株と原子力と・・・日本人と

日本人の良いことは・・・くじけないこと?忘れっぽいのでは?なんって、ちょっと思ってしまいました。
地震から1週間・・・原発報道がいきなり薄くなっているのです。NHKのネットの英語版の報道はしつこくやっていますが・・・国内向けのは時々やっています。原発事故、まるで終わってしまったかのように・・・

東京電力・・・気になります。だって・・・むかし、むかし・・・1株4281円で買ったことがあって・・・それが未だに残っていますからね。先日、これを何とかしようと2158円ほどでずいぶんと買い込んで・・・そして、連日のストップ安です。連日ストップ安で買い増して18日・・・最後に890円で購入して終わりになりました。株価の動きはニュースに連動していてなかなか面白いものでした。事故は面白くないのですが・・・投資家の心理というのがね。

しかし、どうして投げ売りするの?私は一生懸命買い支えたのに・・・冷却作業+外部電源工事の動きで変わるというものです。

実は、この一週間忙しかったんです。地震があったちょっと前の水曜から金曜日の午前中に三井住友建設やら飛島建設やら東亜道路なんってのを買っていたんです。そのあとの地震です。月曜・火曜でこれらの株を売り払い・・・残りの株の値下がりを眺め・・・ちょっと青くなりましたね。投資信託もガンガン下がり・・・青くなりつつ、株屋の口座に金をネットで送りこみ、材料系の株を買いあさっていました・・・もっと資金があれば・・・別に、金の亡者ではないのですが、残念なことにやることがなくて・・・株価は敏感なものだと眺めていました。

確かに、自己資産が3分の2ぐらいに縮んでくると、身も縮みますが・・・金曜日に川崎にいて、土曜日に東京を通り抜けて帰って来ましたから、日本の経済に影響は小さいと信じていましたので、どうして、こんなに投げ売りするの?ってね。ただ、ちょっと前のレベルまで、株式市場にお金が戻ってくるのにどれだけの時間がかかるのか?気になります。

東北地方を基盤とする企業がどれだけのダメージを受けているやら?復興は道路等の交通関連なのでしょうが・・・昭和瀝青って会社が思いつくわけですが・・・上場してないとか・・・あるわけです。乳剤関連企業って・・・とか、色々と研究するわけです。道路を復興するには、信号も・・・日本信号なんって会社を思いつくのですがなかなか、買い込む気力が・・・じゃなかった、買い込むお金がないんですね。そりゃお金があれば買いたかったのですが・・・カメイって会社の株も欲しかったのですが・・出来高の小さな会社なので・・・あの日、買っていれば・・・なんってね。

私の場合は、データだけで買いますから、特に会社への思い入れはないので・・・とにかく損しないように、駄目なら塩漬派ですから・・・単純に、出来高が大きくて、値動きが大きなやつってなるわけです。不真面目な投資家なんで・・・しかも、この何年も・・・2005年に中断してからですからね。久々に残高を見て・・・東電-38万円なんってのをどうすればよいか?なんって、本気で考えましたね。

何しろ、ネットで久々に2月末に始めて・・・月に3万円のお小遣いを目標に・・・細々と、なんとか東電のマイナスを1年がかりで・・・ってのが・・・大きな商機が・・・株などはある意味、度胸と反射神経の世界ですからね。幸い、金曜日からで考える時間が十分にあって、災害時の建設株の上昇なんって瞬間的だとわかっていますから、サッサと指値して1株5円の利益があればOKってね。案の定・・・ほぼ、この一週間の最高値で売れましたが・・・

基本は、安く仕入れて高く売る・・・普段の値動きは1割弱程度なんで儲けるには一銘柄50万円投資して、よく見ていれば、損しないはずなんですが・・・と理論ではわかっていますが・・・そして、珍しく仕事が休みなんで、珍しく成り行きで・・・気合いを入れて買い込んだり・・・

ただ、問題は火曜日の市場ですかね。原子力発電所に対する放水で、事実上震災は終了で、復興への道を歩みだしたように見えたための、株の反発・・・ですから。未だに原子力発電所はどうなるかわかりませんからね。それが問題。

報道を眺めていると、なぜ電源の復旧を急がなかったのか?こいつが気になります。原発のバックアップ電源は、浜岡原発のバックアップ電源が定格6.3MWとか、GEが貸与する予定の移動式電源車は1題2.8MW程度、北海道電力は昔・・・1997年にガスタービン移動発電車を導入3.6MWなんってのがありますからね。1MWクラスの移動発電車はNTTがずいぶんと持ているらしく、神鋼造機・・・上場してない会社がずいぶんと納入しているはず・・・とかね。インターネットというのは、何かを調べようとすると、色々なことがわかります。

しかし、なぜ、福島原発はあんな状況になったのか?気になります。冷却のために、モーターと電力があればよかったはずなのに?水を運ぶ手段はなかったのか?

水を運ぶなんって、道路や下水や河川などをやっている土木屋はお手のもののような気がします。生コンの圧送車とか、鉄製の水槽と、ビルジポンプとかで、結構な量の水を動かしたりします。高所への送水なんって、鉄パイプとクレーン車とで送れそうなんですが・・・まあ、賢い人たちが一生懸命考えて、そういったローテクを排除してしまったのかもしれませんが・・・安い機材を放り出して、ガンガン水を送ることだって可能だったような気がします。

まあ、ハラハラさせてくれましたから、東電の株は2160円から715円まで下がってくれましたからね。750円程度でちょっと買いましたが・・・金曜日の3時ごろの放水をするとかしないとか・・・報道が・・・東電株が上向いてきたら・・・もうじき放水が始まります・・・こいつを連呼していたような?

私も、少し学びました。パニックは2日しか続かない・・・何か大きなイベントをつくることで、すべてを終わらせようとする。終わるとなると、報道は国内向けには安心させるためのもの、もう終わったのだと思い込ませる方向へ動くこと。しかし、海外向けのNHKの報道は、ずっと、原子力関係の報道を続けている・・・目的は?全世界が注目しているのは、原子力関係であるからなのでしょうが・・・この差は何?ってね。

しかし、これが、日本人の強さなのでは?って思えるんです。個人のレベルではちょっと頑張るが、すぐにあきらめる、優秀な指導者がいれば、ちゃんとその頑張りが利くというところでしょうか。そして、何かしていないと落ち着かない・・・役にたちたい・・・でも、どうしたら役にたてるのか?それがわからない・・・わかれば・・・つまり、常に使命というやつを持たないと頑張れないという弱点も併せ持っているということなんでしょう。

原発の指揮者はどんな人物なのでしょう?ネット上で眺めると・・・判断をする人間というより、行政官のような感じの人物のような?積極的に、事態を収拾するための行動は取れたのだろうか?ちょっと気になります。

そう、兵力の分散利用・・・日本軍の得意としたジリ貧になるパターンを再び繰り返したような?まずは、周りに水を撒いて、埃が舞いあがらないようにしてから、ヘリを飛ばして水撒き・・・だろうと思うのですが・・・ヘリが飛べば、埃を舞い上げるはずだけど・・・頭の悪い私には理解できない手順だよ・・・熱で上昇気流ができているところに、上空から近付けば・・・どうなるのやら?

周りの瓦礫の山を整理して、放水するための水を確保するために、水槽を置き、水槽に水を送って貯め、放水を続ける・・・だろうな・・・

しかし、原子力って単純な原理だから・・・しかし・・・なぜ?外から送水するラインがないのでしょうか?気になります。普通のビルには、建物の中へ水を送りこむためのパイプがありますが・・・ポンプ車を横付けして、水を送りこむための送水口がないのでしょうか?不思議だな・・・

建屋も基本設計は米国なんでしょうから、あの連中がそういったことを考えないはずがないのですが・・・案外、普通の火災用の送水システムがそういった補機装置の冷却用として設計されているのでは?なんってね。日本人が設計すると、火災用の奴は火災用としてのみ設計しますが・・・

原子炉建屋のいい加減な図面しかネット上にはないのですが、構造から考えるとと・・・使用済み燃料をこのプールに入れると、水位が上がるのでオーバーフローバルブから、スキマサージタンクに導かれるのでしょう。そして、フローした水はフィルターなどを通り、流量0.07m3/S程度のポンプで循環されているらしい・・・14m×17.9m×11.5mの2310m3の水を使用済み燃料プールに入れるには?どんな配管があるのやら?

特許関係を調べれば・・・なんと、特許庁の特許検索はメンテナンス中と・・・まあ、ゆっくりと調べましょう。

資料が集まったら、この続きを・・・お金をかわいがって、仲間を連れて来てもらわなきゃいけないし・・・しかし、ひどい文章だ・・・もう少し手を入れなきゃ・・・まあ、いいか・・・私も日本人なんでね!

inserted by FC2 system