現在をうろうろ(29)
  
 ジャパン・サミット2014 その1・・・?

 まいったな・・・なんだか、完全に妄想ページの量産体制に入っている・・・それなりに事実に即しての妄想にしなければならないという縛りで妄想していますが・・・世の中には様々な情報源があるので、どんどん妄想を量産できるようです。

 ちょっと日本の行く末はどうなるのか?気にしていると・・・ジャパン・サミット2014 安倍内閣総理大臣基調講演に興味深いものがありました。成長戦略なんでしょうが・・・なんだか面白い興味深い・・・

 興味深い内容というのは以下のようなものです・・・

 「コンドラチェフの波」として知られる、技術革新やインフラ更新が左右する超長期の循環、また、建設投資を要因とする、長期の循環に当たる「クズネッツの波」。それから、中期、短期の循環である「ジュグラーの波」、「キチンの波」。
 これらの超長期から短期に及ぶ4つの波が、いま、日本経済では、揃いも揃って、みんな上向きだと、その意味で、珍しい現象が日本経済に起きている、という分析です。


 へ・・・実は私はこの経済の波の理論って、あまり信用していないんです・・・あるのは分かる、そして、それぞれが何を元に周期が定まっているのかも朧げながら知っています・・・基本はどれも・・・欲と欲を実現する手段にタイムラグがあって、そのタイムラグが様々な周期を生み出しているという妄想的解釈です。まあ、ここで簡単に述べられていますね。ジュグラーの波・キチンの波については述べられていないが・・・なぜ?なんって考えちゃいます。ジュグラーの波は・・・企業の設備投資が原因、キチンの波は企業の在庫投資が原因とか言われますね。・・・落ちるところまで落ちて、とりあえず中休みではないかとちょっと心配・・・変な意味で安定しているとか妄想しちゃうわけです。・・・どうも、私には長期の循環なんかは気配さえ分かりませんが、短期の数カ月から数年のものならなんとなく分かりますから・・・少なくとも、私には私の妄想の生産設備であるPCの買い替えは当分ないし、在庫に関しては妄想の在庫は多い方が良いので、全力生産で妄想を増やしています。揃いも揃って上向きという言葉は、それ自体信用に値しない言葉に見えてしまいます・・・何しろ、政治家が語っていますからね・・・とりあえず疑問を呈しておくだけにしましょう。

 さて、そこで素敵なお話が3つ出てきます・・・

1つ目・・・今年、一人、ひとりを豊かにし、全国の隅々に、成長の成果を届けないといけません。その実現へ向け、一層拍車をかけて行こう。そう思いました。
2つ目・・・成長途上のベトナム、あるいはインドで、日本の直接投資が増えています。すると必ず、日本の工作機械や、資本財に対する需要を、旺盛に生み出します。 アジアという偉大な成長センターは、日本を今後長い間、押し上げ続けるに違いありません。
3つ目・・・伸びるアジアの活力を、そのまま取り込んで、成長できる国にならなければならない、ということです。


 素晴らしいですね。1つ目は・・・私も豊かになれる!豊かさを届けてもらえる・・・既に、消費税増税という代金は払い始めましたから絶対に獲得したいものです。問題は、どんな拍車をかけるのか?これが問題ですね。豊かさを届けるために必要な資金が足りない・・・もっと資金を出さないと、一人 ひとりが豊かになれない!さあ、金を出せ、まずは国が豊かになる・・・そうしたらおこぼれを出してやる!とならないことを祈りたいですね。

 2つ目のベトナムやインドへの直接投資に関しては良くわかりません・・・私のジーパンがベトナム製なのは知っていますけど・・・ベトナム 日本 直接投資 - Google 検索 インド 日本 直接投資 - Google 検索 ざっと眺めて面白いものは・・・

 ベトナムでは製造業を行わず、流通業だけを行う企業は、会社設立の際に厳しく審査されている・・・という事は、基本的には工業の育成が中心で、日本製品の市場としては機械類の市場として現在は働いている・・・日本製の機材が流出して、それで日本向けの製品が作られ、日本から付加価値商品の代金として富が流出していると捉えてしまいますが・・・ベトナム - 海外ビジネス情報 - ジェトロ 状況は厳しい・・・インドでもこのあたりは同じようですね。インド - 海外ビジネス情報 - ジェトロ 残念ながら、小売業の進出が困難な制度になっているようです。輸出入・海外進出の実務の外資に関する規制を眺めるとね・・・優秀な日本製品のシェア獲得は前途多難か・・・まあ、外貨流出を防ぐ基本的な政策、国内産業の保護のためには必要な措置・・・日本が農産品にデカイ関税をかけるのと同じですね。

 薄型テレビが安価に購入できる東南アジアや中東で製品を購入してインドに持ち込む「運び屋ビジネス」が横行したことで、国内の薄型テレビの売れ行きに悪影響を及ぼしていた。・・・というわけで、手荷物であっても一律36%の輸入税がかかる・・・インドがもっと豊かにならないといけないという事ですね。インドの市場開放はいつになる?というわけで、アジアという偉大な成長センターは、日本を今後長い間、押し上げ続けるのは、嘘ではないが・・・アジアという偉大な成長センターは、日本を今後いつから長い間、押し上げ続けるようになるかが問題であると結論付けられそうな感じです。それまでにベトナムやインドが育成されるには・・・日本からの沢山の技術移転と、日本の沢山の投資を消化し続けて体力がついた時ですね。日本の体力が続くかのレース・・・デカイ国だから・・・まあ、長い目で期待しましょう・・・

 3つ目は・・・「他力本願」かね・・・ならなければならないとおっしゃるが・・・どうやったら、活力を取り込めるのか具体的に教えていただきたいと、頭を下げてでも首相様に教えを乞いたくなります。・・・お願いです・・・道をお示し下さい・・・・

 3つの事の順番を変えて喋ったらどうなる?・・・諸君は、伸びるアジアの活力を、そのまま取り込んで、成長できる国にならなければならないのだ。日本の直接投資がベトナムやインドに対して増えているのだ。すると必ず、日本の工作機械や、資本財に対する需要を、旺盛に生み出す。 アジアという偉大な成長センターは、日本を今後長い間、押し上げ続けるに違いないのだ。そうなれば、今年、一人、ひとりを豊かにし、全国の隅々に、成長の成果を届けないといけないが、ちょっと待て。その実現へ向け、一層拍車をかけて行こう。・・・・そう思いました。

 というのが現状ではないかと思われますね。さすがに、そのまま並べると齟齬をきたすので、赤字の部分は付け加えましたけど、文意はいじっていないつもりです・・・私も数年は待てますよ・・・いつ豊かさが届けられるのか・・・諸君に期待して、拍車をかけられてしまうような気がします。・・・私の読み間違いによる妄想であれば、深く反省します・・・首相様・・・先に謝っておきます・・・

 次回に続く・・・

2014.04.22

  

関係ないが興味深いもの
 今回は特になし












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