電力不足はどのように補うのか?

日本経済が気になるんです。
そして、私のところにある飯舘村の石のセシウムと思われる放射線源が・・・セシウムなら比較的水に溶けやすいはずなんですが、頑として水に溶け出そうとしないんです。これまた不思議・・・この石ってセシウムとよほど相性が良くて、空気中のセシウムを引き寄せて濃縮したたのか?と思われるほどのものなんです・・・まあ、核種の調査までやってませんからセシウムかどうかの判定はできないのですが・・・

さて、東電関連では政府は東電のリストラについいてうるさく言っているようです。リストラ=賃金カット、タダ働きせよ!と叫んでいるようです。私が東電でそこそこな地位があったら・・・どうするか?賃金をカットされて働くより転職の機会があったら転職でしょうね。

それなりの地位にはそれなりの賃金ですから。なぜ、賃金カットに走るのか?わかりません。日本を代表する優秀な人材を数多有する会社を、二流の人間で動かそうというのでしょうか?不思議な気がします。

まあ、政治屋などは二流・三流の人間が多く、しかも、家内工業的な労働体系ですから・・・企業で働く最優秀な人材というものを理解していないのではないかと、ふと思うわけです。

東電の役員も、この際無給では嫌だと、皆さん辞任して二流の、政府に尻尾を振るのがうまい人間を多数安く雇って、ビジョンなきリストラとエネルギー政策に加担させるのもよいのではないかと思います。

いずれにせよ、電力が不足すれば、電力料金は高騰するに違いありません。経済の原則ですから・・・電力料金を上げないといっても、産業用だと工場の購入する電力には上限があるでしょうから・・・上限を上げるためにはそれなりの対価が必要になる・・・

そうか、電力料金を上げずに、電力を高価なものに化けさせる方法があるかもしれない・・・電力料金ではなく、契約料金・・・

 ・アンペアブレーカーは以下の7種類で、月々の基本料金が異なります。
契約アンペア 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
現基本料金 273.00 409.50 546.00 819.00 1,092.00 1,365.00 1,638.00
新料金 273.00 1409.50 2546.00 1,819.00 21,092.00 31,365.00 41,638.00
こいつを改定したら?冷暖房をやるとなると、30A以上必要ですね。こいつを30Aで1万円とかにする・・・すると、各家庭は20Aの契約となり、それなりに節電を強要される。私のところは40Aで基本料金が1092円です。これが2万円を超えたら、支払いは3万円近くになるので、絶対に20Aの契約にしますね。そして、昼夜の別なく安定して電気を使うかもしれません。

形式的には電気料金を上げていない・・・でも、基本料金は上限契約によって大きく変えます!ときたら?節電の努力目標を掲げる人にはそれなりの優遇を・・・どうだろう?

20Aにしたら・・・まず、電子レンジと炊飯器の併用は不能になるでしょう。電気による冷暖房は狭い一部屋・・・大きな電力を使う装置は、とにかく1台しか利用できなくなるという素敵なアイディア・・・もし、こうなったら?どうするか?そうだな・・・大容量の無停電電源装置かな・・・上限を広げるには蓄電しておいて、必要なときは大放電・・・通常は、小さく使って・・・少しずつ貯めておいて・・・だな。

全く馬鹿なことに頭を使っていますが、現実問題として、可能性が高いのはこういった詭弁のようなやつですからね。まあ、10A契約でも頑張れば1ヶ月で720kWh程度は使うことができますから、運用しだいということになりますかね?

上の料金体系で実施したら・・・小売店は冷蔵庫はちょっと置けませんね。一般家庭の契約は20Aにシフトするでしょう・・・冷凍食品の価格は電気代が上乗せ、コンビニも冷蔵庫は1つ程度になり、商品は厚い扉に覆われ、見本の写真を見ながらの購入・・・そうか・・・そして、何本かのラインが1軒の店に引き込まれるかな?

結局のところ、足りないものは節約もできない・・・しかし、需要供給の関係によって価格が決まれば・・・品薄なもので誰もが欲しがる物は高くなる・・・経済の原則が適応できる商品になってしまう・・・単純な話であるといえますね。

電気を大切に・・・残念ながら、電気がない暮らしなんって・・・近頃では考えにくいのでね。無駄に使っていることがあまりないものは節約のしようもない・・・だから、ライフラインと騒がれるわけです。

これから夏・・・冷房は電力以外は考えにくいものですから・・・いまどきガス冷房などは装置として存在するのか?アンモニアの気化熱と、圧縮のための炎の組み合わせなど、近頃ではキャンピング用の冷蔵庫ぐらいしかありませんから・・・

冷房装置のない都市型住宅などあるのか?ということになりますね。近頃は、電気がないと暮らせない家のつくりになっていると言っても良い状態です。トイレには窓はなく、換気装置が動き、家の開口部は少なく、空調は必須という家が多くなりつつあるのでは?

とにかく、政府は東電が自分の持ち物であるかのように振舞っていますから、東電の保有する日本の最優秀の頭脳集団をどのように料理するか?気になるところです。やはり、賃金カットで、この最優秀の集団をいられなくして、二流三流の扱いやすい人間の集団にして・・・日本の産業・経済を破壊を行おうとしているのではないかと考えてしまいます。

まあ、福島原発も自衛隊に収用させるとかやっていたわけですから、やろうと思えばそれほど複雑な手続き無しに国有化することは可能でしょう。しかし、国有化した先には・・・金融界に多大な損害が発生し、日本政府は起債すらできなくなるのでは?なんって・・・わが国の政府も、赤字国債の発行に関連して、資金ショート状態にあるようですから。

国の不良政権処理なんって、パターンが決まっていますから、それにお付き合いする気はあまりないので・・・海外への脱出も含めて、脱円、より安定した通貨か金への投資を考えなければならない状態なのかもしれません。

一応、政府の今後の財務状況に関して、次のような報道がありますからね。例の、赤字国債の発行に必要な特例公債法案の成立見通しが立たない事に関してです。

財務省によると、11年度に予定している赤字国債の発行額は37兆円。1次補正後の予算額92・7兆円の約4割を占める。法案が成立せず、赤字国債が発行できなければ、秋には国の資金繰りが行き詰まる恐れがある。

 4月以降、財務省は毎月の税収や、歳出と歳入の時期的なズレの調整などのために最大20兆円まで発行が許されている財務省証券などで、東日本大震災の復旧対策費や政府の事業費を賄っている。4月に決めた予算執行方針で公共工事の5%の執行を留保したほか、一般会計から特別会計への繰り入れを遅らせるなど、年度前半の歳出を抑制するため、やりくりに懸命に取り組んでいる。

 10年度の歳出累計は10月末に52兆円に達しており、予算規模がほぼ同じ11年度も歳出ペースが同じと想定すると、秋には財源が枯渇する計算だ。それ以前でも、地方交付税を配分する6月は資金余力が比較的小さくなる上、震災の復旧・復興費用の必要な時期が集中すれば、資金繰りが緊迫する可能性がある。

したがって、電力会社と郵政は国有化して国の財源というか・・・国民から金を巻き上げるシステムとして導入したい、できれば銀行にも難癖をつけて国有化・・・金になる企業は全部国有化!ってなるのでしょうか?なんとなく、現実味を帯びてきつつあるような?杞憂であれば良いのですが・・・

さて、そろそろ例のラーメン屋の開業準備に出かけてきますか・・・店の空調が動くのか?動かなかったら30万円ほどかかります・・・こいつは痛いので、節電中にして、クソ暑い中での営業とするか?とか・・・こちらも前途多難です。店の名前も考えないといけないし・・・
(2011.05.19)

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