エルマウサミット首脳宣言は・・・？(42)

現在をうろうろ（1139）

　エルマウサミット首脳宣言は・・・？(42)

　さて、前回の続きです・・・

AMRと闘う効果的な戦略のための知識のギャップを埋めるため，我々は，医療，動物の治療及び農業における並びに環境の経路を通じた既存及び新たなAMRの態様のサーベイランスを強化する必要がある。

　AMRと戦う効果的な戦略のための知識のギャップ？といわれても・・・態様のサーベイランスといっていますから・・・人獣間の細菌汚染の関連に関する知識に足りない部分があるということですかね？人間の医療と獣医領域・・・2つの学問分野の狭間ですね。そのギャップのことなのでしょう・・・アメリカには立派な研究所がありますね。ただし・・・戦争用ですから、やはり情報公開や・・・世界をリードして防疫を行う39°26'04.0N 77°25'45.3W - Google マップ・・・フォート・デトリックですね。ここには巨大な球形の実験室が作られ、細菌の散布実験などが行われていたのですから・・・疫病に関するデータがあるはずですね。日本の731部隊の資料などもここへ流れて行ったのでしょう・・・結局のところ・・・軍事的な要求を除外しての研究ができるのかの問題なのかもしれないわけですね。

　憲法違反だといわれても、どうしても戦争がしたい右翼の軍国主義者の安倍晋三君・・・なんで、そんなに戦争がしたい？やはり、南方資源地帯を押さえるためには、南シナ海の中国からの影響を排除する為に、再び中国に対しての武力闘争を企てているのかね？東条英機内閣で戦争に対する物資動員を指揮して、南方資源地帯への軍の進出を推進した岸信介の責任を、東京裁判で不起訴になっただけでは物足りなくて、戦争自体をなかったことにしたいのかね？

　従軍慰安婦問題が日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会がもみ消そうとしているような感じですけどね・・・実際に慰安婦は存在したし、慰安婦の派遣に関しては軍が関与していますからね・・・こいつは公文書の中にある・・・そして、戦前は事実上の人身売買が行われていたことは、廃娼運動などを見れば明らか・・・そもそも・・・「女衒」・・・こんな言葉がかな漢字変換で普通に出てくるところを見ると・・・契約に基づく強制連行があってもおかしくない・・・親に売られた娘など・・・戦前には珍しくないですからね。そういえば・・・日本映画にはその手のものがありましたっけ・・・売られていく娘・・・平成27年4月10日第４９回国家公務員合同初任研修閉講式　安倍内閣総理大臣訓示平成27年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ

　明治５年、マカオからペルーに向かっていた、マリア・ルース号が、嵐に巻き込まれ、修理のため横浜港に入ります。同時に、この船の中にいる２３１人の中国人たちが、奴隷の如き、ひどい扱いを受けている、との情報が寄せられました。

　このとき・・・日本も実質的な奴隷制が行われていることの言及がありましたね。そのために日本政府は芸娼妓解放令を出すことになります。明治5年10月2日太政官布告第295号ですね・・・しかし、日本ではその後・・・戦後になって赤線の廃止に至るまで売春が行われ、事実上の人身売買が行われ続けていきます・・・いまだに、田舎では借金のかたに嫁が取られたとか・・・嘘か真か分かりませんが噂を聞きますからね・・・東京観光の目玉の花魁ショーなんかどうするのかね？吉原は公娼街ですからね・・・調べればこの手の資料は山ほどありますからね・・・

　したがって、同じシステムで外邦からも慰安婦が集められた可能性は十分あるはずですね。何しろ・・・陸軍省徴募課長ヨリ南支派遣軍ノ慰安所設置ノ為必要ニ付醜業ヲ目的トスル婦女約四百名ヲ渡航セシムル様配意アリタシトノ申出アリタルニ付テハ、本年二月二十三日内務省発警第五号通牒ノ趣旨ニ依リ之ヲ取扱フコトトシ、左記ヲ各地方垂ニ通牒シ密ニ適当ナル引率者（抱主）ヲ選定之ヲシテ婦女ヲ募集セシメ現地ニ向ハシムル様取計相成可然哉・・・こんな具合にやっていたわけですからね。

　政府の側としては・・・国際条約の趣旨にも憚られることだから・・・まあ、右のように抑制の立場を取っているようですがね・・・実態としては、軍御用の形で婦女が集められていたことは明らかで、その実情に即した措置を、国際法や銃後の国民に悪い影響が出ないように・・・帝国の威信を毀け皇軍の名誉を害う・・・

　何だか・・・客観的事実に基づいた政府の立場を内外に発信し、日本の名誉を回復すべく行動をとる・・・とか言っていますが、どうやら、それは困難なのではないかと・・・公文書はずいぶんと出回っていますし・・・戦前の性風俗に関する研究もしやすくなっていますからね・・・私の手元にもあるぐらいだから・・・人の口に戸は立てられない・・・たぶん、敗戦に関しての調査を自民党がやるとか言っているのは・・・開戦から目を背けさせるための手段であろうと思われますからね・・・当然、開戦に関して調べるには・・・開戦に至った内閣の調査から始まるのは自明で、内閣の構成員それぞれの調査から始まる・・・再び、岸信介が俎上に上るわけですね・・・これを避けたい右翼の軍国主義者の安倍晋三君なのでしょう。

　しかし、どうも、開戦に至る経緯がはっきりとしませんね・・・なんとなく、今回の新国立競技場の一件のように、責任者不在でワイワイやっているうちに開戦だ！で、かわいそうな東條君が開戦を行う内閣として作られたみたいな感じでね。戦争を支えるための物資の動員を、満州での物資動員計画の担当者として岸信介を引き抜いてきたような感じですからね・・・どうも、戦争の責任を取らせるためにはじめから企図された内閣のような感じです。・・・段々資料が集まってきてね・・・なかなか、面白い・・・じゃなくて・・・

　厄介なのは、抗生物質が・・・家畜の成長促進作用を有するということですかね。成長促進を効率的に行う物質を簡単に牧畜業者が手放すかどうかの問題ですね。逆に言えば・・・この成長促進作用の原理が分かれば・・・別の物質を使っての成長促進を行うことの可能性も見えてくると思いますが・・・日本など、こういった代用物研究って得意なのではないかと思いますね。こういったものの研究で国際貢献を考えればよいのではないかと・・・しかし・・・こういったものに対する助成金と・・・成果を求めるとなると・・・基礎研究系になりますからね・・・抗生物質の成長促進効果は認められるが、メカニズムが分かっていない・・・このメカニズムを解き明かした上での代替物・・・5年程度のリサーチでは無理かね・・・

　結局、基礎研究には時間がかかるから・・・気の短いという国民性からすると困難なのかね？

我々は，基礎研究，疫学研究並びに新たな抗微生物薬，代替的治療，ワクチン及び迅速な患者の身辺での検査の開発及びアクセスの増加により，イノベーションを促進しなければならず，我々は，AMRに関する独立レビューに留意する。
この文脈において，我々は，WHO，国際獣疫事務局（OIE）及び国連食糧農業機関（FAO）との緊密な協力の下，極めて重要な役割を果たす医薬品，生物工学及び食品産業との対話を強化することにコミットする。
我々は，G7閣僚に対し，全ての関連するステークホルダー間で抗生物質の責任ある使用を促進しベスト・プラクティスを共有するため，国別の取組を蓄積し，G7会議を開催することを要請する。
（注）G7諸国における「抗生物質」の用語の定義の相違に留意しつつ，ここでは人の健康に影響を及ぼす抗生物質を指す。

　結局は、新しい抗生物質を開発し続けなければならないということになりそうですね。しかし、広範囲での協力と対話か・・・日本はこういったことが上手くできるのかね？システム化するのは結構大変だろうと・・・細菌と人類の戦いですからね・・・人間同士の殺し合いを、国会で議論しているなんって・・・ばかげている気がしますがね・・・ミサイルを打ち落とせる国になるより、ミサイルを向けられない国にするほうが楽だと思うのだが・・・？どうしても、外征のための軍備が欲しいようですからね・・・軍備はおもちゃじゃないですが、おもちゃを欲しがる子供みたいな叫び様ですからね・・・法的安定性なんか関係ない！外征できる軍隊が欲しいんだ！と駄々をこねているような？これでは、危険だから・・・ミサイルを向けられてしまうような気がしますが？

2015.08.01