デジタルフォトフレームを買い込んで このところちょっと気になっていた、写真の解像度なんですが、今回デジタルフォトフレームなる商品を手に入れてきました。EXEMODE 7インチTFT液晶デジタルフォトフレーム ホワイト PF-70-WHってやつで・・・ 安っぽい・・・事実４８００円でしたから安物の見本のようなものです。カッコ良くすることは簡単、フレームを分解して何か洒落たケースを作れば良いのですからね。 基本は研究用の素材のようなものです。できることは、写真・ムービー・音楽の再生、基本的な写真の管理程度なんですが・・・SDカードとCFメモリーに対応し、USB接続が可能な代物です。 仕様は・・・7型ワイド液晶モニターとスピーカー搭載デジタルフォトスタンド。表示画素数は480×234ドット。静止画のほか、音声付動画を再生できる。また、MP3、WMAの音楽ファイルを再生しながらスライドショーを再生することも可能。 SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPRO/メモリースティックデュオ/メモリースティックPROデュオに対応するメモリカードスロットを備える。アダプターを介してminiSDカードも使用可能。さらにUSB端子を搭載し、USBメモリも使用可能って、販売サイトで表示されていました。 この手のものは、メーカー製より安物の方が汎用度が高いので面白いというわけです。 さて、気になる画質は・・・デジタル一眼レフのデータ表示は悪くない・・・これで、利用法はデジタルカメラの画像をすぐに見せびらかすのに使えることが判明しました。 そして、380ｘ253の我がサイトの写真たちを、画像の上で右クリック、名前を付けて画像を保存でSDカードにダウンロードして表示させてみました。 結論、この解像度では、荒さが目立ちます。私のサイトの写真を４８０ｘ３２０にすればそれなりに表示できそうな感じです。JPEGの画像って、このぐらいのサイズ差であれば、それほど物理サイズは変わりませんからこれにしてもよさそうな感じです。 しかし・・・このサイズって、１５万画素ありますから、初期のデジタルカメラの画質並ってことですから・・・かなりでかい気もします。私の写真の腕前がばれるサイズ・・・ 現状のサイズの写真だと、このデジタルフォトフレームの類ではそれなりに見るには・・・ 左のような、カレンダー表示モードだと、ストレスもなく見られることがわかります。右クリックを簡単に禁止しているところの写真だって、写真を左クリックでドラッグしてペイントなどのソフトに落とせば、保存可能のものもありますね。 まあ、保存できないようにするために、フラッシュなどのやつで表示することを考えればOKということなんでしょう。 実験して分かったこと・・・デジタルフォトフレームが活用されると、画面表示用の低解像度の写真でも、それなりに見られる・・・プリントの必要はないので、大きなデータを扱う必要はない、このデジタルフォトフレームだけを表示に使うのであれば、１０００万画素を超えるデジカメは不要。 やがて、厚さ２ｍｍ程度、A５判程度の表示装置が５０００円程度で売られるようになったら・・・電源内蔵で・・・ 写真販売サイトは存在意義をほぼ失うことになるのでしょう。 特に、サーフィンなどのスポーツ系の写真販売サイトの場合、右のように元の画像がわかる程度に、権利を主張すると思います。 もし、私のところのsurf16.jpが超有名サイトで、上手い子や超イケてる子ばかりを掲載しているサイトだとすると・・・そこに掲載されることが重要になりますから、こういった表示が逆に重要なものに変わって来ることになります。 「見て見て、私もあそこのサイトに載ったの！どう？」ってね。 まあ、価値の変容が、掲載されるということにあるプレミアが付くのであれば・・・起こるということになります。 結論、写真の販売サイトは写真販売では儲けが出ない。サイトの質・量を向上させて、固定視聴者を増やして、広告収入を考える。広告収入によって、さらに質の高いサイトを構築する！ということになりますかね。 こう考えると、写真家というのは日本ではあまりもうからない商売といえるのかもしれません。アマチュアの電脳空間のある程度わかる人間の方に強みがあるような？かつて、写真の世界はアマチュアは、発表の場が少なく、自分の作品を発表する場が限られていました。そして、かなりの資金を要するものでしたが、現状では？意外と写真は安価な趣味になってきているようです。私の活動の場は、既に投資済みで代金が完済されている海岸の小屋で、ネットの無料の空間です。写真機材は、ほぼそろっており、シャッターユニットなどの不具合がなければ、特に機材を買い替える必要はありません。保有するレンズ群は適当に手入れをすれば、あと数10年は使えるでしょう。カメラは５年程度で買い替えるにしても、数万円の中古で済みますし・・・ 結局は、広告収入をあてに出来るサイトを構築して、広告を取れるようになればOKってことですね。ちょっと実験で広告を載せてみましょう。例によって、またお金にならないことをやっていますが・・・ 結局のところ、金にならないことをやっているうちが楽しいのかもしれません。楽しみで金を稼ぐようになると、ついでに、苦しみも背負いこむことになるようですからね。ほどほどに働いて、ガッチリ遊ぶのが良いようです。やはり、私にはこの路線が性に合っているということなんでしょうか・・・ （2009.05.19）