偉大なる安倍晋三閣下の2015年11月22日のクアラルンプールでの記者会見は・・・？(1)

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　偉大なる安倍晋三閣下の2015年11月22日のクアラルンプールでの記者会見は・・・？(1)

　さて、報道が出てきましたね・・・【安倍首相記者会見（上）】南シナ海情勢「法の支配の重要性、各国と発信できた」（1-6ページ） - 産経ニュース　産経の報道ってのが比較的混じりけ無しで、原文に近いのでないかとなんとなく近頃思っていますね。上下2つに分かれているやつですが、例によってだらだらと妄想的な解釈をしてみましょう。

南シナ海情勢「法の支配の重要性、各国と発信できた」

　安倍晋三首相は２２日、訪問先のマレーシアの首都クアラルンプールで行った記者会見で、国際テロリズムの情報を集約する政府の「国際テロ情報収集ユニット」を来月上旬に設置することを明らかにした。記者会見の全文は以下の通り。

　「Ｇ２０サミット、ＡＰＥＣ、そして東アジアサミット。この１週間あまり、主要な国々のリーダーたちが集まり、世界経済の持続的な成長のために、そして国際社会が直面するさまざまな課題について、真剣な議論を行いました」

　「世界経済の減速が懸念される昨今、最大のテーマは経済の成長であります。私からはアベノミクス第２ステージ、とりわけ１億総活躍とＴＰＰの２点について重点的に訴えました。世界経済の不透明感が増す中で、いかに持続的な成長を確保するか、新興国も含めすべての国が現在同じ壁に向き合っています。今こそ若者もお年寄りも女性も男性も、障害や難病のある方も、さらには一度失敗した方も、誰にでもチャンスあふれる社会を作っていかなければなりません」

　良かったね2度目があって・・・お腹が痛くて辞めて、根治療法無しで再び出馬できる日本の寛容さが凄いと思いますね。まあ、さすが偉大なる安倍晋三閣下だからできる事なのでしょう。世界経済の持続のために・・・？日本はどんな貢献をしているのやら？由緒正しい日本人の私にも、アベノミクスの第一ステージは2本の矢を飛ばしただけで、最も重要な3本目の矢が飛ばなかったのは自明で・・・3本をまとめてやることが必要である3本の矢の政策は・・・形式的に完了していないし、実効を上げたと考えられないので、失敗ですね。失敗したから、第二段なのでしょうが・・・1億総活躍社会は・・・お前たちの稼ぎが悪いから、財政再建ができないと叫んでいるようなので、どうやら実効的な政策を持っていないと考えてしまうので、すでに終わっている・・・単なる時間稼ぎでしょう。

　しかし、世の中の借金取りに向かって、政府がいかに借金を返すかの話ですから・・・本来は実効性が問われるはずなんですが・・・不思議、世界経済の不透明感が増す中で・・・ってのは？いつだって未来は不確定ですから、不透明なのはいつでも不透明・・・不透明さのために、何をするのか？将来に対する備えの貯金ですからね。借金の山では不透明感は増しますね。毎日、札束や金貨の山と、上質な食糧が有り余るほどあれば、将来の不透明感なんって感じないはずですからね。この借金どうしたら返せるの？明日は何を食べればいいの？なんって不安があれば・・・もう大変！日本政府は基本的に借金漬けですから、将来に対する不安を山積みしていますからね。

　結局、アベノミクスの第一弾は、貨幣価値を下げることに成功したようですが・・・持続的な成長を確保のための3本目の矢が飛ばず・・・というより、政策そのものが何も無かった・・・可哀そうな甘利君はあと1週間程度で持続的な成長を確保するための方策をまとめなければならないわけでね・・・まったくどうするつもりなのやら？

　どうして・・・新興国も含めすべての国が現在同じ壁に向き合っています・・・何で、横並びにしたいのかね？日本の借金は飛びぬけて大きいのですよ・・・毎年の利払いだけで、小さな政府の1年分の予算に匹敵しますからね。しかも、さらなる借金を積み上げている・・・私が、日本政府と同じぐらいの割合の借金を持っていたら・・・多分、夜逃げだね。

　夜逃げをしないで済ませるには・・・簡単ですね。働けばよい・・・1人が働いただけでは足りなければ2人3人と・・・今こそ若者もお年寄りも女性も男性も、障害や難病のある方も、さらには一度失敗した方も、誰にでもチャンスあふれる社会・・・年寄は引退してはならない、学業を投げうっても働かなければならない、障害や難病であっても働くのだ！まあ、仕事をしながらの治療になるのかね？治療に専念・・・という言葉もなくなるのでしょうね。仕事などしなくても暮らせる社会が理想なのだが・・・衣食住が只の国は無いのか・・・

　「斬新なアイデアと技を持つ中小小規模企業も成長のエンジンです。その力をグローバルな舞台でもっと生かす発想も必要です。あらゆる人がその経験や能力を思う存分発揮し、活躍することができれば、成長を阻んできた壁も打ち砕くことができる。経済の成長力を確実に押し上げることができるはずです」

　そうね、政府の借金の山は、単純に税収入を上げなければならない・・・しかし、様々な名目での税金は既にかなりの酷税になっているのではないかと・・・所得税は標準世帯で330万円を超え695万円以下 20%ですから・・・500万円としても、100万円の税金、年金、保険、消費税、住民税などで・・・200万円は持っていかれる・・・つまり、税金系で4割を抜かれる時代なんですからね。四公六民江戸時代の税制と変わらないのではないかと・・・？事実上これ以上の税負担には耐えられないから、働けと仰る・・・

　成長を阻んでいる大きな壁は・・・やはり借金の山でしょうね。そう、金があればね・・・私だって、毎日5万円ぐらい湧いてくる財布を持っていれば、将来の不安は、この財布を失くすことぐらいでしょからね。お金があれば・・・「斬新なアイデアと技を持つ中小小規模企業も・・・この斬新なアイディアを実現できることでしょうし・・・借金の山と自転車操業の中では、斬新なアイディアを試す余力など湧いてくるわけはない、補助金が出るにしても、その煩雑な手続きで苦労してまで、時間を作っている余裕だって無いし・・・行政書士だって不勉強で新しい制度を理解するのに苦労する・・・金が正しく回っていれば良いのだが・・・政府の借金の山のための消費税が足かせになる・・・税負担は厳しいので、こりゃ、古くからの品種の野菜でも栽培するしかないね。近頃の品種は一代雑種では種子が取れないから・・・ぶつぶつ・・・

　こういった、斬新なアイディアで、消費税の上昇に対応するしかないね・・・霞を食う技とか修行でできるようになれば良いのだが・・・衣類だって・・・裸では暮らせないし・・・どうしよう・・・正月が迎えられるか？おせち料理はあきらめるしかないね。正月も働いていたときは良かった・・・正月特訓！とかね・・・まあ、働いていれば・・・順調給料が払われれば・・・それほど考えなくて良いが・・・前提は、借金が無ければ・・・

　「今年のＧ２０とＡＰＥＣではその点が主要テーマとなりました。ですから、私たちの１億総活躍という新しい考え方には多くの国々から注目が集まりました。持続的な成長への道筋を示す究極の成長戦略であることを改めて確認できたと思います。そして、１億総活躍社会を早期に実現するために、いかなる困難な課題にも立ち向かっていく、その決意を新たに致しました」

　ふむ、その点が主要テーマ・・・？「その」の中身は何かね・・・？経済の成長かね？あらゆる人がその経験や能力を思う存分発揮し、活躍すること・・・偉大なる安倍晋三閣下は前向きに貢献しているようには見えないのだが・・・？経験や能力が無いのでは仕方ないが・・・私も、十分な経験や能力がないので、貢献できませんがね・・・昼寝でもして、邪魔にならないようにおとなしくしているのが好きなんでね。

　しかし・・・面白いのはG20やAPECでの会合って、国家レベルのものですよね。国として経済成長の旗振りとして何をすべきなのか？ですよね・・・他力本願的な内容ではなく、自ら価値の創造のための政策を打つ話でしょうが・・・一億総活躍・・・国民を強制労働に駆り出しGDPを2割嵩上します・・・中小規模の会社にも無い知恵を絞らせます・・・それって、みんな自分の家庭や会社のためにやっている事じゃないかと・・・家庭が崩壊しないように働き節約し我慢し、会社が崩壊しないように仕事の獲得に走り、新商品を開発し、従来品はさらなるコストの削減、効率化・・・中小、零細となるにつれて、その努力は計り知れないものになっていると思いますがね。

　まあ、私と政府の見解の大きな相違は・・・日本は私を含めてかなり貧しいという事ですね。政治屋さんたちは国民の信用の上に胡坐をかいて借金の山を作りますが・・・多分、私を含めて、生活費を捻出するのが精いっぱいで貯蓄などに手の回らない家庭がどれだけあるか・・・噂では、無貯蓄世帯は3割を超えたとかやっていますからね・・・幸い、私は無貯蓄・低貯蓄には入らないので遊んでいられますが・・・郵貯の100万円が安心料ですかね。これに手を付けるようになるようなら、本気で働く必要が出てきますが・・・本当はこれだって、投資に回したいのですがね・・・低貯蓄世帯 - Google 検索　どの世代でも3割程度が低貯蓄世帯のようですからね。

　つまり、生きるためにしか金が使えない状態という事ですからね・・・私は、まだ余裕がある・・・サビサビのフルートを並べられるくらいの余裕・・・見栄できれいに整備していますが・・・見かけは重要ですね。まだ、ひと月5000円ぐらいの余力がありますからね・・・5000円分だけは、金のために働く必要は無い・・・金のために我慢する必要は無い・・・私のひと月5000円の豊かさで、3000円のフルートを買うと・・・フルートは稼がないけれども、豊かさを演出してくれる・・・まあ、実際吹いて遊べますからね。この意味でも豊かさが増すわけでね。

　やはり、具体的な政策がないとね・・・ロボット、自動運転・・・水素社会・・・夢も悪くないが、地に足がついているような話をしてもらいたいものです。現状認識が間違っているのか？とか余計な心配をしてしまいますからね。中国の生産する富を利用して儲けるとか・・・何か素敵な発想が欲しいのですがね・・・そういえば、フルートでは日本で手を加えることで付加価値性を高めたものとかありますね。

　しかし、前の3本目の矢が飛ばなかったのに・・・それはどうするつもりなのかね？日本の産業構造の改革とかしないのかね？抜本対策が求められるのに、毎度おなじみの掛け声だけですからね・・・単純に増産を叫んでくれた方が簡単です。もっと原料をもっと電力をもっと人を！単純じゃん・・・しかし、ありもしないロボット、ありもしない自動運転車、まやかしの水素社会ですから・・・何をすればよいの？どこに仕事があるの？原料や電力や人材は？掛け声だけでは湧いてこない・・・自明ですね。甘利君の頭が白くなったのはなぜ？白くなったら、次が心配・・・

2015.11.24