現在をうろうろ(1002)
日本貧窮者経済新聞
 日米防衛協力のための指針 2015年4月27日版は・・・?(16)

 さて・・・まだ続くのかよ・・・

3.海洋安全保障
 日米両政府が海洋安全保障のための活動を実施する場合、日米両政府は、適切なときは、緊密に協力する。協力して行う活動の例には、海賊対処、機雷掃海等の安全な海上交通のための取組、大量破壊兵器の不拡散のための取組及びテロ対策活動のための取組を含み得る。


 どうして、表面的な軍事面での協力ばかりの話になるかね・・・まあ、その手の話だから仕方ないが・・・海賊行為もそのあたりの基本的な秩序であったら・・・力による現状変更だね・・・ただ周辺の連中にとって都合が悪いから、その現状を変更するには?力によらないものなら・・・話し合いしか無いはずですがね・・・結局、何でも都合よく片付ける手段としての、法の支配や力による現状変更の話でしか無い・・・だから・・・平成27年3月16日 国連創設70周年記念シンポジウムにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 話し合いの場であるはずの国連に関しても、平気で・・・ 何より、安保理の改革は、もはや議論に時間を割く時ではありません。具体的な、成果を生む時です。・・・とか言えちゃうし・・・さらに・・・

 日本に関する限り、国連の大切さを、誰かに説得してもらわなくてはならない必要は、まったくありませんでした。
 なぜならば、皆様―、日本国民とは、国連の掲げる理想の下、自分たちに何ができるかを常に考え、力を惜しまない国民だからであります。
 その点、誰と比べても、人後に落ちないからです。これまで、そうでした。今後とも、そうであり続けます。

 こんな事を平気で言えるなんって・・・恥ずかしくないのかね?機雷の掃海か・・・頑張って撒いたのに残念とがっかりするものも出る・・・ものは見方次第であるから・・・都合の良い時には都合の良いようにやることになるから・・・意味のない取り決めのような感じですがね・・・なんだか、担当者たちは・・・こんなもの入れなくても良いのでは?とかやっていたのでは・・・いや、何が何でもこれは入れるようにとの、怯えきった表情で強弁するので、これが入っていないと国会で連中に示しがつかないとか言われたので・・・本当に入れるんですか?入れても意味ないですよ・・・うちも、大量破壊兵器を持っていますし・・・あちこちの庭先に走らせているし・・・困ったな・・・入れるんですね・・・ええ、仕方ないんです。お宅が、やると言わなければ、あれはやるとか言いだしませんから・・・わかりました・・・こんな感じですかね?

 あまり、下らない事をやっていると、尊敬ではなく・・・馬鹿にされるようになる気がしますがね・・・価値観を共有する努力が外交努力というやつなのではないかと・・・外交をしたくないから、靖国詣でかね?これの霊験はあらたかなのはわかりますが・・・

4.パートナーの能力構築支援
 パートナーとの積極的な協力は、地域及び国際の平和及び安全の維持及び強化に寄与する。変化する安全保障上の課題に対処するためのパートナーの能力を強化することを目的として、日米両政府は、適切な場合に、各々の能力及び経験を最大限に活用することにより、能力構築支援活動において協力する。協力して行う活動の例には、海洋安全保障、防衛医学、防衛組織の構築、人道支援・災害救援又は平和維持活動のための部隊の即応性の向上を含み得る。


 どんどんパートナーを日本は減らして来ているような気がしますが・・・いつも、国益国益と叫んで、自分の都合の良い法の支配しか考えないで、周辺国との関係も日に日に悪くなってきているのに・・・いつまで、叫び続けるのかね?なんって言われそうな気がしますが・・・あいつ、今度はこっちまで出て来たよ・・・協力だって?金を撒いてくれるようだ・・・じゃあ、とりあえず無償の資金だけは受けるか・・・せっかくの手土産だからね・・・しかし、奴の言ってることって実現可能かね?とりあえず、努力をしている振りでもすればOKだろ?どうせ、道路や鉄道建設の話までにはならないから・・・どうやって運びだすのかね?中国やロシアに頼むんじゃない?へえ?頭を下げるかね・・・下げないのは分かっているから、この金は只取りだね・・・また、鴨られに来るかね・・・代替わりすれば、また来るよ・・・

 海上保安庁はかなり実績を積み重ねてきましたが・・・自衛隊は?やはり、政府の上層部による政策的な関与が強いと、多くの事業は長続きしない・・・いつの間にか立ち消えになって、何かの交流事業に包摂されておしまいという感じのものが多いですね。なんだか・・・合言葉は細く切れない程度になのか?政治屋さんの政治生命も短いものですから・・・仕方ないのかね?

5.非戦闘員を退避させるための活動
 非戦闘員の退避のために国際的な行動が必要となる状況において、日米両政府は、適切な場合に、日本国民及び米国国民を含む非戦闘員の安全を確保するため、外交努力を含むあらゆる手段を活用する。


 非戦闘員を退避させるのに自衛隊や米軍の出る幕は無いような気がしますが・・・有事に際して、米軍や自衛隊の近くにいると攻撃されますからね・・・軍服=標的なのですから・・・戦闘中は絶対に軍隊に近づいてはいけない・・・守ってもらうどころか巻き添えを食うし、邪魔になる・・・戦闘は軍服を着た連中の間での殺し合いであって、民間人は標的にはならない事になっているから・・・外交努力を含むではなく・・・外交努力が中心になるはずなんだが?なんで、こんな話になるのか?近頃の軍事常識は変わったのか?変わっていない場合は・・・日本の近くだとどこが主戦場になる場合?・・・韓国・北朝鮮が主戦場になる場合は・・・米韓基軸の戦いになるから・・・米軍は日本の民間人の近くには寄れない、自衛隊は・・・敵方の認識次第か?アメリカ様は色々な同盟関係を結んでいるからなかなか面倒な感じがしますが・・・なんだか、これもかなり変な項目のような気がしてきた・・・私の知識がおかしいのでしょうね?

6.情報収集、警戒監視及び偵察
 日米両政府が国際的な活動に参加する場合、自衛隊及び米軍は、各々のアセットの能力及び利用可能性に基づき、適切なときは、ISR活動において協力する。


 アセットの能力か・・・日本の情報収集能力はアメリカ様と拮抗できるレベルにあるのかの問題ですね。国益という概念が全ての場面に出て来る日本では、貰うけど出さない可能性が高いからね・・・しかし、出してみたら時代遅れだったとか、見当違いとか・・・何これ、そんなの常識じゃん・・・とか、ありそうですからね・・・独り善がりが多いから・・・あるもので満足、それ以上は求めようとしない傾向があるような・・・だから、あまり良い協力ができない場合が多い・・・未来に関するビジョンを持たないから・・・あまり関係ないのかね?なくしたものを数えて 瞳閉ざすよりも あるものを数えた方が 瞳輝きだす・・・さらに、先にあるものを夢見られる事が重要だと思うが・・・手に入らないから、現状で我慢して、満足に持ちこむのか?土砂降りの雨の中を進まなければならない?

7.訓練・演習
 自衛隊及び米軍は、国際的な活動の実効性を強化するため、適切な場合に、共同訓練・演習を実施し及びこれに参加し、相互運用性、持続性及び即応性を強化する。また、日米両政府は、引き続き、同盟との相互運用性の強化並びに共通の戦術、技術及び手順の構築に寄与するため、訓練・演習においてパートナーと協力する機会を追求する。

 ふむ・・・英文も眺めていますが・・・日米両国ははThe two governments・・・と表記していますね。ふと気になったのは・・・国際的な活動の実効性を強化するため・・・国際的な活動に関しては、日本は基本的にアデン湾での ソマリア沖・アデン湾の海賊等事案の現状と取り組み | 外務省 lこの事案での外征部隊が行っているやつがありますね。海外駐留艦隊はここに拠点が在りますね。この外征はいつまで続くのやら?じゃなくて・・・英文・・・ふとね・・・

 In order to enhance the effectiveness of international activities, the Self-Defense Forces and the United States Armed Forces will conduct and participate in joint training and exercises, as appropriate, to strengthen interoperability, sustainability, and readiness.

 この一文がね・・・なんとなく・・・ In order to enhance the effectiveness of international activities, the Self-Defense Forces ここで切れるのかね?なんって・・・そうなると、妙に納得できるとか・・・妄想家なんでね・・・

8.後方支援
日米両政府は、国際的な活動に参加する場合、相互に後方支援を行うために協力する。日本政府は、自国の国内法令に従い、適切な場合に、後方支援を行う。


 あれ?なんで、ここには自国の国内法令の制限が入ってるのかね?機雷の掃海がらみの奴には入っていなかった・・・もし、台中関係が悪化して両中国が台湾海峡の封鎖のために機雷を撒いた場合・・・この場合の掃海は想定していないとか?自国の国内法令と断っているが・・・米中対決の際の兵站任務に自衛隊がどこまで関与できるかは・・・国連憲章の敵国規定の範疇になるが・・・機雷の除去には国内法令の枠組みが書かれていなかったから・・・?実績を踏まえると中東での事だけなら問題はなさそうだが・・・?

B.三か国及び多国間協力
 日米両政府は、三か国及び多国間の安全保障及び防衛協力を推進し及び強化する。特に、日米両政府は、地域の及び他のパートナー並びに国際機関と協力するための取組を強化し、並びにそのための更なる機会を追求する。
日米両政府はまた、国際法及び国際的な基準に基づく協力を推進すべく、地域及び国際機関を強化するために協力する。


 しかし、気になるのは、何故日本は隣国との同盟関係を強化する事ができないのかね?ふとね・・・隣国との関係は国境問題が起こるから、なかなか同盟関係を生みだす事が難しいのはわかる・・・ヨーロッパは、1975年のヘルシンキ宣言で国境が固定化されたために、隣国の軍との関係での国境警備の必要が無くなり・・・経済的にも統合・・・国境の固定化の結果としての統合ですね。近頃、中国は国境の定まっていなかった地域の国境確定のための作業をやっていますね。国境の確定と不可侵の取り決めが実効的なものであるとなったら・・・中国やASEAN諸国の間での1つの同盟圏が作られる可能性が高い・・・そして、ヨーロッパとアジアが鉄道と道路でつながるわけだから・・・中央アジアの繁栄の時代がやって来る・・・そうなると・・・旧大陸全体での同盟関係の成立の可能性があるが・・・中東の国境も整理されれば紛争が鎮静化するはず・・・手順は民主的手続きで、植民地時代の切り分けからの国土の分割と再編しか無いのでは・・・日本が外交のできる国なら・・・地方自治体の再編などのノウハウが生かせそうな気もしますがね・・・文化が違いすぎるから無理とは思いますが・・・可能性としてはね・・・実際に、現在中東では・・・半ば力で、イスラム法に則って・・・再編が起こっているという事なのだと思いますが・・・なんとなく2つの国の国境の間にイスラム国ができれば・・・かなり、安定度が変わりそうな気がしてね・・・そのうち、中東の歴史もチェックしてみないと・・・こんなことが気になるのは・・・地域の及び他のパートナー並びに国際機関と協力するための取組を強化し、並びにそのための更なる機会を追求する。・・・この部分ですね。更なる機会を追求とは?地域のパートナーを作るために?米国の戦略からすると・・・日韓の同盟は重要なんだろうけど・・・無理だね。多分、日本のアジアの一員としての意識の問題かね?

2015.05.12

  

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