香取神宮をうろうろ(84)
 香取志 (18) 食いものと支配と・・・

 さて、いよいよ素敵な石は払底・・・不透明なのはどうも一連で買う癖があるので・・・一連のもの・・・トルコ石・・・緑の不思議な石。これはアフリカングリーンターコイズだったかな?だからこれも実際にはトルコ石ではない石なんでしょう。着色されている?練りもの?少なくともプラスチックではないと思いますが・・・まあ、気に入っていればOKなんでね。トルコ石はどうもルースを買い込む気力に欠けます。なんとなくじゃらじゃらさせていじるのには良さそうなんですが・・・だから、こういった一連を買い込むとそれで終わり・・・でも、銀とトルコ石って合うので・・・インディアンジュエリーが魅力的に見える時があります。しかし・・・買った事はないですね。なんとなく・・・google Turquoise Navajo こういったのが、私のトルコ石のイメージなのかもしれません。眺めるのは好きなんですが・・・手に取ってみる気があまりしない・・・まさか Creepshow_2 の影響か?

 トルコ石って・・・天然石を磨いただけだと脆くて汚れやすい石です。写真の石も多分スタビライズド・ターコイズとか言うやつでしょう。表面にアクリル樹脂を含浸させて強化して色つやを良くしたもののはずです。だから、じゃらじゃらさせられる・・・

 トルコ石と呼ばれる石は、はっきり言って良くわからない石ですね。これは緑色がかなり強いから、着色か?もしくは中国やチベット産かな?とか・・・個人的に緑いろっぽいのが好きですが・・・銀と合わせるとなると、空色のやつが・・・状況次第かね。 本物か偽物かというより、ターコイズは純粋に欲しければ手に入れるという感じなのでしょうか?私にとっては妙な石なんです。

 さて、香取志 11コマ 返田神社から進まない・・・返田神社の悪王子で毘沙門天とか考えて・・・蘇民将来から稲作で登呂遺跡・・・何をやってたか・・・結局、国造体制も良くわからん・・・でも、なんとなく・・・国造体制は・・・夜刀神の話からすると・・・全国稲作推進連絡協議会と名付けちゃえば良さそうな感じ・・・最新稲作文化を推進するための、支配者間の情報交換の場・・・だって、国造支配地って排他的な空間で一つの国ですから。それをまとめるのは、支配とは別の技術的な意見交換の場・・・これなら互いの領土問題に口出す必要はない・・・しかし、倭大乱とかあるし・・・じゃあ、戦争を想定すると・・・どんな因子が必要になる?権力闘争を引き起こす因子・・・権力基盤というやつを考えなければならないか・・・何か良いキーワードは・・・本領安堵なんってどうだろう・・・安堵・・・権利の保障・・・狭義には財産権の侵害に対する保障ですかね。安堵状・・・現法制度下の安堵状に相当するものは・・・土地登記の権利書・・・登記済証・・・今や12ケタの符号に昇華されていますが・・・ちょっと前はでかい朱印の押された朱印状とも言える代物・・・持っている者勝ち・・・支配者である事のメリットは・・・所有権ですね・・・使用・収益・処分する権利、自己の領域では独占的、かつ排他的に・・・つまり、経済的基盤としての縄張りを持つということ・・・ベースとなるのは何かな?・・・直接的な土地の支配権・・・そうだな・・・縄張りだから・・・イトヨ君の生活を考えてみますか・・・

 イトヨは海岸の高台にただ一人住んでいます。イトヨの日課は潮の満ち干と共にあります。潮が引きはじめると海に流れ込む小川へ行って水を汲み、水汲みが終わると岩場が大きく現れるので潮だまりで魚や貝を漁り、砂浜でも貝を拾い潮が満ち始めると、季節によって行く場所が変わりますが、草地や灌木の生い茂る場所へ行って様々なものを集めてきます。ある日、イトヨが食べ物を探していると、見知らぬ男に出会いました。とりあえず「こんにちは、いい天気だね。」と挨拶します。でも、胸にはかたく握りしめられた拳骨を示しながら・・・男も「こんにちは、いい天気だね。」と手のひらを示して、軽く振り去って行きました。イトヨは毎日、潮の満ち干に合わせて暮らしていました。ある日の事、美味しい木の実を沢山拾って帰る途中に、近所の女に出会いました。イトヨは取って来たばかりの木の実を見せて、「どうだ、1つやらないか?」と差し出します。女は「この木の実大好き!沢山取れる木を知ってるのね。素敵だわ!」 「俺の木なんだ・・・いいだろ!木だけでなく他にも色々と旨いものを蓄えてるんだ。素敵な岩場もあるし・・・」「うん、何か持って遊びにきてね。」・・・・これだと、女系制社会が生まれるな・・・「うん、遊びに行くね。」なら、男系社会の成立・・・日本は夜這いの通い婚だから女系の上納型かね?

 多分、こんな感じのが一番基底のものですね。個体がある集団に参加するという事について・・・さあ、社会性が出てきたかな。というか、居場所の問題だね。そう・・・居場所・・・座かな・・・世俗的な村座と宗教的な権威の宮座・・・なんだか二院制みたいだが・・・座、合議の場・・・寄合・・・宮座の成立はやたらと古いのではないかと・・・普通は平安時代後期の荘園支配に関連して在地の有力者に神事の役割を負担させて組織化したものとか言われますが・・・支配とは既得権益を守ることで成立すると思うので・・・我が妄想的解釈では逆・・・宮座が存在して、そこでの合議システムという既得権益を守る形で支配が成立する・・・支配者が強権を発揮するときは、支配者にとっての利益が明確であるが、下々がそれに従わない場合ですから。こいつは社会に大きなひずみを生じさせ、場合によっては離反が生じる・・・権威の失墜を避けるために大きな武力で流れを変えようとする作用・・・こいつは非効率ですから・・・普通はやらないだろうと思うが・・・だから、存在しているものを公認することで歴史に現れてくるということではないかと・・・平安時代後期に、宮座が公認され、支配体制強化のためにテコ入れが始まった・・・と。大体、為政者が庶民の普段やっている事に口出しして反感を買えば失脚するに決まっているから・・・

 支配されたい人間っているのか?必要だと感じるから支配を認める・・・というのが基本な様な気がしますから・・・基本は仲介者ではないかと・・・俺が話をつけてやる・・・これが実績として積み重なって行くと、その先に支配が生じる気がしますから。特権階級が成立するためには?特権階級を特権階級たらしめるものは何か?そりゃ、財力・・・しかしながら、持っているだけではなく、良い使い方を知っている事が前提かな?これなら尊敬に値する・・・スクルージのクリスマス前の顔とクリスマス後の顔みたいなもの・・・社会の富を我が手に・・・、社会の富を我が手に、そして社会のために・・・それを楽しめるようになる。こんな感じかね?どちらが納得できる金持ちか・・・金持ちの義務のような・・・ボランティアの精神か・・・富は富を呼びますから、良い金使いの金持ちは尊敬され、さらに富が集中する事になります。尊敬・・・これがキーワードか?となると、嫉妬なしの尊敬は・・・徳か・・・結局ここにたどり着くから徳による支配というやつが現れ、徳の作用によって明らかにされたルールが法として成長を始め・・・普遍的な徳の文書化とその行使で法治国家が成立する。組織が肥大化すれば、一人の徳では処理しきれないから徳をマニュアル化したものが現れる・・・ラント法なんってのがね・・・そして、時間による淘汰の結果が古き良き法を生み出す・・・多分、洋の東西を問わず似たような感じなのでしょう。

 そうか・・・法ができると・・・というより、在地組織が法によって認められると、それは支配のための組織へと変容すると考えた方が良さそうです。先ずは、既にある組織を良く観察し、都合のよい方向へ伸ばし、権力機構に組み込む・・・すると、いつの間にか在地の相互扶助から発展した組織はその地のものではなく中央政府の末端に変わる・・・根拠は・・・あまりないけど・・・聖徳太子は・・・十七条の憲法で國司國造、勿収斂百姓。國非二君。民無兩主。率土兆民、以王爲主。所任官司、皆是王臣。何敢與公、賦斂百姓。とやっていますから。国造は勝手に税を科してはいけない・・・しかし、国造には収税権があったはず・・・税を取るなら、システムの中に入る事を要求しているような気がしますからね。

 まあ、私の妄想の中の前提ですかね。自然発生的な、ものだと多くの人が納得できるというのはこんなものなのでしょう。まあ、人間の関係など・・・おはよう・こんにちはから始まりますから・・・話せばわかる。問答無用。・・・これは、殺す時のパターン・・・おはよう・こんにちはができれば、とりあえず殺し合いには発展しないはず・・・食べ物の不足、名誉が著しく傷つけられるかしなければ・・・生死をかけた戦いは、生死に関わる事が原因でなければ起こりにくい・・・なんだか、このところ字が多い・・・よくないパターン・・・しかし、ちょっと古代から続いているような組織は興味深い。

 ちょっと、仲間が遊びに来て・・・里芋の親芋を売ってるから、あれを鉢植えにして観葉植物みたいに仕立てたら・・・そんな話をしていました。というわけで・・・里芋文化がちょっと気になるわけです・・・芋名月・・・8月仲秋の月…この時期が里芋の収穫期である事は分かっていますが・・・里芋文化が・・・現在の里芋の生産地は宮崎・鹿児島・熊本・愛媛、静岡・神奈川・千葉・埼玉・栃木・新潟のようです。順位ではなく、なんとなく繋がりを眺めて・・・文化は人とともに入り、人の移動について行くと考えて・・・妄想的発想・・・そして、伝統的に需要が多いと・・・ちょっと気になるのは福井県の大野市がWikiで主産地に上げられている・・・ふむ・・・他の産地と離れているから気になる・・・ああ、了解・・・昭和45年頃から、米からの転作で主産地に躍り出た、しかし自家栽培は行われていた・・・まあ、どこでも里芋は作っていますが・・・九州では里芋は夏に採れ、関東などでは秋に収穫か・・・オセアニアの島々で主食になっている作物で縄文時代には日本に入っている・・・似た作物としてはコンニャクがあるが・・・あれが食品として生き続けて理由が分からない・・・腹の足しにならないものを、あれだけの手間をかけて栽培するのはなぜ?そりゃ、私だってコンニャクは好きですが・・・主食にならないイモですから・・・縄文時代に伝わったとも言いますから・・・里芋と一緒なのかもしれませんが・・・飽食の時代には良いが不思議な食品・・・どうも、我が民族は妙な食品を好むのか?不思議・・・里芋文化圏ってものを規定できないが・・・まあ、雰囲気は西南諸島を経て、南九州・・・関東へ・・・関東から三国峠を通って新潟までかね?京都界隈も里芋の系統はあるけど、雰囲気が違うから別の文化ではないかと・・・

 コンニャクが気になるよな・・・それから小豆も・・・とにかく里芋と小豆を運びこんだ文化は古そうですから・・・里芋に蒟蒻がくっついて来た可能性も高いし・・・コンニャクはそれ自体栄養価の面でもまともでない食品だから・・・何か重要な宗教的行事用の特殊なものだった可能性があるような・・・それと、葬制も気になります。なんとなく・・・古墳は一時の気まぐれのような?そんな気もします。流行・・・流行に乗れる階層とそうでない連中・・・中世のものと思われる香取界隈の墳墓と、沖縄の古典的な墳墓の類似点とか・・・日本の伝統というのは、なんとなく、移入した文化の重層的な総体という感じですね。

 石器時代の日本にあった食いものは何かね?日本沿岸の海産物はそれほど変わっていないでしょうが・・・クリは日本原産、カキは弥生時代あたりに桃・梅・杏子などと共に大陸からの様だし・・・エノコログサ=粟は昔からあるのだろうけど・・・食用に供する種は日本の古来からの野生のエノコログサとは違うようだし、アワの国とかあるから移入かね?・・・稗は古くからあるが・・・系統的には北方系のものですね。縄文時代に伝来らしいが・・・文献に出てこないから、無茶苦茶古そうですね。アイヌの伝承に、天の稗を盗んできた話があるから・・・外来かね?

 そうなると・・・妄想の下準備としては・・・漁労系の狩猟採集民がどこからともなく日本に住みついた・・・大陸北方から稗を持った連中がやってきたか、大陸北方へ稗を盗みに行った・・・ロシアのベルホヤンスク山脈から東の極東連邦管区ってあたりを何と言うのかね?Полномочный представитель Президента РФ в ДФО ロシア語は分からん・・・このあたりからやってきた文化・・・ベーリング海・オホーツク海・日本海・・・美しい花綱の連なり・・・・花綵列島・・・島弧なんって無粋な言い方よりいいね!こういった綱を渡ってきた人たち・・・多分、これが古いのでは?ベーリング海峡を渡ってアメリカまで進出した連中の一派かね?このあたりの海も暖かければ魅力的なのに・・・

 そして里芋・蒟蒻は西南諸島経由で南方から・・・となると、沖縄あたりの古い芋関係の資料に当たる必要があるかね?田芋ってやつ・・・メインは何だろう?正月料理・・ディンガクか田楽・・・里芋をつぶして練り上げた芋きんとん・・・田楽と云えば、内地にも里芋を田楽刺しにして焼いたやつも古くからあるような・・・里芋文化は複雑だな・・・稲作が入り込んで、芋餅が米の餅へと変化していく・・・芋名月に米の団子を供える・・・三方の上に団子ならぬ新しくできた里芋の子芋をむいて積み上げても似た感じ・・・里芋が米に化けたか?「ふちゃぎ」なんって菓子も沖縄にある・・・餅粉をこねて蒸したものに、茹でた小豆をまぶしたものをつけた・・・一種のおはぎだね・・・旧暦の8月15日つまり十五夜に、豊作を祈願し、火の神のヒヌカン供えた後に食べる縁起物らしい・・・もしかしたら、元は里芋の餅に小豆をまぶした?おはぎ=ぼたもち・・・いざ、かひもちせん・・・芋をつぶして餅にした?粉を熱湯で練って餅にした?・・・ポレンタなども食べたくなってきた・・・そばがき・・・蕎麦を忘れてた・・・ソバも古い作物ですね・・・寒冷地に適したもの・・・これも北方から入ってきたかね?蕎麦は五穀には入ってはいないから忘れてた・・・蕎麦・・・黒麦とかも言われましたから・・・麦がとってかわったか?粟も米にとって替わられたものでしたっけ・・・

 稲作は西南諸島を経て古い時代に細々と?そして、紀元前3世紀頃に施設園芸としての再導入かね?施設園芸っていうとガラス温室などの構造物の中での装置システムを使って環境制御を行ったものですけど・・・水田なども、流体制御技術を応用した高度な水利事業を行う高度技術の総体として導入されたようにしか思えませんが・・・

 登呂遺跡に導入された技術・・・画期的な技術の導入・・・大規模技術ですから、徐福のように大量移民が左の東シナ海を大船団で押し渡り技術を導入したようにしか思えませんね。

 何しろ、数千年来の稲作に、正条植を導入するだけで結構大変だったんですから・・・伝統というのはそう簡単には変えられない・・・食文化も然り・・・多分、我が妄想的見解・・・

 かなり、都合の良い類似性を並べていますが・・・里芋文化は南方から流れてきたはずですから・・・仲秋の名月に芋名月というのも古い文化の残滓のように思えます。・・・変だな・・・香取神宮を考えているのに・・・日本の古層の探求になってる・・・根は同じか?文化の古層は気配しか残ってないのが難点です。

 そうそう、蒟蒻・・・こいつも田楽の重要な要素・・・美味いね・・・しかし、栄養価はほぼゼロ、その意味では食物であって食物でない・・・ある意味、象徴的な食物・・・だから気になる。多分、里芋・小豆とともに入ってきたと妄想しますが・・・小豆も、かなり象徴的な食べ物のような?元は重要な豆であったが、大豆にその有用性を奪われ漢字表記では小の字をつけられた豆・・・単に小さいからか?気になるのは・・・妖怪のあずきあらいですね。なぜ小豆を洗う?というか、この場合は音が重要で、小豆を研ぐなどという言い回しが現れるが・・・他の豆と何が違う?あずきを洗う事は何か特殊な事なのか?婆さんが川であずきを洗う事が何か象徴的な意味を持つのか?言い知れぬ不安?豆を茹でる時には、水に浸してからだから・・・あずきを米のように研ぐとは思えないから特殊なのか?大豆を研ぐとは言わないと思うが・・・あずきの特殊性があるのでしょう。

 仲秋の名月関連でちょっと興味深いものを・・・近代デジタルライブラリー - 奄美大島民族誌 121コマ 八月踊り 食べ物でちょっと気になる本・・・近代デジタルライブラリー - 古代の漁猟 考古学及び化石動植物学上より見たる日本古代の食糧と漁猟の話 ジュゴンとか出てきますね・・・ウミウなどは餅竿で捕獲したのかね?まあ、雉は追っかけ廻せば捕まえられるのは分かるが・・・栗は昔の様子と今の様子が違う事がわかるが・・・栗は昭和20年代に一度ほぼ全滅したわけですから、それ以前の栗林というものが想像しがたい・・・丸々一山が栗山だったら、その生産量は莫大なものであると思われるが・・・蝙蝠か・・・もう、長い事コウモリを見てないな・・・最後に見たのは飯田橋界隈の神田川だったっけ?十数年前・・・広い空を乱舞する蝙蝠合戦を見たのは遥か昔・・・古代のマグロ漁はどんな具合だったのだろうか?鰹に至っては黒潮に乗ってくるのだから・・・近代デジタルライブラリー - 古代の漁猟 考古学及び化石動植物学上より見たる日本古代の食糧と漁猟の話 124コマ 鰹釣り ふむ・・・興味深い。

 島弧に囲まれた海域ならなんとかなるが・・・黒潮と本物の外洋との違いは大きいと思うのですが・・・鰹漁などは良くやってたと思うのですが・・・

 近代デジタルライブラリー - 武蔵野及其周囲 12コマ この本で馬に関しての考察がありますが、気になるのは陸奥の馬・・・香取神宮が側高の神によって手に入れた良馬の種・・・陸奥の馬はどこから、どんな経路ではいったのか?南部駒・・・やだな・・・南部が出てきた。南部、青森界隈・・・青森の東の方・・・下北・上北・南部・・・じゃあ、中心は?むつ市・十和田市・三沢市は二北・・・妄想的には五戸あたりが良さそうなんですが・・・もっと妄想的には日本中央の碑も気になるし・・・つぼのいしぶみ・・・このあたりが東北文化圏の中心地だったと妄想しておきましょう。山梨県の南部地域から、東北の南部に移転なのかもしれないが・・・地名が南部氏に因んで南部になったかもしれないが・・・既に、一戸・・・九戸などの地名が付いていたのか?しかし・・・陸奥の国は広すぎるし・・・側高の神が香取神宮へ陸奥の馬をもたらしたというのは・・・なんとなく、福島あたりの馬のような気がするし・・・青森界隈に朝廷の支配が及ぶのはいつ頃?800年代の文室綿麻呂あたりだから・・・しかし、三内丸山遺跡の出土品を見ると・・・長野あたりの黒曜石も来ているし、翡翠も来てるし・・・非常に広い交易を行っている事は間違いないし・・・権力機構と交易とは別のものですからね。ちょっと気になるのは、何故軍事力を用いて平定する必要があったか?陸奥の権力機構が、その他の地域と違っていたという事ですかね?

 出雲は服属礼を行っています・・・その他の地域は?そして、何故、陸奥方面へは軍事力の動員が必要になったか?国譲りは・・・出雲国造神賀詞が気になるわけです。国造体制が終焉した後も出雲国造が存在し続ける・・・陸奥の国には出雲と同じような統治機構が存在していて・・・蝦夷がどういったものなのか・・・多分、神武天皇によって追いやられた畿内の勢力の残滓・・・わが妄想的な解釈では・・・出雲-畿内-東山道または日本海で蝦夷の領域とは何らかのつながりがあり、似た統治機構を持っていて、畿内が神武勢力に乗っ取られ、出雲が服属していく中で分離して行ったのでは?蝦夷勢力の出先がなんとなく諏訪界隈ではないかと・・・出雲と諏訪が畿内を中心とした神武勢力に再構築される中で、支配体制に取り込み損ねた地域・・・出羽国あたりでは軍事力の投入は行われずにいますから・・・何らかの違いがあるはず・・・

 あれ、いつの間にか南西諸島や東北なんかへ飛んでいる・・・日本の重層的な文化移転の諸層をほじくり返し始めてしまったみたいです。蝦夷の領域がなんとなく重要に見えてきてしまった・・・南部地方か・・・ずっと以前から気になっていた地域・・・ここは日本・・・東北町がその中央で・・・日本中央の碑があったか?ちょっと考えたくなってきましたね。

 ここで、ちょっと切るとしましょう・・・クリスマスイブだ・・・

2013.12.24

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参考になるもの。
東京大学史料編纂所 Historiographical Institute The University of Tokyo
電子資料館 | 国文学研究資料館 
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大日本海志編纂資料 資料分類
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