現在をうろうろ(1330)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の日中韓ビジネスサミット 挨拶・・・?(2)

 あれ?変な話が・・・新しいそうりゅう型の潜水艦が進水したようです・・・命名は・・・せきりゅう・・・なんだ?報道を見ると・・・海上自衛隊:潜水艦「せきりゅう」進水 最新鋭8番艦 - 毎日新聞 艦名は南方を守る神聖な竜を意味する。・・・だって?ちょっとびっくり、だって・・・北の玄武(黒)、東の青龍(緑)、南の朱雀(赤)、西の白虎(白)・・・南を赤にあてるのは・・・四神の・・・中華の思想じゃん?違うのかな・・・そうりゅう型にはこくりゅう・はくりゅう・せきりゅう・そうりゅう・・・蒼=青か?四方の守りでもなんでも良いが、何で仮想敵国の文化にちなんだ名をつけるのだ?と驚いているわけです。せきりゅう・・・せきにどんな漢字をあてるのか・・・疑問に思って・・・ああ、中華文明の由来の物は随分と日本文化に深く根差している・・・困ったものだ、日中関係はどうなるのやら?関係が悪化の一途をたどったら・・・中華文明由来のものの排斥運動でも始まるのかね?そのとき、日本語表記はローマ字になるのか?なんって・・・気になりますね。漢字で名前を書くわけにもいかないし、カタカナやひらがなも漢字由来ですから・・・それとも、日本語そのものを捨てるのか?「この道しかない!」って・・・

 ああ、四神の色どころか・・・龍もそうですね。龍は仏教の守護者ですからね・・・香取神宮を調べていて、龍に関連するものは古くは雷であったようですが、仏教の流入によって雷はどうやら龍に置き換えられます。そして、廃仏毀釈の中で、龍は追い出されていきますが・・・仏典の方は元々は蛇神で、漢訳仏典で竜へと・・・なんだかね。中国嫌いとやっていても、中華帝国の遺物を日本から叩き出すには至りそうにないか・・・大和言葉を表記する特別な記号体系でも開発したりするのか?

 さて、前回の続き・・・平成27年11月1日 日中韓ビジネスサミット 安倍総理挨拶 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これですね。

 その「アベノミクス」は第2ステージに入っています。私はこれまでの「三本の矢」の経済政策を強化し、その上で少子高齢化の流れに歯止めをかけるため「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」からなる新しい「三本の矢」を発表いたしました。

 はあ?第一ステージは成功裏に終わったという話は無いですからね。3本をまとめてやるから成功するんだ!そんな話だったようですが、3本目はとんだ話は無くて、いつの間にか4本目はとか?噂されていて・・・2本で終わって、バラバラだったから折られてしまったと理解していますが・・・折れたものをどのように強化することができるのか?伸ばして糊で張るか・・・糊塗するわけね・・・

 結局は、単なる言葉遊びではないかと・・・いつの間にか、イノベーションという言葉も消え、岩盤に対するドリルの話もなくなり・・・政府主導で、日本の経済を大きく変化させる話は結局出ずじまいで・・・構造改革に関するビジョンは初めからなかったようですからね。そう、日本の未来像が掲げられていないですからね・・・断片的な、ロボット革命だったっけ?水素社会の実現とか・・・無意味に近いものばかり並んでいますが・・・自動車の自動運転とか・・・お馬鹿な自動機械優先の街づくりのモデルなども現れもしないで叫んでいるだけ・・・自動運転社会を作るなら、都市モデルを・・・どこかに新都市構想で新しい都市を作るしかないような?新デザインの・・・

 それに、責任能力のない自動運転の自動車の起こした事故とか・・・こういった法制度の枠組みを創り出していく作業をしなければ、自動運転の自動車の仕様なども定まらないと思うのだが・・・そういった基礎的な話には出てこないから、本気ではないことが明白な気がしますが・・・単に報道されていないだけで、未來都市の仕様は既に固まっているとか?水素ステーションなどへの水素の供給体制・・・民間への割り当て・・・当然災害時の水素ステーションの維持管理運営など・・・国土強靭化の枠組とかも総合的に組み上げられなければならないと思うのだが・・・

 例えば、水素社会を創り出すにあたって、当面は天然ガスの改質による水素の生成と考えて、内陸部への大量の水素の移送は困難だろうから、長野のような内陸県に天然ガスパイプラインを敷設して、現地で水素の製造を考えるとか・・・こういった大きな計画があって初めて動くものだと思うのだがね?災害時のパイプラインの維持・補修とか・・・水素が絶たれれば自動車が動かなくなる・・・そういった時のバックアップ体制などを1つ1つ検討しなければならないと思うのだが・・・

 まあ、長野県にパイプラインを伸ばして、天然ガス関連産業を興した方が手っ取り早い経済効果が表れるのでは?何しろ長野県内には大規模火力発電所が無いはず・・・既存の水力発電所の送電系を強化すれば、かなりの範囲への供給能力が生まれると思うのだが・・・天然ガスによるガスタービン・・・トルクメニスタンには売るが、長野県に!とかそういった発想が無いようですね。

 中国では、内陸にパイプラインを敷設して、そこで産業を起こしていますからね・・・日本も真似をすべきではないかと・・・内陸の興行地帯を創り出す努力・・・まあ、偉大なる安倍晋三閣下にも無理でしょうね・・・地方創生も掛け声倒れで終わったみたいだし・・・地方には資源がないから、農業と「人」という資源を送り出す場であるようですからね・・・これ以上は望めないわけですからね。電源立地地帯に電力料金の軽減特区を作れば、企業だって工場を持っていくはずですから・・・

 さて、新しい3本の矢は・・・少子高齢化の流れに歯止めをかけるため「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」・・・ふむ、稀な望みである強い経済・・・夢をつむぐ子育て支援・・・夢をつむいでいるとは思えないのだが、だって出産3か月で託児所送りを明言していますからね。家庭での子育てではない方向へ向いていますからね。出産から5年間は子育てに専念できる社会では?託児所へ子供を放り込むのではなく、託児所に事務所を設置するとか・・・親と子を引き離さない政策が私には正しいと思うのだが・・・だって、国際人道法にはそのように書かれていますからね・・・防衛省・自衛隊:ジュネーヴ諸条約 戦時における文民の保護に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約(第四条約) では・・・

第八十二条〔被抑留者の配置〕
 抑留国は、被抑留者をできる限りその国籍、言語及び習慣に応じて収容しなければならない。同一国の国民である被抑留者は、言語が異なるという理由だけで分離してはならない。
A  同一家族の構成員、特に親子は、抑留の期間中、収容所の同一場所に居住させなければならない。但し、作業上若しくは健康上の理由のため又はこの部の第九章の規定の実施のために一時的別居が必要とされる場合は、この限りでない。被抑留者は、その監護を受けないで放置されている自己の子が自己とともに収容されるよう要請することができる。
B  同一家族の構成員たる被抑留者は、できる限り、同一の建物内に居住させなければならず、且つ、それらの者に対しては、他の被抑留者から分離した収容施設及び正常な家庭生活を送るための便益を与えなければならない。

 家族の離散は認められない立場ですからね・・・日本は家族の離散は当然のものとして社会を設計しなおそうとしていますからね。職場に子供の持ち込みを是としないのであれば、子供の所へ仕事を運ぶことを考えれば良いと思いますが・・・子育て世代が仕事を共有することで強くなれるとか考えていませんから。

 日本の鉄道システムは中国や大陸諸国とは違った発想で建設され発展してきたガラパゴス的な交通機関ですね。生産手段のある所へ人を運ぶ事に特化したもの・・・中国の鉄道は、人のいるところに原材料を運び込んで産業を動かすためにありますからね。油田地帯や港湾とは無関係な場所に原油や石炭を運び込んで、その基礎エネルギー・化学資源で産業を生み出してしまう・・・そんな感じですからね。

 日本は人の住む場所から、工場・事務所の集まるところへ人を動かすシステムですから・・・昼間は無人のベットタウンができてしまう・・・老後の棲み処の予定の場所・・・しかし、日本ではすでにこれすらも否定されたわけですからね。すでに老後は無い、現役で働くか、動けなくなった時点で施設送り・・・自宅での楽しみは無い・・・自宅を持つこと自体が無意味になろうとしている・・・

 子育て環境が無いなら、子育ての意味がないから少子化ですね・・・高齢化は、高齢になりたくなくても、日々過ごせば高齢者になれるという素敵な自然の摂理ですから仕方ない、歳を取らなくなることは・・・死ぬことですから・・・歳をとることは喜ばしい事。政治家の定年制が必要ですね・・・若者の世の中を作ろうとするには・・・若者が政権を取るべきで爺婆政治屋では無理でしょう。それに、戦争が始まったら、年寄りでは無理ですからね。ヒトラーは56歳で死にますが・・・ヒトラーの眠りを妨げないために作戦対応が遅れたことが何度あったことやら・・・戦争を指導する者は若くなければならない、国会へ出ることを回避するための法案とか考えなければならないような世代には国政を任せられないのは自明ですからね。

 安心につながる社会保障か・・・だって、戦争するんでしょ、日本は・・・人間の安全保障ですら困難ですからね。兵隊が足りない・・・全員志願!この道しかない・・・これって、徴兵と変わらない・・・「日本らしい日本」の発露・・・全員が志願したら・・・全員志願しなかったのと同じになる・・・じゃなくて・・・人として生きられる最低限の条件すら、今回の戦争・侵略法制で消し飛んだと考えれば良いでしょうね。そして、この演説の中にあるように「人」を資源として活用することを考えているようですから・・・どうなるのか?酷使の時代がやって来るのか・・・まあ、いざとなったら、永遠の昼寝に逃げるしかないね・・・

2015.11.04

  

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