現在をうろうろ(1154)
日本貧窮者経済新聞
 大東亜戦争の開戦への道(6)

 何だか、日本は戦争に向かってひた走るのかね?どうも、政府の言っていることは支離滅裂な感じがしてね・・・核廃絶を訴えているものの、米国が核兵器を保有することに関しては賛成している・・・自己中心的な考えがにじみ出るどころか・・・そればかり、国益を最優先にすれば、当然・・・交渉などまとまるわけは無い・・・外交が基本的にできない人間たちが政権を運営しているような感じでね・・・何だか変な感じ。オリンピックも、スタジアム問題でどうなるか先行きが不安だし・・・オリンピックに十分な電力はあるのかも不安だしね・・・東京のホテルが全力で電力を使うようになる・・・それを賄えるのか?

 そもそも、オリンピックのメインスタジアムも、単に政府に金が無いという単純な話で頓挫しているわけですからね・・・金を集める方策を考えるとか何かしているかといえば・・・単なる縮小ですからね・・・つまり、未来を作れない政治屋が政権を担当している・・・高々5年先のイベントに関する道もまともにつけられない連中が・・・この道しかない・・・この「この道しかない」という言葉もすでに過去のものかね?近頃はちっとも聞きませんからね・・・さて、右翼の軍国主義者の安倍晋三君の爺様が属した内閣が戦争を始めるに至った経緯を眺めていますが・・・なんとなく、財政再建の先の国を富ませる話がいつの間にか・・・高度国防国家の話と結びついて・・・資源確保に走り、資源の本国送還に関連しての軍備の強化というような流れのような感じになってきましたね。

 結局のところ・・・資源を他の国任せにせずに、自国で賄うためには資源地帯を押さえなければならない・・・北樺太のソ連領内の利権の執行に関しての問題などから、軍による威圧を考えていたような気配が・・・さて、木戸孝一日記を読み進めるとしましょう。

 役所では、銀行の重鎮連中を集めて臨時産業審議会からの要望を伝えたりとやっていますね。中島男?これは何者ですかね?中島男爵だとすると・・・中島久万吉で、古川財閥関連・・・昭和6年;1931年に日本工業倶楽部の創立・・・ここの専務理事になっていますね・・・工業を取りまとめることになるのか?他に中川男爵は・・・中川良長・・・?

 兒玉秀雄兄・・・木戸孝一は義弟ですね・・・

 統制のための団体が次々に作られる基盤が昭和5年ということなのでしょう・・・しかし・・・なんで業界団体を政府の下に統括しようとしたのかね?これじゃ・・・国営企業に近くなる・・・社会主義に転向しようとしている?・・・

 戦前も華族制度改革を行なおうとしていましたっけ・・・それから・・・農地解放も別に敗戦になったから行なわれたわけではなく、すでに準備が終わっていたはずですね。子爵辺りの生活は結構厳しかったみたいですが・・・政府は・・・華族を整理しようとしていましたしね・・・いずれにせよ・・・この時代の政府は金が無くて大変なようですね。

 自動車工業助成の問題も・・・産業を強化しようとしていますね・・・ダットサンなんかはこの助成で出来上がってくるのではなかったかと・・・?おぼろげな記憶・・・華族制度を存続させるためのものなのか?税収アップのための方策なのか?華族ってのも・・・所謂、殿上人の系統のものや高額納税者や勲功のあった者などから成り立ちますが・・・かなりの部分が貧窮者で・・・優秀であれば官僚になっているようですが・・・そうでないと神社の神主かね?金禄公債・・・こいつを担保に運用していたのが十五銀行・・・

 あれ?原発のスイッチ押した「亡国の首相」…菅直人元首相が安倍政権を批判・・・ふむ?私は、原発の再稼動は賛成派なんで・・・原発のスイッチ押した「亡国の首相」…菅直人元首相が安倍政権を批判 国際 ハンギョレ ・・・ただ、右翼の軍国主義者の安倍晋三君は困ったことに100%の安全が確保できなければ再稼動はさせないと明言しているから・・・この言葉通り100%の安全など確保することは無理・・・大きな隕石が落ちたり、ミサイルで狙われるとかそういった強力な自然のエネルギーや、意図によっての安全確保が無い・・・特に、原発のミサイル防衛が無いわけだから・・・通常弾頭のミサイルで原爆による汚染と同等以上の核汚染が起こるから・・・安全基準の問題ではない・・・

 馬鹿な政治屋は100%の安全とか・・・大げさで、事実上意味を持たない言葉を使うから困るんだよ・・・直径10kmの隕石に対抗するとか無理だし・・・核ミサイルだったらなおの事・・・自国の十分な防衛すらできない状況で、海外への派兵を叫んでいる・・・

 国家安全保障だとか言って・・・どうやら、商工省の考えていた、内地への資源の安定的な送還を考えているのではないかと・・・外地で内乱が起こり、鉱山が閉鎖に追い込まれる・・・これに対抗して自衛隊を送り込んで治安維持に当たって、内地への資源の送還を実現する・・・これって、現実的か?安全保障の見地からすると・・・資源の輸入国を分散すれば良いだけですね。それと、平時の治安維持のための内政への・・・干渉・・・というか、G7などの意思によっての指導によって・・・治安維持を図れるような穏健な政体・・・弾圧を行なわずに十分な話し合いによる統治とその安定・・・サミットでは、これを目標にしているのではなかったかね?

 しかし、どうもホルムズ海峡とか騒いでいましたが、すでに周辺有事へと・・・しかし、資源の送還の話から始まっていますから・・・やはり、海外の鉱区などの利権保護のために派兵したいというのが本音なのではないかと・・・マダガスカルの鉱山の具合が悪いとか・・・そういった場合の派兵・・・資源は日本の生命線である・・・

 何しろ、日本人は感情的ですから、感情に訴えれば何とかなるというものがありますからね・・・その上泣く子と地頭には勝てないお国柄ですから・・・小さな子供のように、戦車買って!戦艦買って!ミサイルが欲しい!・・・国(僕ちゃん)のために死んでくれる兵隊が欲しい!・・・とやっている馬鹿な政治屋の言いなりになる・・・下関が寂れているのは国政を弄ぶだけで、選挙民のことを考えていない馬鹿な政治屋を国会に送っている・・・下関の有権者ですからね・・・日本って不思議ですね。

 自分の選挙民に対して利益を運ばない政治屋を何故当選させるかね?下関が都市機能を維持できるのはあと何年ぐらいなのか?かなり気になります・・・地域的な中心性すでに失われていますからね・・・100万都市が隣接するから・・・造船業も駄目でしょうから・・・完全な不況都市と化している・・・水産業も同様ですかね。

 国際化ということを考えると、未だに重要な位置にあるはずですが・・・国際化がなされていなくて、封建的な同業者組合がかなり強そうな感じで・・・同業者組合の重鎮になるような企業に補助金が流れることで、下々を支配しているような感じ・・・なんとなく、江戸時代の商業の支配体制ってのが残存しているとか?だから・・・保守王国でいられる・・・下関界隈の下々の民草の所得を見ると、かなり低いんですね。案外、この所得の低さが・・・民主化を阻害しているとか?

 私の民主・自由という概念がかなり歪んでいるのも問題であることは分かっていますが・・・基本的に自由というのは・・・こんな家おさらばだ!こんな会社おさらばだ!と言って、実施できる経済基盤を個々の人が持つこと・・・仕事を持たない「おこちゃま」には無理・・・私はかなり自由ですね・・・かなり苦しいが・・・近いうちに、安く買った高価なフルートを売ることで多少の利益を上げねば・・・ぶつぶつ・・・フルートのケースのカッコいいのも作りたいね・・・じゃなくて・・・

 つまり・・・自由であることは民草にそれなりに余力がなければならないが、それが切り詰められて、家や企業・・・業界団体などに依存する形になっている・・・保守的というのはそういったものが強い、自立できない他からの影響を強く受けた生活をしているということですね・・・なんとなく、右翼の軍国主義者の安倍晋三君の演説の内容がぶれるのは・・・自立した政策ではなく、他からの依存を大きく受けての演説だからではないかとね。

 自前の資金で会食を・・・というわけではなさそうですから・・・食わせ食わさせられで話をしての政治のような感じ・・・従って、食わせてもらうためには、それなりのことを言っている振りをしなければならない・・・どうやら、自由主義とは対極の中での活動が、日本の政治屋の基本にあるようです。戦前の政治家連中は・・・自らの経済基盤を持った者が多いですが・・・特に貴族院は無報酬ですから・・・貴族院で活動するということは、自らの経済基盤がかなりのものでなければならない・・・従って、ある意味・・・自由な討論の行なえる場であったと思えるわけです。

 金を掴んでいるものは自由になれる・・・貧しい国で自由なのは・・・お金持ちの王侯貴族のような連中・・・従って、この連中が民草のことを考えないで自由を行使させないように、世界はその枠組みを作ろうとしているわけですからね。

 さて・・・この国はどこへ行くのやら?戦争を叫んでいる場合ではないですからね・・・下関と百萬都市である北九州市との関係を見れば・・・中国と日本の関係が見えるじゃん・・・人がたくさん集まっている場所が強いのは自明・・・人が足りない分は金を集めることで輝けるが・・・残念ながら日本政府は大借金で首すら回らないわけですからね・・・すでに、国債を発行しようにも・・・国内には発行の元になる信用が殆ど残っていないようですからね・・・外債を起債するしかないのでは?どれだけ信用が残っているのか?

 気になるのは・・・日本企業の海外雄飛ですね・・・戦前だって・・・海外で商売を手広く行なっていた人たちがいますね。そういった人たちを日本につなぎとめるために政府は動いていたりもしますから・・・ただ、戦前のは個人営業主みたいなものばかりですね・・・それと、政府系の紐付きの企業集団ですね・・・満鉄や南洋興発に代表されるような拓殖会社系のものですね・・・今は・・・無いけど実質的には同等のものも残存しているし・・・今の政治屋は何に依拠しているか・・・気になるわけです。別に、私は過去を眺めているわけではなく・・・現在に続く過去を眺めているのでね・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君のように過去を切断して現在を見ることはちょっとできない・・・

 私は、原発推進派なんでね・・・これを明言するのでかなり嫌われます・・・安全優先ですが・・・産業活動の原動力は電力で、大きな電力が大きな富を生み出す・・・これは自明・・・大きな電力を生み出すのは原発・・・原発=大きな富・・・発展途上の国が原発を持ちたがる理由は・・・原発=大きな富・・・だから・・・貧乏は嫌いなので・・・原発推進へ!大きな電力を安価に生み出すとされている、日本の高効率石炭火力・・・残念ながら、石炭を燃やすのは近頃は国際社会で好まれていない・・・炭素クレジットのためにどれだけの富が日本から流出しているかを考えると・・・原発しかない。そして、夜間に原料を作るために大々的に利用して、石炭や石油を燃料としない、水素社会を実現すればよい・・・大量の核廃棄物が出るなら・・・大量であるなら再資源化が進むはず・・・簡単な論理・・・そして、宇宙で生み出されるエネルギーは核融合と核分裂で、それのおこぼれを再生可能エネルギーと言っている。・・・ならば、核開発は富への入り口・・・単純なんでね。

 私は・・・そうだな・・・これってずいぶん安くないかね?商人A:赤字覚悟です。商人B:ちゃんと利益が出ていますから。・・・どちらの答の商人が好きかというと・・・商人Bですね・・・商人Aの心意気は分からないでもないが・・・継続して取引するなら、ちゃんと儲けているほうですね。原発に関しても同じです。感情ではない・・・必要だから・・・貧乏は嫌いですから。安定供給が重要・・・節電要求なんか・・・しかし、オリンピックに発電所は間に合うのか?まあ、原発を再稼動させればよいわけですが・・・今作っている石炭火力はどうするのやら?決められない政治屋が事態を悪化させていることは自明ですね。

2015.08.11

  

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