外交ができないし、する気もない政治屋の外交は・・・？（１）

現在をうろうろ（1044）

　外交ができないし、する気もない政治屋の外交は・・・？（１）

　どうも、我が国の政治屋君の発言は・・・弱虫の負け犬の遠吠え的なものが多くて情けなくなりますね。中国を牽制しているとか報道では大げさに書かれて喜んでいるようですが・・・？どうも、私にはそんな風には見えなくて・・・弱虫の意気地無し、正義とかそういったものとは無縁な感じでね。お母ちゃん！あいつが悪いんだ！あいつがいじめる！って叫んでいるようにしか聞こえなくてね・・・強いものが弱いものを振りまわすのは認めない・・・だって？これって、普通に起こる事では？私には不思議でなりませんが・・・強い者の定義の問題だと思いますがね。強いとは何？正しいと同義語だと私は解釈しているんでね。

　しかし、政治屋君は・・・強いというのは、単に強大な軍事力を備えている事を意味して叫んでいるようにしか見えないのでね。さて・・・ミュンヘンでの記者会見の詳細がたまたま目についたので眺めてやろうというだけですけどね。私は、既に安倍晋三君の外交に関心が無くてね・・・だって首脳外交ができない事は証明済みですから・・・2015年4月の訪米でのオバマ大統領の接し方で決まりですね。安倍晋三総理大臣に対して、首脳外交は行っていない・・・儀式的な確認作業とおもてなしだけに徹していたから・・・

　多分、昨年の鮨屋での話で能力がばれてしまった・・・外交能力が無いという事ですね。アメリカ合衆国大統領の憲法が示している権能は、戦争と外交ですからね。それに対して、日本の総理大臣は外交に関して儀式を行うという認識に変わったという事なのだと思われます。米国議会で叫んだ、歴史的な文書の合意・・・これは、単に閣僚級で決めた事を確認しただけですからね。

何しろ、冗談でかもしれませんが・・・ニコニコ超会議で

角谷氏:日米首脳会談が終わったが、落ち着いたか?

安倍首相:あらかじめストーリーも結末も決まっているが、色々なことを議論して決めていくのが首脳会談。アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保する上で、日米同盟が主導的な役割を果たしていくと世界に示せた。

角谷氏:オバマ大統領はどんな方だったか?

安倍首相:ビジネスをさくさくと進めていくタイプ。しばらく雑談をしたりヨモヤマ話をして本題というよりは、時間を大切にいきなり本題に入っていく。日米間で話すべき課題が多かった。北朝鮮、中国、ウクライナ、TPP、たっぷり仕事ができたなと思う。

　とやっていますからね・・・どうして、決まっている事を確認するだけの儀式で・・・主導的な役割を果たして行くと示せるのか私にはちっともわかりません・・・

　鮨屋でも貿易に関する話をいきなり始められて閉口したようですから・・・そして、2015年3月27日の参議院予算委員会で・・・会う前の段階からですね、会いたい思うほうは譲歩を重ねなければならないことになるわけでございまして、基本的にはまず、会ってですね、問題を解決していくべきなんだろうと。これが基本的な考えでございます。・・・こんなことを言っている・・・会いたいなら手土産を・・・という事ですね。

　今回のウクライナ訪問でも、カナダは何も手土産は無しでしたが、日本は円借款とか金を包んで出かけたわけですね。毎回、金包みをあちこちに撒いてきますが・・・どこに金があるのか？不思議ですね。これでは、首脳外交はできるわけがない・・・首脳でなければ決められない事など存在しない・・・日本では閣僚級までで話が決まって、首相はその儀式を行うという事になると思われます。アメリカは、情報収集が好きですから・・・安倍晋三君の公式・非公式の発言集でも作っているはずですからね。今はインターネットで多くの発言を集める事ができますから、間違いなくやっているでしょう。そして、昨年の鮨屋での話の詳細は公表されませんでしたが・・・ニコニコ超会議などの発言などから・・・確信したのではないかと・・・外交はできない、単なる儀式を行うだけの首相である・・・多分、既に世界の共通認識になっているのではないかと・・・

　一応、ざっとですが・・・各国の対応を見ていますが、昨年とは違って・・・財政再建話やTPP関連の話は殆ど出ていないようですからね・・・昨年とは随分と様相を変えています。どこの国も、日本に対して本気の発言をしていないようですからね・・・なんとなく、親切で言っているのに・・・本気で聞いていないし、言われた内容を理解していないとなれば・・・普通は諦めます。あの馬鹿・・・多分、この状態になっていると思われます。ヨーロッパは広いようで・・・姻戚関係で国境を越えたつながりなどがあるので、ゴシップは凄い速度で伝わりますからね・・・社交界の裏で、奴は馬鹿だと流れたら・・・どこでも、同じように扱われるはずです・・・米国大統領がやった様に・・・ってね。

　社交界のゴシップは報道の裏にも流れるはずですから・・・報道にも同じ傾向が現れるはずなんでね・・・とりあえず、好意的に・・・詳細に関する発言を控える事になるのでしょう。ちょっと、気にされている事は・・・ロシアとの対話ですね。アメリカ様が乗る気ではないですから・・・さて、外交はできないものという前提で、記者会見の内容を見て行こうというわけです。

　先月、福島で開催した太平洋・島サミット。ツバルのエネレ・ソポアガ首相は巨大サイクロン・パムに襲われたときの恐怖をこう表現しました。『私たちの島が沈んでしまう』。地球の温暖化は海面を上昇させ、南太平洋に浮かぶ美しい島を消滅の危機にさらしています。首相はさらにこう訴えました。『もう時間がない。島に住む人々をどうか救ってほしい』。日本は東日本大震災と（東京電力福島第１）原発事故を乗り越え、温室効果ガスについて野心的な削減目標を掲げました

　ツバルね・・・地球がかつて温暖であった時には、当然ツバルの国土は海面下になっていて、そこに珊瑚が堆積して盛り上がって行った・・・地球が寒冷化したために海水面が下降して、現在のツバルの国土が現れた・・・縄文海進の時代の話ですね。地球温暖化と海没によって現在の島嶼が形成された・・・と考えると温暖化を乗り越えられれば、今より大きな国土を持つことができる・・・過去の温暖化は人間の営みによるものではないと考えられるから・・・同じ事は二度と起こらないと言えるのか？なんってね・・・恐怖を煽っても私にはよくわからないね・・・となってしまう・・・

　日本の温室効果ガスの削減は・・・どうも、発展途上国の石炭火力の置き替えで成り立つと考えている先進国がある様で、日本は、石炭火力を広めようとしているとして、騒ぎそうな国もあるようですね。この野心は・・・削減ではなく、発展途上国への石炭火力の売り込みの野心ではないかと・・・世界の目はなかなか鋭いようです。従って、野心的と叫んでも・・・あの馬鹿、言葉の魔術で騙そうとしても騙されないよ！ってやっているような気がします。

　石炭火力の話は、今回の訪欧以前に流れていましたからね・・・徐々に信用を失くしている事は明らかと思います。

　しかし、地球規模で進む気候変動に対処するためには、すべての国が参加する新たな枠組みを作り上げることが不可欠であります。今回のＧ７サミットでは世界のリーダーたちと、その確固たる方針を確認しました。世界をリードする国々が年に一度集まり、世界が直面する課題について、ともに議論し、ともに立ち向かう。Ｇ７サミットは４０年の長きにわたり、そのときどきの課題に強調して取り組む場となり、世界の平和と繁栄に貢献してきました。テロや感染症の脅威、女性の人権。今年のサミットでも、こうした新たな課題に世界が手を携えて取り組んでいく。その強い意志を共有することができました。

　気候変動に関しては・・・日本のいいかげんなエネルギー政策は既に信を失っているのではないかと・・・2014年中に何とかするとかの話を、2014年の訪欧の際に話をしていたような気がします・・・記憶違いかね？結局、総選挙でなんだか、うやむやのうちに年が明けたような？日本は、2020年に向けて火力発電所の建設ラッシュですからね・・・近頃はあまり報道に乗りませんがどうなっているのやら？

　強い意思の共有ね・・・こういった言い回しって実は気になるんです・・・強い意思の共有と、力を持った意思の共有・・・言葉遊びですがね・・・弱虫のお話なんでね・・・強い意志って、力による変更ができるのか？強い意思はそれ自体に力があるから、力による変更を受け付けない・・・何があっても・・・の強い意思は軍事力に負けるのか？というお話なんでね。

　速い話・・・晋三君は正義の概念が欠落しているのではないかと・・・正義は支持される・・・たとえ、その身が滅びても・・・ベトナムは強い意思で中国企業を追い払ったのでは？中国が引いたのは・・・多分、正義は持ち得ない・・・国際社会はベトナムの正義を認めるだろう・・・企業を引かせるしかない・・・企業を守る事は・・・国際社会の予想される正義の判定は・・・国益に合致しない・・・多分ね。

　果たして・・・日本は・・・世界の平和・テロ・感染症・女性の人権に対して、強い意志を共有できるのか？東アジアでの戦争の火種と目されつつある中では？既に、韓国とも基本的価値観を共有できなくなっているようですからね・・・テロの恐怖は浸透しつつありますね。日本国民がテロの標的となり、実際に殺されても・・・あまり、進展がなさそうですからね。感染症に関しても・・・デング熱なども国内感染者を1グロスほど出したようですからね。

　日本政府の借金はヨーロッパでも脅威なはずなんですが・・・こいつには触れられているのやら？株価は300円余り落ち込みましたが・・・さて、続きは次回・・・

2015.06.11