現在をうろうろ(989)
日本貧窮者経済新聞
 日米防衛協力のための指針 2015年4月27日版は・・・?(4)

 前回の続きですが・・・よくわからない文書です・・・

B.強化された運用面の調整
 柔軟かつ即応性のある指揮・統制のための強化された二国間の運用面の調整は、日米両国にとって決定的に重要な中核的能力である。この文脈において、日米両政府は、自衛隊と米軍との間の協力を強化するため、運用面の調整機能が併置されることが引き続き重要であることを認識する。
 自衛隊及び米軍は、緊密な情報共有を確保し、平時から緊急事態までの調整を円滑にし及び国際的な活動を支援するため、要員の交換を行う。自衛隊及び米軍は、緊密に協力し及び調整しつつ、各々の指揮系統を通じて行動する。

 即応性のある指揮・統制のための強化された・・・これって何?即応性・・・即応性を高めるには・・・判断の部分の速度を高めるのが手っ取り早いですね。命じられて動きはじめる・・・これってのは訓練と特に兵站の部分の即応能力によって決まるから、この部分は政策が問題になるが・・・運用面での即応は兵站に依存すると思われますね。準備の良さと言うか・・・そんなものですね。問題は・・・判断の部分・・・決められない日本・・・と言う事になるのかな?

 じゃあ、方法は1つしか無いじゃん・・・

 それこそが、日米防衛協力の新しいガイドラインにほかなりません。昨日、オバマ大統領と私は、その意義について、互いに認め合いました。皆様、私たちは、真に歴史的な文書に、合意をしたのです。

 日本政府は判断する事をやめたという事かね?それなら、確かに、真に歴史的な文書に合意・・・と言う事になる。平時には、各々の指揮系統を通じて行動するが、緊急事態に於いては・・・判断の速いアメリカ様の指揮下に入る・・・日本政府の遅い判断では運用は困難と言う事になるかね?したがって・・・米韓連合司令部のようなものを作るしかない・・・極東版NATO軍が作られるのか?なんてね。

 ああ、なんとなく・・・2014年の米欧5ヵ国の電話会談の記事を思い出しますね・・・ロイターによれば・・・

 オバマ米大統領は25日、英独仏伊の4首脳と電話で会談し、ロシアがウクライナ危機打開を目指すジュネーブ合意を履行しておらず、対ロシア制裁強化で協調していくことで一致した。
 米ホワイトハウスが、電話会談後に声明を発表した。声明によると、オバマ首相は、米国がロシアの最近の行動に対し、的を絞った制裁の強化を用意していることを明確にした。
 声明は「首脳らは緊密に協力し、日米欧7カ国(G7)や欧州連合(EU)を通じ、ロシアへの制裁強化で協調していくことで合意した」とすると同時に「ロシアがジュネーブ合意を履行することなどによって、平和的な危機の解決を選ぶこともまだ可能と強調した」としている。
 電話会談に参加したキャメロン英首相の報道官も声明で、「5カ国首脳は引き続き、ジュネーブ合意に基づく外交的な危機解決の可能性を残しつつも、ロシアが危機打開のプロセスへの支持を拒んでいることを受け、他のG7首脳や欧州のパートーナーと協力し、現在の的を絞った制裁の強化が必要との認識で一致した」と明らかにした。
 そのほか、メルケル独首相、オランド仏大統領 レンツィ伊首相が電話会談に参加した。

 この時のオバマ大統領の日本での日程は・・・オバマ・アメリカ合衆国大統領の来日 | 外務省・・・ウクライナ危機の真っ只中で・・・事実上政府のサブセットを連れて来たので迎賓館では収容できずにアメリカ大使館に接するホテルを借り上げての来日でしたからね・・・つまり、日本は判断に於いて戦力外と言う事ですね。残念ながら自明・・・無能な政府と言えるわけです。

 したがって、安倍晋三君はどうやら、無能なるが故に・・・日本を米国に売り渡した可能性が高い・・・反論があるなら直接どうぞ・・・ちゃんと聞く耳を持っていますからね。私の所は、常にオープンで、貢物などは要しませんから・・・説明を直接聞きたいものです。ただし、日本の報道機関よりはるかに厳しいですよ。さて、馬鹿な話はこのくらいにして、続きは?

C.共同計画の策定
 日米両政府は、自衛隊及び米軍による整合のとれた運用を円滑かつ実効的に行うことを確保するため、引き続き、共同計画を策定し及び更新する。日米両政府は、計画の実効性及び柔軟、適時かつ適切な対処能力を確保するため、適切な場合に、運用面及び後方支援面の所要並びにこれを満たす方策をあらかじめ特定することを含め、関連情報を交換する。
 日米両政府は、平時において、日本の平和及び安全に関連する緊急事態について、各々の政府の関係機関を含む改良された共同計画策定メカニズムを通じ、共同計画の策定を行う。共同計画は、適切な場合に、関係機関からの情報を得つつ策定される。日米安全保障協議委員会は、引き続き、方向性の提示、このメカニズムの下での計画の策定に係る進捗の確認及び必要に応じた指示の発出について責任を有する。日米安全保障協議委員会は、適切な下部組織により補佐される。
 共同計画は、日米両政府双方の計画に適切に反映される。


 そうなると・・・日本の役割は、太平洋における米国の兵站の護衛と言う事になりますね。従って、ハワイを中心としてグアム・沖縄・相模総合補給廠への兵站の護衛が主任務と言う事になりますかね?これが、国連憲章・憲法・日米安保による限界を考えるとね。あ・・・あとは、ジブチの自衛隊基地がありましたね。アフリカにも自衛隊基地がありますからね・・・南シナ海近辺の欧米の基地も気になるね・・・イギリスも未だに基地を保有しているはずだが・・・

 いずれにせよ・・・近頃では、情報化の急速な発達で・・・どこでも即応体制が高くなっているので、内乱が起こらない限りは・・・大がかりな越境の軍事行動が困難と言う事のようですね。そして・・・一国主義的な対応ができる国は・・・残念ながら、食料の自給率の高い国と言う事になるような感じです。つまり、鎖国可能な国が・・・経済制裁にも耐えて何をやっても・・・まあ、他国に迷惑を掛けない限りに於いては存続可能と言う事になるようです。日本も、農業の振興によって自給率を高めれば自分勝手な戦争の起こせる国に変貌できるという事になるわけですが、現状の自給率では無理・・・それで、植民地支配を考えているとか?まさかね・・・

 でも、本気で世界制覇の野望を持つのであれば・・・食料が自給できなければならない・・・今更、農業国になれないのなら・・・食料の直接合成しか無い・・・Cレーション程度をエネルギーと少量のミネラルだけで安価に合成できれば世界制覇も夢ではない・・・昔流行ったSFの悪の科学者的な発言だな・・・まあ、現代的に栄養価のバランスの良いこれだけで生き続けられる的な最低限の口糧の合成ができれば・・・世界制覇も夢ではない・・・なんってね。世界に冠たる日本となるにはこの道しか無い・・・うん!具体性は、例の政治屋君よりはあるか・・・この最低限の口糧と燃料物質が原発のエネルギーでありきたりの物質から直接合成できれば・・・強国日本の再生が可能かね?土を高度に焼き固めた弾丸とか、自爆可能な原発で侵略の恐怖を越える・・・精神的に強靭ならできる・・・ひどいビジョンだが・・・特攻精神で世界を震撼させることが可能かもしれない・・・やはり、人や産業を動かすエネルギーの生産が国運を左右する事になるが、現在の決められないエネルギー行政では無理だね・・・だって・・・

 ハッタリ的なモンゴルの炭田開発とか・・・何で敵地に囲まれた場所の石炭資源開発などを騒ぐかね?馬鹿じゃない?アグリコラのデ・レ・メタリカに鉱山を開いてはいけない場所に該当するのではないかと?この本・・・1850年ごろの著作ですからね・・・我が国の外交の後進性の一端を示しているような?中央アジア歴訪もするとかやってるし・・・悩ましいね。どうやって、交易する?原油や石炭は空輸できない・・・ユーラシア・アフリカは・・・どうやら、超高速鉄道貨物輸送の時代を迎える事になりそうな気がしますから・・・アジアインフラ投資銀行による融資によって・・・律令制の根幹を為す駅と公路の現代版ですかね。それが、ヨーロッパ・中国の共通規格で作られる事になる・・・その試金石になったのが・・・上海近郊からマドリードまでの鉄道2014年の11月から12月にかけての試験運行・・・そんな気がしますね。これにより・・・欧州はアジアインフラ投資銀行への参加を決めたような気がしますからね。

 ドイツと中国との間は既に直行貨物列車の定期便路線が存在しますからね・・・重慶とデュイスブルク、北京とハンブルグを繋ぐ路線あるしね・・・ドイツと中国は鉄道でつながっている・・・その間の国はドイツと中国が世界に影響力のあるうちは戦争はできない平和な国になる・・・自明・・・これが、現在の世界情勢の一端でしょう。陸上交通路の再編成は非常に重い意味を持つと思われますね。まあ、私の妄想的世界観は・・・日本の報道とはかけ離れているのは分かっていますが・・・衛星からの妄想的画像解析による・・・妄想的な裏付けによる・・・妄想ですから・・・ここまで妄想を重ねると信頼度は低くなるね・・・妄想は面白い・・・

 妄想するとお腹が減る・・・Cレーションの中心的なものはチーズバーでしたっけ?私のコレクションにあるのはオリーブドラブ缶のKレーション・・・その70年以上前の当時の缶詰があるね・・・多分5缶ぐらいは自宅にあるはず・・・ここまで古いとあける気力に欠けますね。何しろオリジナルですから・・・ふとチーズの直接合成は可能か?なんってね・・・ピザでも焼くか・・・また、余計なことばかり・・・

2015.05.08

  

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