一億総活躍国民会議は何なのやら・・・？続き

現在をうろうろ（1408）

　一億総活躍国民会議は何なのやら・・・？続き

　さて、続きは何かな・・・一億総活躍国民会議の「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策－成長と分配の好循環の形成に向けて－」を取りまとめ（平成27年11月26日）を眺めていますが・・・

　このため、これまでのアベノミクス「三本の矢」を束ねて一層強化した新たな第一の矢（希望を生み出す強い経済）を放ち、賃上げを通じた消費の拡大、生産性革命による民間投資の拡大等に取り組む必要がある。

　はあ・・・2本の矢は飛んで、紙幣が紙屑に近くなりましたが・・・3本目は無かったみたいですが？・・・それからすると、稀な望みを生み出す強い経済の希求は分かりますが・・・そのために何ができるかが問題ですが・・・産業構造の改革でもしたかね？統制経済への道を歩んでいるような気がしますが・・・政府主導・・・？まるで、岸信介の政策みたいですね・・・戦争経済への移行を考えているのかね？賃上げか・・・基本的に無理じゃん？でも、しないと庶民の疲弊が激しくなる・・・

　つまり・・・1ドル売って、80円の売り上げが120円の売り上げに第1の矢・第2の矢で成し遂げ・・・物価は、1ドルの商品を買うのに80円で良かったのが120円になったわけですから・・・見かけの売り上げは40円増えたが、現実には変わりはない・・・庶民は値上げを苦にしている・・・庶民が40円を取り損ねたことによる経済の大躍進・・・しかし、給与を1.5倍にするわけにはいかない・・・現在の、アベノミクスの成果は、この庶民の痛みによって生じたことになりますね。

　そして、ちょっと前の3分の2の緑のお札で同じものが買える日本は爆買いをするには都合が良いわけですからね。日本の国内の財物が3割引き4割引きで流出している・・・つかの間の観光ブームは物価上昇を様々な所で押さえていることにあるわけですからね。やがて、恐怖がやって来ることは自明ですね。

　必要なのは・・・消費の拡大、生産性革命による民間投資の拡大・・・消費の拡大？別に、消費したくないのでね・・・知足の世界に住む人間が多くてね・・・消費の拡大ではなく、市場の拡大ではないかと・・・満州国のようなのがあればね。広大な市場が平和裏に開かれれば・・・消費は拡大し、生産性革命を起こす必要があるというより、寝ないで働くことになり、人が足りない分の生産を補うための自動化が行われるはずですが？理由は単純で・・・労働者の生産には時間がかかる・・・16年から22年・・・タイムラグが大きいから安定した社会が必要になるのは自明・・・つまり、生物としての人間などは考えていないわけですかね？

　子宝は・・・遠い将来の宝ですからね・・・すぐに欲しいと言われても・・・社会基盤づくりが問題ですね。既に遅いのでは・・・？

　とにかく、大量消費の時代は終わっているのではないかと・・・まあ、家がもっと大きければ・・・事実上、どこの家にも置き場がないのでは？そんな気もしますね・・・工場にはスペースがあっても電気が足りないとかね・・・単純にミスマッチなのかと？市場開拓はどうなってるのかね？中国に負けているのは分かるが・・・しかし、戦争というわけにはいかないだろうが・・・鉄道もダメ、潜水艦もダメ・・・どうするのかね？テキサスの新幹線は第二段階に入るための資金が集まっていないようですからね・・・

　同時に、経済成長の隘路の根本には、少子高齢化という構造的な問題がある。この 30 年ほどの間、出生率は大幅に低下（1984 年 1.81 から 2005 年 1.26 まで低下し、その後も 1.3から1.4 程度で推移）し、高齢化率は着実に上昇（1984 年 9.9%から2014 年 26.0%）した。2008 年をピークに人口減少局面に入っており、人口減少がこのまま進むと、50 年後には、人口が 8,000 万人余りとなり、さらに 100 年後には約 4,000 万人となるとの推計もある。こうした少子高齢化の進行が、労働供給の減少のみならず、将来の経済規模の縮小や生活水準の低下を招き、経済の持続可能性を危うくするという認識が、将来に対する不安・悲観へとつながっている。少子高齢化は、構造的な課題であり、一朝一夕に克服できるものではない。アベノミクスによる成長の果実が得られつつある今こそ、将来に先送りすることなく、真正面から取り組まなければならない。

　日本は貧乏ですから・・・子育てをする余力があると思えるかどうかの問題・・・教育産業の一員でしたから・・・よくこんなに塾に金が使えるなと・・・基本的に授業料の安い塾でしたが・・・生活を考えると、子供がいると生きていけないほどの世の中・・・まあ、大学進学を考えなければOKかな？田舎過ぎて塾の無いところが良い気がしましたね。それ以前に、大学では・・・田舎に仕事がないことを地方出の連中から聞いていましたからね・・・

　ふむ、ここで書かれていることには意味があるのかね？はっきり言って、私には関係ない・・・なぜ問題視する？少子高齢化が進んでも、人が絶えるわけではない・・・克服すべきこととも思えないのだが・・・人間が、その環境に適応しての動向ですからね。自然な事・・・生存に適していないから減っているという単純な話です。ある程度減れば、再び増えるのは自明・・・従って、アベノミクスによる成長の果実が得られつつあるのであれば・・・人間の生活環境が良くなって人は増えるだけでしょうね。

　真正面から取り組んでるのか？戦争の恐怖を振り撒いて・・・人殺しの世の中を作ろうとしているなかで・・・借金を背負わせるために国民を増やすだと？嘘とハッタリで、借金取りを追い返せるのなら・・・明るい未来がやって来るかもしれないですがね。

　戦争では夢は見られない・・・勇ましい話ってのは上辺だけですからね・・・どんな取り組みをするのやら？平和で明日が見える世界を作ることが大切なのに・・・金融システムをいじって、明日が見えない世界にかき回して・・・

　ふ～ん？将来の経済規模の縮小や生活水準の低下を招き、経済の持続可能性を危うくするという認識が、将来に対する不安・悲観へとつながっている。・・・私自身の経済規模の縮小などは、現状では考えてもいませんから・・・私個人には関係ない話、生活水準の低下も、今のところないですね・・・低下させるつもりもない・・・私自身の経済の持続性は、戦争でも起こらなければ危うくならない・・・戦争が起きるのなら、志願して特攻でケリを付けるのが良さそうだと、近頃は本気で考えていますからね・・・どうせ殺され、殺すために徴兵が行われるだろうから・・・戦争などの、個人の力ではどうにもならないものへの不安を打ち出した政府ですから・・・戦争を手段として使うのでしょうからね。

　自分で何とかできる範囲に関しては、悲観などしませんが・・・経済再生に望みをかける・・・自分では何もできない政府など意味がない・・・それが、戦争を叫んでいるんですからね。私は、戦争となれば・・・志願して先にあの世へ渡るのが良さそうだと・・・逃げ場はそこぐらいでしょうね。最後の自由意思による選択・・・簡単ですね。ここまで決めておけば怖くない・・・別に、私の長寿を願う人もいないだろうから・・・兵士には向いていますね。葬式の手間も省けるし・・・安倍晋三閣下万歳！世界に冠たる日本　万歳！

（包摂と多様性がもたらす持続的な成長）
　若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会、それが一億総活躍社会である。すなわち、一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会を創る。そのために、一人ひとりの希望を阻む、あらゆる制約を取り除き、活躍できる環境を整備する。

　あれ？戦争の恐怖を撒いておいてこの言い草かよ？戦争のできる普通の国ってのは・・・普通じゃないね。ここに掲げられているすべての事に優先して戦いが始まるわけだからね。それを、敵と味方の双方に強いるのに？なんと、虫の良い言いぐさでしょうか？

　戦争のできる国づくりに邁進し、世界に兵器を、人殺しの道具を売ろうとして・・・一人ひとりの希望を阻む、あらゆる制約を取り除き、活躍できる環境を整備するだって？武力を持たず正義の国を建設するならよいのだが・・・戦争だって？丸腰で正義をきちんと主張するものを武力で征服することはできるだろうけれども・・・果たして、良い取引になるのかね？基本的には、ペンによる正義は剣より強いことになっているのだが・・・一時の栄光よりも末永い栄光・・・抵抗しなければ、死人は最低限で・・・偉大なる安倍晋三閣下の名が残る・・・安倍晋三閣下万歳！世界に冠たる日本　万歳！とね・・・救世主、偉大なる安倍晋三閣下！として称えられ後世に名が残り、殺された日がやがて記念日になる・・・演説で称える必要のない真の政治家として燦然と輝くね！

　戦争を叫んだ時点で、こういった、庶民的な幸せは否定されてしまった・・・オバマ大統領が何のために、リンカーン記念堂へ、そして、第二次世界大戦記念碑へ偉大なる安倍晋三閣下を誘ったのかわかってるのかね？あの星一つ一つに個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができるはずだった人100人を象徴している・・・岸信介が属した内閣が始めた戦争ですからね。自由・民主の理想のための戦いに散った人々・・・何が、戦争ができる普通の国だ・・・一人ひとりの希望を阻む、あらゆる制約を取り除き、活躍できる環境を破壊したのが、岸信介が属した内閣なのだよ。あの、宣戦布告によって、敵と味方の双方の人々の・・・

　信用できるわけないじゃん・・・どんな美辞麗句を並べたって・・・素直に、借金を返すために、みんな頑張ってくれ！節約する、不便をかける、それでも頑張ってくれ・・・頑張って、戦争のない世界を作る。すべての国が軍備を撤廃して仲良く暮らせる世界を作るために最大限の努力をする・・・というなら分かるが・・・でも、無理だろうな・・・血は争えない。

　こうした取組の中で、国民一人ひとりの安心感が醸成され、将来の見通しが確かになることにより、消費の底上げ、投資の拡大が促され、経済の好循環がより一層強化される。また、個々人の多様な能力が十分に発揮され、多様性が認められる社会を実現していくことにより、新たな着想によるイノベーションの創出を通じた生産性の向上によって経済成長を加速することが期待される。

　消費の底上げか・・・欲しいものは殆どない、家には置く場所もない、余計な金もない・・・金がないんです。政府と同じでね・・・私のような貧乏人には、この手の話は面白くもない・・・自分の子供に投資する金もないから、子供の貧困などにもつながる・・・親が貧困にあえいでいる・・・これが、現実では？「この道しかない！」と・・・多様性の認められない状況を作り出そうとしているのに？まあ、近頃は・・・「この道」は聞きませんけどね・・・終わったのかね？

　どうして、方法論を超越した、イノベーションに頼ろうとするのかね？社会システムの変更ができるのが政治家の力ではないのかね？具体的な未来像を示して、そのために民衆を駆り立てる力を・・・ああ、偉大なる安倍晋三閣下はお持ちではなかった・・・ごめんなさい・・・無理を述べても無駄ですね。アフリカで戦争したいなら、それなりの準備をしなければならないのに・・・世論の高まりもない・・・だらだらと派兵しているだけ・・・南スーダンの基地の物資の集積量はかなりのものになっていますから、日本主導でクーデターでも起こしたら？まあ、派兵は2か月延長のようですから・・・国連決議もあったようですからね・・・巨大な独占市場を作り出す準備でもしているのなら・・・でも、イノベーションってのは天祐神助の親戚ですからね・・・頑張っても起こらない時は起こらない・・・そういった物に賭けるなんて信じられませんね。

2015.12.11