現在をうろうろ(1380)
日本貧窮者経済新聞
 トルコがロシアの攻撃機を撃墜した・・・!(3)

 さて、前回の続きで・・・トルコの発表したレーダープロットのようなものも公開されています。

 左の写真のようなものですね。という事は、トルコにもレーダー網があるのか・・・というわけで、レーダー施設を探すのですが・・・?どうも、一般的な空港管制に使われているようなレーダーは見つけにくくて・・・軍事系のレーダーサイトは派手なんで見つけやすいんですがね・・・

 多分・・・36°09'41.5N 36°09'55.5E - Google マップ ここがレーダーサイトではないかと妄想しています。

 レーダードームがかなり小さいのでね・・・気象用のレーダーかもしれませんし、水のタンクかもしれませんが、レーダードームは450m近い高さにあるような雰囲気でね・・・それから、もう1か所・・・36°01'46.1N 36°07'20.2E - Google マップ ここですね。これまた、新しい建物でその屋上の給水タンクかもしれませんが、標高900m程の所にあります。

 脇の採石場の管理事務所かもしれませんが・・・ここよりレーダーサイトに適している場所が、この西に在りますが、そこは既存の短波の放送局があるようなのでね。この建物は2014年ごろに完成していますから・・・そして、同じころに着工された、南東700m程の場所の施設との関連性があるのかもしれませんが、不明ですね。

 多分・・・航空管制用かと・・・?気象用のトルコのレーダーは、10か所あまりあるようですね。地中海沿岸のレーダーサイトは、どうやら軍用のレーダーサイトが近くに併設されているようで、この地域の気象レーダーは36°19'04.8N 35°47'16.1E - Google マップ ここにありますね。ここには軍用のレーダーサイトは併設されていないようです・・・

 一応、気象用のレーダーサイトは右の写真のようなものです。まだ、トルコの施設はその流儀が良くわからないので、なかなか識別が困難ですが・・・あと気になる場所は・・・35°57'08.4N 35°58'09.8E - Google マップ ここです。標高1700mあまりの場所なんとなく、雰囲気が良くないね・・・

 このアクラ山の山頂に軍用車両がかなりあります。この石灰岩の山は・・・ゼウスにささげられた神殿が森林限界の辺りにあって・・・神域のはずですね。山頂付近も遺跡があったかもしれませんが、どうやら軍事施設になってしまっているという感じですね。2009年ごろで発掘は完了したのだろうか?ちょっと気になります・・・

 どうも、アメリカ様が介入する場所はどこも人心が荒廃するような感じですね。要りもしない、自由・民主を振り回して・・・比較的、穏健な独裁制を敷いている所も騒乱の巷にしてしまう・・・こりゃ、どちらかというとアメリカ様の包囲網を作って封じ込めてしまった方が、世界が安定しそうな感じがします。

 どうも、こいつは厄介な感じ・・・だって・・・この領空侵犯はあったと思います。しかし、スクランブルによって迎撃できる時間は無い・・・そして、公開されている映像が、全て出来過ぎで揃い過ぎている・・・このところのIS関連の報道はあまりにも・・・プーチン大統領の言うように・・・戦争は見てたのしむメディア映像に様変わり・・・その感が強いですね。何しろ・・・

 トルコは国連安全保障理事会に対し、領空を侵犯した国籍不明の機体を同国が撃墜したと説明。領空を侵犯した2機は、5分間に10回警告を発したにもかかわらず、17秒間にわたりトルコ上空を約1.6キロ以上飛行したとしている。・・・1.6kmの間、17秒間・・・戦闘機との距離との関係ですね。侵犯が始まった時点で、トルコ領内での攻撃・・・ミサイルはAIM-120かな?射程は50km、マッハ4程度の速度ですね・・・

 Su-24の速度は・・・1.6÷17×3600=338.823529411765 時速340km程度で領空侵犯が開始された時点でミサイル発射、17秒で着弾という事は、およそ20km近く離れた場所からのミサイル攻撃ですね。

 公表されているやつをチェックするために飛行経路を衛星写真に合成・・・どうやら、2機が編隊を組みなおしたあとで攻撃を受けたようですね・・・A・Bの地点からの記録のようですね・・・2機がそれぞれの地点からレーダーで追跡され、時速340kmほどで飛行・・・多分・・・ラタキア空港・・・35°24'27.4N 35°56'45.8E - Google マップ ここから飛び立ったのでしょう。

 左の写真のような空港ですね。

 もし、上の写真の山頂に高精度のレーダーが設置されていたら、この空港までは60km、天気が良ければ・・・直視可能ですね・・・従って、アクラ山の山頂で目視とレーダーで哨戒して、攻撃機が飛び立った時点で、迎撃機を出す・・・撮影隊にも声をかける・・・5分で28km飛行できるから・・・

 右の写真の矢印の辺りで28kmありますから、ここから・・・お前さん、そのまま直航すると領空侵犯することになる!と始まったわけですね。なるほど、このプロットは30秒ごとのものですね。30秒ごとに警告を重ねている・・・10回、そして最後の警告の領空侵犯!T;テだね。日本海軍は英国海軍式だから、諸元が揃った、ちょうどになったことを示す英語のTでテの号令・・・まあ、撃て!のテと同じですけどね。そして、17秒後にミサイルが着弾・・・?プロットの点が同時刻を表すのか?そうなると・・・ちょっと変?ミサイル発射は30kmぐらい離れた地点になる・・・マッハ4だと23秒以上かかる・・・?という事は、領空侵犯が確実になるというわけで5秒程度早めに発射しているという事か?

 まあ、計算の上ではそんな風になるようです・・・多分、領空侵犯はあったのは確かでしょう。ただね・・・なんだか変なんですね・・・なんとなく、恒常的に領空侵犯が行われていたことを利用しての迎撃のような感じですね・・・ロシア側が、トルコ(NATO)とともにIS対策をしているという甘えから・・・恒常的な領空侵犯、それを利用してアメリカ様の・・・戦争は見てたのしむメディア映像に様変わりにやられた・・・

2015.11.27

  

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