偉大なる安倍晋三閣下のカザフスタン行きは・・・？(4)

現在をうろうろ（1320）

　偉大なる安倍晋三閣下のカザフスタン行きは・・・？(4)

　さて、平成27年10月27日カザフスタンにおける安倍内閣総理大臣政策スピーチ平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　一応は、これの続きですね・・・

　豊富なガス資源も、日本の「ＧＴＬ（ガス・トゥー・リキッド）」技術を使うことで、トルクメニスタンのモータリゼーションの原動力となる自動車の燃料へと生まれ変わります。
　そして、日本では、自動車技術は更なる進化を遂げつつあります。ＣＯ２を排出しない水素エネルギー技術が実用段階に移りました。２０１７年には、ここアスタナで、この大学の隣で、国際博覧会が開催されます。日本は早速参加の手を挙げました。日本は、そこで、将来の水素社会の絵姿を皆さんに御覧いただきたいと思っています。

　GTLか・・・常温常圧で液体になるように分子を組み替える技術ですね。別に、天然ガス車でも良いような気がしますが？ここで付加する炭素分子は何に由来するものかの問題ですかね？分子中の炭素が少なければ気体、炭素が多くなると液体になりますからね・・・フィッシャー・トロプシュ法は・・・なんとなく、私は嫌いです・・・だって、改質するためにエネルギーが必要で・・・早い話が不完全燃焼を利用するわけですからね。一部は改質のためのエネルギーに使われる・・・ただ、LNGにするかどうかかな？液化天然ガスからスタートなら、意味はあまりない・・・液化のためにエネルギーを使っていますからね・・・コンテナの問題ともいえますが・・・常温常圧で液体のものを運ぶのと、高圧に保ったまま輸送し使うかの問題ですね。タンクの重量が違いますから・・・

　ちょっと気になるのが・・・トルクメニスタンのモータリゼーションの原動力だって？これがちょっと疑問・・・トルクメニスタンの車は何で走っているのかですね。

　私の妄想的解釈によると、左のがトルクメニスタンのガソリンスタンドでしょう・・・たぶん・・・車が群がっているのでね。37°35'34.9N 61°48'49.5E - Google マップ　たぶんガソリンスタンド・・・しかし、地上のタンクは漏洩防止の囲みの中には無い・・・囲みが切れていますからね・・・ガソリンタンクなら、温度変化に敏感なので通常は地下タンク・・・地上だと屋根付きのタンク舎かな？ガソリンは温度変化によって体積が随分と変わりますからね・・・

　たぶん、温度の低いガソリンの方がお得・・・じゃなくて・・・ここで売られているのは多分、天然ガスそのものではないかとね？確認はしていませんがね・・・多くはこのスタイルのガソリンスタンドですから・・・

　水素自動車も良いですよ・・・水素が、炭化水素の改質品でなければね・・・水を触媒で分解してエネルギーを付加することなく水素を作れるならば・・・これができれば、永久機関が作れるから、一般的な物理法則では許されないわけですからね。水を水素と酸素に分解できる触媒があるなら・・・一握りで世界が変わる・・・

　こんな確信があるので、偉大なる安倍晋三閣下の話がね・・・どうも本当らしくなさそうに聞こえるわけです。物理法則は、絶対的な物ですからね・・・そういえば、オーストラリアで行われたソーラ・カーの大会・・・豪ソーラーカーレース工学院大学２位に　NHKニュース　クルーザークラスで2位・・・タイムは1位・・・これって、日本的な2位のような気がしてね・・・たぶん、タイムを最優先にして、本来のクルーザークラスの意味を失したのではないかと・・・このクラスのレースは・・・速度のレースではなく、実用車としてのレベルの高さですからね・・・でも、立派だと思いますね。3000ｋｍを燃料無しに走るわけですから・・・次の一工夫に期待ですかね。

　しかし・・・なんとなく、タイムを競う方へ走りそうでね・・・なんとなく・・・4ポイント差をどうとらえるかの問題かな？ラジオでいい加減に聞いた記憶ですから、間違っていたらごめんなさい・・・だって、Wikiの情報と違うから？聞き間違えたのか？Person kilometers　この違いは何？日本は軽い人間を運んだので負けたのか？なんって・・・気になるな・・・ベアリングなら世界一の技術を持ているはず？多少重くても・・・ダイヤモンドのボールベアリングなどは？もちろん、それに見合った軸受けを使って・・・変なところでケチらなければクラス優勝だったのではとかね？日本人だから期待しちゃうのでね・・・

　さて、どうもわき道にそれてばかりで、偉大なる安倍晋三閣下の素晴らしい演説の読み進めがはかどりませんね。困ったものです。とにかく・・・平成27年10月27日カザフスタンにおける安倍内閣総理大臣政策スピーチ平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　素晴らしい演説の続きですね・・・

　皆様、「国づくりは、人づくり」。それは、古来、私たち日本人が大切にしてきた考えです。近代が扉を開き、科学技術の面で西欧の圧倒的な優位を目の当たりにした時、日本はひたすら教育に資金と努力を注ぐことで、キャッチアップを始めました。先の大戦は日本全土を荒廃させましたが、それでも日本には「人」という資源がありました。そこから、再び急速な成長を成し遂げることができました。

　ほんとかね？国づくりは人づくりの精神などこの国にあったのかね？当たり前の事柄であるなら、長岡の米百俵の精神など、大げさに騒ぐことではないはずだが・・・そうするのが当たり前だね。そうだね・・・だから何？のはずですからね。・・・ところが、腹が減っているのに食わずに教育に使った・・・凄い！ですからね・・・百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる・・・と、腹を減らせた人たちに「夢」を与えたことが重要だと思いますね。そして、それを押し通した・・・こういった人が立派な政治家なのだと思いますね。

　日本の人づくりは・・・良く言う事を聞く人間を創り出すことに主眼があるような感じですからね・・・国のために死んで来いが好きですから、お国のため、滅私奉公の精神・・・我慢・・・そうだね。我慢する文化なのかもね・・・今朝、何気なく「美の法門」を手にしちゃって第一回の冒頭を眺めて・・・ああ、嫌だな・・・なんって・・・煩悩は無尽なれど、誓って断ぜんことを願う・・・四弘誓の願があってね。煩悩を断ったら終わりじゃん・・・煩悩がすべての原動力じゃん・・・煩悩を飼いならして、他人との関係において問題のないレベルに止める・・・

　内部に矛盾があるから・・・煩悩を断つといっても・・・法門は無量なれど、誓って学せんことを誓う・・・これって、すごい妄執じゃん・・・これだって、ある意味煩悩じゃんなんってね。欲望がすべての原動力なのだろうと・・・しかし、無制限の欲望の追及はあちこちで衝突するから控えなければならないし・・・結局は・・・最大多数の最大幸福という事に行き着くわけですね。ただし・・・この最大多数をどこに置くかで、立場が変わるところが面白いね・・・偉大なる安倍晋三閣下の最大多数はどこにあるのか？価値観を共有できる仲間だけでしょうね・・・ヨイショしてくれる範囲の最大幸福・・・欲望の追及の中には必然的に、我慢が必要になるからね。

　最大多数を・・・地球上の一人ひとりの人に置くのが私は好きですね。しかし、残念ながら価値観の違いもあるわけですから一律というわけにはいかない、したがって・・・その最低限として、人間の安全保障というものが根底にあればよい、このレベルに立てれば、あとの欲望は自らの工夫で手を伸ばしていけばよいわけですからね。したがって・・・殺し合いなど否定せざるを得ない・・・国家による暴力など認めない立場になるわけです。

　人間の安全保障で掲げられている内容を偉大なる安倍晋三閣下はどうやら理解していないようですからね。国という枠での安全保障を越えたものなど・・・所詮は演説のネタにしか過ぎない・・・

　ふむ・・・先の大戦は日本全土を荒廃させましたが、それでも日本には「人」という資源がありました。そこから、再び急速な成長を成し遂げることができました。・・・ふむ、人を大切にする国なら、なぜ・・・人間を魚雷や爆弾の目に使ったのかね？なぜ、押しとどめるような事が出来なかったのかね？推奨し、システム化したのではないのかね？しかも、戦争を始めた内閣の一員に、岸信介がいますからね。侵略先＝資源の獲得の親玉がね・・・政策として、それを引き継いでいるようにしか見えないのだが・・・人を資源として擦り減らしての経済成長ではなかったのかね？人という資源を大切にしてきたのか？

　人という資源を大切にしてこなかったから・・・少子化につながったのではないのかね？今度は、一億総活躍社会というやつを生み出して、さらに人的資源を酷使しようとしているようにしか思えないのだが・・・豊かな社会は子育て中は子育てに専念できるのが豊かな社会ではないのかね？共働きでなければ生きていけない世の中ですからね・・・自動的に子育てはアウトソーシングになる・・・これって、私の価値観では貧しいというものだと思うのですがね。

　私は、休業中のソフィストですから・・・知識の切り売りをして生きてきましたが・・・豊かだから子供を塾に通わせていたのか？それとも、子供の相手をする時間がなくて塾に通わせていたのか？それとも・・・結局は、人それぞれで良くわかりませんでしたね。高度な教育が財を成すかといえば・・・基本的には、才能と適性の問題であろうと・・・適性を生かすには、社会が多様でなければならないのだが・・・近頃は、同じ色に染めることが流行っているようですからね。どうなることやら？

　なんとなく、一億総国家の奴隷社会が現出しそうな感じでね。何しろ、ここで述べられているように・・・日本には「人」という資源・・・私は資源なんだってね・・・人間じゃないようですから。日本を荒廃に導いた内閣の一員、人間を資源と言い切る孫ね・・・安倍晋三閣下万歳！世界に冠たる日本　万歳！

　こりゃ、少子化が進むね・・・資源として活用されるわけだから、こいつは奴隷社会としか言いようがないじゃん。

　どうして日本は、中央アジア各国から過去２４年、８,７２３人のトレイニーを喜んで受け入れ、また日本から各国に、２,２９９人の専門家をインストラクターとしてお送りしてきたか。また例えば、ここナザルバエフ大学で、産業自動化の手法をお伝えしてきたか。言うまでもありません。これからも、日本は皆様方に対し、皆様一人ひとりの力を強くする点に重きを置き続けることでしょう。新たに、日本型の質の高い工学教育を活用し、お国や中央アジア各国の高度産業人材の育成を支援していきます。

　トレイニー・・・研修生ですかね？どうも、あまり一般的でない言葉を使いたがりますね。年間360人程度ね。何の研修生の話なのかよくわからない・・・何のインストラクターなのかも？どうも、この情報が特定できませんね・・・何の話をしているのやら？

　人間を資源として考える人間の下で・・・高度産業人材の育成などされた日には・・・高機能奴隷として高く売り飛ばされそうな気がしてね・・・危ない危ない・・・しかも、日本型だから・・・滅私奉公を叩きこまれた高機能奴隷かよ・・・産業の自動化の結果は産業で人が不要になることになるね。

　産業の自動化により、高度な仕事しかなくなったときに・・・私のような低級な仕事しかできない人間は何で働けばよろしいのでしょうか？偉大なる安倍晋三閣下・・・お情けを・・・かね？ああ、そのための兵隊か・・・お前は、アメリカの国旗を持って、シリアへ行け、南スーダン北部へ行け、そこで旗を振りながら歩け、そうすれば日本は豊かになる！お前の死が、戦争への道を開く！なんって？産業を自動化して、戦争道具の量産・・・戦争道具は人間が担いで出かけて、素早く消耗・・・これで、軍事産業は大儲け！・・・「日本らしい日本」の発露か・・・

2015.10.31