エルマウサミット首脳宣言は・・・？(8)

現在をうろうろ（1100）

　エルマウサミット首脳宣言は・・・？(8)

　さて、次は責任あるサプライチェーン・・・供給の初期段階から製品やサービスが消費者の手元に届き・・・そのうち廃棄までを管理するようになるのかね？家電や車のリサイクルなども考えると原料物質から再び原料物質になるまでの管理とでも言えば良いのかね？ただ、物質的なものと、それに携わる者の2つの意味合いでの・・・人権にかかわる者でもあるから、近頃は厄介ですね。

責任あるサプライ・チェーン
　安全でなく劣悪な労働条件は重大な社会的・経済的損失につながり，環境上の損害に関連する。グローバリゼーションの過程における我々の重要な役割に鑑み，G7諸国には，世界的なサプライ・チェーンにおいて労働者の権利，一定水準の労働条件及び環境保護を促進する重要な役割がある。我々は，国際的に認識された労働，社会及び環境上の基準，原則及びコミットメント（特に国連，OECD，ILO及び適用可能な環境条約）が世界的なサプライ・チェーンにおいてより良く適用されるために努力する。我々はこの目的のため，例えばG20等の他国と連携する。

　ああ・・・このあたりが、ドイツの目指すインダストリー4.0にかかわって来るような気がしますね・・・安全でなく劣悪な労働条件に陥る場合・・・大量の発注が為された時、発注する側も必死な時ですね・・・アップルは時々これに陥るわけです・・・新奇な短期間勝負で大量に売る場合というやつですね。そして、話題性の問題があるから、売れ始めたとなれば一挙に市場に出せるが売れなければ、程々の生産・・・生産を自在に調整する魔法のような生産手法というやつですね。需要に対してどれだけレスポンス良く生産できるか・・・余剰在庫を持たない、見込みをしないために・・・結局は、労働者に負担がかかる事になる・・・暇な所に発注を回せれば解決できるが・・・生産の効率化を進めなければならない部分ってのがね・・・ちょっと、インダストリー4.0の意味について理解が深まった気分ですね。

　ただね、日本の労働条件って・・・かなり、きついのでは・・・どうするのかね？法整備は・・・そのうち騒がれるようになるかもしれないですね・・・

　我々は，国連ビジネスと人権に関する指導原則を強く支持し，実質的な国別行動計画を策定する努力を歓迎する。我々は，国連の指導原則に沿って，民間部門が人権に関するデュー・ディリジェンスを履行することを要請する。我々は，透明性の向上，リスクの特定と予防の促進及び苦情処理メカニズムの強化によってより良い労働条件を促進するために行動する。我々は，持続可能なサプライ・チェーンを促進し，ベスト・プラクティスを奨励する，政府及び企業の共同責任を認識する。

　国連は色々な事をやっていますね・・・ビジネスと人権に関する指導原則：国際連合「保護、尊重及び救済」枠組実施のために　こんなものですね。こんな具合に労働者の人権を尊重する世の中になっているにもかかわらず・・・何で、人殺しのための法律を長々と検討しているのか分かりませんね。

　右翼の軍国主義者の安倍晋三君に１つ尋ねれば事は決まると思いますが・・・今、北朝鮮から核ミサイルが飛んできたらどうしますか？これだけでしょうね・・・内閣総理大臣として何ができるかは自明ですが・・・分かっていないかもしれませんけどね。機雷除去に関しても、同じように指示が出せるわけです・・・いずれにせよ議会に対して責任が伴いますけどね・・・責任の追及は、今の国会より激しいものになるでしょうね。さらに、死者が出て、戦線を拡大するようになったら・・・それを、自分の責任ではなく、法によって行ったとは言わせない・・・とでもすれば・・・いずれにせよ、兵士は基本的人権を制限される事で、他の者の基本的人権の内の最も重いとされる生存権に対して干渉するわけですからね・・・互いに、生存権は自ら守る事を前提とした殺し合い・・・如何に、戦争が非人道的な物であるかが分かるはずなんですが・・・何で、普通の労働者並の配慮で、戦闘に向かわせるのかね？

　宣戦布告を行い、殺し合いを命ずる事を、法任せにするなんってのはありえないと思うのだがね・・・戦争ビジネスでの、基本的人権を剥奪してのお仕事・・・自ら志願して、基本的人権の制限を受けて・・・殺し合いに赴く・・・自由と正義の戦いならよいですが・・・自民党や右翼の軍国主義者の安倍晋三君の自由主義のために人殺ししに赴くのはちょっとね・・・

　「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」　これによると・・・

　「人民の、人民による、人民のための政治」という民主主義の根本原理を示すフレーズで世界的にも有名なゲティスバーグ演説ですが、実際にはわずか二～三分程度の短いスピーチで、演説当時はほとんど評価されなかったそうです。オバマ大統領からそう紹介されましたので、「政治家は演説を評価されなくとも気にする必要はありません」と申し上げておきました。

　リンカーン記念堂で、ゲティスバーグの演説を前に・・・私のいいかげんな訳だと・・・自由の理念によって、この大陸に全ての人が平等に造られている事を実現する国家を作りました。そして、全ての人が平等に作られている事を掲げる国が大きな内戦による試練のさなかにある。その大きな戦いのあった場所にやって来ています。平等の理念を奉じる国が存続するように戦い、犠牲となった人々の安息の地として、この戦場の一部を捧げる事は、誠にふさわしい事です・・・しかし、この土地を、捧げたり、神聖化したり、清めたりするには、私の能力の及ぶところではない・・・既に、勇敢な人達が、生ける者も死せるものも、そのすべてが清めているからです。世界は、私たちがここで述べることなど、ほとんど気にも留めないでしょう・・・それを長く覚えていてもくれないでしょう。しかし、彼らがここで戦った事は決して忘れられる事は無いでしょう。・・・この部分・・・・・・The world will little note, nor long remember what we say here, but it can never forget what they did here.

　これを、示していると思われますが・・・「政治家は演説を評価されなくとも気にする必要はありません」というのは・・・いくらなんでも見識が無いと思われるのでは？彼らが戦った事は忘れ去られない・・・和解かね？

　自由と民主のための戦いで命を落とした人の話・・・黒人の自由のためでもある・・・奴隷の子孫が言うのですよ・・・この戦いで自由への道がつき・・・そして、このリンカーン記念堂が、何度、公民権運動の舞台となったのか・・・そして、黒人奴隷の子孫が大統領になれる世の中が来た・・・同じ自由のために・・・第二次世界大戦は戦われた・・・その、尊い犠牲者たちを記念する場所へこれから行くのですよ・・・私は、演説などはあなたにはしません・・・なぜならば・・・壁に、リンカーンの言葉として・・・世界は、私たちがここで述べることなど、ほとんど気にも留めないでしょう・・・と刻まれている・・・それをこれから見せる・・・君には、それが分かるのかね？という感じですかね・・・実際・・・このインタビューの中で・・・

　その後、リンカーン記念堂から近くにある第二次世界大戦メモリアルに移動しました。この記念碑は屋外にあります。リンカーン記念堂の建物を出て明るい太陽の下を第２次大戦メモリアルに向かいながら、陽の光の織りなすコントラストに、私は和解から新たな未来へと日米同盟が歩み始めたことを実感しました。

　しかし・・・この後・・・米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説　ここで述べられた内容を組み合わせると明確ですね・・・

　先刻私は、第二次大戦メモリアルを訪れました。神殿を思わせる、静謐な場所でした。耳朶を打つのは、噴水の、水の砕ける音ばかり。
　一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。
　その星一つ、ひとつが、斃れた兵士100人分の命を表すと聞いたとき、私を戦慄が襲いました。
　金色（こんじき）の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。家族への愛も。
　真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。

　戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの点についての思いは、歴代総理と全く変わるものではありません。

　本当に、そう思っているのかね？分かっていないから・・・再び戦争を始めるための法案を作ったのではないかね？個々の人間が自由意思を働かせ、行動するための自由・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君の言う自由主義とは違うのだよ・・・私は、そう考えている・・・妄想かもしれないが・・・繋ぐと、前後の脈絡が無く・・・単なる和解という事についての作文にしか見えないのだが・・・なぜ、独占インタビューの中で、この後半部分を除いた？4000個の星が示しているのは何？

　あれ？しまった・・・ビジネスの話だったのに、何でこうなるかね？・・・オバマ大統領に連れていかれて、さらにその翌日に出向いたのかね？・・・不思議な行動・・・国民の基本的人権を奪うための行為を考えている者が・・・国益のためと称して過酷な労働を・・・一家の昼間の離散を強要する労働体系を推進している事も明白・・・朝、みんなで出勤・・・・両親と爺婆は職場へ子供は収容所へ・・・これで、1日みな安心して働ける・・・素敵な日々・・・家は寝に帰るために存在する・・・

2015.07.04