現在をうろうろ(1165)
日本貧窮者経済新聞
 総理大臣の敗戦記念の70年談話は・・・?(5)

 どうも、日本の政治屋諸氏は相変わらず、世界に冠たる日本、東亜の盟主としての日本・・・東亜新秩序に向けて邁進している様な感じですからね・・・しかし・・・東亜新秩序構想と変わらないことを平成25年9月25日 2013年ハーマン・カーン賞受賞に際しての安倍内閣総理大臣スピーチ 平成25年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここで表明しているとは気づかなかった・・・近衛の東亜新秩序と安倍の積極的平和主義は同じものであると考えれば良さそうな気がしますね。問題は・・・意気込みとしては別に悪いとは思わないのですが・・・「日本らしい日本」がね・・・上手く行かないとガチャガチャにして放り出すという悪い癖がありますから・・・進むべき進路を誤り、戦争への道を進んでいきました・・・再びやりかねない・・・まあ、幸いに、新しい日米防衛協力の指針で、日本が単独で勝手なことができないような枠組みを作りましたから・・・簡単には戦争にならないとは思いますが・・・どうなることやら?何しろ・・・単なる指針、ある意味・・・心得にしか過ぎない・・・さて、続きを・・・

ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々のつらい記憶は、これからも決して癒えることはないでしょう。ですから、私たちは心にとどめなければなりません。

 全然理解していないのではないかと・・・2015年4月の訪米に際して・・・日程の詳細は米国に提示されていたはずですね。従って・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君が第二次世界大戦記念碑に出向く予定があるのなら、オバマ大統領がわざわざ、ここに連れ出すようなことをしたかね?【安倍首相独占インタビュー(上)】「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」(3-7ページ) - 産経ニュース この未来に歩み出した日米同盟を実感・・・この中の話ですね・・・次のページに・・・

その後、リンカーン記念堂から近くにある第二次世界大戦メモリアルに移動しました。この記念碑は屋外にあります。リンカーン記念堂の建物を出て明るい太陽の下を第2次大戦メモリアルに向かいながら、陽の光の織りなすコントラストに、私は和解から新たな未来へと日米同盟が歩み始めたことを実感しました。

 しかしながら・・・平成27年4月29日 米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここでは・・・

 先刻私は、第二次大戦メモリアルを訪れました。神殿を思わせる、静謐な場所でした。耳朶を打つのは、噴水の、水の砕ける音ばかり。
 一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。
 その星一つ、ひとつが、斃れた兵士100人分の命を表すと聞いたとき、私を戦慄が襲いました。
 金色(こんじき)の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。家族への愛も。
 真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。
 歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙祷を捧げました。

 オバマ大統領の案内で出かけて・・・もう一度行ったみたいですね・・・どうも、あまり文書類に目を通していなかったようで・・・晩餐会のコンサートがサプライズ演出だとか・・・前日に配布されたと思われるメニューに明記されているのに・・・変なの?

 いずれにせよ・・・オバマ大統領と第二次世界大戦記念碑に行く羽目になったことは間違いないのでね・・・枢軸国が始めた戦争でこれだけの犠牲者が、平和の回復のために必要だった・・・そういった話を聞かさせられたのでしょう・・・

 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも忘れてはなりません。

 だから、こんな風に述べられても、私には・・・まるで、信用できないわけです・・・こんなの俺は知ったことではないが、とりあえずお前たちは覚えておけよ、夜道で殴られたらこの事だったかと分かるから・・・追悼のための行動しなければならないのにどうやら、そういった行動すらしなかった・・・心は無い・・・戦後70年の節目を向かえ・・・何故、オバマ大統領が第二次世界大戦記念碑に連れ出した?リーンカーンの演説を見に行った・・・お前には自由・民主・・人権の精神が入っていない!とやられたとしか思えないのだが・・・それすら、理解できずに帰ってきたのではないかと・・・この場合のオバマ大統領は・・・馬鹿だから仕方ない・・・とあきらめるしかないのじゃないかとね。いずれにせよ・・・欧州でもあまり相手にされなくなりつつあるようですから。

 日本的な実力を伴わないハッタリは世界で通用するとは思えないのでね。教養・見識について高度なものを求められる・・・もしかして、「日本的な日本」での実力とは、何をしでかすかわからないという懸念心配の種を内在していることが教養・見識よりもハッタリ利かせるために重要な要素なのか?なら、教養・見識の無さを、軍事力というものを内在させることでハッタリを利かせようとしている?・・・だから、日本の海上兵力構成が守るべきものを内在しないイージス艦隊になるのかね?やはり・・・現代版の大和・武蔵なんって揚陸援護の重装備艦でも作ったほうが面白いかも?

 主砲は・・・超電磁砲で・・・あれ?レールガンを入力しよとしたら、超電磁砲に変換されたよ?IMEがWindows10になって大きく変わったね。どうも、例のシーベース構想で抜けている部分ってのが・・・揚陸援護の重砲部隊のような気がしてね・・・第二次世界大戦での米軍の揚陸では旧式戦艦による砲撃ってのが、事実上・・・揚陸のための海岸の制圧のために重要だったような気がしますから・・・まあ、ミサイルでもよいけど・・・小粒のミサイル艦では面白くないのでね。

 まさか・・・ジェネラル・アトミック社のレールガンは10MJのシステム・・・音速の6〜7倍以上の速度に加速・・秒速2kmほどで射程は200km・・・この砲の照準は極めてデリケートですね。200km先の散布界は水上艦では数kmになりそうですが・・・すばる望遠鏡のような大型の望遠鏡の架台のようなもので、大地に固定されているものなら可能でしょうが・・・波に揺られているような所からでは・・・これって、大型のクラスター弾を山ほど打ち込むためのものかね?それならよくわかるが・・・原子力砲艦が現れるとか?これなら・・・シーベースを強力な戦闘能力を持つものにすることができるね・・・航空攻撃は常に初弾だから・・・レーダーの届かない場所からの砲撃が可能になる・・・海岸から200km先の重砲陣地からの制圧射撃・・・これならレールガンの存在理由として十分ですね。・・・じゃなくて・・・

 日本が再び戦争を引き起こすとなると・・・あっという間に食糧難になるでしょうからね・・・自給率は大東亜戦争終結時より悪くなっているわけですから・・・そして、今も昔も戦火を・・・人の命を奪うわけですから・・・やってはいけない戦争のための準備を何故しなければならないのかが分からない・・・大儀がたたない戦争のための法制化の動きのようにしか思えないのでね。やはり、アフリカの利権を前提にした戦争法制としか思えないのだが・・・

戦後600万人を超える引き揚げ者が太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた3000人近い日本人の子どもたちが無事成長し、再び祖国の土を踏むことが出来た事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 はあ?岸信介の率いる商工省・・・軍需次官としての岸信介が・・・南方資源を確保するためにばら撒いた日本人じゃないのかね?この600万人のかなりの部分は・・・開拓団は明らかに植民地支配のためのものですからね・・・近代デジタルライブラリー - 拓植 こういったものが持て囃され・・・日本人を中核とした社会を広げて東亜新秩序を実現しようとしたわけですね。

 何だか、現在も東亜新秩序の計画は続いているみたいな感じですからね・・・どうも嫌な感じがします・・・どうせ、アフリカあたりに自衛隊を展開して、開拓団を送り込むのかね?まあ・・・すでに、農業従事者が減少しすぎていますから農業は無理ですかね?そうなると・・・引退した工場労働者を技術指導員として送り込むことになるのかね?

 そういえば・・・どこぞの商社が、日本の唐辛子の輸入先のほとんどが中国であることを懸念してモロッコで唐辛子栽培を始めたってのがありましたね。これって中国からの唐辛子の輸入が止まったらという前提での話でしたね・・・何で読んだんだっけ・・・【大阪から世界を読む】“中国リスク”を軽減させたアフリカの「唐辛子」(1-5ページ) - MSN産経west 対中国戦は色々な所から始まっている・・・

 まさか、地方創生で・・・引退した都市生活者を地方へ送り込んで職場復帰させる計画なども・・・そういった計画の準備段階のものなのかね?

戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや日本軍によって耐えがたい苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほど努力が必要であったか。そのことに私たちは思いを致さなければなりません。寛容の心によって、日本は戦後、国際社会に復帰することができました。

 明らかに・・・当時戦った連中にとっては日本人はキチガイの殺し屋の集団に見えたはずでしょう・・・静かな暮らしを破壊しに来たわけですから・・・東亜新秩序だといって、平和をもたらしに来たのだと言って・・・殺し合いを行い、産業を破壊し・・・これも、基本的には商工省や軍需省の計画に基づく資源獲得のための戦争でしたからね・・・近代デジタルライブラリー - 大東亜共栄圏建設の構想 アジアのため・・・実際問題としては日本を宗主国とした新秩序・・・大日本帝国の帝国諸邦の建設ですね。

 多分、日本型の植民地支配は・・・既存の政府を利用した傀儡型の政権を作っていくパターンなのでしょうね。大和文化の移植というわけには行かない・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君の「日本らしい日本」・・・これ自体を定義する話はありませんから・・・つまり「日本らしい日本」の文化ってのは存在しないような気がしてね・・・つまり、モデルとなる文化が規定できない・・・したがって、物資の動員を行なうが・・・行政組織を作り出すには至らなかったようですね。この辺りが大和文化の限界・・・植民地支配体制の確立が・・・実は現地人の自治を管理する形になったから・・・日本の敗戦により日本のコントロールを外れたから・・・独立することになった・・・日本型の植民地支配の形態が、宗主国がなくなると独立するしかないため・・・日本のおかげで独立したという話に摩り替えられるような気がしますね。

 この大東亜共栄圏建設の構想って本の書き出しの部分は・・・まるで、右翼の軍国主義者の安倍晋三君の考えとよく重なるので読みながら笑ってしまった・・・しかし、家族主義・・・この部分がね・・・財政再建のために爺婆・女房殿を働かせるために・・・子供は収容所へ預ける政策ですから・・・家族崩壊によって財政再建を成し遂げるようですから・・・どうなる事か?

 たぶん・・・少子化どころか、結婚しない人間が多くなるのではないかと・・・家庭の意味が失われつつある時代ですから・・・グループホームへと変化するのか?意外と・・・かつての集落組織の若衆宿の類の・・・任意の会員制の物が都市にできるとか・・・この可能性が高いか?・・・でも、やくざのXX一家みたいになりそうな感じだが・・・寄宿舎のようなもの・・・政治団体が作れば面白いかもね・・・安倍ユーゲントとか・・・それっぽい若い議員もいるから絶対に面白いと思うが・・・政治団体の温床にはよいと思うが・・・そのうち、国が主導して組織するかもしれないし・・・男女混成なら、出会いの場にもなるから・・・少子化対策にもなるかもしれないし・・・じゃなくて・・・

 とにかく・・・戦争の悲惨さは・・・戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや日本軍によって耐えがたい苦痛を受けた元捕虜の皆さん・・・こういった人を作ることになるのだよ。大東亜戦争を始めた内閣の商工大臣の孫はどのように考えているのかね?爺さんのやらかしたことをどのように感じているのかね?確かに、人間はその時代を超えて行動することはできないが・・・明らかに、植民地政策の研究のために満州へ行っていたとしか思えない・・・先ほどの大東亜共栄圏建設の構想の中に・・・近代デジタルライブラリー - 大東亜共栄圏建設の構想 19コマ・・・吾々は近く満州に於いてまた支那に於いて貴重なる体験を得た。之を生かさなければならないと共に南方圏諸地域の歴史的社会性を明確に把握して新しき設計をなし建設がなされなければならぬ。・・・こんな具合ですからね。

 弐キ参スケ とか 満州三角同盟 ・・・これが、南方資源地帯の統治のための準備段階として、植民政策のテストベッドあった可能性が高いような気がしますがね。・・・となると、昭和9年ごろから本格的な植民地統治の検討に入り、昭和14年の段階で研究が終了して・・・戦争内閣の組閣準備が整うということになるのかね?

 統制経済の研究なのか?表の物資と、闇物資とか・・・禁制品などの統制も行ったとか?国立公文書館 アジア歴史資料センター 邦貨価値維持対策要綱案 この文書の中に面白いものがあります。最終8コマ・・・消してありますが・・・左ですね・・・詳細は不明ですが 阿片収入により得た法幣の約50%・・・阿片を販売した代金を軍資金に繰り込むためのものですからね・・・これって政府の資料でしょうから・・・阿片で金を稼ごうとして消してある・・・

 たぶん、政府が手を染めるべきものではないから・・・外郭団体にやらせた可能性が高いですね。

 たぶん、悪名高き興亜院関連かな?興亜院の設立は昭和13年;1938年12月16日ですから・・・上の満州三角同盟とか言われる連中が勢揃いして・・・分散していく時期・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 兵要資源調査報告提出の件 阿片の密輸を阻止して・・・統制により資金を得るつもりかね?

 南京政府は昭和7年ごろから、阿片公売によって軍資金を集めているような感じですね・・・それに対抗して?軍資金は莫大なものになるわけですから・・・手っ取り早く金を集めるには・・・禁制品の統制販売・・・これによる利益はおいしい・・・まあ、戦争ですからね、人殺しが許される状況下では禁制品だろうが何だろうが、金に換えて武器弾薬にしなければならないわけですね・・・カジノ法案とか、明らかに倫理の破綻ですから・・・我が国は亡国の道を歩んでいることは間違いないですね。

 そのうち、売春も解禁されるかもしれませんね・・・これも、敗戦によって米国から押し付けられたものですから・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 支那之部(中華民国臨時政府、中華民国維新政府、蒙疆連合委員会、国民・・・

 あれ・・・これも面白い・・・三菱が阿片の独占権を得ていたようですね・・・三井がイラン産阿片を支那へ輸入しようとして問題になったようですね。満州国の専売国宛にすることで胡麻化そうとしているが・・・関東軍も関わっている・・・日本政府の公式見解では阿片を禁止する方向ですが・・・どうやら、満州国のあたりに巣食う連中は・・・こいつを、利権と心得ているようですね。そうなると、時期的には物資動員の立場にある岸信介の阿片への関与の可能性は高そうですね。

 ふむ・・・三井のイラン産阿片の移送に赤城山丸という船が使われ、政府の輸入証明書を空輸して間に合わせるとか・・・いろいろとやるものですね・・・北支特務機関か・・・北京の特務機関はちょっと調べたことがありますね・・・通背拳の武田熈って、国士舘の一期生・・・通背拳法の本はたぶん、活動資金をひねり出すための補助金をつけてもらうために出版されたようですね。各地の図書館や教育機関へ配布ということで・・・興味深い人物・・・私が集めた資料はどこへやったやら?遠い記憶・・・

 ここで述べられる特務機関は・・・基本的には派遣軍の参謀所轄の軍民関係の調整でもやる組織なのでしょう。買い出し屋のようなものですかね?物資調達・・・軍は政府の機関だから・・・金を自由に使うわけにはいかないから・・・裏金でも作って運用する機関なのかね?

 先ほどの通背拳の武田熈の場合は昭和8年に支那典制の研究で2年間を80円の支度金で月々20円を支給されていますね。そして、そのまま北京に暮らすようで・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 武田熙著支那学概論満支各地ニ寄贈 昭和十三年二月 こんな風に、著書が買い上げられていくわけです。軍の嘱託で、文化事業というのは何をやっていたのやら?

 そのうち、特務機関に関しても調べるとしましょう・・・あれ?どこから脱線した・・・?

2015.08.18

  

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