現在をうろうろ(1324)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下のカザフスタン行きは・・・?(8)

 どうも、日本は世界に冠たる日本で、なんでも優れているというのが前提になっているような感じですね。学ぶことはいくらでもあると思うのだが・・・井の中の蛙、大海を知らず・・・なのか?どうも、私なんかは無知の塊みたいなもので、衛星写真を見て悩んでばかりですね。これ何だろうと・・・偉大なる安倍晋三閣下などは、なんでもご存知なようで、凄いものですね。演説の度に感心してしまいますからね・・・え〜ウソ・・・とね・・・さて、平成27年10月27日 カザフスタンにおける安倍内閣総理大臣政策スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これの続きですね。

 日本は、中央アジアの、開かれ、安定し、自立的な発展を官民で連携して支えていきます。民間企業の意欲は既に高まっています。日本政府も、公的協力を通じて、民間投資の後押し、インフラ整備、人づくりを支援してまいります。そのことによって、今後、3兆円を超えるビジネスチャンスを生み出してまいります。

 まあ、政府の信用で、民間企業が活動して、投資分は回収するのでしょうが・・・なんだか、政府が民間の損の補填をしているんじゃないかと心配になりますね。何しろ、資源外交での莫大な損失に対して・・・「日本らしい日本」では、商売には口利きってのが間に入って鞘を抜くことが商慣行で多いですからね・・・商社や政治屋君たちはそれで商売をしているみたいな感じがしてね。本当に必要なのか?必要だと信じているだけの存在なのか・・・なんとなくね。

 世界は、日本のような総合商社無しにやっているわけですからね・・・大体、何で日本はメーカーが販売部門を持たないのかね?このあたりが気になりますね・・・基本的に商社任せというか、商社の支配下に入る・・・商社が秩序となっているのかね?なんとなく変な感じがしますね。確かに、商社が間に入ると・・・商社の口利きで色々な事が成し遂げられる場合が多いですが・・・商社と銀行の一体性というか・・・銀行資本の借り入れによる、薄利多売によって成立するものですからね・・・口利き先が多いことで薄利多売を実現してきた・・・近頃は、企業が直売をするようになったので、企業自体に資本を投入することで支配することが多くなってきているようですけどね。どうも、良くわからない形体・・・まあ、銀行って一次団体の下に、日本の偉大な総合商社様があって、製造業各社が基本的に三次団体として統括されている・・・二次団体の日本の偉大な総合商社様が、製造業と資本との仲立ちをすることで・・・銀行の関節支配下に企業を置いているのかね?それと同時に、一般市場に対しての仲介を行うことで・・・本来強力なはずな、場合によっては銀行や政治屋などに対抗できる資本を持つことができる中産階級の台頭の障壁となって政治屋も守るという素敵なシステムとか?

 どうも、欧米流の・・・鉄鋼王とか鉄道王などが・・・存在しない。銀行嫌いの連中だけですね・・・日本で「王」になれたのは・・・そんな気がしますが・・・?・・・あまり、余計なことは考えずに・・・先へ・・・

 そして、第3の柱です。日本と中央アジアはグローバルな舞台でも協力を深めていきたい。
 いまやカザフスタンと日本は、核軍縮・不拡散という人類史的課題の先頭を、手を携えて歩んでいます。去る9月以来、今後2年にわたって、お国と日本は、包括的核実験禁止条約(CTBT)発効促進会議において、共同調整国になっているからです。本日のナザルバエフ大統領との会談では、一緒に頑張ろうという意思を、文字にしてお互いに確かめました。


 ふむ・・・グローバルな舞台ってのは?世界規模で・・・地球全体としての取り組みね・・・核軍縮の日本の立場って・・・グローバルですかね?違うんじゃないかね・・・防衛大綱の中に・・・

 核兵器の脅威に対しては、核抑止力を中心とする米国の拡大抑止は不可欠であり、その信頼性の維持・強化のために米国と緊密に協力していくとともに、併せて弾道ミサイル防衛や国民保護を含む我が国自身の取組により適切に対応する。同時に、長期的課題である核兵器のない世界の実現へ向けて、核軍縮・不拡散のための取組に積極的・能動的な役割を果たしていく。

 アメリカ様にも核廃絶を働きかけているのかね?アメリカの核抑止力って・・・核兵器を保持していることですよね・・・維持させるわけですから・・・グローバルな・・・軍縮・不拡散という人類史的課題の先頭・・・を歩めない・・・アメリカ様が最後まで核兵器を保持することを国是にしているわけですから・・・基本的に、日本はグローバルな考えで世界をリードしていく素地に欠けているとしか言いようがないような気がしますからね・・・何かあると、いつでも・・・国益最優先で!になるのでね・・・グローバルな考えではないから・・・グローバルを中心にしたら、その中で・・・Win-Winの関係を重視して・・・自国益を中心に組み立てると無理が生じますからね。しかし・・・田舎者はおらが村になるのかね?・・・したがって・・・手を携えて歩んで行けないことになる・・・それに、基本的に・・・ナザルバエフ大統領も、ソ連体制下でのエリートですからね・・・1984年のカザフ・ソヴィエト社会主義共和国閣僚会議議長就任以来の・・・終身大統領を断り、任期延長を断り・・・独裁者に見えないように努力を重ねていますからね・・・こういった努力のおかげで、何とかアメリカ様は静かにしているような感じですからね・・・ユーラシア経済連合の一件もあるし・・・

 そう、日本は上海協力機構を軽く見ているというか・・・見たくないのではないかと・・・アメリカ様の対抗勢力の色彩が強いですからね。そして、軍事協力関係もかなり強くなっているし・・・上海協力機構は・・・独裁者クラブの様相もありますからね・・・実質的に、中央アジアの大統領と呼ばれる王様を認める立場にあるわけですから・・・偉大なる安倍晋三閣下も大日本帝国の王になりたいのかね・・・まあ、岸・佐藤・安倍幕府だから・・・幕府の頂点の将軍は日本国王の号でOK、日本国天皇の御璽もあることだし・・・日本国王の印璽でも作れば・・・金印なんか良いのでは?そして、王様クラブでも作って、アメリカ様に睨まれるのも良いかもね?実質的には・・・その道を付けたいようですからね・・・そういえば、日本国王にナカソネってのがいましたっけ・・・ドミニク王家の招待状・・・ああ、源晋三とでもするのかね?これなら・・・じゃなくて・・・

 また、核不拡散のための頭脳流出防止に取り組む国際科学技術センターは、この夏、ここナザルバエフ大学で新たなスタートを切りました。20年以上に及ぶその活動を、日本は今後も支援してまいります。

 国際科学技術センター International Science and Technology Center (ISTC) ね・・・旧ソ連諸国において,核・生物・化学兵器といった大量破壊兵器やその運搬手段の研究開発に従事していた科学者・技術者を平和目的のプロジェクトに従事させることにより,潜在的な危険国やテロリストへの頭脳流出防止に貢献・・・危険な知識を持った連中をお金の鎖でつないでおくための施設ね。日本に作ればよかったのに・・・そうすれば、いつでも・・・二号研究ができるじゃん!日本も大量破壊兵器の研究所を作ってしまうとか?・・・そうすれば・・・世界に冠たる日本に、核・生物・化学兵器の恐怖によって、世界に平和をもたらすことができるかも?強力な砲艦外交の砲弾としてね・・・軍拡で・・・でかい顔をするには、この3つの兵器を装備しなければならないのは自明ですから・・・偉大なる安倍晋三閣下の下で、恐怖の帝国を再建するならね。

 まあ、こういった兵器がないと、まともに外交で口も利けないようですからね。だから、いつも金包みを持って、商社の御用聞きのような変な外交をして歩くことになる・・・まあ、その程度の偉大さが程よいのかもね?しかし、どうして・・・日本は凄いんだ!って自慢ばかりするのかね?不思議な演説・・・あれをします。これをします・・・

 どうも、断片的な耳障りの良さそうな言葉を並べてみました・・・そんな感じ、いつも同じ・・・ビジョンがないから、感銘も受けずに、私は確認作業と周辺知識の掘り起こしになってしまう・・・未来を作れる政治家ではないことは重々承知ですがね。しかし、前提となる条件が変わっているのに・・・

 しかし、中央アジアの情報は日本語では極めて少なく、ほとんどの情報が2010年ごろまでのものだというのはなぜ?報道も断片的・・・識者のレポートも現地入りしての調査よりは、中国系の報道機関による報道の孫引に近いし・・・

 しかし、核不拡散のための頭脳流出防止ね・・・結局は意識の問題では?人類の敵である細菌を飼いならすための研究が、価値観に変更が与えられると・・・日本の敵に対して、飼いならされた人類の敵を放つことで勝利する・・・なんって事になる。これれも愛国心の為せる業ですからね。日本のために東アジアの資源地帯を押さえるんだ!この道しかない!って愛国心の発露だったのでしょう。商工大臣の岸信介にとっては・・・だから、都合よく戦争開始のための内閣に収まることになったわけでしょうからね。

 グローバルな視点でものを考え、その中でそれぞれの国がどのような役割を担うかの問題なのか、世界に冠たる日本の下での諸外国の役割なのか?そういったものですね。資源外交の成果が望まれているわけですから、世界に冠たる日本の下での、アフガニスタンの役割ということになるのでしょう。

 ふむ・・・豊田通商が農業法人コクテム EA社へ資本参加、日本政府が国際科学技術センターを支援・・・どうやら同じようなパターンですね。コクテム社への出資を通して、同国の食糧供給の安定化に貢献、国際科学技術センターへの資金支援で平和に貢献・・・ふむ・・・でも、ここにいる研究者は凄く悪い言い方をすると、大量破壊兵器関係の一級の研究者ではないので、放出された人材ですね。核開発の専門家・生物研究者・化学の研究者・・・いかに効率よくエネルギーを発生させて人間を焼き殺すか、いかに生物を飼いならして敵に対する恐怖に仕立てるか、殺虫剤に触れた害虫のように、敵を殺しつくす・・・の2級の研究者で、どうやら転向が困難な人達と言う事かね?ソ連の敵を焼き殺しますから、人類の敵を焼き殺します。さらには、人類の共通の発展のためにエネルギーを使います。ソ連の敵を殺す病原体を生み出しますから、人類の敵を殺す病原体を生み出します・・・さらには、普通の人は感染しても無害ですが、人類に害を為す政治屋だと、死んでしまいますという細菌・・・ソ連の敵を殺す殺人薬を人類に仇なすものを殺す薬を・・・さらには、人類に有害な政治屋だけを選択的に殺す薬・・・

 やはり、戦争を始めようとする、狭い価値観に取りつかれた政治屋ってのが、この世の中で悪い存在のような気がしますね・・・独裁者でも哲人王ならOK・・・善のイデアを知った=善なる哲学者は最も物事を知り、知恵ある善き統治者たりうるから・・・まあ、前のイデアというより、幅広い価値観を受け入れることができて、その調整がうまくできる独裁者であれば別に問題は無いわけですね。狭い価値観と、自分に都合の良い法による支配なんってやらかす独裁者は長続きしないのは自明ですから。結局、大きな力の使い方の問題になる・・・

 多くは、多様な価値観の中の多様な道を無視して「この道しかない!」とか、馬鹿なスローガンを掲げる・・・道は色々とありますが、「このような社会を作りたい!」・・・「このような」を皆の心の中に描き出させ、より多い賛同者を生み出せるならば、一人ひとりの人間が、その社会の実現のために、自分自身の歩めるそれぞれの道を進んで、その夢の社会を実現するために歩むのだと思うが・・・「この」の中身のない「この道しかない!」を叫ぶ低級な政治屋には人を未来に向けて力強く歩ませる力などないと思われますがね。しかし・・・それを、偉大なる安倍晋三閣下はやっているのですから、素晴らしい・・・私のような妄想家の及ぶところではありませんね。・・・とりあえず・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

2015.11.02

  

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