現在をうろうろ(28)
  
 不思議の国 日本・・・?

 麻生財務相が公的年金による株の買い支えとも取れる発言を行っただって・・・もう、日本の金融システムは終わりですね。これって、国が仕手戦に手を出すってことじゃないですかね?モラルハザードが起こっているという事を意味するのではないかと推測してしまいます。

 日本は、これで良いと思うかもしれませんが、世界はどのように思っているのか?なんとなく、日本ってのは不思議の国で、モラルの概念が世界と違うのではないかと・・・ちょっと心配になってしまいます。仕手戦だって悪くないですが、それを国が行うのは間違っていると思います。私の妄想的な見解・・・ただ、我が国の政府が、それを行うのは勝手ですが、私は嫌ですね。そんな国の国民の一人として名を連ねているのが恥ずかしくなります。

 どうやら、金が本当に無い・・・というより、既に政府の信用で金を作ることが困難になりつつあるという事態になっているのではないかと、妄想してしまいます。株式市場では、日本人の考えているのと違ったモラルが働いているのではないかと・・・日本政府よ気付けとね。我々は、自国の金融システムを日本から切り離すのだと・・・日本への短期投資を引き上げることと、長期の投資は・・・諦めたのか?それとも何かで相殺できると踏んだのか・・・なんとなく、経済的には世界の孤児になりつつあるのではないかと・・・歴史を眺めていると、なんとなく・・・経済に関する暗黙の集団自衛に入ってしまったのではないかと・・・そんな気がします。

 日本はGPIFの資金を動かそうとしているようです・・・ここの金を投機に・・・日本は債務の履行についてはかなり気を使う気がしますが・・・問題は、モラルハザードの方です・・・借金を返すための犯罪ってのが普通に行われる御国柄です・・・債務の不履行が決まったら、債権者に対してきちんと説明して、それなりの返済方策を模索すれば良いのですが・・・なぜか、犯罪に走るようなパターンが多く見受けられます・・・恥の文化って言えば、言えなくもないですが・・・これは、明らかに間違っていると・・・

 他にも不思議な事を言いだしています・・・消費税の増税で飲食業やスーパーなどで目立った落ち込みがない・・・あるわけないじゃないですか・・・人は食わなければ死んでしまいます。生活必需品は買わなければなりません・・・格調高い文化の切り捨ては簡単です・・・多分、これはずいぶんと前から問題になっていたが表面化していないだけではないかと・・・私が気にしているのは書店・・・書店なんってずっと以前に絶滅危惧店舗になっていたのではないかと・・・駅前の書店が、田舎の方から徐々に消滅して行ったような気がします。本を諦めるのは簡単ですから・・・でも、食物を諦めることは死につながりますからね・・・よく、平気で飲食業やスーパーなどの売上の落ち込みが無いなんって安心材料に使うかね?これが落ち込むのは3カ月先・・・私の妄想では・・・月末にあれお金がない・・・と気づいてから、少しは節約しましょう・・・翌月・・・ボーナスは?それじゃ、お弁当を作って・・・ここで、初めて外食産業の落ち込みが出ると妄想していますが・・・・

 私の場合は、切り詰めるものが無いので、食品の切り詰めから入りましたけど・・・日々の暮らしの消費ってのが結構大きいですから・・・貧乏人がそれなりに豊かな振りをするための方策としては、これが優れていると考えたわけですけど・・・

 日本政府は、本当に日本を崩壊に導く気かね?まあ・・・国民は基本的に食べて生き続けますから問題は無いですが、国の信用を数十年かけて築き直さなければいけなくなります・・・そして、日本の金融システムの崩壊で、輸入は厳しくなるでしょう・・・そうなると、日本は諸外国からの食料支援の中でその再建を行うことになりますね。

 現在の政府が崩壊して、不良債権処理を行うための暫定政権・・・大国の監視の下での再建ではないかと・・・悲観的妄想家なのでそんな風に考えてしまいます。まあ、いくらなんでも、領土の分割は無いでしょうが・・・企業は、外貨を山ほど持っているところは問題ないでしょうが、銀行などは金融システムの崩壊とともに紙屑の山や、意味消失した数字を管理するだけになりますね。海外の債権を有しているところは生き残れる可能性はありますが・・・多分、政府の持つ米国の債権などは食糧援助で綺麗に無くなってしまうのではないかと・・・

 まあ、最悪の妄想的なシナリオを考えるのが得意ですから・・・例えば、1ドルが120円になったら・・・貿易赤字は18兆円ぐらいまで膨らむことになるでしょう・・・別に、物や原材料を買っての赤字なら、それなりの財が日本に入って来ての赤字だから別に問題ないと思うのですが・・・果たしてこの貿易赤字が、単に、外貨の流出によるものではないかと気になるわけです。

 もちろん、エネルギーのように形あるもので残らないものもあります。食料品もそうですね・・・例えば、京都議定書の履行のための炭酸ガスのための海外への援助とか・・・そりゃ、長い目で見れば日本の利益になると思いますがはたしてどうなのか?とか。気になるものが沢山あります・・・面子で流出している外貨がどの程度あるのか?推測することも困難です。

 さて・・・公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針を眺めてみると・・・ 禁止取引等 の項目に以下のようなものがあります。
ア.買占め等の仕手戦には参加しないこと。また、企業の経営支配を目的とした投資は行わないこと。
イ.信用買い、空売り等の信用取引は行わないこと。
ウ.有価証券の頻繁な売買に伴う取引費用の増大により、かえって全体としての収益率を下げるようなことは避けること。

 こんな具合になっています。仕手戦には参加しないよって・・・さて、政府はどうするのかね?人様の年金にまで手を出そうとしている・・・もっと、真っ当な経済政策を行うか・・・私は、震災後に期間限定の短期の大増税をやるかと思ったのに・・・所得税率25%程度・・・3年なら庶民は耐えられたはずです・・・取り立てが、家を売り飛ばすとかの強硬なものを行わないのであれば・・・そして、それなりに効率的な被災地の再建と、集めた7割の資金で借金の返済ですね。

 前例は・・・江戸幕府の富士山噴火による被災地の復興のための宝永の国役金ですね。このときは100石に対しての2石ですから2%ですが、これで小さな政府であった幕府はずいぶんと助かったような感じですね。借金は何かのきっかけでまとめて返済しないと面倒なことになるのは分かり切った事なのですから・・・

 株価を引き上げると何か良いことが起こるのか?非常に気になります・・・社会の富は限られている・・・従って、株に流れれば別なものが売られて安くなる・・・通貨を大量に発行すれば通貨は安くなり、株価が上がるが・・・上がったのは通貨が安くなった分ではないかと単純に妄想してしまいます・・・基本的には、実体の無い錬金術は無効・・・STAP細胞の夢は大きいと思います・・・研究者の頭の中にあるだけの富が、現実の富に変わる・・・日本の社会には夢が小さすぎる・・・まあ、研究者もややいい加減でしたが・・・記録は、自分の富と名声を守る手段であることを忘れている・・・記録がなければ・・・それは存在しないのですから。間違えて使った・・・正しいのはこれですならOK、しかし・・・ないでは・・・御粗末としか言いようがない・・・それと、理研の研究ノートは何?もっと立派なものを使えよと・・・あれは、ただの・・・実験のメモ帳だよね。研究記録用ではないと信じたいですが・・・少なくともページ番号は入ってるんだよね?Standard Laboratory Notebookこんな感じのやつ・・・私も研究者を目指したことがあるのでね・・・気になる・・・

 ああ・・・国の不良債権処理など見たくない・・・

2014.04.21

  

関係ないが興味深いもの
今回は無し












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