現在をうろうろ(45) 農家の現状はどうなってる・・・? ふと、日本の農業の現状はどうなってるのかが気になってきました。専業農家・兼業農家ですが・・・農林水産省-農家に関する統計 専業農家は41万戸ほどあって・・・
ふむ・・・ 「専業農家」とは、世帯員のなかに兼業従事者が1人もいない農家をいう。「兼業農家」とは、世帯員のなかに兼業従事者が1人以上いる農家をいう。「第1種兼業農家」とは、農業所得を主とする兼業農家をいう。「第2種兼業農家」とは、農業所得を従とする兼業農家をいう。と定義されているか・・・ 養父市の現状はまさか、年寄り世帯の専業農家が殆どで、残りは兼業農家で広い屋敷地で一戸を爺婆+公務員や銀行や商店に勤める家族という形式的な大家族構成とか・・・というより、それが日本の農業の現状では・・・扶養控除を受けられるから、農業をやっている爺婆を借りてくるかとか・・・知り合いがやっていますね。形式的に生計を一とすることで扶養控除・・・私なんかは、小作になっちゃえよって唆しますがね。 でも、なんとなく養父市が農業特区に指定されるのは、日本の農業の多少極端かもしれませんが、現況なのではないかと思われますね。 まあ、地域には篤農家ってのがいます。熱心な人って普通全体の1割から2割程度いるわけです・・・これは、一般論ですが多分当てはまるはず・・・どうせ、妄想遊びですから・・・多分、熱心な人達が2割、普通にやっている人が6割、やる気の無い人が2割の配分になると思われます。そして、全体の中で2〜5%ぐらいが指導的な人がいるというので、それぞれの人間の集団は構成されて社会は成り立っていると妄想していますから・・・そして、分野ごとに得意不得意があるから、それで上手く回っていると妄想しています・・・さて、この2つの妄想的条件の上で考えると・・・ やる気の無い酪農家の私がいたとします。酪農家としてはやる気の無い2割になるが、酪農家をやめて別の事を始めようとする事にかけては指導的な2%に入るという厄介な人間という風に設定すると・・・ 多分、週休2日制の導入の頃にやる気をずいぶんと失くすと思います・・・酪農は生き物を相手にしますから、休みなんって関係なさそうですからね。私には放浪癖がありますから・・・勤め人には定期的に休みがあるということで、絶対にやめようと心に誓いそうな気がします。 そうだ・・・もうひとつ妄想を導入しましょう・・・隣百姓・・・隣が作業を始めたら、自分も作業を始めるというやつですね。仕事に関しては主体性がなく、文句だけつけてだらだらと仕事を形式的に続けるというパターン・・・でも、酪農家をやめて別の事を始めようとする事を口にすることにかけては指導的な2%に入るという厄介な人間という風に再設定すると・・・ こういう設定であれば、酪農はやめられない・・・不満は募るだけ・・・愚痴をこぼしこぼし毎日を暮らすわけです・・・ そして、人生に転機が訪れます・・・農産品の直売・・・本業以外の事は熱心で、乳製品を自家用につくっていた・・・クリームとかチーズ、バター、アイスクリームを自家用に作っていた・・・この点で指導的な立場・・・こうやって作るんだべ!で、道の駅に・・・こうなると、そちらの方が熱心になり・・・指導性を発揮・・・こうなると、こちらの方でいっぱしの顔ができるようになれば・・・酪農の方は半委託にしちゃうでしょうね・・・販売農家への転換です・・・さらに、乳製品の加工販売へ移行・・・これだね。やる気の無い私だと・・・ しかし・・・現実問題として、日本の農業はあと20年持つかね?養父市の場合だと、このまま10年経つと・・・現在65歳以上の1400人が引退しているでしょうから・・・ 何事もきっかけで、人間の行動って変わりますからね・・・変わり始めると急速に変わる・・・もうひとつ気になるのは、その時、日本は食料を輸入できるのか?あのとき輸入を許可しないで、今更・・・食料は世界的に不足しているのに・・・金を積んでも買えないよ・・・あ、その時には日本の人口は今の半分ぐらいか・・・悲観的な妄想はしたくないものですが・・・ 2014.04.26 |
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関係ないが興味深いもの 今回は特になし |