現在をうろうろ(1346)
日本貧窮者経済新聞
 中国の北海艦隊の潜水艦は・・・?(1)

 中国の潜水艦に関しては、一通りチェックしてあって、あちこちに書き散らしたような気がしましたが、もう少しまとめて3艦隊に分けてチェックしなおす気になってきました。どうも、世界がよほど危険な状態になっているとか・・・そんな話になっていますからね。単なる、弱虫政治屋の戯言だとは思いますが・・・日本の潜水艦が無敵とも思えないし・・・そもそも、数で勝てない・・・速度でも原潜とは互角には無理ですからね。まあ、それを思って、毎日恐怖におののく生活かね?大勢で飲んだり食ったりしている時だけが恐怖を紛らわせてくれる・・・?

 すでに、日本は中国を仮想敵国として軍拡へと行動しているわけですから、ちゃんと敵を知らないことには・・・なんてね。そもそも、中国と戦争して勝つことは困難ですね。海岸から700km近く離れた内陸で潜水艦を作る国と潜水艦で戦おうってのが・・・潜水艦の建造を止めるのはこれだけで困難であることは明白・・・長江をさかのぼって・・・なんてね。 武漢.は河口から1,143km、重慶などは河口から2,429kmもありますからね・・・重慶の造船所も100mぐらいある船を作っていますからね・・・こんな国と総力戦をやって勝つのは大変・・・海岸都市の攻略だって、どれだけの人員が必要なのやら?

 さて、まずは日本に最も近い北海艦隊でも見ますか。

 北海艦隊の潜水艦基地は随分とあちこちにありますね。原子力潜水艦がいるのは・・・36°06'39.1N 120°34'44.5E - Google マップ この軍港ですね。

 左のような基地です。ここに在泊している潜水艦は弾道ミサイル潜水艦を含めて、全て原子力潜水艦ですね。湾の入り口は防潜網で閉じられるようになっていますから、潜水艦の進入は困難ですね。

 いくつかの潜水艦桟橋があり、潜水艦用の地下ブンカーも存在し、修理用・点検用のドックまでありますね。充実した基地です。

 いま、2015年6月19日の画像を見ているんですが、あれ?見慣れない原潜があるとか、やっていて確認中なんです。この日の在泊艦は・・・091型とか漢型と呼ばれている98m程の潜水艦が2隻、093型とか商型と呼ばれるのが1隻、漢型位の大きさですが・・・なんとなく違うようなのが1隻?

 攻撃型潜水艦を1枚の写真にまとめると、2015年6月19日の在泊する攻撃型原潜は左の4隻ですね。

 写真上の2隻は091型、一番下が093型です。問題の・・・タグボートがくっついているやつが091型っぽいんですが・・・微妙にプロポーションが違う・・・並べるとセイルの位置が明らかに違いますから・・・あたらしい095型の可能性がありますね。セイルの大きさは従来通りみたいですから・・・

 どうやら、垂直発射管は搭載されなかったようですかね?それとも093型のマイナーチェンジタイプ?一応は、このあたりの潜水艦が日本近海を、フィリピン海を90日ほど1航海で暴れまわることになるのでしょう。通常動力型の潜水艦は、多分・・・港湾・海峡警備用ではないかと・・・根拠はないですがね。

 高速の遠洋航行が可能な潜水艦との住み分けという事を考えるとね。当然、この手の原潜は通商破壊に使われる。中国は偵察衛星を運用していますから水上航行する艦船はチェックされているでしょうね。多分、中国のGPSは計算センターとの通信で成立しているようですから、GPSでの通信を行えば、攻撃目標データも併せて通信されると思われます。したがって、日本の鈍足な潜水艦には到達できない速度での航行と、ヒット&ランですかね。Mk-48魚雷は55ノットで20海里程度は走るようですから・・・20分程度の走行が可能ですね。こいつで計算していくとすると・・・中国の攻撃型潜水艦は30ノット程出ますから魚雷との速度差は25ノットで20分の距離でしか有効ではない・・・8海里程度ですね。魚雷は極めて低速な兵器ですから・・・よほど条件が良くなければ当たらないという事ですね。いわば、目の前を横切るような航行をしてくれないと厳しい事になる。しかも、逃げないことが前提かね?韜晦航路を取らない商船なら・・・十分な警戒をしている艦船で、先導するヘリとソナーをばらまきつつだと・・・かなり条件として厳しいでしょうね。

 近頃の潜水艦は磁気探知が困難ですからね。磁気探知で船体遠方磁界なんて言うと・・・全長の2倍以上離れた位置の磁界を考えるようですから・・・近頃は、この磁気探知が困難になっているのだと思われます。

 中国で、磁気探知に対抗する手段としての、減磁ステーションが2007年ごろに現れてきますから、この頃から効率の良い減磁を行うようになったのではないかと思われます。

 この基地には、潜水艦が入れると思われる地下施設があります。どうも、弾道ミサイル原潜の配備されている艦隊に設置されているような感じもしますが・・・山をくりぬいたやつですから、破壊は困難ですかね。

 この日、在泊しているミサイル原潜は右のようなやつですね。

 たぶん、092型原子力弾道ミサイル潜水艦の長征6号と思われます。この位置から、日本は軽く射程に入りますから、別段、この潜水艦は出航できなくても全然問題ない・・・防潜網に囲まれた港内から・・・この艦に対抗するには・・・?弾道ミサイルしかないですね。上の地下基地の出入り口も確実に破壊できるような精度と威力を持ったものが・・・

 このミサイル原潜、日本と戦端が開かれるようなことになったら・・・たぶん、渤海湾の方へ入ってしまうのではないかと・・・別に外洋にわざわざ出る必要はありませんからね。そうなったら、渤海湾まで潜水艦を送り込むことになるが・・・ちょっと渤海湾に潜水艦を派遣するのは・・・無理かと・・・?

この基地には、修理点検用のドックがあります。左のようなものですね。近頃では、人目を気にするのか、目隠しの網をかぶせての作業を行っているようですね。

 修理施設としては・・・クレーンだけですから、大した作業はしていないと思われます。タンクの点検など水中でダイバーを使って行うよりは早くて的確な作業ができるとか・・・そういったところだと思われますね。

 ただ、時々周囲に多量の材料が積み上げられて作業が行われることもありますから、中国では、原潜の出張メンテナンス・小改造サービスを行う連中がいるのかもしれません。

 この周辺で、潜水艦を扱っているドックは・・・建造も・・・長くなりそうだから、一旦切るか・・・

2015.11.11

  

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