現在をうろうろ(1060)
日本貧窮者経済新聞
 安倍首相独占インタービューによれば・・・?(7)

 さて続きは・・・まだまだ長く続くのかね?あれ・・・このところ、毎日日経平均の動きが同じですね・・・先ずは売られて日経平均が下がり、その後で買いが入る・・・1日の基調となるトレンドが無いみたいな感じですね。どうしてこうなる?ありえないじゃん・・・ダウが下がって、円が高くなって・・・日経225は下がって持ち直す・・・何これ?読めない事は無いというより・・・このトレンドに乗ればよいのでしょうが・・・このところ、怖くてね・・・なんとなく、株式市場に金が溢れているような感じがしてね・・・底が抜けたら大変・・・さて、続きは・・・

 −−環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や中国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の問題については

 安倍 TPPについては、私の訪米前に甘利明大臣(TPP担当相)とフロマン米通商代表部(USTR)代表が会談を行い、交渉をし、基本的には出口は近いという状況になっていると思います。大統領と私の会談でも早期の交渉妥結に向けて努力をしていくことで一致しました。

 なにこれ?TPPに関しては、2014年4月には・・・オバマ大統領は鮨屋でも交渉しようとしたのに・・・首脳外交はあきらめてくれているみたいですね・・・まあ、税率など理解していないのでしょうから・・・話しても無駄だし、お客様の機嫌を損ねても仕方ないし・・・閣僚級で決する事が分かっているのなら無理して晋三君の機嫌を損ねても仕方ないし・・・早期妥結のために頑張ろうね・・・で済ませるのが上策と悟ったのでしょう。しかし、最高責任者が・・・丸投げしていて、しかも「思います」とは何事かね?誰が指揮してやらせているのか?きちんと把握して、自らがやっているのと同じ認識が無いってのは何事かね?ガバナンスはどうなってるのかね?そもそも、日本でのTPPに関する報道が非常に減っているのが気になりますね。

 なんとなく、都合の悪い事は報道しないという感じですかね・・・1年ぐらい前は随分と騒いでいたよな気がししますが・・・米国の出方を窺うだけになってきているような感じ・・・まあ、どうせまともな話し合いになっていない事は予測がつきますがね・・・日本の考えが通らないようなら、帰って来ちゃう事が前提ですから・・・これでは、話し合いにならない・・・脱退を据えての交渉など馬鹿のやる事ですからね。何のために話し合うのか・・・利益の均衡というのが問題になるはずなんですが・・・

 変な農業政策を続けて来たツケと・・・その先にあるもの・・・どんな世界になるのやら?ビジョンは無いしね・・・そう、未来を思い描けない政治屋が騒いでいるだけに見える・・・あるべき未来の姿が共有できていればもっと議論は簡単なのに?小さな利権を騒ぐだけ・・・国家戦略を立てるには未来像がしっかりと説明できなければならないのに、抽象的な物言い・・・?近頃では未来へ引っ張って行くのではなく、過去へ引っ張って行き・・・戦争国家の建設を目指しているような?・・・強ければ それでいいんだ 力さえ あればいいんだ ・・・タイガーマスクにでも憧れているのかね?ただね、誰も慕ってくれなくなりつつあるのでは?・・・日本は怖い国で・・・ある日気がつくと回りに人がいなくなったりしますからね・・・そして、みんなで非難の大合唱・・・

 未来の日本は日本の中の下関のように・・・世界の中の日本になると思っていればそれほど間違いは無いような気がしますね・・・残念ながら、暗い予測ですが・・・その中でも、庶民は頑張って暮らして行くしかない・・・庶民の営みは続くというわけです。だって・・・政治屋君は郷土に尽くしているとは思えないのでね・・・しかし、何であれだけの得票があるのやら?不思議でならない・・・

 AIIBについては、アジアに膨大なインフラ需要があって、それに応えることのできる金融システムが重要だという認識では、日本と中国は一致しています。米国もその点は理解しているだろうと思います。

 一方で、これだけ大規模な金融機関をつくるのであれば、公正なガバナンス、とりわけ個別案件について理事会での審査承認が必要であること、債務の持続可能性や環境に対する影響への配慮が確保されることも重要であるという認識はオバマ大統領とも共有しています。

 日本はまだAIIBに加盟するか、しないかは決定していませんが、今後も米国を含む関係国と協議しながら中国とも対話していく必要があるのだろうと考えています。


 多分、日本は既にバスに乗り遅れていますね・・・AIIBの設立の目的は、明らかに国際鉄道建設が目的でしょう・・・残念ながら当事国となるのは、ユーラシア大陸の国々と場合によってはアフリカも含まれる・・・

 多分欧州の思惑は・・・中国との鉄道での結びつきは歓迎・・・途中の国々は他国の資本によらないで、自前で調達した資金での国際鉄道への参入が可能になるから・・・鉄道そのものの支配権を他国に握られる事無しでの建設が可能になるから歓迎・・・実際問題として、中国の直接投資が嫌がられて鉄道建設が進まなかったのではないかと・・・それを突破する手段という事なのでしょう。

 国境を越えた鉄道の支配権に関しては・・・日本の直接投資で行われた満鉄を見れば自明でしょうから・・・こういった鉄道はありがたくない・・・非常に危険ですからね。ちょっと気になるのは・・・ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・ブラジルですね・・・チリの参入がありそうな気がするが・・・多分・・・通商路の大きな再編が起こることになる・・・かつてのクリッパー航路に超大型船が走るようになり、中型の貨物船は近距離航路というか・・・船舶以外の選択肢が無い場所への投入・・・南シナ海及び、インド洋・・・あとは高速貨物鉄道の独壇場へ・・・アメリカの海洋支配の意味が小さくなる・・・内陸の通商が盛んになれば・・・多分・・・ニュージーランドなどがTPPを始めた理由というのも、クリッパー航路の再生を考えての事ではないかと・・・北大西洋航路に対抗して・・・既に、日本はアジアと北米を結ぶ要地から外れているようですからね。

 横浜港の輸出入額の推移は右のようなものですね。自動車関連が頑張っているからそこそこの輸出額はあるのでしょう・・・そして、横浜港へのコンテナの掻き集め政策の結果なのか?このあたりがちょっと不明・・・問題は、水深-16mに対応するバースですかね?

 超大型船は・・・水深-16mが要求されるようになる・・・既に大型化の流れの中で-12m-13m程の水深のバースが終わろうとしているような感じですからね・・・

 下関港だと、ちょっとの間コンテナ船を扱っていた10号岸壁で水深-13mで2万トンクラスを扱っていましたが・・・大型船舶の扱いは徐々に困難になっているという事なのでしょう・・・もともとのコンテナ埠頭でガントリークレーンがあったのが・・・岬之町埠頭の24・25岸壁でこれで-10m・・・1万5千トンクラスまで・・・よって事実上存続が困難だったのですかね?そして・・・長州出島の岸壁は水深-12mですね・・・どんな未来像で作られたものなのか?ビジョンが良くわからない・・・

 近頃の、超大型コンテナ船は・・・上海あたりから、釜山へ・・・日本に寄港せず津軽海峡を抜けて北米への航路ですからね・・・徐々に日本の北米航路における地位は低下している事は間違いないようですね・・・そして、海上からでは沿岸国だけが米国のコントロールを受けやすい国になるのでしょうが・・・鉄道によるシルクロードの再興が・・・内陸国の経済を大きく変える事は予想に難くない・・・そして・・・海上を支配している米国の地位も変化する事になる・・・続きは次回だね・・・

2015.06.17

  

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