鹿行をうろうろ 050

 このところ気になっている、行方郡家の所在ですが、キーとなる郡衙の東に古くから祀られている神社がある・・・一応文献では国神社の名称で現れてきます。ネット上ではこの情報が得られないんです。それらしきものはありますが・・・結局のところ、うろうろすることになります。
 しかし・・・行方小から上る道は県道50号線まで平行する道も走ったのに見つからない?隠滅するとは思えないし・・・ブチブチ言いながら再び出かけてきました。今回は、県道50号線から行方小学校方面へと下ってみました。

(2010.04.08)


行けば見つかるものです。見落とした理由もわかりました。先日の雨の中、この国神神社の進入路の反対側に高校生ぐらいの女の子が傘もささずに立っていたのが気になって、そちらを見ていたのがいけなかったのです。
(36.04808,140.463831ここですね)

まさしく、その神社であることが確認できました。真新しく見える神社は、平成19年に全面的に一新されたとのこと・・・ちょっと残念・・・どうやらバイパスが作られるときに、お金が湧いて来たのでしょうか?ちょっと気になります。

太子講でもあったのでしょうか?

真新しい、清々しい社殿ですが、かつてはもっと小さな社であったようです。側鷹神社の拝殿脇の赤い社のような感じのものだったようですが・・・

美しい空間であることは変わりありませんが・・・写真を撮っていると、老人の域に達するか達しないかの方が犬を連れて、神社撮りかい?って、この近くに八王子神社があるから行ってみるようにと・・・丁寧に場所を教えてくれました。こうなると、そっちも気になりますね。

前回は、この表示を見落としていたんです。反対に気を取られたのが敗因でした。八王子神社は、この写真の奥に見える森の中にあるとのこと。

八王子神社の参道の中程から入りました。
(36.046327,140.462286 ここです)

古い神社って、大抵大同二年の創建ですね。確か、田村麻呂が京都の清水寺を創建したやつに擬えてみな、大同二年の創建と伝えられているとか・・・何で読んだんだっけな?

椿の花で埋め尽くされている参道というのもなかなか良いものです。

もちの木があります。樹皮に傷がないところをみると、この辺りには悪ガキが少ないのか?それとももちの木がたくさんあるのか?

ふむ、普通の拝殿ですね。

馬のオブジェがありました。

なかなか立派な本殿!茅葺の屋根だったら凄いのに・・・とにかく立派なものです。

良い神社を教えてもらいました。見ていけというだけのものですね。

ふむ、美しい・・・八王子神社を出て、一路海岸へと向かいますが・・・

あ!神社だ・・・というわけで、車を停めてしまうというわけです。

井貝の稲荷社は御神体が石棒だか石剣だかそういったものだと・・・何で読んだのやら?
(36.050361,140.485868 たぶんココかな?)

鳥居の注連縄が何となく、力強くて・・・

簡素な社殿でした。

素敵なロケーションです。上からの眺めも良くて・・・

こんな景色が広がっています。田に水が引かれて、空が映るとさらに魅力的な風景になるのでは?景色に見とれ、海岸へと急ぐのですが・・・

道のわきに、稲荷社が・・・また車を停めちゃいました。

普通のお稲荷さんですかね?

裏には、こんな塚のようなものが・・・しかし、これはどこだろう?この後、要小のあたりで道に迷うし・・・大変でした。


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