現在をうろうろ(1106)
日本貧窮者経済新聞
 エルマウサミット首脳宣言は・・・?(14)

 さて・・・続きは・・・昭和15年頃の様子が結構面白い・・・この時代の情報の流れって不思議です・・・東條君あたりは、陸軍の中の情報と、新聞情報で動いているような感じ・・・どうも、貴族院や枢密院の連中の情報があまり流れていないような感じ・・・なんだか、全ての情報を握っている人間が限られているような感じ・・・このあたりの情報の流れの詳細が分かると面白そうですね。岸君あたりは戦争どころではないような?経済の再編を行っていますが、あまり上手く行かないようだし・・・少しずつ人の動きも見えてきたし・・・さて・・・サミットを・・・

外交的解決への支援
 我々は,脆弱な国及び地域における劇的な政治・治安・人道状況,並びにこれらの紛争に由来する周辺国及びその他の国々への危険を深く懸念する。我々は,紛争におけるあらゆる形態の性的暴力を最も強い表現で非難し,国際の平和と安全における女性の役割を拡大することにコミットする。持続可能な解決は,効果的な統治を再構築し,持続可能な平和及び安定を達成するために,包摂的である必要がある。

 我々は,シリア,リビア及びイエメンの平和と安定のための恒久的解決策を探るための,現在行われている国連主導のプロセスを支持する。ジュネーブ・コミュニケの完全な実施に基づく国連主導の真の移行は,シリアにおいて平和をもたらしテロを壊滅させるための唯一の方法である。

 我が国は・・・実戦を戦いたくて仕方が無いような感じですね・・・まあ、世界に武器を売りまくろうと思えば、その兵器が精妙で極めて有効なものである事を示さなければならない・・・したがって、北朝鮮は派手なデモンストレーションを行い、その映像が世界を駆け巡り宣伝になるわけですね・・・脆弱な国及び地域における劇的な政治・治安・人道状況,並びにこれらの紛争に由来する周辺国及びその他の国々への危険を深く懸念する。・・・劇的?何だろうね・・・the dramatic political・・・変化の話かね?・・・平衡が失われると、劇的な変化が・・・政治・治安・人道状況に変動が起こり、平衡が失われることで・・・紛争が起こり・・・その周辺国へ波及する・・・

 なんだか、昭和12・13年ごろの日本みたい・・・この時期、戦争は継続して起こっていますが、比較的平穏な感じ・・・それが、段々国内で不穏な動きが現れて来る・・・社会の平衡が失われて行く・・・それが、周辺諸国への波及となる・・・きっかけになるのは、やはり・・・独ソ不可侵条約あたりからですかね?日本に激震が走るのが・・・そしてドイツの開戦ですかね・・・ここで、電撃戦の派手さで・・・日独伊三国同盟・・・10月を迎えると・・・雪崩のように・・・

 なんだかね・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君は戦争の準備をしている・・・この事自体で、日本の世論はふらふらと・・・かなり不安定な状況になっている・・・政治的な?治安が?人道状況が・・・揺れている・・・戦争は国益を叫んで準備すると、明らかに他国の人権が侵される・・・人道上の罪へと膨らんでいくのでは・・・一般の人達が・・・中国人を殺せ!とか始まったら・・・怖いね。一部の右翼が隠れて叫んでいる程度なら・・・何しろ、新聞社を殺す話をしているわけですからね・・・沖縄の2つの新聞社を殺せ!会社なら潰せですが・・・人間についても同じ事が起こる・・・生かしておけない・・・本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる・・・言論の弾圧は、人の口を封じる・・・人を殺して口を封じる・・・

 自民党内部では、既にこの機運が醸成されている・・・あとは、報道の弾圧・・・まあ、我が国の言論機関は組織の継続性を優先しますから・・・自己検閲によって、ちゃんと政府と上手くやって存続することになる・・・「日本らしい日本」の発現ですね。

 つまり、組織を組織を構成する人間より大切にすると、本来、人間のためにある組織が・・・人間の敵に豹変する事になるわけです。目的は・・・国民を守る・・・しかし、軍を太らせるために国民を兵士へ仕立てて戦場に送って殺す事になる・・・組織を守るために・・・このあたりが、民主主義というものを自民党が分かっていないと思うわけです・・・政府あっての国民・・・政府のために国民が引き潰されて血を流す事になる・・・封建的な枠組みで民主を主義として掲げる・・・中身が違うわけです。

 2015年4月の訪米で、オバマ大統領が右翼の軍国主義者の安倍晋三君をリンカーン記念堂に連れ出したのは・・・この世界が一人ひとりの人間の舞台であって・・・政治屋や組織のための舞台ではない事を示そうとしたのではないかと妄想するわけですがね・・・【安倍首相独占インタビュー(上)】「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」(3-7ページ) - 産経ニュース

 「人民の、人民による、人民のための政治」という民主主義の根本原理を示すフレーズで世界的にも有名なゲティスバーグ演説ですが、実際にはわずか二〜三分程度の短いスピーチで、演説当時はほとんど評価されなかったそうです。オバマ大統領からそう紹介されましたので、「政治家は演説を評価されなくとも気にする必要はありません」と申し上げておきました。

 しんちゃんは演説を評価されなくとも気にする必要はありません・・・と誰かに言われているのかね?・・・オバマ大統領が示したのは・・・目の前にある演説の彫られた壁の・・・世界は、私たちがここで述べることなど、ほとんど気にも留めないでしょう・・・それを長く覚えていてもくれないでしょう。しかし、彼らがここで戦った事は決して忘れられる事は無いでしょう。・・・この部分・・・・・・The world will little note, nor long remember what we say here, but it can never forget what they did here. オバマ大統領は心の中でつぶやいたのでは・・・お前の下手な演説の話をしているんじゃないのだよ。この国に集う全ての人民の自由のために命を落とした人達が主人公で、政治家の演説ではないのだよ・・・

 自国民だけの平和と安寧ではない・・・この世界に住む全ての人の自由な暮らしを保障するための政治を行う事・・・それを告げていたのでは?何しろ・・・直ぐにサミットもあるし・・・サミットはG8、やがてG9になるかもしれませんが・・・世界の平和と安全のために開かれるようになる・・・その中で、国益を叫んでも、お前さんは馬鹿か?となるのでは?人間の安全保障では・・・敵味方の概念そのものが否定される・・・人殺しを唆す団体は全て・・・人道の敵になる・・・正義を掲げての人殺しは、正義とは認められなくなる・・・

 それなのに、何故・・・人間の安全保障は日本発祥で、広げて行かなければならないと言いつつ、戦争の準備をする?安全保障のためとか・・・他国民を殺す準備をしている・・・

 シリア,リビア及びイエメンの平和と安定のための恒久的解決策を探るための,現在行われている国連主導のプロセスを支持する。ジュネーブ・コミュニケの完全な実施に基づく国連主導の真の移行は,シリアにおいて平和をもたらしテロを壊滅させるための唯一の方法である。・・・もはや議論に時間を割く時ではありません。具体的な、成果を生む時です。・・・こういった言い回しが好きな、右翼の軍国主義者の安倍晋三君ですから・・・国連主導の体制で時間を割く時ではもはやありません・・・各国が軍を出し合って、一挙に制圧して二度と立ち上がれないようにしようではありませんか!の方が似合うと思いますが・・・外交的解決への支援が必要なのは日本ではないかと・・・

 外交が下手ですからね・・・少しは、国益という事を叫ぶのをやめたら?それから・・・世界に冠たる日本なんって・・・流行らないから・・・世界のために頑張る日本という方が良いと思うが・・・国連の非常任理事国の選挙に投票してくれるなら・・・援助!みたいな事はしないでほしいね・・・どうして、それが世界で受けると思っているのかね?金持ちの義務をわきまえるべきだと思うのだが・・・

 しかし・・・世界が協力して話し合いで平和な世界を作ろうとしている中で・・・なぜ、日本は軍備を叫ぶのかね?静かに刀を研ぐとかできないのかね?大騒ぎをして何か楽しいのかね?基本が専守防衛・・・まるで、アメリカ様あっての日本みたい・・・これでは日本は独立国と言えるのか?戦後レジームとは脱却とは・・・まさか、占領下の日本に戻ることなのか?それとも、封建制社会へ・・・貴族が主導する社会かね?

 戦前の日本は・・・内閣は明らかに内政が中心になる・・・外務は基本的に枢密院・貴族院の重臣連が仕切っているような感じ・・・元首の専権事項なのかね?・・・ああ、大日本帝国憲法 第13条天皇ハ戦ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ条約ヲ締結ス だね。すると、枢密院と貴族院が責任を持つのかね?

 これだと、やはり東條君は頑張っても・・・ほとんど何もできない・・・参謀本部・軍令部の使い走りにしかなれない・・・外交も独自に何かする事はできない・・・本当に、東條内閣は戦争遂行を行っていたのかね?

 右翼の軍国主義者の安倍晋三君が・・・爺さんが、外交権も統帥権も持たなかったために、単に近衛や貴族院、果ては重臣らが、自分で何もできないので放りだして、戦争を始めるしかなかった・・・法制度がしっかりとあって、戦争を回避するための権限が総理にあれば、大東亜戦争に突入しないで済んだ・・・とか主張するのであれば・・・有事法制は必要だと考えられますが・・・現在の議論はその方面ではなく、如何に戦闘に参加できるようにするかの議論ですからね・・・爺様の日記とか書き物に・・・そういった恨みつらみがあり、関東軍をいじれなかった重臣たちを恨んでいるとかあるのなら・・・私は、有事法制はその方向で作り出す事も可能だと思いますが・・・今更ね・・・ふと、あの戦争の始まりをチェックしていての疑問です。

2015.07.06

  

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