現在をうろうろ(1194)
日本貧窮者経済新聞
 大東亜戦争の開戦への道(12)

 さて、前回の続きです。一木喜徳郎・・・なんだか不思議な本を出していますね。立場上なのか?題字も色々と書いていますね。近代デジタルライブラリー - 青年団指導 19コマ 徹底したる自覚 大正7年の出版の本です・・・国民としての自覚か・・・個人より社会が優先される・・・この時代なら当然の思想ですね。今の世の中にこれを求めるのが自民党ですからね・・・我が国の国家としての自覚は旧式なんですかね?ただ・・・他の小冊子なども眺めますが・・・果たして本当にこういったことを信じて語っているのか?なんとなくね・・・小論集のようなものを眺めると・・・論毎に内容的なブレを感じるのでね。

 どうやら、この時代も「日本らしい日本」に関して、決定的なものが無かったのか?なんてね・・・まあ私は、日本精神を体現していないし、体現していると思われる人にも接したことは無いので・・・日本精神の萌芽はあるが、それを発現するに至っていない状態なのだろうと思われます。日本精神は・・・日本精神を体現している人にとっては自明なんだそうですが・・・どうも、様々な著作を見ても・・・よくわからない・・・近代デジタルライブラリー - 行政法論叢 この本に3本ほどの論文がありますが・・・ふとね。

 日本も戦争に向けて・・・行政法を大きく変える必要がありそうな感じですね。国と個人の権利の関係・・・徴税・徴発・徴用・徴兵に関するものなど・・・どう考えても、数万人規模で軍を動かすとなると・・・百万人規模の軍隊を作らなければならないですからね・・・軍ではないが、準軍事組織の輸送部隊なども作り出さなければならないし・・・船舶会社の改変とか・・・戦争海域を走らせるための、保険に代わる枠組みなども・・・

 そのうち、どんな話になるのかね?

 戦争の手伝いに出掛けて、危険だから帰ります・・・こいつは無理ですから、やがて一線に立って戦うことになる。近隣諸国と仲良くできない国が、遠く離れた国を説得できるわけがないですからね。従って、外交の代わりに軍事力で黙らせることになる・・・当然反発を買うから・・・兵士に仕立てられた日本国民が、政府のために死ぬことになる。自存自衛の戦い・・・政府が存続するために・・・自由や民主主義のためではなくてね。自由や民主主義のために、どうやら国会の周りで騒いでいる連中がいるようですね。自由や民主を掲げる政党に対して・・・不思議な状況にあるわけですね。形骸的民主国家の日本ということでしょう・・・徴兵・徴用のベースになる国民の背番号も付くし・・・逃げる方法は無いかね?受け取りを拒絶したら?反逆罪かね?

 ただ、根性なしの政治屋ですから、たぶん、戦争にはならないしかし何のために?たぶん、国際貢献に関して・・・金の話しかしていない。こんなに貢献しても(金を出しても)尊敬が無い・・・こんな感じですね。分担金は、GDPに応じてですから・・・当然の金ですから尊敬は無い・・・出して当たり前なんですがね。しかし、残念なことに、金がないから分担金を払いたくないのでしょう。そして、自衛隊は存在しているから・・・何もしなくても自衛隊に金がかかる・・・粉飾的GDPの1%枠・・・つまり、税収の10%に相当ですかね

 従って・・・自衛隊員を出すことで・・・何もしない自衛隊に働いてもらうことになるのでしょう・・・分担金の一部を、自衛隊の労働で支払う・・・場合によっては血で・・・そんなところではないかと、いずれにせよ・・・日本の財政は破綻状態にありますからね・・・近頃では、新国立競技場の建設費の50億円程度の話で大騒ぎをしているようですから。軍艦が作りたいのかね?すでに、新規でイージス艦を数隻こしらえて・・・乗組員は足りるのかね?

 1艦300人、現状6艦1800人余りの精鋭(充足率が100%なら)・・・新たに2艦を作ると600人の精鋭が必要になる・・・自衛隊の給与は上がるのかね?さもないと・・・人が集まらないはずですからね。まあ、イージス艦は所詮は迎撃が専門だから・・・乗員の数は減らせるようですね。走らせて、被害が酷くならないうちに離脱・・・どうせ、対空ミサイルは3波程度までしか対応できないから、戦場への長居ができないわけですからね。従って・・・次期のミサイル駆逐艦が・・・米国では乗員数を100名程度まで圧縮するとかやっているわけです。

 事実上、近頃の兵装は人間を排除する方向にあるようですから・・・すでに、人間の操作で何とかなるような対応速度ではないですからね。レーダーで50km離れたところに巡航ミサイルを探知・・・秒速300mとして探知から3分弱で着弾・・・砲側で人間が照準して当たらないから、自動化していくわけですからね・・・音速に満たなくても人間の反応速度では照準が困難・・・人間の役割は・・・ダメージコントロールですが・・・最後は退却・・・どうせ3波しか持ちこたえられない・・・日本は、旧式艦をあと2隻ね・・・

 ステルス性の高い右のような艦はあまり好まれないのかね?いずれにせよ1日は4時間ずつの当直2回・・・3組のクルーが存在することになるから・・・100名程度の乗員だと30人程度で運用でしょうからね。自動化が進んでいる・・・何しろ、戦闘艦ですからね。砲側で照準ではなく・・・操艦から兵装まで一元管理のようですからね。従って・・・戦闘要員はコンピュータのオペレーターということになる・・・

 まあ、日本は・・・この手の戦争道具をあまり戦争と結びつけて考えていないような感じがしますね。Wikiで他国版を眺めているとね。日本版だと、映画やアニメなどの登場作品欄がありますが・・・他の国版では見たことが無いのでね。所詮、ただのアクセサリーの親戚のようなものであって・・・人殺しの道具という認識はあまりないのかと・・・だから、現実の戦闘に用いる場合の補給や損耗に対するものがまるで考えられていないかのように思える・・・まあ、どうでもいいか・・・そのうち、戦争という現実が現れるわけですからね。勇ましく戦いたまえ・・・さて、木戸日記・・・

 さて、10月7日内海勝二男爵邸に出向いて・・・以前は小熊信一郎君でしたが、今度は森祐三郎・・・三井銀行の人間?下関の森祐三郎なら、井上馨の甥ですかね?詳細は不明ですが・・・翌年の3月には博春君は自殺ですから・・・

 偕楽園における・・・渡邊銕蔵は東京商工会議所専務理事で日本商工会議所専務理事を兼務、国立公文書館 アジア歴史資料センター 産業合理化の意義 こういったものをまとめていますね・・・なんだか、外交政策の文化事業や、カイゼンなんって合理化なんかを眺めていると・・・戦前の外交とあまり変わらないような気がしてね・・・国益最優先で外交がなされている・・・そんな気がしてね。

 それから、膳桂之助は農商務省の官僚で、1926年に日本工業倶楽部へ・・・

 労働問題の専門家ですね・・・偕楽園?磯子の?しかし・・・労働問題の話で宴席に行ったわけはないね・・・?

 いずれにせよ・・・この時代は、日本の産業構造を変えるために大きな努力がなされていますね。それに対して、現在は・・・中身を持たない空虚な言葉が飛び交うだけのようだし・・・「この道しかない!」・・・道はどこへ行ったのやら?この道しかないという道を失った我々はどこへ向かえばよいのか?滅びへの道?まさか玉砕に向かって進まされているのかね?

 結局は、第三の矢は飛ぶ以前に存在しなかったのか?地方創生は?まさか痴呆早世とか・・・もうじき終わっちゃうのかね?まあ、あと10日もすれば、戦争への道が付きますからね。どんな戦争が待っているのやら?

2015.09.01

  

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