現在をうろうろ(1001)
日本貧窮者経済新聞
 日米防衛協力のための指針 2015年4月27日版は・・・?(15)

 さて、前回の続きで、アメリカ様は日本の手をどのように引いてくれるのかが具体的に明らかになるのかね?なんって・・・しかし、日本は外交ができない国である・・・と世界から馬鹿にされているのではないかと、本気で心配になってきていますね・・・

A.国際的な活動における協力
 日米両政府は、各々の判断に基づき、国際的な活動に参加する。共に活動を行う場合、自衛隊及び米軍は、実行可能な限り最大限協力する。
 日米両政府は、適切な場合に、同盟調整メカニズムを通じ、当該活動の調整を行うことができ、また、これらの活動において三か国及び多国間の協力を追求する。自衛隊及び米軍は、円滑かつ実効的な協力のため、適切な場合に、手順及びベストプラクティスを共有する。日米両政府は、引き続き、この指針に必ずしも明示的には含まれない広範な事項について協力する一方で、地域的及び国際的な活動における日米両政府による一般的な協力分野は次のものを含む。


 前提が厳しいのかな?政府の各々の判断・・・こいつが的確にできないから、我が国の政治屋君は法律に頼ろうとするわけですね。政治的な判断というのは、法による命令とは違ったものですからね・・・法は定型的なものに関しては効率的ですが、全てを法によって規定するなんてのは馬鹿げた事ですね・・・XXの場合は必ず宣戦布告しなければならない・・・馬鹿げた事です。しかし、判断能力もなく、自分で責任を取りたくないのであれば・・・法の命令に従ってやったと済ませれば良いのですがね。

 どうも、あの政治屋君は何一つ自分で判断できないのではないかと・・・だから、便利な広告塔として使われているのかもしれませんね。インタビューにもあまりまともに答えられないし・・・聞かれた事と違った演説を始めちゃうし・・・判断能力の欠如を補うためのシステムとして・・・同盟調整メカニズムが開発されたとか?しかし、日本語らしからぬ日本語の文章が続いている気がしてね・・・これらの活動において三か国及び多国間の協力を追求する。・・・国際的な活動では・・・日米2カ国だけではなく、3か国やそれ以上多くのなるべく多数の国の協力を呼びかけ参加を求める。という事かね?わからん日本語だ・・・これって、ネイティブの日本人が翻訳したのか?なんだか・・・私みたいに、英語が良くわからんで前から順に訳しているパターンみたいな気がしてきた・・・日米安全保障協議委員会(「2+2」閣僚会合)の開催 | 外務省 ここには日本文と英文があるが、仮訳ではないから正文?なのかね・・・なんだかちょっと気になりますね。

 自衛隊及び米軍は、円滑かつ実効的な協力のため、適切な場合に、手順及びベストプラクティスを共有する。ちょっと気になるのは、ベストプラクティス・・・まあ、昔から使われていますが・・・防衛省のサイト検索をしてみると、外部の人間が基本的に使っていますね・・・そして、平和構築に関するベスト・プラクティス・・・こんな文に現れてきているような感じですね。すると、ここで使われているベストプラクティスは・・・かなり古い言い方の最良慣行とか・・・良いとされているやり方の意味ではないような感じですね・・・その状況下での最善と思われるやり方・・・前例によって固定された最善と思われるやり方とはちょっと違う感じなのかね?このあたりは不明ですね・・・言葉は難しい・・・

 ふむ・・・関係ないけど、この報道は何?Don't mind if they do Guests' sticky fingers plague White House - StarTribune.com なんだろうね?私なんかは、絶対にホワイトハウスの晩餐会などには招待されないから良いが・・・何だろうね?晩餐会に盗賊団が紛れ込んだかね?わざわざこんなことを記事にしたという事は・・・気になるな・・・だれかやらかしたのか?私は知らないよ・・・コリアン・エアのスプーンが飲んでるカップの中に入っているが・・・関係ないね。

1.平和維持活動
 日米両政府が国際連合憲章に従って国際連合により権限を与えられた平和維持活動に参加する場合、日米両政府は、適切なときは、自衛隊と米軍との間の相互運用性を最大限に活用するため、緊密に協力する。日米両政府はまた、適切な場合に、同じ任務に従事する国際連合その他の要員に対する後方支援の提供及び保護において協力することができる。


 国際連合のよって権限を与えられた場合にはか・・・アメリカ主導の義勇軍が幅を利かせる中・・・参加する事は殆ど無いという事かね?国連憲章に従って・・・となると、敵国条項が未だに削除されていない中では・・・日本はちょっと微妙ですね。まあ、こいつが削除されないままであれば、常任理事国入りも困難ですかね?どうも、過去の亡霊はつきまとっているようですから・・・まあ、こいつは国連の枠組みですから・・・日本政府が決断すれば別段、義勇軍は出せる事になるのか?そう言えば、日本も米海兵隊と同じように、総理大臣の手兵として動かせる部隊を作るとかやっていた記憶が・・・いずれにせよ、世界中に恐怖の種を蒔きに出かけることになるのでしょう。本気の治安活動だと間違いなく死人が出ますからね・・・その時の世論の動き次第で、されなる軍拡の道が開けるかどうかが決まりそうな気がしますね。

 いずれにせよ、尚武のお国柄ですから、宣伝次第という部分もあるかもしれません。何しろ、勇ましい話をすれば、それがちゃんと票に化けるわけですからね。中国をもう牽制しないのかね?今度は、ウクライナでロシアを牽制するとかやっていますが・・・ウクライナ訪問で「情勢安定化へ日本の支援継続を約束するとともに、力による領域の現状変更は許されないとして『法の支配』の重要性を確認する方針」とか・・・ウクライナの離脱組はどう考えるかの問題ですね。自分の居住している場所の問題ですから・・・

 どこでも、同じ論法が通用するとは限らないのに・・・どこでも同じパターンで叫んでも聴衆そのものが違いますからね。どこの法の支配か・・・何の法の支配なのか・・・法に先んじる部分がある事を考えないと宜しくないと思うが・・・日本の聴衆にとってどのように見えるかより、世界はどのようにみるかを考えないと・・・出かけるたびに、演説のたびに敵が増えることも考えられますからね・・・変な事を叫べば、クリミヤへも影響が出るかもしれないし・・・単純な論理では、様々な価値観の中では馬鹿にされたりもしますからね・・・ああ、分かっていないってね・・・また、同じ事を叫んでいる・・・ここではあの話は受けないし・・・奴はただ、決め言葉で使っているだけ?・・・いや・・・XXに喧嘩を売ってるんじゃないのか?少し、懲らしめてやるか・・・反応は複雑ですね。

 多様な文化=多様な価値観の中で、自分でもよく理解していないような偏狭な価値観を叫んでも、日本の選挙民とは明らかに違う反応が起こるはずですからね。基本的には世界で何かをリードすること自体が困難な政治屋君なのでね・・・私は、心配です・・・都合よく助けが現れる事は無いのでね。

 生の憎しみや悲しみを味わっている中での訪問だから・・・日本のように均質な国なんてのは希ですからね・・・それに、寡黙ですから、余計な事を言えば、それが返って来る事を知っている・・・強弁することで返って来なくする事は可能で・・・政治屋君やヤクザ屋さんは良く使っていますからね。ただし・・・鬱々とそれは積み重なって捌け口を求めることになって一挙に決壊する場合もありますが・・・日本ではそれも希ですから・・・さわれぬ神にたたりなし・・・泣く子と地頭には勝てぬ・・・で、あきらめる。

2.国際的な人道支援・災害救援
 日米両政府が、大規模な人道災害及び自然災害の発生を受けた関係国政府又は国際機関からの要請に応じて、国際的な人道支援・災害救援活動を実施する場合、日米両政府は、適切なときは、参加する自衛隊と米軍との間の相互運用性を最大限に活用しつつ、相互に支援を行うため緊密に協力する。協力して行う活動の例には、相互の後方支援、運用面の調整、計画策定及び実施を含み得る。


 問題は・・・こいつかね・・・法の支配と人道というのはちょっと違った側面を持っていますから・・・我が国の政治屋君は、法の支配の根源にあるもの・・・人道と同根の物に関する理解があるのかですかね?牽制や非難をするというのは・・・なかなか重い行為でね。日本は基本的にこのあたりの個人的な修養が足らないものが多いので・・・お友達感覚になってしまう事が多いようです・・・私も修養が足らんので、一般論しか言えませんがね・・・まあ、一般傾向ですから・・・それほど外れないですね・・・人道ってのは・・・まわりとの関係を良く考えてやらないと駄目ですから・・・独り善がりな、法の支配とかそういった単純なものでは対応できない部分にある奴・・・そこでは、実際には法の支配などより根源的なルールが働く場合が多いので・・・法の支配など無意味な事になる・・・特にあの政治屋君の叫ぶ表面的な自分の都合の良い法の支配など無力になってしまう・・・

 下らない事を言うやつだ、殺してしまえ・・・こういった状況下での説得ってのは・・・法の支配を叫んでも何の役にも立たない・・・戦争ってのはそういった状態を作りだすための装置ですからね・・・法の支配の終焉・・・これでは、秩序なき無制限の敵を如何に困らせ弱らせ屈服させるための暴力が行われ・・・戦勝者にも敗戦者にも多大な荒廃を与えないようにするための戦時法ですからね・・・殺し合いの最中に法を叫べないから、事前に法の支配が少しでも生き残るように、平時に話し合い、一応の合意を心の中に刻み込ませている・・・ある程度の価値観の共有を行っているから・・・ある範囲の交戦者との間では非情な残虐行為が起こりにくくなって行く・・・しかし、話し合いもなく、基本的な価値観に大きなずれがある場合は・・・場合によっては、絶滅戦争が行われ、一方の滅亡まで・・・その民族の最後の一人まで憎しみの炎によって焼き殺される事になる・・・

 空虚な法の支配などは通用しない場合もある事に気付いているのかね?日本のような社会では、文化的な差がそれほど無いから・・・それほど根回しなどしなくても話せる・・・精々手土産を持って、腰を低くするだけで良い・・・異文化は、そんな物での信頼関係の醸成はできない場合の方が多いのでね・・・ニーバの祈りの世界ってのを理解すべきだと思うが・・・
O GOD, GIVE US
SERENITY TO ACCEPT WHAT CANNOT BE CHANGED,
COURAGE TO CHANGE WHAT SHOULD BE CHANGED,
AND WISDOM TO DISTINGUISH THE ONE FROM
THE OTHER

 変えられないものがある事を知り・・・変えられないものを持ったまま共存する知恵も欲しいものですね。基本的には、その件については触れない・・・触れないで、物事を実現する知恵が・・・人間の間の秩序が失われようとする中での、平和へのともし火になると私は信じるのでね。そのうち、わかるようになるはずだから・・・殺し合いなどをしなくても生きられる事を。

2015.05.11

  

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