現在をうろうろ(1072)
日本貧窮者経済新聞
 我が国の自衛隊は世界展開できる軍隊なのか・・・?(3)

 あれ?報道を眺めていると・・・米誌ナショナル・インタレストのウェブサイトは、日本政府が2015年度の防衛予算を過去最多の4兆9800億円としたことについて、「日本は米国の助けがなくても中国に勝てる」と伝えた・・・だって、私は・・・逆立ちしても日本は中国に勝てないと思いますが・・・日本人が寝ないで1年とか戦えるなら別ですが・・・勝てるわけないじゃん・・・人口は何倍いる?仮に、少なめに見積もって10倍としたら?

 人質立てこもり事件が上手くいかないのは・・・人間は眠くなるという人間の仕様が問題なんでね・・・活動時間は1日のわずか3分の2・・・16時間気合が入って8時間の勤務、飯も食わねばならん・・・3倍の人員で囲まれると・・・3交代と休み無しでは・・・休み無しが参るのは自明・・・それに、海上勤務は4時間2回の当直・・・4時間働いて8時間の休みでないと人間の活動は効率的でない事を意味していると思われますね・・・

 したがって程々に刺激を与えるために、昼夜を分かたぬ戦闘を軽く仕掛けるだけで・・・3倍の敵に対峙すると・・・それほど長くは持たない・・・私だって、50時間ぐらいは不眠不休で・・・最後は何をやっているか分からなくなりますが・・・起きていることぐらいできますが・・・惰性で起きているのに近くなりますからね・・・反応速度の著しい低下とか・・・あの、不思議な感覚を・・・体験するのも面白い・・・

 こう考えると・・・2倍から3倍の敵に対峙する事は困難であるという事ですね。防衛費の問題ではない・・・中国の艦隊は日本の3倍以上あるでしょう・・・艦種によっては日本に無い物もあるんでね・・・5兆円も金をつぎ込んでも・・・勝てないのは自明・・・装備の問題ではなく・・・睨めっこですら勝てない事になる・・・3倍の敵に対峙するとなると・・・眠らないければ戦えない・・・飯を食わねばいけないし・・・生物的な限界があるのでね・・・自動兵器に戦わせるにしても、兵器を見ていないとね・・・裏をかかれると面倒ですから・・・

 さて、シーベースを防衛するとなると・・・シーベースは事実上の戦略拠点ですから、攻防の要になる部分となる事は明白ですね。シーベースに攻撃を仕掛ける事を考えると・・・攻撃型の原潜を3隻ぐらいは投入したくなりますね・・・いや、こういった攻撃兵器を差し向けるのは・・・何しろ、後方ですからね・・・それでなくとも前線での兵力投入が必要になるから・・・

 シーベース艦隊の前線寄りには強襲揚陸部隊とその護衛がついているわけですから・・・投射前面にはかなりの護衛艦隊があるから正面からの攻撃は困難ですね・・・大きく回り込んでの攻撃になる可能性が高い・・・対潜のためにヘリ空母も欲しいね・・・本気の航空母艦も艦隊に加えたくなってきた・・・

 そうなると・・・やはり威力を発揮するのは・・・弾道ミサイルですかね・・・核兵器を使えば一発・・・難点は、放射能汚染ですね・・・しかし、最後の手段、国家存亡の危機だから・・・従って、この手の作戦は核保有国にしかけてはいけない事になりますね。その後は・・・本気の核戦争か・・・これは、人類の存亡にかかわるから、抑止力としては持てるが、実戦には不適という事になる・・・

 核兵器を使わない前提での・・・通常弾頭弾によるピンポイントの攻撃ができればOKという事ですね・・・中国の対艦弾道ミサイルは・・・シーベースを攻撃の主目標として開発されたと考えるべきですかね?一般には空母をやるんだと言われますが・・・なんとなく、それで我が国のイージス艦の対弾道弾迎撃能力が問題にされるという事になるのかね?

 我が国のイージス艦は・・・守るべき艦隊を持たない駆逐艦隊ですからね・・・米国の艦隊は空母や揚陸艦を中心とした充実した艦隊を作っている、我が国の艦隊はそういった守るべきコアになる物が無いから・・・米国の戦略の中で作られたシーベースの護衛艦隊としての存在意義が与えられていると考えるのが適当なような気がしてきましたね。

 ちょっと、安倍晋三君のイージス艦関連の発言を再チェック・・・平成26年5月6日 北大西洋理事会における安倍内閣総理大臣演説〜日本とNATO:必然のパートナー〜 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 例えば、現在の憲法解釈では、ミサイル防衛のため、日本近海の公海で警戒に当たっている米軍のイージス艦が攻撃を受けたとしても、自衛隊はこれを守ることができません。単に見過ごすしかできない。それでよいのでしょうか。

 これは無理な論理を使っていますね・・・米国のイージス艦が攻撃を受けた場合、日本がこのイージス艦の防衛に対して協力できるのは・・・イージス艦しか無い・・・空母があれば、空母艦隊を出して防衛に当たる事になるだろうけれども・・・

 例えば、現在の憲法解釈では、日本近海の公海で警戒に当たっている米軍のシーベースが、対艦弾道ミサイル攻撃を受けたとしても、自衛隊はこれを守ることができません。単に見過ごすしかできない。それでよいのでしょうか。

 こんな風に言っている様に聞こえるのだが・・・シーベースを活用するとなると、核兵器を基本的に持たない所が対象になりそうですが・・・日本の近所で核兵器を持たないのは韓国・台湾しか無い・・・ああ、それで、北朝鮮が核兵器を持った事が問題になる・・・核兵器を排除しないと、シーベースを一撃で破壊されてしまう・・・最後の手段になるが・・・それでも、上陸部隊の侵攻を抑えるにはこの道しかない事になる・・・中国・ロシアの核廃絶は無理だから・・・北朝鮮に対してのシーベースの使用を考えている・・・前提は、北朝鮮からの核兵器の排除・・・

 シーベースを黄海へ持ちこむ事は不可能でしょう・・・そうなると・・・シーベースを持って行く場所は日本海の元山沖しかなくなるね・・・ここにシーベースを向かわせることになりそうですね。

 ふむ・・・平成25年9月25日 2013年ハーマン・カーン賞受賞に際しての安倍内閣総理大臣スピーチ 平成25年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここでは・・・

 日本近海に、米海軍のイージス艦数隻が展開し、日本のイージス艦と協力して、あり得べきミサイル発射に備えているとします。
 これらの艦船は、そのもてる能力を
ミサイル防衛へ集中させるあまり、空からの攻撃に対しては、かえって脆弱になっていたと、そういうケースです。
 そこへもってきて、突然、米イージス艦1隻が、航空機による攻撃を受けたとします。
 またしても、日本の艦船は、たとえどれだけ能力があったとしても、米艦を助けることができません。なぜならば、もし助けると、それは集団的自衛権の行使となり、現行憲法解釈によると違憲になってしまうからなのです。


 同種のものが同種の物を助けるというのは・・・不思議な論理だと思うわけで・・・それに、ミサイルは空から降って来るのですからね?地対艦ミサイルと弾道ミサイルという弾道による分け方をしているようですが・・・北朝鮮から500〜600km程度の話ですよね?

 日本近海に、米海軍のイージス艦数隻が揚陸艦とともに展開し、日本のイージス艦は協力して、シーベースに対してあり得べきミサイル発射に備えているとします。
 これらの米国の艦船は、そのもてる能力を上陸部隊に対するミサイル防衛へ集中させるあまり、高空からの攻撃に対しては、かえって脆弱になっていたと、そういうケースです。
 そこへもってきて、突然、シーベースを構成する艦1隻が、航空機による攻撃を受けたとします。
 またしても、日本の艦船は、たとえどれだけ能力があったとしても、シーベースを構成する米艦を助けることができません。なぜならば、もし助けると、それは集団的自衛権の行使となり、現行憲法解釈によると違憲になってしまうからなのです。

 こんな風に書き換えると・・・状況に当てはまりそうですね。こりゃ、やはり中東での話ではなく・・・米国の北朝鮮戦略に直結した話になりそうですね・・・

 そう言えば・・・この記者会見で安倍晋三君は開き直っていますね・・・

 従って、もし皆様が私を、右翼の軍国主義者とお呼びになりたいのであれば、どうぞそうお呼びいただきたいものであります。

 本人が望んでいるようですから・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君・・・長いね、まあ、このぐらいの入力の労はいといませんから・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君とこれからは表記しましょう。さて、この演説の中で右翼の軍国主義者の安倍晋三君は・・・・

 まとめとして言うならば、日本という国は、米国が主たる役割を務める地域的、そしてグローバルな安全保障の枠組みにおいて、鎖の強さを決定づけてしまう弱い環であってはならない、ということです。

 こんな風に右翼の軍国主義者の安倍晋三君は言っていますから・・・米国によって役割が決まっていると考えれば良さそうですね。従って・・・集団的自衛権の行使に関して、日本は・・・敵の領海の外に設置された、米国のシーベースに関する防衛を行う、米国はシーベースの防衛のために現状では割く艦隊が無いから特に重要・・・鎖の強さを決定づけてしまう弱い鎖に、日本はなってはいけないから、集団的自衛権の行使を行えるようしなければならない!

 右翼の軍国主義者の安倍晋三君がやたらと、財政再建などより、地方創生などより力を入れているのはこんな所からなのでしょうかね?別に、右翼・軍国主義という話ではなさそうですね・・・アメリカ様の犬として行動しているような?北朝鮮を占領した暁には・・・代官のポストが準備されている?

 どうやら、つじつまは合うようですね。ちょっと、このラインで・・・北朝鮮への侵攻作戦を考えてみますかね?

2015.06.22

  

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