お金持ちのトルクメニスタンの軍隊は・・・？(5)

現在をうろうろ（1314）

　お金持ちのトルクメニスタンの軍隊は・・・？(5)

　前回の続きのようなもので、地対空ミサイル基地があるのでそいつを眺めようというわけです。

さて、この鉄道路線を首都の方へ進むと、対空ミサイル陣地があります。38°02'08.0N 58°20'38.6E - Google マップ　ここですね。ここにS-75の4連装のミサイル架に搭載されたやつがありますね。どうやら、ミサイルは4基乗せられていたり乗せられていなかったりで安定しませんが・・・一応ね。

　あれ？なんだか・・・ちょっと、この国に来たロシア人だかウクライナ人が結構このトルクメニスタンの暴露的な写真を流していますね。GoogleEarthに張り込まれたリンクのタイトルなしの写真に・・・秘密の花園らしきものが写っていますね。

　風景写真の手前に写っている植物がね・・・何気なく撮った写真に写っているのか？それとも意図したのかはわかりませんが・・・この、トルクメニスタンは薬用植物の宝庫であるのかもしれないなんってね・・・この葉の切れ込み具合といい・・・どうやら、植林した樹木とともに・・・自生？栽培？・・・とにかくあるんだね。

　山の、植樹した場所ってのは、この手の薬用植物にとっては成長に関して都合の良い場所になっているのかね？

　さて、対空ミサイル基地ってのは1か所だけってのはあまりないですから、首都防衛のための防空ミサイル基地が他にあるはずです。S-75ミサイルの最大射程は30ｋｍで、８ｋｍ圏内が高度2万から3万メートルを迎撃可能範囲としているようですから・・・１６ｋｍ離れたところにあるはず・・・そういえば、首都の東に対空ミサイル陣地と思われるのがありましたね。

　距離は間違いなく16ｋｍですね・・・37°58'14.7N 58°30'18.5E - Google マップ　ちょうどの位置にあることが確認できました。

　一辺が16ｋｍのボックスでの防衛であるとすると、一応・・・候補地は右のような感じでAの位置に最初に示したやつ、そしてBの位置が上の防空ミサイル基地ですね。そして、Cには弾薬庫と、多分、分散したミサイル発射陣があるようです。偉大なる安倍晋三閣下が、お馬さんを見に行った大統領の競馬場への道路の東側に弾薬庫、西側にミサイル発射陣があるようですが・・・

　弾薬庫は37°50'40.4N 58°24'26.8E - Google マップ　ここですね。

　左の写真のような感じに写真左の円内にミサイル発射場が分散されています。たぶん、この場所は競馬場に招待する偉大なる安倍晋三閣下のような方々の目に触れても違和感がないようにデザインされているものと思われます。

　弾薬庫は、土手で囲まれていますから、中の様子は伺えませんが・・・あれは？と聞かれたら、都市遺跡の跡じゃないですか？とか言っておけばOKなのでは？写真、右下のが、偉大なる安倍晋三閣下が、お馬さんで喜んでいた大統領の競馬場ですね。

　そして、Dの位置には現在半地下式の施設が建設されつつあるようです。近くには、半地下式の弾薬庫と思われる施設もありますね。Dの建設中の施設は右の写真の左上の黄色のピンがある赤枠の中、半地下式の弾薬庫に見えるのは、写真下中央の四角の中の灰色の構造物、その右に広がるのが新官庁街、写真右上の大きな赤枠の中が陸軍基地です。

　勝手に、ミサイル基地の造成中と考えている場所は、元弾薬庫なんでね・・・2009年ごろには弾薬はどこかへ撤収されています。単に、古い施設の土手などを整地しているだけかもしれませんが、ただ、このあたりにミサイルを置きたいものだと思うだけですけどね。半地下の施設も水の地下タンクかもしれませんし・・・なんとなく、イランの核施設に似た感じだったので・・・一辺が50ｍの方形のやつが3室あります。ナタンズの核施設は150ｍ四方の地下施設から始まって3室の地下施設でしたが・・・33°43'30.4N 51°43'38.3E - Google マップ　ここですね。この砂の台地状になった下にあります・・・

　左のようなやつですね。これが埋設されています。地下貯水タンクかもしれませんが・・・まあ、普通は信じてもらえないでしょうね。

　アメリカ様ににらまれると、何をやっても色々と文句が付きますからね。トルクメニスタンではかなりうまくやっているような感じですね。

　やはり、永世中立国ってのが利いているのか？このあたりがね・・・ロシアを説得したのか？それとも、ロシアがそそのかしたのか？なんとなく・・・ロシアがそそのかしたような気がしますね。

　イランが親米だった時代・・・そして、イスラム的な革命ですからね・・・イスラム文化をアメリカ様が受け入れがたいものと言い続けるのであれば、状況は互いの不信感の中での、限定的な合意に至るだけになるはずですからね・・・日本は？まあ、偉大なる安倍晋三閣下ですから・・・キリスト教文化を基本とする自由・民主なども理解しがたいものではないかと・・・日本の特殊な自由・民主主義ってのがね・・・封建制とほとんど変わらない民主制がお気に入りなようですから。たぶん・・・理解の彼方でしょう・・・曲馬はお好きなようですがね。お馬さんで遊ばせておけばご満悦かね？

2015.10.28