現在をうろうろ(1158)
日本貧窮者経済新聞
 大東亜戦争の開戦への道(8)

 さて、戦争への道が昭和5年ごろからすでにつけられているわけですが、そのための、産業界の統合と強化・・・そして、華族がかなり疲弊していたりしますね。木戸君のところは優雅にやっている・・・伊藤公爵家なんか火の車のようですし・・・官職を持つ華族ってのがそこそこ羽振りがよいのか?どうも、私にはこの華族制度が良く見えない・・・?貴族院議員のネットワークが、政府機関を動かしているようにも見えるし・・・内閣が各省庁のトップというわけでもなさそうだし・・・どんな風に国が動いているのか見えてこない・・・

 さて、何で戦争準備を右翼の軍国主義者の安倍晋三君は急ぐのかね?・・・気になるのは・・・主張-自衛隊の内部文書-国民と国会を欺く危険な暴走 この記事ですね。共産主義者のものですから良く分からないが・・・

 8月末に派遣期限が切れることになっていた南スーダンPKO(国連平和維持活動)について、12月に陸自中部方面隊から部隊(第9次隊)を派遣し、来年3月からは「新法制に基づく運用」を始めるというスケジュールまで書かれています。派遣される部隊には、戦争法に基づいて「(他国部隊との)宿営地での共同防衛」や「駆け付け警護」などの新たな任務が追加される可能性があるとし、その準備のための事前訓練の必要まで指摘しています。

 これですね・・・一応は、延長が決まっていて、国連が南スーダン派遣団の期間を2015年11月まで延長したので、日本政府は2015年8月7日に南スーダンでの国連平和維持活動を、予定の2015年8月末から6カ月延長し、2016年2月末まで派遣期間を延ばしていますね。この延長はいつまで伸びていくのか・・・たぶん、撤兵するつもりはないのではないかと・・・何しろ、丸紅が色々と自衛隊から受注してインフラ整備を行なっていますから・・・ここにも、恒久基地があると考えても良さそうですからね。

 これって、たぶん・・・南スーダンの石油利権に関連して自衛隊を派遣し続けたいのではないかと・・・だから、ジブチの基地もたぶん撤退することはない・・・政情不安と国連決議を利用して東アフリカ諸国への浸透を図りたいということではないかと・・・ところが、この地域への中国系の企業の浸透が早すぎるというのが問題なのではないかと・・・

 南スーダンの油田は・・・断片的な情報しかないので南スーダンの油田は中国資本がかなりの部分を押さえているようで・・・スーダンが南スーダンの油田に空爆・・・その記事を見ると・・・南スーダン政府高官は、中国国有石油大手の中国石油天然気集団(CNPC)率いるグレーター・ナイル・ペトロリアム・オペレーティング・カンパニー(GNPOC)が同国ユニティ州で運営する油井2カ所が2月29日に空爆を受け、原油漏れが発生していると明らかにした。WSJ.com 南スーダンの油井に空爆、ユニティ州の油井2カ所が狙われる ということですからね・・・この企業の詳細はGreater Nile Petroleum Operating Company - Wikipedia, the free encyclopedia によれば・・・出資は中国石油天然気集団:40% ペトロナスCarigali海外マレーシアの30% ONGC Videsh(海外アームONGCの)インド:25% Sudapet(スーダン国営石油公社、スーダンの国営石油会社):5% ・・・こんな具合ですね。

 このほかに、日本の利権があるのかどうか?・・・日本たばこ産業はスーダン・南スーダンのタバコ会社Haggar Cigarette &Tobacco Factory (HCTF)社を2011年買収。エジプトで2012年水タバコ会社Al Nakhla Tobacco社を買収。タンザニアのTanzania Cigarette社に75%出資。その他、南ア、ジンバブエ、ザンビア、マラウィ、タンザニア、モロッコ、チュニジアで葉タバコ原料を調達・・・

 豊田通商は南アで2000年、ケニアで2012年現地事務所設立。アンゴラ、エジプト、アルジェリア、チュニジアに拠点を持ち、出資自動車販売代理店は南ア、アンゴラ、マラウィ、ジンバブエ、ザンビア、モーリシャス、ケニア、ウガンダの8社。合計東・南部アフリカ中心とする25カ国にネットワークを持っていたが、2012年仏大手商社で西・中央アフリカ32カ国にネットワークを持つCFAO社を子会社化し、アフリカ全土にネットワークを持つこととなった。
 南ア:自動車用部品の生産支援(鉄鋼、カーシート、内装品等)、販売、リース事業、トヨタ車・スバル車販売(2010年スバル車南ア販社完全子会社化)
 ケニア:トヨタケニアにて自動車やバイクのCKD生産・販売、中古車販売、リース。2011年東芝・現代エンジニアリングと地熱発電所建設を受注。ケニア・南スーダン間の石油パイプライン建設の調査を実施。2012年ケニア国政府と国家ビジョン実現に向けた包括的な覚書を締結。2013年ケニアのモンバサ港におけるコンテナ搬送用クレーンを三井造船とともに受注
 エジプト:2000年代から火力発電所・発電所向け機器を販売。2008年海洋ガス田掘削請負事業開始。トヨタのCKD工場への出資

 建設技研インターナショナルはODAなどによる各種コンサル調査等を受注マラウィ、ケニア、南スーダン、モロッコ等で、水資源、防災、交通、環境等の分野で実施

 こんな感じですね・・・どうやらケニヤも問題になるようです。ケニヤつながりで南スーダン・・・ケニヤ関連は、日清食品がケニアで2013年1月、国立ジョモケニヤッタ農工大学と合弁会社設立。インド子会社で生産した即席麺を輸入販売・・・こんなのがある。ケニヤは南スーダンのような内陸国への入り口になるから、こういった国を押さえることは重要ですね・・・ソンドゥ・ミリウ/サンゴロ水力発電所建設事業 - ODAが見える。わかる。 こんな水力発電所がありますね・・・0°23'51.7S 34°53'00.2E - Google マップ このダム湖から導水管で0°21'12.8S 34°51'14.0E - Google マップ ここのサージタンクから水を落として発電しているようです。発電所自体は2つあるようですね・・・

  ただ、南スーダンの石油資源をケニヤ経由で輸送するのは・・・?未だ先のことのようですね。現在、南スーダンやスーダンの原油はGreater Nile Oil Pipeline - Wikipedia, the free encyclopedia このパイプラインを通って、紅海のスーダンの貿易港のポート・スーダンから積み出されているようです・・・何で、日本は中国の勢力範囲内を通らないと日本に送れない資源関連を押えたのかね?・・・モンゴルの石炭・南スーダンの石油・・・しかも、基本的には中国資本との合弁みたいな?

 どうも、中国を敵と考えているようですから・・・その敵の領内や利権を通じての運搬など不可能なはずなんですがね・・・1500年代に記されたデ・レ・メタリカって本の中には、そういった場所に鉱山を開いてはならないと書かれていますからね・・・何だか不思議・・・さて、木戸幸一日記・・・

 吉川重国君を出迎えていますね・・・この人は・・・Wikiのよると・・・京都帝国大学卒業後の大正5年(1916年)に男爵となった。東洋拓殖に勤務の後、昭和2年(1927年)からヨーロッパへ留学。帰国後、宮内省に入省し、式部官狩猟官となる。昭和16年(1941年)には課長に昇進。・・・欧州留学から帰ってきたのかね?

 ちょっと、この人物を調べていてちょっと気になるものを見つけました・・・満州国関連の祭祀・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 満州国建国神廟創建関与者贈勲に関する件 なんとなくね。満州国の精神に関する・・・人物のリストかね?ざっと見たが・・・良く分からない・・・まあ、皇室の藩屏となって死んだ人間もいますが・・・やはり、岸信介君とは・・・格が違う人間がずらりと並んでいますね・・・やはり、岸信介は使い捨ての人間みたいですね。

 とりあえず・・・岸信介の役割や・・・使われ方を基準に眺めていけば・・・東條内閣の意味が見えるはず・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君には、残念ですが・・・やはり爺様は小物のような感じですね。

 燈籠流しか・・・中御門・・・これは7月20日にゴルフで中御門侯爵と回っていますから・・・中御門経恭と思われますね。関連というか・・・宮内省や陸軍の軍楽隊の楽器に関しての資料の中に・・・国立公文書館 アジア歴史資料センター 共益社ノ楽器附属品及皮袋等輸入方ニ関スル件・・・ムラマツフルートの村松孝一氏が陸軍戸山学校の軍楽隊に在籍中の楽器の仕入れに関するものですね。部品などの記載があったので、ちょっと気になってね・・・原口栄之助・・明治29年3月30日生まれで朝鮮総統府に通信事務官として昭和13年6月3日から昭和19年8月8日まで奉職、在職中に病死・・・のようですね。

 岩佐公直君は・・・男爵で宮内事務次官のようですね。詳細は不明ですね。

2015.08.15

  

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