現在をうろうろ(1070)
日本貧窮者経済新聞
 我が国の自衛隊は世界展開できる軍隊なのか・・・?(1)

 色々と、考えているのですが・・・戦争というのは近頃では明らかに正義を行う手段としての使用というのも認められなくなりつつありますからね・・・人間の安全保障という話になると・・・人を傷つけることは原則禁止の中で、何故戦争をするための準備をするのか?正義があれば、その正義を実現する手段が沢山現れているこの時代に・・・?

 なぜ、安倍晋三君は戦争を叫ぶのかね?正義を主張して、その正義に対する賛同者が多ければ・・・誰も文句はつけられない、まして・・・戦争を仕掛けるなんってありえないと思うのだが・・・

 これに関しては、ベトナムがきちんとやりましたからね。警察力を使って・・・中国と争った・・・どちらも領有を主張している場所に中国企業の石油リグが行って、ベトナムは自国の領土に入ってきた民間人を警察権の行使で追い払おうとした、中国もまた領有を主張している場所の自国民を守るために警察力を投入・・・昔なら、双方軍隊で戦争となるのでしょう。しかし、双方は警察権の行使で終わり・・・中国側の企業が引いた・・・これで、とりあえずはおしまい・・・

 ちょっと、妄想・・・同じ事が日本に起こったら?安倍晋三君の顔を思い浮かべて・・・どんな行動を取るだろうか?なんとなく・・・恐ろしい事になりそうな?そんな気がしてね・・・全然、私は信頼していませんから・・・

安倍首相:あらかじめストーリーも結末も決まっているが、色々なことを議論して決めていくのが首脳会談。アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保する上で、日米同盟が主導的な役割を果たしていくと世界に示せた。

 判断を要求される事を避けるために、法整備であると思われるのでね・・・尖閣諸島の周辺に石油リグが現れて掘削作業を行い、日本漁船を追い払う行為に出て・・・巡視船も出して・・・日本の巡視船も体当りを繰り返す中での判断や、外交はどうするのか?具体的に聞いてみたい気がします。・・・どのような対応をしますか?ってね。何しろ、合衆国大統領のオバマ大統領とは違って・・・

安倍首相:ビジネスをさくさくと進めていくタイプ。しばらく雑談をしたりヨモヤマ話をして本題というよりは、時間を大切にいきなり本題に入っていく。日米間で話すべき課題が多かった。北朝鮮、中国、ウクライナ、TPP、たっぷり仕事ができたなと思う。

 ビジネスをサクサク進められないようでは・・・世界を相手にする事はできないのだよ・・・料亭でくだをまいても・・・「日本らしい日本」では、世界の速度についていくことができないから・・・後で、明日、今度、近いうちに・・・どうも、ハッタリ政治屋君達は何もできないのでしょう・・・仲間内で何かを叫ぶだけ・・・そこでは、別段指導力とか関係ないですからね。

 しかし、戦争のできる国になりたい理由が分からない?主権国家としての交戦権?自衛権・・・自衛に関しての話なのに、打って出る事が基本になっている。海外遠征を考えているわけですからね・・・シーレーン防衛?・・・確かに、アメリカ様に金魚の糞のようについて歩くとなると・・・公海上をついていくことになる・・・アメリカ様のシーベースまでの補給路を護衛する事が基本になる・・・やはり、米国の基本戦略を考えた方が良さそうか・・・

 シーベースの基本概念は洋上での効率的な荷役作業に尽きますね。強襲揚陸艦などへの補給への本気の荷役作業は港で行う事になるけど、それを洋上で行う事を考えている・・・

 基本概念は右のようなものですね。一応は、下の方に強襲揚陸艦があって、シーベースの基本になる機動揚陸プラットフォーム・・・写真の赤い奴ですね。そして、戦車とか弾薬とかその他の物資を輸送する各種の輸送艦があって・・・右のようなシーベースを構築する事になるわけですね。

 当然、この周囲には潜水艦やイージス艦などの護衛艦隊が存在する事になる。これが、公海上に存在していれば・・・どこまで自由航行が可能か?の問題かね?・・・このあたりは、面倒ですね。はっきり言って良くわからない・・・

 具体性を出して・・・例えば、日本から強襲揚陸艦で中国本土を叩こうとする場合・・・これは、近いから、佐世保の米艦船が出るとすると・・・

 左の様に750km程離れた所にありますから、進出して揚陸してここにとどまっていてもあまり意味が無い・・・兵力を持たない強襲揚陸艦は単なる船と変わらないのでね。750kmを往復しての再装備は効率が悪いというので、港湾施設を洋上に持ちだしてきたのがシーベースなんでしょう・・・領海の外で良いなら、もちろん制空・制海権を持ては25km程度の所までシーベースを持っていけるのかね?

 こうなれば、敵前上陸が短期間で大量の人員・物資の揚陸が可能になるというわけですね・・・このシステムが必要になるのは・・・日本の離島とかそういった物の再奪還という小さな作戦ではなさそうですね。左のような大陸侵攻の手段でしょうね。

 佐世保に沿海域戦闘艦でも配備されるようになると随分とキナ臭くなりますが・・・いずれにせよ・・・日本の役割は・・・この手のシーベースへの補給活動になり、米国主導の戦争では・・・輜重輸卒の役割を担う事になりますね。

 戦闘を支える重要な役割なのですが・・・安倍晋三君は、本気の戦闘に参加したいらしく・・・この手の艦船が攻撃を受ける場合には戦闘に加わりたいと表明しているわけです・・・ですから・・・事によると・・・輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち 焼いた魚が泳ぎだし 絵に描くダルマにゃ手足出て 電信柱に花が咲く・・・と口ずさみながら、苦々しく思っているのではないかと・・・?

 ちょっと、我が国の補給艦ましゅう型と主力輸送艦のおおすみ型輸送艦、ついでに補給艦のとわだ型を入れると右のような感じですね。右上の3隻の大きい方がましゅう型補給艦で、中ががおおすみ型輸送艦しもきたで、その下の小さいのがとわだ型のはまなです。おおすみ型輸送艦はこれは戦車揚陸艦・ドック型輸送揚陸艦などと呼ばれる事もあるものですね・・・補給艦はましゅう型2隻とわだ型3隻体制という事のようです。

 う・・・我が国の補給艦は5隻体制か・・・という事はちょっと数を増やすと・・・全海上自衛隊の艦船を補給するのに、この5艦という事ですか・・・そうか、あとフリートタンカーを探してくれば良いのか・・・違った・・・この5隻がフリートタンカーでもあるんだ・・・つまり、これが全補給艦隊になる・・・陸上自衛隊の上陸部隊にも補給するのかね?

 自衛隊の艦隊を動けないようにするには・・・この5隻を破壊すれば・・・海外に基地を持たない日本は・・・遠征は困難という事になりますね。

 これじゃ・・・いくら世界中に展開すると言っても・・・展開のしようが無いじゃないかね?有事に際しては・・・これでは、民間からの徴発が行われる事になるね・・・こりゃ、米軍のあとを金魚の糞の様について歩くにしても・・・補給が困難じゃないかね?米艦隊から補給を受けて、米艦隊を護衛する?妙な事態になりそうな感じですが?陸上自衛隊に輸送船でもあるのかね?

 なんだか、大東亜戦争で、陸軍が輸送潜水艦まで建造したのと状況は変わらないじゃないかね?それでも、戦争準備か・・・困ったな。海軍は海軍を補給するだけで手一杯で、上陸した陸軍の補給まではできないとかやったのかね?それで陸軍が船舶司令部を置いて配船を行ったという事ですね・・・陸上自衛隊が徴用船を運用する体制を作るのかね?・・・陸上自衛隊:職種 を見ると・・・

 陸上自衛隊の輸送課は船舶輸送に関しての研究を行っているのでしょうね・・・輸送科は国際貢献活動等における、民間輸送力による輸送や各種ターミナル業務などの輸送を統制するとともに、特大型車両等をもって部隊等を輸送します。

 この文章がやや不明瞭・・・というか・・・統制をするのは明瞭で・・・民間輸送力の統制・・・具体的に、民間の輸送業務・民間の各種ターミナル業務・・・これの統制・・・大東亜戦争と同じで運輸関連の企業が・・・輸送科の統制下に入る事になるわけですね・・・戦場にクロネコヤマトとかが走るようになるのか?輸送業界の仕事は戦争に直結する事になる・・・宅配の車に四駆や迷彩仕様の物が現れたら要注意か?

・・・需品科が日用品の管理と風呂・洗濯などを担当、弾薬は方面隊の兵站施設か・・・戦時に志願するなら、物品の豊富な需品科が良いという事か、有事になれば配給制、供出でここに生活物資が集まるから・・・年寄りでもコンピュータ・データベースが使えれば志願できるかもね?

2015.06.21

  

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