・個人の信念を語っているのではない・・・閣議決定の建前ですね・・・「政治家は演説を評価されなくとも気にする必要はありません」・・・以前の問題かと思われますが？

　というわけで・・・私は＝偉大なる安倍晋三閣下は

　冒頭、私は、21世紀構想懇談会の提言を歴史の声として受けとめたいと申し上げました。同時に、私たちは歴史に対して謙虚でなければなりません。謙虚な姿勢とは、果たして聞き漏らした声がほかにもあるのではないかと、常に歴史を見つめ続ける態度であると考えます。
　私は、これからも謙虚に、歴史の声に耳を傾けながら未来への知恵を学んでいく、そうした姿勢を持ち続けていきたいと考えています。
　私からは以上であります。

　冒頭に述べた言葉と、本体に見えるのは誰かが無難に仕上げ、耳を傾けたもの・・・を読んだだけで、私については最後の部分だけ・・・これだけですね・・・上の分の太字部分だけが・・・これしか述べていないのでは・・・「政治家は演説を評価されなくとも気にする必要はありません」・・・1・2分にも満たない短い演説ですね。これではあまりにも短すぎて・・・耳は傾けたよ・・・で、なんなんだい？

　偉大なる安倍晋三閣下閣下のもっとも言いたい一文を抜き出すと・・・私は、これからも謙虚に、歴史の声に耳を傾けながら未来への知恵を学んでいく、そうした姿勢を持ち続けていきたいと考えています。・・・これだけかね？短すぎますよね！

2015.12.28