現在をうろうろ(1082)
日本貧窮者経済新聞
 改革2020プロジェクトね・・・?(3)

 さて、続きですが・・・ちょっと具体性が出てきているようですが・・・どうなっているのやら?

 こうしたロボット分野における新たな競争領域を念頭に、我が国の産業の挑戦の方向性を示すこととし、@台場及び青海地域、A市街地等の日常環境をはじめとする公共空間、B海外から我が国を訪れる大多数が利用する各地の空港の3地域を活用し、先端ロボット技術の社会実装を行う。

 ふむ・・・お台場・青海地区か・・・随分と辺鄙な所に・・・どうも、私のイメージが良くないよな感じですね・・・あんな所に何をしに行くのかね?とか・・・というのは冗談ですが、昔々の何も無かった時のイメージが強くてね。個人的には麻布界隈とか好きなんで・・・オリンピックを観に来る人達が行く場所になるとは考えにくいが・・・まさか、既にオリンピックは形骸化されて、ゲームには人気が無く、オリンピックを名目に、人々は東京に遊びに来ると思っているのか?どうも、私にはこの場所を選ぶ必然性が良くわからない・・・大型クルーズ船の停泊する新しい埠頭ができる?・・・どうも、このあたりはコンテナ輸送のトレーラーが多くて・・・あまり、私の印象は良くないね・・・場末の雰囲気があって・・・場末の見世物小屋・・・なんとなく、こんな気分がしてね。

 問題は、実装される先端ロボット技術なんですが・・・どんなものやら・・・

@台場及び青海地域については、パーソナルモビリティ、超臨場感映像技術、デジタルサイネージ、多言語翻訳、案内ロボット等の先端ロボット技術を体験できるフィールドを構築する。また、未来社会実証プロジェクト協議会(仮称)を立ち上げ、実際に実装するロボット技術を広く一般から公募し、選定していく。選定結果に応じて、実用化のための実証を進め、並行して、必要に応じ規制・制度改革を行う。

 パーソナルモビリティー?電動自転車でも置くのかね?ある意味・・・これが究極のパーソナルモビリティーのような気がするが・・・一応、私も考えがあって・・・最高速度が時速90km程の車椅子などが欲しいのですが・・・動力源は水素機関が良いですね・・・高速走行時は車椅子のホイールベースが伸びて高速走行に対応できるようにして、通常時は現行の動力車椅子程度のサイズになる・・・車椅子の移動速度が遅いのが気に入らない・・・高速走行に対応すれば、健常者にとっても利用する価値が出るから・・・そして、交通インフラもそれに対応するようになるから・・・バリアフリーの別の見方・・・家の中で普通に椅子として使い、部屋からいきなり戸外を高速走行可能・・・家の構造自体も変化するわけですからね・・・一億総車椅子時代・・・歩行はしない社会の形成とかね。・・・問題は屋根や風防ですかね・・・

 こんな物が普及すると・・・ホールなどの構造は現在と著しく変わるでしょうね・・・駐車場の親戚のようなものになる・・・大多数の健常者に都合の良いもので・・・ハンデキャップを負っている者も健常者と同じ動きができる物というのを、私は基本として考えてしまいますからね・・・開発に関する基本的な価値観の違い・・・価値観の違いが多様性を生みだし豊かな社会を作るはずなのだが・・・基本的価値観を共有していない奴なんかと話したくないとか、戦争だとか叫んだりする奴もいるし・・・なんだか、偏狭な価値観で世界を眺めているやつは・・・困るね。さて・・・

 超臨場感映像技術ね・・・大きなスクリーンと高精細度の投影器か?私も、日常的に100インチのスクリーンを使っての映画鑑賞・・・時には、GooglEarthのストリートビューを眺めていますが・・・この手のものが有用なのは分かりますが・・・見た事で満足して出かけずに済ませた場所がどれだけある事やら・・・こんな技術が普及すると、観光地の質の問題が非常に大きくなる・・・目の肥えた観光客を満足させる場所・・・流通が良くなって、どんなつまらないものでも手に入るようになる中で・・・本当に行きたくなるだけの魅力を持った場所・・・体験そのものが重要になる・・・上辺だけでは意味を持たなくなる・・・質感か・・・

 デジタルサイネージねぇ・・・ネット端末があればOKの世界では?所詮看板でしょ・・・景観を損なう?それ自体が景観を生みだす?表示される物が絶えず変わるから・・・景観とは言い難いが・・・何を宣伝するのかね?多言語翻訳・・・これは・・・既にGoogleのを使っているので・・・別に目新しくない・・・案内ロボットか・・・別に、GoogleEarthで予習するから・・・ストリートビューのある所だと案内自体が要らない・・・数回眺めれば位置関係が分かるから・・・ソウルはかなり詳しくなりましたね。在来市場を巡り歩いたりしましたし、1か所だけちょっと迷った・・・景観が大きく異なっていたのと・・・坂道というものの表現があまり良くない高低差がある場所の景色が分かりにくかった・・・地下鉄の駅から道に出て迷う事は無かったですね。

 多分、東京で困らない程度は、ソウルでも困らない位の知識はありますね・・・予習が十分なら案内ロボットは不要だし・・・究極は・・・人間の脳に直接情報を送り込む端末でもあればよいわけで・・・五感に依存しないもの・・・脳内にイメージングできればそれでおしまいですね・・・視聴覚障害も事実上意味を持たなくなる・・・こいつが実現するのはいつなのか?これが実現したら・・・肉体が動かなくても・・・映画 アバターの世界・・・脳内での情報処理の成果・・・映画 マトリックスの世界・・・こういったものになっちゃいますね。身体機能など関係無い仮想現実の世界・・・

A市街地等の日常環境をはじめとする公共空間については、コミュニケーションロボット(翻訳・道案内サービス)、清掃ロボット、警備ロボットなど多様な自律移動型ロボットが相互に連携しながら、サービスを常時提供する姿を実装し、世界に発信する。2020 年に向けて、市街地等の日常の環境における自律移動型ロボット活用に係るルールの世界的なデファクトスタンダードを確立し、そのルール下で活用可能な最新のロボットについて、どのようなロボットが、どのようなサービスを提供するのか、というユースケースを国内外から公募等しつつ、技術開発や社会実装、必要なルール整備を行う。

 コミュニケーションロボット?翻訳ロボットが中心になるわけね・・・日本の高度な英語教育の発現の場では無いようですね・・・英語教育が普及しているはずだが英語が話せない・・・何のために英語を学んだのやら?基礎教育の質がよりしくないという事ですね・・・私は、単なる勉強嫌いでしたが・・・観光立国を目指すのなら、人間の資質を高めるための語学教育の一層の充実ですかね?何でも、ロボットなどの代用品で済ませる事になる・・・掃除ロボットは欲しくない・・・掃除ロボットがいなくてもゴミの無い街路・・・これってのが、国民の意識の問題ではないかと・・・掃除ロボットに依存して、物を投げ捨てるような社会を作ってはいけない・・・それに、工事現場での最低の仕事が無くなるのは困る・・・警備ロボットって何だね?巡回するなら・・・コミュニケーションロボットが徘徊していれば問題ないと思うが・・・戦闘ロボットを徘徊させるつもりかね?

 なんで・・・多様な自律移動型ロボットが相互に連携・・・翻訳・案内・警備・・・これって基本機能は同じでは?何か、お困りではありまえんか?・・・これから始まる一連の流れ・・・どうせ、答えられなくなるとセンターの人間の介入が必要となる・・・セキュリティー関連は・・・お掃除ロボットの範疇かね?ゴミを監視するともに、テロの場合は、ゴミのような見かけの爆発物や生物化学兵器・・・もしくは忘れ物を装うとか・・・そういったものですね。監視という意味ではどの形態のロボットでも同じような気がしますが・・・ゴミのような人間と、倒れている人間、横になる事を楽しむ人間の区別はできるのだろうか・・・

 というより・・・ロボットなどが表に現れないようなシステムの方が優秀だと思うのだが・・・様々な事をロボットの案内等無しに自分で判断して行動できる事が重要なのでは?ロボットなど使わなくても・・・旅行の場合は・・・基本的に目的地に、時間どうりの到達して・・・予定の時間に予定の場所に帰りつくとかが基本で、その中間は自分で決める事になるような?帰りの道が分からないでは困るだけ・・・ホテルのカードを示せばタクシーは走ってくれる・・・このカードに相当するものを・・・徒歩でもタクシーでも電車でも、どれでも地図として表示されれば問題無いがね。公共交通機関の料金の支払い法が世界共通ならそれほど困らなくなる・・・切符の買い方や改札の通り方の世界での標準化の動きって無いのかね?

 結局面倒なのはローカルルールを覚える事に尽きる・・・ソウルの地下鉄のように番号だけで駅名など発音できなくても、聞いても分からなくても良いのもOKだし・・・結局・・・ローカルルールが失くす動きが重要だと思うのだが・・・なんだか、遊園地の着ぐるみでもイメージしたロボット社会の創造かね?この人間の社会は人間が主役のはずだが・・・人間一人ひとりの能力を拡大するような技術が良いと思うのだが・・・自走カートとか人間の形をしていないロボットが物流の主役であれば良いと思うが・・・ロボットが目立つ社会なんって最低・・・この世界の主役は人間だと思うのでね・・・特に都市では・・・人間の領域ではない所と、人間の領域をきちんと区別しないと環境保護も意味を為さない事も分かっていない人間の都市計画や環境保護も最低だね・・・

B空港については、コミュニケーションロボット(翻訳・道案内サービス)、手荷物運搬サポートロボット等、多様なロボットが相互に連携しながらサービスを常時提供する姿を世界に発信する。2020 年に向けて、空港におけるロボット活用に係るルールの世界的なデファクトスタンダードを確立し、そのルール下で活用可能な最新のロボットについて、どのようなロボットが、どのようなサービスを提供するのか、というユースケースを国内外から公募等しつつ、技術開発や社会実装、必要なルール整備を行う。

 コミュニケーションロボットなど不要な場所になれば良いのに・・・チケットが所有者を認識して、勝手に色が変わるなどので行き先のラインを示すとか、入国審査・通関手続きなども無人自動化・・・カートもチケット情報で移動・車椅子も同じシステムで流せばおしまい・・・多様なロボットなんか必要としない、単に考えが幼いのでは?自分で分かれば良いだけ・・・チケットにアラーム機能もあれば良いし・・・チケット情報だけで・・・スマートフォンでおしまいというシステム・・・いや、パスポートの端末化が早いのでは?パスポートにチケット情報などがはいていれば・・・ホテルの予約なども・・・それをかざすだけで一連の動作・・・パスポートなら世界標準規格化が早いのではないかと・・・パスポートが標準的なデータ格納場所で、それを実際に活用するために端末とか・・・悪くないんじゃない?人の動きをある程度把握できるようなもの・・・効率を考えると・・・ロボットというより・・・単なる運搬カートの形状がベストになるのでは?

 結局は・・・どのようなロボットが、どのようなサービスを提供するのか、というユースケースを国内外から公募・・・で業者からの提案待ちですかね・・・何のために国立の研究機関である大学があるのやら?懸賞論文でも公募すれば良いのに・・・既にやってるのかね?研究資金と起業までの援助とか・・・

 人間と機械の共同作業の第一段階は・・・手押しのカートに情報端末の実装ですかね?既存の取っ手の交換だけでOKとか・・・これに案内をさせる、次はバッテリとモーターを積んでの電動アシストかな・・・人間の仕事を完全に奪うものは良くないと思うが・・・どうせ、日本のメーカーが考えるものは・・・置き場に困るようなやつを作るのではないかと・・・それが心配ですね。空港のカートそのままで利便性の高い物でないと・・・既存の物との互換・・・新しく空港を作るなら、そういった部分も考える事ができるが・・・どうせ、既存の物を使う事になるでしょうからね・・・結局、場末の見世物小屋の世界かね?

2015.06.27

  

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