現在をうろうろ(1023)
日本貧窮者経済新聞
 現在につながる昭和史を妄想すると・・・?

 さて、円安はどこまで進むのか?この調子だと、140円位にはなりそうな感じですから・・・やはり、現金は持たずにドル建てのMFFにするとか・・・円より安定度の高い物に換えておいた方が良さそうな気がしてきました・・・4営業日持ちこたえられる程度の現金を除いて、預貯金金利は望めないですから・・・短期の決済に必要な金額だけを置くとか・・・何らかの工夫をしないと、政府の紙幣の紙屑化政策のために価値を失う事になる・・・1ドル80円の時に100万円をドルに換えておくと・・・1万2500ドル、これを今・・・円に換えると1ドルは121円ですから・・・151万2500円になっているわけですからね。素晴らしいパフォーマンスです・・・気になるのは日経平均の魔術というやつがね・・・

 このところの妄想遊びは・・・歴史・・・

 近頃、歴史のチェックをしているのですが・・・だって、あの政治屋君は・・・大東亜戦争がまるでなかったように振舞いたいようですからね。これって気になるわけです。そして、どうも・・・何かを隠すための騒ぎにしているような気がしてね。

 そして、なんとなく、爺様の政策を踏襲しているような気がしてね・・・ただ、問題なのは・・・本人にそれだけの能力があるように思えないのが問題なんです。歯切れは悪いし・・・とっさの質問に答える能力の欠如・・・その場合は、演説を行って誤魔化すパターン・・・通告なしの質問には事実上答えられない・・・そして、自民党の目指す・・・日本らしい日本・・・この不思議なもの?その政策は・・・

 戦後の自民党の政策が全国規模の強力な団体を潰して、政府による経済支配体制の確立を目指した様な気がしてね・・・特に気になったのは・・・国鉄の赤字化とその解体・・・これって、政策的なものではないかと・・・財閥の復活・・・

 炭鉱労働者・・・日本炭鉱労働者組合という強力な組織を破壊するために、エネルギーを石炭から石油にシフト・・・輸送をトラックへ・・・異常な速度での国鉄の脱石炭化・・・蒸気機関車をディーゼル機関車への置き替えが急速過ぎるような気がしますがね。蒸気機関車の機関士などの急速な配置転換・・・スト権ストでの・・・トラックの動員・・・

 エネルギーの国産の石炭から輸入の原油へ・・・流通を大きく変えることができる・・・商社と大手の財閥系の石油会社・・・政府に対する全国規模の団体の破壊を目指した動きに見えるのでね。

 スト権ストあたりだと、国鉄は黒字経営では?ジーゼル機関車への急速な置き替えが・・・国鉄を赤字体質へ誘った様な気がしてね・・・そして、現在は・・・農協が解体されようとしている・・・日本の農業の崩壊ですかね?補助金漬けにして、補助金を全廃して・・・商社が補助金を肩代わりする形で、自作農のサラリーマン化・・・つまり、新農奴の誕生・・・食糧を自ら生産できるものは、どんな権力者も怖くない・・・自明・・・

 朝鮮の独立運動は、咸鏡北道から始まります・・・理由は、このあたりは9割以上が自作農だから・・・自作農=ブルジョワジーですからね。政府に対する抵抗勢力になり得るわけでね・・・したがって、農地解放で自作農化して政府に対する抵抗勢力にならないようにするには・・・補助金漬けにしての支配・・・

 なんとなく、自作農を商社系の農業会社の下に再編するつもりではないかと・・・土地の所有権と耕作権の分離を図ろうとしているような?案外、農地の国有化を図ろうとしているのかもしれませんがね。

 スト権ストでは・・・農作物の輸送が止まれば政府も考えを変えざるを得ないというものでしたね。結果は、岸君の昔からの仲間が、トラックを掻き集めて対応・・・なんとなく、その名残が今もあるのでは?組事務所に出仕する事が義務付けられている連中・・・その多くの正業は・・・トラック運転手・・・2から3週間の長距離と出先での仕事、戻ってきての連続する何日かの組事務所への出仕・・・なんとなく符合しそうな気がしてね・・・

 長距離のトラック輸送はコストが高すぎる気がしますね・・・旧来の新幹線・・・時速250kmの貨物列車を走らせたら?こいつにはトラックは勝ち目が無い・・・3分の1の時間で同じ人数で50倍の貨物が運べる・・・したがって、新幹線貨物は・・・諸般の事情により政策から外される・・・かといって、鉄道を消滅させるわけにはいかないから・・・観光を主力として廃線を免れるようにしたい・・・多分、この程度ですね。

 調べてないですが・・・トラック運転手の組合・・・組織率は低いのでは?下手をすると一人親方?しかも、借金付きとか・・・何しろトラックは中古の多走行車でもかなり高いですからね・・・まあ、トラック運転者そのものが不足するはずですからね・・・今後どうなるのか?

 我が国の政府は、基本的に交渉事が下手ですから・・・国を揺るがすような組織は作りたくない・・・政財界の癒着で事を進めたいと言う気がしますからね・・・

 なんとなく、こんな構造が見えてきて・・・戦前と戦後を繋ぐ物は何か?と思ったら・・・どうやら木戸幸一とその仲間たちが画策した戦争計画・・・実際に戦争を起こすのではなく、戦争の機運を高めることで国の求心力の強化・・・挙国一致へと持ち込みたかったのではないかと・・・和戦どちらも可能な状況へ持って行っては面白くないので・・・その中で、お公家さんが戦争の恐怖を感じ・・・戦争を回避できないと思った・・・よって、陸軍大臣へ組閣・・・残念ながら・・・戦争には自信がない。自信がある人がおやりなさい・・・とのお公家さんの言でね・・・

 ふと・・・譲歩に譲歩、譲歩を加えその上この基本をなす心臓まで譲る必要がありますか。これまで譲りそれが外交か、降伏です・・・これって、似た言葉を政治屋君は吐いていなかったっけ?

 今は、文民統制ですから・・・総理大臣が戦争!と叫ばなければ戦争にはならない・・・総理大臣主導で戦争を叫んでも・・・総理大臣にその気が無ければ、戦争にはならない・・・従って、政府が強硬に騒いでもまるで問題ない・・・危ないのは、騒ぎ過ぎた末の政権交代で・・・継いだのが東條君のような高潔な人物・・・コントロールできずに・・・開戦・・・木戸幸一とその一党は・・・戦時をおとなしく過ごし・・・旧体制の温存を図った・・・そんな風に妄想しているわけです・・・

 興味深いのは、特定企業を腰かけに使って政界入りする人間がかなり多い事ですかね・・・なんとなく、戦前の雰囲気を伝えている組織があってもおかしくないような気がしてね・・・戦前・戦中の北京の特務機関関係も・・・通背拳・・・をちょっと調べたときに・・・熙君がね・・・国士舘の1期生かな?興味深かった・・・中国も未だに特務機関研究を行っているようですからね・・・

 いずれにせよ・・・商工官僚とその後裔は・・・大東亜戦争の敗戦を乗り越えている事は間違いないし・・・財閥の温存と再生にも一役買っている・・・多分ね。そうなると・・・組織の維持発展のために・・・あの政治屋君は利用されるのは・・・血縁関係で自明・・・怪しい企業の従業員にもなっているし・・・何で、こんな中途半端な人間を雇うかね?コネがあるというのは良いけど・・・私なども、親のコネで就職していたら・・・今みたいな生活は無理だったね・・・

 さて、妄想のためのネタでも仕入れるか・・・

 かなり、支離滅裂状態なんですが・・・なんとなく、戦後を眺めていると、戦前に直結している部分というのがね・・・日本らしい日本ってのが私には理解できない・・・未来は築くものであって、過去の投影ではないはずなのだが・・・確かに過去を基盤とするが、過去をモデルに未来を構築するとどうなるのか?意味が無いと思われるが・・・不思議な政策・・・孤立に向かう事になりそうな?問題は・・・国際化しつつ企業を国内に引きとめておくことができるのか?なんってね・・・歴史で妄想するのは面白いのでね。

2015.05.27

  

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