現在をうろうろ(1054)
日本貧窮者経済新聞
 安倍首相独占インタービューによれば・・・?(1)

 ふむ、近頃・・・安倍晋三君はご機嫌なんだ・・・オバマ大統領の見る目が変わったって・・・そりゃ、2014年4月の鮨屋で、原稿が無ければ外交の話ができない事がばれましたからね・・・したがって、複雑で高度な話をしても無駄である事が分かり、それが態度の変更につながった・・・そして、欧州もそれに追従したというのが真相ではないかと・・・だから、純粋に儀式を執り行ったので、安倍君も困らなかった・・・無能なものを困らせても何の利益にならないという行動指針の順守ですかね?

 さて・・・面白いものがありますね・・・【安倍首相独占インタビュー(上)】「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」(1-7ページ) - 産経ニュース と 【安倍首相独占インタビュー(下)】「橋下市長のリーダーシップは注目に値する。憲法改正に向け力を生かしてほしい」(1-8ページ) - 産経ニュース さて、どのような話をしたのやら?チェックしてみる事にしましょう・・・

 「強力な日米同盟でアジア太平洋の抑止力は格段に強くなり、平和と繁栄の礎となる」

 
−−4月末に訪米され、日米首脳会談、公式晩餐会、連邦議会上下両院合同会議での演説に臨まれました。これに先立ち、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)も行われました。一連の行事についての報道を見て、日本は敗戦から70年を経て、ようやく戦後から脱却する大きな一歩を踏み出したのではないかと思えました。総理の手応えは?

安倍晋三首相(以下、「安倍」と略) 1957年、私の祖父で当時の総理であった岸信介は、訪米して当時のアイゼンハウアー大統領と首脳会談を行い、上院と下院のそれぞれで演説しました。大統領とはゴルフもプレーし、一緒にときを過ごしました。GHQ(連合国軍総司令部)による占領は終わっていましたが、敗戦からまだ12年しか経っていない時期です。

 3年後の1960年に日米安全保障条約の改定期が迫る中、祖父はこの時すでに、占領下で交渉が行われた条約を独立国家・日本にふさわしい形に改正して、日米に新しい時代をスタートさせるという決意を胸にしていたのだと思います。

 東西冷戦の終結を象徴したベルリンの壁崩壊から25年が過ぎ、世界はさまざまな課題に直面しており、各国が協力しながら取り組んでいかなければならない時代を迎えています。


 ここまでは、別に何も内容は無いですね・・・自分で問題提起して、ちゃんとしたリーダーシップを発揮する必要が出てきたにもかかわらず・・・ハッタリだけで、アメリカ様の後ろをついていく事しかできないようですが・・・各国が協力して・・・取り組みのリーダーシップを取ればいいのに、取れないで金包みを配るだけしかできていないように見えるのだが・・・それが問題ですかね?

 日本の首相として初めてとなった米議会上下両院合同会議での演説で、私は、祖父が文字通り首相としての政治生命をかけて条約改正に取り組んだ日米同盟を、21世紀において「希望の同盟」にしようと呼びかけました。

 国際社会が直面する課題に日米が手を携えて取り組み、よりよい世界を実現するために協力していく。そんなビジョンを示すことができたのではないか、と考えています。

 
−−日本が国際的なプレーヤーとしての責任を果たしていくという決意を示された。戦後の日本が失いがちだった国家の主体的意志を示されたという点も、画期的なことだったと思っています。

 日本が国際的なプレーヤーとしての責任を果たして行こうという決意・・・?何だね・・・ちょっと、この御追従のようなのは気に入らないですね・・・日本の国際社会での役割は・・・憲法の不戦の誓いを・・・他の国々にも広める伝道者として行動したのかな?というものですかね・・・一応、戦争をしない事を誓っているわけです・・・そして、平和な世界で生きるために賛同者を増やして、絶対的平和の状態にするための努力を日本の政治屋はしてきたのか?やった事は・・・日米同盟を利用して・・・日本の再軍備への道を開いた・・・そして、今度は戦争への道を開き・・・憲法を改正し・・・ちょっとおかしな自由・民主の旗印を掲げて、戦争を仕掛けに行くことを目指しているような感じですね・・・しかし、その実は・・・そんな、大きな決意もないから戦争もできずに・・・やがて追いつめられて暴発の可能性が高い・・・政治屋君は意気地無しの弱虫だと思いますからね・・・ちょっと、台本なしで中国の国家主席と話をしに行ったら・・・ん?そう言えば・・・中国の安倍晋三君に対する態度も変化していましたっけ・・・

 まさか、米国大統領の態度の変化・・・欧州の首脳の対応・・・まさか、中国も同じ動きをしているのかね?・・・外交交渉実務のできない首相である事がばれた・・・日本は追いつめられると、脱退だ!戦争だ!となるから・・・話を聞いて、実務を求めず、追い詰めない・・・安倍晋三取り扱いマニュアルが広まっている?G7での欧州勢の反応が・・・昨年と明らかに違いますからね・・・財政やエネルギー政策の話もほとんどなかった様で・・・中国の牽制の話も・・・そうだね・・・程度でおしまい・・・

 米国連邦議会での演説の中にあった・・・「真に歴史的文書に合意」・・・これも、日本が勝手な事ができないように紐をつけたみたいな感じですからね・・・平時における外交に関しての米国の関与などが示されていましたからね・・・やはり、事実上、日本はアメリカの属国になったという事なのかもしれません・・・外交自主権が制限されていれば・・・トラブルは起こしにくくなる・・・希望の同盟ね・・・希な望みの同盟なんって・・・私は、捻くれているので・・・米国が日本の手を取って、恐ろしい国際社会の英才の中で・・・無知で無勉強で努力をしていない者でも物笑いの種にされること無く渡り歩いていけるようにしてくれる・・・そういった希望の同盟?

 国際政治の中で、きちんとした外交ができず・・・金包みを持っての行脚しかできなかった・・・そのため、国家としての主体的意志を示す事もできない・・・そんな国をとりあえず米国が後見となってそれらしく見えるようにしてくれることになったので・・・画期的ですね。首脳外交は無しで済ませてもられる・・・日本の総理大臣は儀式を行う事になったわけですから・・・多分、これが欧米列強、そして中国の共通認識となったということだと・・・恐ろしい話ですが・・・この1年ほどの様子からするとどうやらそんな感じですね・・・日本国内でのハッタリは、国際社会への影響は無い・・・報道関係もこんな認識になってきたのではないかと・・・田舎の票田の肥しが足りないくてどうしようもないので・・・戦争をカンフル剤に使おうという大技かね?なんとなく・・・昭和13年ごろの政策に似ている気がしてね・・・

安倍 私が申し上げたかったことは大きくは2つです。1つは、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増すなかで、それに対応する日米同盟にしていかなければならないということです。日米同盟がより機能的になり、より効果を発揮するものにならなければなりません。強力な日米同盟のプレゼンスは、アジアの多くの人たちも期待をしており、アジア太平洋地域における抑止力は格段に強くなる。自由で民主的な、法の支配を尊ぶアジア太平洋地域、繁栄するアジア太平洋地域を築くための礎となるという決意を申し上げたつもりです。

 もう1つは、国際的なテロや過激主義、サイバー攻撃、あるいは大規模な災害、地球規模の気候変動といった国際的な課題に日米が手を携えて問題の解決に務め、リーダーシップを発揮していきましょう、ということです。これがまさに「希望の同盟」だと申し上げたわけです。その意志を示すことが、今回の訪米、とりわけ、首脳会談、議会演説の主要なテーマでもありました。


 ああ・・・アジア太平洋地区における抑止力は格段に強くなる・・・?本当かね・・・?借金大国日本・・・良く財政が破綻しないものだと思うが・・・そろそろ、国債は日銀の直接買い付けになるのではないかね?なんとなく・・・心配なのだが・・・その状態に近くなった場合の兆候は何に現れるかね?・・・J-REITの急落とかかね・・・日銀といえども無制限に買い付けるわけにはいかない・・・既に、限界に近い買い付けをしている物が多くなっているような感じですからね・・・政治が5%の壁を変えるか?・・・??まあ、J-REITはちょっとだけ、売り残してあるので・・・一応、それで気にしていますが・・・政府の懐具合が、既に火の車ですから・・・どんな火の車なのか?くすぶって燃える火の車?派手に燃える火の車?・・・湿ってチョロョロ燃える火の車・・・?借金の大きさのプレゼンスに・・・私は強力な恐ろしさを感じますが・・・おにぎり1個8000円とかになったら・・・

 米国に日本がくっついても大して抑止力は大きくならないと思いますが・・・一応、国連憲章から消えていない敵国条項・・・法の支配によって、日本は中国に対して弓を引けないはずですが・・・事実上の死文になっているのですがね・・・しかし、残っているので無理ですね。そして、有事法制に関しては・・・憲法学者も無理だと・・・どこまで小さな子供みたいな駄々が許されるか?そもそも、不戦の誓いをして・・・軍備を廃棄するような憲法ですから、こいつは誇るべきものであり・・・これと同じ考えが広く世界に広められれば・・・警察が必要なだけで・・・戦争も無くなる・・・もっと、近隣の国々と深い信頼関係でつながる事ができるはずなんですが・・・なぜか、憲法が気に入らないと・・・中国と戦争だと叫んでいる・・・名目では、中東での戦いを想定しているが・・・アジア太平洋地域の抑止力を念頭に叫んでいるから・・・矛盾しているわけですね。不思議なリーダーシップ・・・?

 この叫び方からすると・・・なんとなく、必死という感じがしてね・・・代議士など票田にソッポを向かれたら只の人になってしまう・・・そして、ある事ない事ほじくり返されてうるさい事になる・・・敵は本気で襲って来るし、味方と思っていた連中も、期待に添えなかった事で本気で反抗して来る・・・素敵な事態になる事は・・・「日本らしい日本」・・・ですからね・・・そうなると、新型の票田へのカンフル剤しか無い・・・それが、戦争というキーワード・・・平時ではない状態は想像しにくいので・・・それと、TVで時代劇で洗脳された単純な頭では「力=正義」という風になっているのであれば・・・武器に憧れると判断して、何の役にも立たないようなヘリ空母を作ってみたり・・・まあ、災害時にはそれなりに役に立ちますね・・・何しろ軽装備で、乗員も多分標準状態で本来必要な数の半分以下ではないかと・・・ダメージコントロールなど考えられない数の乗員のような気がしてね・・・あの大きさで470名の乗員ってありえないじゃん・・・私だと、1200名ほどは乗せたい・・・そうじゃなかったら戦闘航海は困難じゃないかね?戦闘能力を低く抑えられているとか言い訳をしていますが・・・事実上、海上自衛隊の隊員数が全般的に不足している中で、建艦を行っているから・・・新造艦には・・・かなりの人員を他の艦から抽出して投入しているから・・・全般的に戦闘航海を行うのに必要な人員の6割程度しか乗っていないから・・・事実上ダメージコントロールは困難・・・ダメージコントロール―は人員を含めて、故障を補うために必要な人員ですからね・・・

 大型のヘリ空母は・・・十分な乗員がいないから・・・どんなに立派なものに見えても・・・事実上、張子の虎に過ぎない事になる・・・戦うのは兵器ではなく人間ですからね・・・兵器は自ら動いたり修復したりしない・・・どんなに優秀な乗員でも・・・不眠不休で戦う事はできない・・・

 さすがに、イージス艦にはそれなりの人員を定員としているようですが・・・多分、自衛官の数からすると70%程度の充足率じゃないかと推測しますが・・・防衛機密の範疇かね?いずれにせよ・・・現状では戦闘航海は困難な数の戦闘艦を作って運用しているという事ではないかと・・・中国の空母の場合には・・・かつての青函連絡船と同じで・・・ダブルハンドシステムを取っていますから・・・乗員が2組もいるので・・・急速増強が可能・・・人材の育成には船を造るよりも時間がかかる・・・近頃の高度なハードウエアに対応できるようになるには、どのくらいの訓練期間が必要なのやら?

 ・・・とにかく、現実は・・・決意などで変えることは困難ですからね・・・安倍晋三君では残念ながら力による現状の変更も困難でしょう・・・だって、自ら責任を取るつもりはまるでないようですから・・・法に命ぜられてやりました・・・このパターンを作り出そうとしているようにしか見えませんからね。晋三君の今までの人生で、彼が自分で決めた事はどれだけあるのだろうか?なんとなく、あまり数は多くないような気がしてね・・・

 大体・・・国際的なテロや過激主義、サイバー攻撃、あるいは大規模な災害、地球規模の気候変動・・・交渉事ができないのだから・・・災害が起こっても指示は出せないだろうし、気候変動に関しては・・・決められないから、いま・・・日本で石炭火力発電所が2020年に向けて作られている・・・まやかしの水素社会のカモフラージュもあまり役に立たないし・・・石炭火力発電所の発展途上国への建設も・・・炭素クレジット稼ぎと目されているようだし・・・世界の目は厳しいが・・・近頃は、切れると何をしでかすか分からないし、指摘して追いつめるような事はしないのが国際社会での合意のように見えるし・・・オバマ大統領の目が変わって来たとか・・・ありゃ、随分長くなった・・・一旦切るか・・・しかし、毎回、同じパターンだね・・・

2015.06.15

  

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