現在をうろうろ(1058)
日本貧窮者経済新聞
 安倍首相独占インタービューによれば・・・?(5)

 前回の続きですが・・・なんだか、政治屋君や政治屋君の取り巻きの記者連中ってのは・・・一般の生活者とはまるで違うのかね?よほど寄生虫のような暮らしをしているか・・・憧れているのか?

 −−日本はここ20年、長引く経済不況、さらには中国や韓国から歴史問題で貶められてきたこともあって、国民は自信を失いがちでした。今回の総理の演説で、日本が国際社会に貢献するにあたって、歴史問題はもはや障害にはならないことを示されたのではないでしょうか。国民の多くが勇気付けられたのではないでしょうか。首脳会談について聞かせて下さい

 安倍 オバマ大統領との首脳会談ではさまざまな議題について議論をしました。一つは安全保障において積極的平和主義を進めていくということです。この方針のもとに、自衛隊と米軍の役割分担を定めた「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」を改定し、また、日本はそのための平和安全法制の成立に努力するということも話をして参りました。

 20年間の経済不況ってのは?私個人・・・庶民の暮らしは随分と円高の御蔭で良くなったのでは?とにかく、円高の御蔭で紙幣の購買力は飛躍的に上がりましたね・・・そして、東南アジアの工業が高度になって来たので、庶民向けの製品の価格が非常に低廉なものになった・・・衣料品などを考えると・・・ワイシャツなどの価格がどれだけ下がったのか?家の中に物がどれだけ溢れるようになったのか?とにかく、工業製品の値段は飛躍的に下がりましたからね・・・TVの値段や、PCの値段など・・・性能に比べると・・・楽器だって安くなった・・・輸入品は・・・これって、実質的な賃金が上昇し続けていた事を意味します・・・デフレですからね・・・これで困るのは借金をしている連中・・・借金の価値がどんどん上がって行く、普通はインフレで借金の価値は下がるのですがね・・・したがって・・・給与はそれほど変わらなかったけれども購買力が大きくなって、実質的な賃金は上昇・・・家の中に物が溢れるようになった・・・

 反面、国産品の価格が上昇、輸入品との価格格差が大きくなった気がします・・・私は・・・安物専門ですから、大いに恩恵を受けた・・・そんな気がしますがね・・・

 昔の家の中には本当に何も無かった気がしますからね・・・下駄箱など空っぽに近い、押入れもすかすか、箪笥もすかすか・・・部屋の中には新婚の時に揃えた物ぐらいしか無い・・・そんな時代だったような感じですね。それが1980年代後半から物が溢れだし・・・バブルへ・・・バブルがはじけても、賃金はあまり変わらない状態で推移しますが・・・家電製品や衣料品の価格の低下が大きかったですね。だから・・・私は不況という感覚が無かった・・・給与は変わらなかったですが・・・

 中国や韓国から歴史問題で貶められるようになったのはいつからかね?多分・・・1985年ごろからではないかと・・・なんとなく、対米黒字で、日本が軍拡に走った・・・?確か・・・中期防衛力整備計画・・・

  航空機、艦艇、地対空誘導弾等装備の充実近代化による本土防空能力及び我が国周辺の海域における海上交通の安全確保能力の向上に努めるとともに、我が国の地理的特性を踏まえ、師団の近代化・編成の多様化、洋上・水際撃破能力等の強化による着上陸侵攻対処能力の向上に努める。

 ・・・なんとなく、こいつに反応して・・・かつての侵略国家の再来を恐れ・・・牽制するようになった・・・何しろ、2013年12月の安倍総理の靖国参拝に関しては・・・米国も失望していますからね・・・米国の反応は・・・東海村にある日本原子力研究開発機構の高速臨界実験装置用のプルトニウム331kgの返還請求に現れたのではないかと・・・兵器転用を恐れたと考えれば良いのでは・・・日本は米国のコントロールからの離脱を考えている・・・多分、今回の防衛省・自衛隊:日米防衛協力のための指針 が改定されたのは・・・日本が米国のコントロール下に入っている事の確認ではないかと思われるのでね。日米防衛協力のための指針(2015.4.27)・・・これがなぜか報道に上らないのが気になる・・・それに、新着情報に明示的にこの指針が掲載されなかったのでね。

 右のように 防衛省の取組(日米安全保障体制)を更新 とあって、こいつで防衛省・自衛隊:日米安全保障体制 さらに防衛省・自衛隊:日米防衛協力のための指針 へ降りて来ると、更新された内容である防衛省・自衛隊:日米防衛協力のための指針(2015.4.27) にたどり着く・・・私も最初は気がつかなくて・・・平成27年4月29日 米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここで述べられている・・・

 ここで皆様にご報告したいことがあります。一昨日、ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外相、中谷防衛相と会って、協議をしました。
 いま申し上げた法整備を前提として、日米がそのもてる力をよく合わせられるようにする仕組みができました。一層確実な平和を築くのに必要な枠組みです。
 それこそが、日米防衛協力の新しいガイドラインにほかなりません。昨日、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。
皆様、私たちは、真に歴史的な文書に、合意をしたのです。

 真に歴史的な文書に、合意・・・どんな文書だと気になるわけです・・・昨日、合意した・・・で4月28日の文書をチェックしたのですが、該当するものが無い・・・日米防衛協力の新しいガイドライン こいつは・・・4月27日に発表されていたわけでね。そんなわけで、防衛省と外務省のサイトのチェックで発見できず・・・Googleの検索で見つけた物を眺めていて・・・あれ、こいつだ!と気付いたわけでね・・・この文書は確かに凄いですよ・・・日米防衛協力のための指針2015年4月27日版は・・・?(1)

 日米両政府はまた、これらの二国間の取組を支えるため、日本の平和及び安全に影響を与える可能性がある事項に関する適切な経路を通じた戦略的な情報発信を調整する。

 この一文・・・これって、戦略的な情報発信を調整する・・・この文から私が妄想しちゃうのは・・・大本営発表!ミッドウェー
開戦に於いて・・・米航空母艦エンタープライズ型一隻、およびホーネット型一隻撃沈。彼我上空において撃墜せる飛行機約120機。我が方の損害、航空母艦一隻喪失、同一隻大破、巡洋艦一隻大破、未帰還飛行機35機。・・・戦略的情報発信・・・だよな?

 まだ、こういった捏造事態に至っていないから・・・真に歴史的な文書を話題にさせにくいように公開したとか・・・公開しないわけにはいかないから・・・日米防衛協力のための指針 2015年4月27日 - Google ニュース検索・・・これの内容に関する言及が非常に少ない事が分かりますね。というわけで・・・元の記事の方へ戻ると・・・

 安倍 オバマ大統領との首脳会談ではさまざまな議題について議論をしました。一つは安全保障において積極的平和主義を進めていくということです。この方針のもとに、自衛隊と米軍の役割分担を定めた「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」を改定し、また、日本はそのための平和安全法制の成立に努力するということも話をして参りました。

 安倍君は・・・何も決めていないんですね・・・米国連邦議会での・・・一昨日、ケリー国務長官、カーター国防長官は、私たちの岸田外相、中谷防衛相と会って、協議をしました。・・・ここでの合意が、そのままオバマ大統領との間の話題になっただけですからね・・・27日に合意され発表されていたのですから・・・議論は終わっていて・・・ここで書かれているように安倍晋三君は・・・この方針のもとに、自衛隊と米軍の役割分担を定めた「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」を改定し、また、日本はそのための平和安全法制の成立に努力するということも話をして参りました。・・・これだけ話した事は明瞭・・・2時間もオバマ大統領とヨモヤマ話をしてご機嫌だったのか?達成目標などは勝手に夏までとか、議会で喋ったし・・・事実関係と言動から読み取れる事はこんな具合になりますね・・・単に儀式を行う首相を戴く日本・・・これがどうやら「日本らしい日本」の1つの形なんでしょう・・・

 ちょっと気になるのは・・・今回の総理の演説で、日本が国際社会に貢献するにあたって、歴史問題はもはや障害にはならないことを示されたのではないでしょうか・・・これってホントかね?歴史問題は残念ながら敗戦国ですから・・・負けた事を認めないと、反省が無いから強くなれない・・・政治屋君は、負けたこともなかった事にしたいみたいですからね・・・負けたものは負けたわけですから仕方ない・・・日本は基本的に戦争には勝てない事を思い知らないといけないのでは?戦争に必要な物資はどこにあるのか?戦争をしてはいけない国が戦争をすると負ける事を理解できないのかね?どれだけの物資を国内で調達できる?簡単な疑問ですね・・・アメリカからの輸送船は期待できるのかね?

 船舶保険が掛けられないような戦争海域に乗り出す船がどこにあるのか?中国といえども、一般的な正義の概念はあるから・・・ちゃんと、日本が正義を体現できるようになれば良いのですが・・・政治屋君は・・・残念ながら何らの交渉もできない事が世界の認識になってしまっている・・・どうも、こいつは確実ではないかと・・・近頃の中国の日本への論調は・・・一般的な正義を基調としているので・・・安倍君はどんな対応をするつもりかね?例えば・・・

 −−日本は近頃、様々な場面で南中国海問題について大々的に報道し、南中国海の情勢を誇張している。暗に中国を非難し、中国の南中国海における島・礁建設について客観性に欠ける指摘を行っている。これについて中国側のコメントは?

 中国は、日本の消極的な行動に対し、重大な懸念と憤慨を表明する。すでに、日本側に厳正な申し入れを何度も行っている。


 日本は南中国海問題の当事国ではなく、近頃の振る舞いは正常ではない。日本は南中国海問題に故意に介入し、地域国家間の対立をあおり、悪意を持って南中国海の情勢を緊張化させている。日本の行動は、南中国海の係争解決には役立たず、南中国海の平和と安定にとって不利であると同時に、中日の政治・安全の相互信頼関係を著しく損なうものであり、中日関係改善の流れに逆行するものだ。

 確かに、当事者適格は欠くような気がしますね・・・国内的な票田の肥やしに中国との対決姿勢を示していますね・・・ちょっと、このところ、戦前の商工省の戦争戦略を知らべているのですが・・・なんとなく、商工省は戦争を煽っての経済政策を行おうと画策していたような気配があるわけです。満州の利権を確実なものにするための・・・見せかけの戦争準備・・・増税・国債・貯金・・・このあたりに力を入れていた・・・実動部隊の長は多分岸信介ら・・・戦中から戦後に至っても、公職追放は受けますが・・・配下の商工省・・・通産省は連続性を保っている・・・政財界の癒着はこの線での連続性があるわけですからね・・・

 戦前の誤算は・・・東條英機君ですね・・・これが真面目すぎて、本当の戦争を始めてしまった・・・商工省は戦争物資の不足を知っていたはずですからね・・・戦争を煽って、戦争に至らない事を条件として動いていた気配がね・・・

 こんな風に考えると・・・なんだか手口が似ているような気がしてね・・・木戸幸一日記でも精査するか・・・ネット上にあればね・・・日記の読み方は香取神宮の妄想研究で鍛えてありますからね・・・問題は、本を買う金・・・これが大問題・・・参萬円弱か・・・

2015.06.16

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system