現在をうろうろ(1323)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下のカザフスタン行きは・・・?(7)

 前回の続きですが・・・中国の高速鉄道がすでに、カザフスタンに入っているとは知らなかったですね。一応は、このあたりも眺めていたんですが・・・私の、情報収集能力はあまり高くないので・・・単なる興味本位ですからね。それに比べたら、内閣官房などの情報収集力は物凄いのでしょうね。専門官を200人以上も駆使して・・・世界に広がる日本大使館の情報網や現地工作員も・・・近頃は、中国で随分と摘発されているみたいですが・・・こちらは、茨城の片田舎でインターネットだけでの情報収集ですから自ずとその限界は・・・ですからね。語学力もないし・・・

 どうやら、ホルゴス特別経済区 - Google 検索 この場所が動き始めたということのようですね。

 これに伴って、新設された鉄道が左のようなものですね。線形は高速鉄道のものですね。およそ600kmですね。すでに、全線開通して、貨物が動いているようですね。

 残念ながら、衛星写真の更新があまりない地域なので、赤線の部分は未確認ですが、一応・・・ホルゴスでの貨物の動きが確認できますから、まず間違いないと思われますね。

 右の写真のように、大掛かりな通関設備があるわけでもないですから、事実上スルーなのかね?貨車の封印だけチェックして終わりとか?一応は荷役施設もあって・・・まるで、海港のコンテナターミナルのような感じですが、すでに途中で編成された貨物列車なのか、この近くにも貨物ヤードがありますが、滞貨の山という状態ではないようです。

 こういった、新しい路線によって・・・前回眺めたような自動車置き場が現れたということのようです。1万台ぐらいありましたから・・・シベリア鉄道並みの輸送力で、マツダが週1000台を3回に分けてザルビノからモスクワまでの9300kmを10日かけて輸送とかやってましたね。週に1000台なら3か月で楽に1万台を運べることになるか・・・なるほどね・・・中央アジアまで上海からおよそ5000kmぐらいですかね?

 どのくらいの貨物がここを通り抜けているのやら?こんな具合ですから・・・平成27年10月27日 カザフスタンにおける安倍内閣総理大臣政策スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 前回の続き・・・

 さらに日本は、中央アジア地域の発展に不可欠な、運輸や物流の課題にも応えていきたい。これも大変興味深い分野です。
 鉄道に限りませんが、内陸にあり、大平原から峻険な山々まで実に多様な土地に暮らす中央アジアの皆さんにとり、日本の技術と経験、ノウハウが、ここカザフスタンや中央アジアで活かされる日を楽しみにしております。運輸・物流をテーマとする来年の「中央アジア+日本」対話・外相会合に向けて、議論を深めてほしいと思います。


 日本の技術ではなく、中国の技術ですでにつながっている・・・日本は、中央アジア地域の発展に不可欠な、運輸や物流の課題にも応えていきたいと言われても、すでに中国がその課題に対して解答を出して、応えてしまっているということですかね。従って、すでに、日本は地域との関係を深め輸出入を増大させるには・・・海路で上海、ここから鉄道という選択肢ぐらいしかないことになるのでは?もちろん、シベリア鉄道もありますが、かなり遠回り・・・

 峻険な山々か・・・中国の鉄道技術も大したものですからね・・・近頃は準高速貨物が走り回っているのでは?たぶん時速120km〜170km程度で・・・1編成で6000トンぐらいの貨物を運べそうですからね・・・残念ながら、日本は鉄道貨物輸送は事実上捨て去ってしまっていますからね・・・国労が怖くて解体した感じですからね。今更、無理でしょうし・・・バイク便とか軽便貨物とか・・・小物で活躍するしかないのでは?近頃は、工場の引き込み線なんてものも、日本ではあまり見かけなくなりましたからね・・・

 貨物ヤードでの貨車の再編とか、日本ではすでに失われた技術なのかね?

 それに、中央アジアで中国が流行らせていると思われる、天然ガスを燃料とした自動車は、日本も製造していましたが、近頃はかなり限定された目的でしか使われなくなっているようですし・・・まあ、水素社会の敵ですから・・・今後も無理でしょうしね・・・したがって、日本のノウハウは生かされることはまずないと思われますがね。

 カザフスタンは、今後、対外援助機関を設立すると伺いました。JICAにはこの分野での経験が豊富にあります。カザフスタンと手を携え、地域の発展に協力できる日を楽しみにしています。

 日本型のばらまき行政は、金さえあればだれでもできるのでは?貿易の基本って・・・互いに足りないものを融通しあうことでWin-Winの関係を生み出すことでだろうとおもいますが・・・世界には、日本のように総合商社ってのが無いですからね・・・貿易が特定の業者の利権に繋がるなんてことは稀有な事のようですからね・・・

 日本は、それぞれの国が抱えるニーズを丹念に聞き取りながら、地域全体の発展に積極的な貢献を果たしていきたい。

 御用聞きをしているわけね。まあ、外交=商売という日本ってのも、なんだかね・・・しかし、総枠でいくらの商談があったけど、ちゃんと儲かるのかね?ちょっと前の資源外交の成果なども、大赤字での撤退が多かったような気がしますが・・・それに、ニーズを丹念に聞くなんってやって無さそうなんでね・・・オーストラリアの潜水艦の件も・・・水中4000トンクラスという条件だけで、日本にしかないから絶対にそうりゅう型が売れると勘違いしたようですからね・・・コリンズ級の長大な航続距離と、6艦から8艦に増強するから、乗員の数を現在の8分の6にして、さらに乗組員を増員して12隻まで増やすということも落としての売れる!のようですからね・・・フランスは原潜に通常機関を乗せての対応、ドイツは既存の大型化と、自動化の推進で33名の乗組員ということで条件をクリアーしていますが・・・日本は、何かしたのかね?そうりゅう型は優秀だから売れる!でおしまいなのかね?

 三菱の神戸造船所は原子炉の圧力容器と潜水艦関連に絞ったけど、仕事があるのやら?

 ふむ、興味深い報道・・・【防衛最前線】(7)潜水艦「けんりゅう」 世界最高峰の技術を結集、機密に満ちたその艦内は…(1-3ページ) - 産経ニュース 

 前世代のおやしお型の士官室は原則3人部屋だったが、そうりゅう型では「10人が一緒に入るタコ部屋の士官室もある」

 前近代的な人間の使い方であることは・・・軍機ではないかと・・・?だって、そこまで窮しているのかと思われてしまいますからね。何とも情けない、人間を無視した兵器・・・一事が万事・・・どうやら、兵器の付属品が人間なのだね・・・どんどん、後退しているわけだ・・・自動化を進めて7人減らしました・・・じゃない、きわめて原始的な兵器であるということですね。同じクラスの潜水艦を、ドイツは33名で動かすといっているし・・・あれ?この記事変だね・・・

 娯楽用のテレビもヘッドホンで見るなど、敵に音を聞き取られずに隠れることを徹底している。・・・・ヘッドホンで見るってのは?わかるけどね・・・そのうち、手話・字幕番組しか見れなくなるのかもしれない・・・唖者だけから構成される乗組員とか・・・障碍者も活躍する戦争社会!

 しかし・・・これって、ダメなんじゃないかね?耐圧船殻内の音は何一つ漏れることはありませんって潜水艦が理想なんじゃないかね?何でもゴムで支え防振に気を使っています・・・調理器具も音の出にくいものを使っています・・・工具類もゴムでコーティングされていて落としても音はしません。戦闘中けが人が出たら黙らせておきます・・・悲鳴など漏らさぬように・・・どうなのかね?防音と断熱ってほぼ同義ですから・・・防音は完璧です・・・艦内は非常に暑くなります・・・となるのかね?

 ドイツやフランスの潜水艦の防音のための技術ってのが気になりますね・・・日本の潜水艦に関しては、非常に優れているとかそういった言葉しかないですが・・・Australia's New Submarines Run Silent, Run German The National Interest Blog あれ・・・ちょっと細かな内容に触れていますね。ベットは60で、乗組員は33名・・・戦時下の要員ですかね・・・

 結局のところ、日本は余裕なしでなんでも詰め込むのが問題なのではないかと・・・逆に言えば融通が利かない・・・それぞれの国が抱えるニーズを丹念に聞き取りながら、地域全体の発展に積極的な貢献を・・・と言われても、信じられないね。だから、無理を承知で、裏技が発達するし・・・裏技までもが常態で要求されることになる。挙句の果てには・・・使いこなさないだけだ!馬鹿者!と怒られる・・・

 そういえば、厳密な管理が必要なはずの、核燃料製造過程で、バケツを使っての臨界事故とか・・・基本を無視した裏技が横行している気配もあるし・・・潜水艦など、魚雷のスイムアウト用のタンクを真水タンクに使ったり、本来の用途以外の使い方をしてまで、生活環境を維持しなければならないような艦を誰が買うかね?「日本らしい日本」の「カイゼン」の結果が、おかしな常態を生むことになるのでしょう。

 そうか・・・「日本らしい日本」の「カイゼン」は、本来意図されたのとは違った手順で、安全や品質を個人の技量によって維持し、人間に負担をかけることで達成する「裏技」の常態化を意味するのかね?まあ、臨界事故の経緯からするとそんな感じになりますね。・・・日本の上級者は、マニュアルを編むことができないのかね?「この道しかない!」こういった指導の仕方だから、仕方ないか・・・とりあえず・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

2015.11.01

  

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