現在をうろうろ(30)
  
 ジャパン・サミット2014 その2・・・?

 妄想は楽しいのですが、現実はかなり厳しいようです。久々に妄想が私に涙を誘い出そうとしました・・・資料が多いので長文です・・・青字が養父市のまとめる現況なのでね。

 で、前回の続きで・・・さらにこんなのが続きます。

補足・・・ 東京圏、関西圏、沖縄県、新潟市、兵庫県養父市、福岡市の6つを、国家戦略特区として、近々決定します。・・・The sky is the only limit.・・・

 青天井の何でもOKの国家戦略特区か・・・私なら、簡単に東京圏・大阪圏の社会インフラの整備が終わっている地域を国家戦略特区として国の直轄地にしちゃいますね。そして、ここから上がる税金を国家の歳入にしちゃいますね。財政再建にはこれが一番簡単な気がします。稼げる所からシッカリ取っても税の行き先が変わるだけで税を払うものは気にしない・・・気にするのは既得権を持っていた東京都と大阪市などでしょう・・・虎の子を取られ、国政に口出しする能力を失いますから、東京都と大阪市によるクーデターが起こるやもしれません・・・

 新潟県と養父市の人達は明るいうちは青天井の下で仕事をしなければならなくなるのかと・・・ちょっと心配です。私はそれが好きだから良いですが・・・気になるのは養父市の農業委員会ですね・・・農業委員会の持つ強い権限はどうしたのかね?ホーム-養父市 読んでて涙が出そうになりました・・・第2次養父市総合計画実施計画書(施策)に係る市民評価を実施いたしました-養父市 ここの、PDFの 平成24年度実施計画書(施策) 

 農業委員会の強い権限ってのは・・・農地ってのは所有者の個人的意志のみで勝手に売買処分や地目の変更ができなくて、農業委員会の許可が必要なんです。この権利を放棄したのかと気になったんです。報道では・・・新潟市と兵庫県養父市は農業特区として農地転売などの円滑化を図るとありましたから・・・

 涙が出そうになったのは・・・平成24年度実施計画書(施策)の9ページ以降です。

現状と課題
 人口の減少、少子高齢化が進む中、一方生活様式、社会・経済環境の変化等により、農地、山林は荒廃が進み、環境保全が新たな問題となってきている。そして、気象変化等もあり、平成21年には台風第9号による兵庫県西北部豪雨、平成23年には東日本大震災、台風第12号による紀伊半島における豪雨など、過去に経験したことない想定外の災害が想定外ではなくなり、いつ、どこで発生しても不思議ではなく、人命、財産を守る防災・減災対策事業を計画的に実施していかなければならない。このような中で、消防団や地域の自主防災組織が果たす役割は大きく、充実が求められている。
 また、交通事故・消費生活関連被害は、高齢化率の高まりとともに悪質、巧妙化し、あとを絶ず、事故・被害の抑止、撲滅対策が喫緊の課題となっている。


 普通に少子高齢化していてなかなか大変なんだね・・・

 養父市においては、地域の中核病院である公立八鹿病院の医師不足が深刻化しており、地域医療が危機的状況に陥っている。市民の医療と健康を守るため、公立八鹿病院の医師確保をはじめ医療機関相互の連携や保健分野における取り組みの強化が必要となっている。
 高齢者や障害者においては、少子高齢化と過疎化が急速に進行するなかで高齢者割合が増加しており、高齢者夫婦のみの世帯や独居の高齢者世帯の増加、認知症の割合の増加、移動、買い物の問題など新たな課題が発生している。また、障害者支援では、社会資源が不足しており充足が求められている。
 誰もが生涯安心して暮らせる環境をつくるには、これらの課題に対する行政施策の実施が求められるとともに、一般的な生活を送るための基礎的な施策の充実や、市民の行政との協働、市民相互の支え合いなど市民による主体的な取り組みが必要である。また、限られた資源の有効活用が求められており、総合的な保健、医療、福祉、地域の連携、システムの構築が急務である。


 一般的な生活を送るための基礎的な施策の充実・・・?一般的な生活ね・・・・

 養父市においては、農村型社会から都市型社会への移行がすすむなかで、著しい児童数の減少や核家族化が進行している。このようななかで、保育に欠ける児童の増加や子育てに不安を持つ親が増加しており保育所の整備、育児相談などの支援が必要となっている。また、子育てに係る費用が保護者の経済的負担を軽減し、安心して子どもを生み育てることのできるよう支援を図る必要がある。
 また、障害を持つ児童や不登校の児童への支援。家庭に恵まれない児童や児童虐待に対する対策等が求められている。
 また、母子の健康を守るため、八鹿病院の医師不足による産科、小児科等の医療体制に不安があることから、医療体制の確保。また母子の健康を守るため、各種予防接種をはじめ妊婦健診、医療費助成拡充等の保健、医療面での環境整備が求められている。
 さらに、家庭や地域における子育ての機能が弱体化しており、地域で異世代や自然とふれあいながら児童の健全な成長を図ることが求められている。


 予防接種なども?子育て機能が弱体・・・異世代との交流が無い・・・?

 少子高齢化・過疎化の進行によるコミュニティの衰退で、生活環境に急速な変化がおきており、生活環境の改善・地域の活性化・定住の促進を図るため、多くの空き家を活用することや、ライフスタイルに応じたリフォームなど、多世代同居の居住環境づくりが必要となっている。
 また、生活基盤の基本となる上下水道の適正な管理や、老朽化したCATV伝送路の更新を行い、さらに地球温暖化の進行から居住環境を守るため、循環型社会を構築し、環境づくりに取り組む必要がある。
 定住のための良好な居住環境づくりのため、環境基本計画に掲げる太陽光発電などの再生可能エネルギーの推進、廃棄物の適正な処理及び3Rの推進や、台風などの集中豪雨による災害時などの情報発信のため、CATVの老朽化した伝送路の更新とインターネットサービスの高速化に取り組む。
 また、独身男女が交流できる場を提供し、結婚・定住の足がかりにすると共に、移住・定住者への奨励・支援策の拡大を図り、さらに充実した移動手段を確保し利便性の向上を図る。
 このほか、上下水道の適正な管理を行い、生活環境の保全と向上を図る。また、市営住宅においては耐震化対策計画を策定し、入居者の安全・安心な居住環境を確保する。


 山間部だからCATVね・・・老朽化?インターネットが高速化されていない・・・私には住みにくいね・・・充実した移動手段とは何?

 農林業従事者の高齢化率は高く年齢別にみると農業従事者数3,034人に対し、65歳以上の従事者数は46.8%(1,421人)となっており、人口と比較しても、従事者数の減少と高齢化は加速的に進んでいる。
 農業については、年々耕作放棄地が増加しており、新たな経営体の構築を行い農業生産所得向上に向けた取り組みが急務となっている。
 また、林業を取り巻く環境は非常に厳しい状況ではあるが、市域の84%余りを山林が占める本市において、持続可能な林業構造の構築が求められている。


 65歳以上の農業従事者が1421人・・・約半数が・・・農業が維持・・・というか、出荷できる限界に近付いているという事か?耕作放棄地・・・増加・・・農業委員会が事実上敗北宣言かね?農地の管理をしても毎年耕作放棄地が増えて仕事が減るだけ・・・XXさんが具合が悪いとかいってる・・・病院通いで・・・畑が荒れるとか言ってるが・・・人手はもう割けない・・・なんって、妄想したら涙が出そうになりました・・・

 情報伝達の容量・スピードは、経済面において事業者にとり、立地条件の重要な要素となっている。本市のCATVインターネット環境は、供給能力が不足している。
 合併時に引き継いだ市道整備計画は、ほぼ整備済みとなった。今後は、市の政策目的に沿った道路を重点に整備する必要がある。
 一方、514kmの市道と614基の橋梁の長寿命化を図るため、計画的メンテナンスが課題となっている。


 ふむ・・・どんなインターネットかね?ふれあいインターネット-養父市 通信速度 下り 100Mbps(ベストエフォート) まあ、いいのでは・・・

 社会構造の変化や少子高齢化の急速な進行によって、地域コミュニティは、病院、商店などの生活に必要な機能の撤退が進み、高齢者等にとって極めて住みにくい環境になりつつある。また、社会的弱者のセーフティネットの役割を果たしにくくなりつつある。
 このため、さまざまな地域振興課題解決を進める自治組織や市民活動団体の一層の普及と活動強化を図り、人と人のつながりによって安心や喜びを生み出せる地域づくりを進める必要がある。


 少子高齢化・・・高齢者にとっても住みにくい環境・・・安心や喜びか・・・

 養父市ではでは、過疎化による人口減少とともに急速な少子化・高が進んでおり、地域コミュニティの衰退やあらゆる分野において担い手不足が深刻化してきており、コミュニティの維持が困難となっている集落も出てきている。
 養父市におけるボランティアは高齢化が進み後継者不足のグループも多く、今後の活動が危ぶまれる状況が多く見受けられ、団塊の世代のボランティアの参加を図るなどボランティアの育成、地域社会の要請に沿った組織化、活動が課題となっている。
 こうした中で、新しいまちづくり活動の担い手としてのボランティアやNPO法人の育成を促進し、地域と連携協力して地域社会が抱える様々な問題解決に取り組んでいくことが求められている。


 コミュニティが維持できない・・・

 近年、急速な少子高齢化と人口減少が進む中で、持続可能なまちづくりのためには、誰もが多様な生き方ができ、その自己実現がまち全体の活力となる男女共同参画の推進が課題である。

基本方針
 男女共同参画プランに基づき、市民・団体等と協働して事業に取り組み、男女共同参画社会づくりを推進する。

 この悲壮な叫び・・・町を立てなおしたい・・・というより・・・そもそも人がいない・・・政府ができるのは何? 特区に指定して何ができる・・・人を送るしかないでしょう・・・人をどうやって集める?事実上の新開拓をするのに近いのでは・・・一度に沢山の移住者を送りこんだのでは地域の文化は大きな影響を受けるが・・・歴史上の施策は・・・人返し令だが・・・これは上手くいかないことを歴史が証明しているし・・・

 妄想的思索家に昇格したいので、実行可能で養父市に人の関心と足が向く方策は何かないかね・・・簡単に出れば苦労しないが・・・あ・・・以前何かで考えたのがある・・・現在の社会情勢ならなんとかなるかも・・・あの時は、無理だと思ったが・・・消費税増税を足がかりに・・・高価な野菜と・・・北朝鮮方式・・・何で、北朝鮮に学ばなきゃならんかね・・・

 北朝鮮では工場労働者の食料はその地域で生産したものを供給しています。日本のように遠方から動かすのではなく・・・食管制度があり、農作物の道境を越えての移送は原則禁止、よって、食料供給が不十分な道では郡をやり取りして道を編成し直して食料供給の安定を図ろうとしている・・・らしい・・・工場労働者に農村での農作業への参加を義務付けて、それで食料供給量を上げようとしている・・・らしい・・・日本もこの制度を見習うというか、ちょっとパクル・・・消費税の大増税を利用・・・

 宣伝文句・・・養父市に登録して、休みの日に養父市で農業をしよう!でも、無給です・・・養父市には安全な美味しい野菜がありますが、人手が足りなくて十分に供給できません。そこで人手を求めています。登録して、養父市で農業の基本的な御手伝いをしてくれたらお礼として・・・労働の相当額の野菜を毎月送ります!もちろん、税抜き価格での提供です。あなたは労働を、私たちは野菜を・・・ボランティアで、無給ですから所得税はかかりません。そして、収穫され、あなたが手にした野菜にも消費税はかかりません。しかも・・・農業特区ですから・・・皆さんの交通費や送料は国の補助を勝ち取ろうと考えています!さらにたくさん働いて頂けたら・・・余るようでしたら指定の御宅への振り替え発送も行います。特に、若い女性には優遇があります・・・

 悪くないとは思いますが・・・私だと、この条件なら行っちゃいますね・・・まあ、私にできるのは文書化することと、妄想することしかできませんが・・・それしかできない自分が情けない・・・人は自分の利益にならないことは原則としてしない・・・法を破る楽しみと、労働が評価され、報酬が払われる・・・これなら、やるかもしれないなんってね。

 しかし、脱税を国が支援するとは思えないので・・・これは、非常に高度な政治判断が必要ですね。農業特区以外でのこの方式の労働者集めを行ってはいけないとか、付帯条項をつけないと・・・ただ、素人にできる仕事は限られているのが難点ですね。広報担当ボランティアとか・・・その人の持つ特技を最大限に利用するとか・・・医療機関は医師のボランティアで賄われています。今週はXX病院からやってきたXX先生です。ここでボランティアをやっているので、経営する病院の食事の野菜はすべて養父市から無料で賄われていますとか・・・専門家が専門家として貢献して高い付加価値を受けるならOKかな・・・

 地域通貨の発行も良いかも・・・ビットコインもどきでも発行するとか・・・労働の対価で担保する金融システム・・・可能性としては面白いかね?そのうち考えましょう・・・しかし、これを構築すると・・・金融システムを国の手から奪い取れてしまいそうなので、政府は禁じるか、事業税を課すようになるのでは?そのうち、頭の中に生まれた萌芽を育ててみることにしましょう・・・さて、ずいぶん長くなったけど、続きは・・・何だっけ・・・

 少子高齢化は現実の問題になっている・・・

 次回に続く・・・

2014.04.22

  

関係ないが興味深いもの
 今回は特になし












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