現在をうろうろ(77)

 日本の役割と自衛隊

 ふと、また下らないことを考えてしまいました・・・国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない・・・この文言に反しない軍隊を作るという素敵な案です。

 自衛隊を民間会社にする・・・どうかな?だめかな?重武装警備会社・・・本体業務テロ対策、原発や国の重要施設、民間の情報センターとか非常に重要な施設の警備に当たる・・・契約によっては侵攻作戦も・・・駄目かね?数日前から、2014年版のロボコップを眺めていたんでね。3月14日日本公開か・・・なぜ、ネット上にあるかね?

 ロボコップのワンシーン・・・日本と韓国が青白い・・・ちょっと気になったシーン・・・やはり日本が気になる・・・

 武力行使なんか馬鹿げたものですが、なぜか我が国の政治家は好きですね。そんなに、武力って素敵なものなのか?私には信じられませんね。まあ、自衛隊がありますから、やはり、平和のために動かすのは良さそうです。

 別に、日本の指揮権下に派遣する必要は無いような気がします。海賊討伐など良さそうです。戦争ではないですから、護衛艦をなるべく派手にカッコよいカラーリングでイタリアあたりにデザインを依頼して・・・・最新の護衛艦は・・・いずも ですかね・・・ちょっと大きいかな?日本の指揮権を外して、どこかへ・・・欧州海上保安機関(EMSA)との将来的な協力というやつで、海賊対策として・・・派遣するとかね・・・日本の指揮下でなければ出したって問題ないし、活動については事前に打ち合わせれば良いだけですし・・・ドイツ軍もNATO軍を構成して、同じように動いているはずですからね。

 結局は、そのぐらい太っ腹な行為をしないと、近頃では国際社会で認められないということになるのではないかと思います。それぞれの国が、高邁な同じ目的のために努力するという事に於いてね。海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律について 世界の国々が高度に連携している中、それぞれの国ができる事を行うことで初めて国際貢献になる。単に金を出すことだって国際貢献だが・・・自ら考えて提案し、1国の利益に基づくものではなく、多くの国の力を結束して1つの事業を行う事が望まれているわけですからね。

 海賊対策のために、航空基地を拡充するとか、港湾設備に投資して、巡視船の基地を整備するとか、人的交流を行うとか・・・その地域が豊かになり、海賊などをしなくても良い環境づくりをするとか・・・海賊及び遭難、領空・領海の管理のために共同でレーダーや航空・航行管制を行うとか・・・共同で運用する基盤作りとかね。既に、世界は一国のエゴで動くものではなくなっているということでしょう。武力が領土と結びつく考えなど古すぎるかね。

 結局のところ、対話と協力が基本で、国際社会での信用を積み上げて行くしかないということなのでしょう。ドイツは、EUの中で名誉ある地位を占めるようになってきたということだし・・・日本はかつての大東亜共栄圏の亡霊から逃れられていないみたいな感じです。そして、その亡霊はより実体を持ち始めているような感じです。

 原因は・・・多分、国内向けの発言と国外向けの発言の差ですかね。あれ、こんなことも我が首相が語っている・・・

 イギリスでの我が国の原子力協力イベントに関するスピーチで・・・2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発事故後は,廃炉・除染や原子力安全・規制の分野でも協力の実績を積み重ねてきた。福島第一原発事故に際して英国が科学的データを基に冷静に対応したことは多くの日本人の記憶に残っている・・・申し訳ない、全然覚えていない・・・あの頃は報道を良く見ていたはずなんだが・・・どんなものだったか?ネットの中を捜すと、次のようなものであったことが分かります。

The UK government's chief scientific officer John Beddington on March 15 (via Societe Generale):

Let me now talk about what would be a reasonable worst case scenario. If the Japanese fail to keep the reactors cool and fail to keep the pressure in the containment vessels at an appropriate level, you can get this, you know, the dramatic word “meltdown”. But what does that actually mean? What a meltdown involves is the basic reactor core melts, and as it melts, nuclear material will fall through to the floor of the container. There it will react with concrete and other materials … that is likely… remember this is the reasonable worst case, we don’t think anything worse is going to happen. In this reasonable worst case you get an explosion. You get some radioactive material going up to about 500 metres up into the air. Now, that’s really serious, but it’s serious again for the local area. It’s not serious for elsewhere even if you get a combination of that explosion it would only have nuclear material going in to the air up to about 500 metres. If you then couple that with the worst possible weather situation i.e. prevailing weather taking radioactive material in the direction of Greater Tokyo and you had maybe rainfall which would bring the radioactive material down do we have a problem? The answer is unequivocally no. Absolutely no issue. The problems are within 30 km of the reactor. And to give you a flavour for that, when Chernobyl had a massive fire at the graphite core, material was going up not just 500 metres but to 30,000 feet. It was lasting not for the odd hour or so but lasted months, and that was putting nuclear radioactive material up into the upper atmosphere for a very long period of time. But even in the case of Chernobyl, the exclusion zone that they had was about 30 kilometres. And in that exclusion zone, outside that, there is no evidence whatsoever to indicate people had problems from the radiation. The problems with Chernobyl were people were continuing to drink the water, continuing to eat vegetables and so on and that was where the problems came from. That’s not going to be the case here. So what I would really re-emphasise is that this is very problematic for the area and the immediate vicinity and one has to have concerns for the people working there. Beyond that 20 or 30 kilometres, it’s really not an issue for health.

 良い話は何度でも日本で語っておくれ・・・無知な日本人が恥をさらすことになる・・・まるで知らなかった少数の中の私・・・幸い英国人は近くにいないのでOKですが・・・

 国内向けの話と、海外向けの話の両方を眺めているとなんだか・・・ 三本の矢 も意味が正しく伝わっているのか?経済政策が3つしか無くて、既に矢玉が尽きたかと、私は思い始めていますから・・・Will Abe’s third arrow fail to hit the mark? なんて表題のものもあるし・・・

 三本の矢って何だっけ?大胆な金融政策・機動的な財政政策・新たな成長戦略だったかな・・・小出しにするから折れたのではないかと心配です。成長戦略で、明るい日本に! ≪詳細版≫ 首相官邸ホームページ これですね。やはり何度見ても良くわかりません・・・法律の改正でどの程度規制緩和になるのか?かなり気になります。半分は法律ぎりぎりの所を狙って何かをする気力があるかどうかですね。基本的には、冒険ができないような体質になっているのではないかと・・・攻めろと言っても体力がない場合もありますから・・・

 私は、既に体力のほとんどを失っていて、余計な金を使わないことで生きながらえているような感じですからね。ネット上に何か素敵な夢は落ちていないかと探すわけですが・・・心が躍るようなものは落ちていない・・・無理が利く若者の出番が増えるような戦略は無いものかと思いますが・・・

 そうだね・・・国立大等によるベンチャーキャピタル等への出資か・・・これって、悪くないけど・・・大学が、卒業する学生を推薦して資金を捻出させる枠組みの方が面白そうな?大学の修士課程や博士課程に在籍している連中のなかで、研究より実務向きの研究者っているはずなんです。純粋な学問研究ではなく、金儲けというか・・・実現したがる厄介なやつが・・・大学の研究室の紐付きで企業化させてしまうとか・・・研究室が全面的にバックアップして・・・総合大学なら、商学部とか法学部の連中もいますから・・・この研究テーマでこれができる!参加する奴はいないか?という働きかけから始まって、5人ぐらいの開発チームを養成、1年ほどの研究でモノになると判断できたら、役人に対してプレゼンテーションして、資金調達を行うとか・・・工学部を持つ大学などで、こういった枠組みの研究ってのは良いのではないかと・・・絶対に就職活動より夢があると思いますがね。

 農業の自動化などは良いテーマではないかと・・・遊んでいる国有地を半自動で開墾して、作付から収穫までの実験プラントとか・・・マネジメントとか様々な学部で知識を学んだ若者にやらせるとか・・・チームは、毎週のように専門知識のある役人にプレゼンして・・・資金調達を行いながら少しずつ成果を出すとかね。結局のところ、強盗並の資金調達力のある研究者を養成しないと、世界に通用する研究・開発者にはなれないような気がしますからね。如何に内容が優れていてもコピー&ペーストでは御粗末ですから・・・

2014.05.05

  

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