現在をうろうろ(969)
日本貧窮者経済新聞
 米国連邦議会上下両院合同会議の演説は・・・?(1) 

 さて、今度は米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説ですね。何を述べたのやら・・・問題は、英語で喋っていますからね。日本語訳はNHKの報道によるものを拾ってきましたが・・・英語の奴は1回聞きましたが・・・さてさてちゃんと聞きとれていたか・・・怪しいですけど・・・内容はともかく、そこそこのできではないでしょうか?問題は・・・内容ですが・・・スタンディングオベーションは・・・ゲストの皆様に敬意を表するためのものが殆どですね。まあ、当然ですが・・・

 議長、副大統領、上院議員、下院議員の皆様、ゲストと、すべての皆様、1957年6月、日本の総理大臣としてこの演台に立った私の祖父、岸信介は、次のように述べて演説を始めました。「日本が、世界の自由主義国と提携しているのも、民主主義の原則と理想を確信しているからであります」。以来58年、このたびは上下両院合同会議に日本国総理として初めてお話する機会を与えられましたことを、光栄に存じます。お招きに、感謝申し上げます。申し上げたいことはたくさんあります。でも、「フィリバスター」をする意図、能力ともに、ありません。皆様を前にして胸中を去来しますのは、日本が大使としてお迎えした偉大な議会人のお名前です。マイク・マンスフィールド、ウォルター・モンデール、トム・フォーリー、そしてハワード・ベイカー。民主主義の輝くチャンピオンを大使として送ってくださいましたことを、日本国民を代表して、感謝申し上げます。キャロライン・ケネディ大使も、米国民主主義の伝統を体現する方です。大使の活躍に、感謝申し上げます。私ども、残念に思いますのは、ダニエル・イノウエ上院議員がこの場においでにならないことです。日系アメリカ人の栄誉とその達成を、一身に象徴された方でした。

 ふ〜ん・・・民主主義の理想を確信しているから・・・近頃の自民党は正しい民主主義にするとか言っているから・・・何か路線変更があるのか?それとも、表看板とは別の裏看板が高く掲げられるようになったのか?そのあたりが気になりますね。総も、日本の民主主義は変質しそうな感じですから・・・残念ながら「日本らしい日本」が見えてこないのでね・・・少なくとも、現在の社会は「日本らしい日本」ではないようですからね。しかし、「日本らしい日本」が示されていないので推測するしかない・・・

 フィリバスターね・・・政治屋君がやるとなると・・・原稿の束の厚さで決まるし・・・ざわめいたら読み進められなくなるという性質をお持ちのようだから、確かに意図以前の能力の欠如の方ですね・・・この演説では・・・人名が至る所に散りばめられていますね。多くの偉大な人の名を挙げる事で内容の無さを誤魔化しているような感じがしますね。ここまでは内容は無し・・・まあ、丁寧なあいさつですね。

 私個人とアメリカとの出会いは、カリフォルニアで過ごした学生時代にさかのぼります。家に住まわせてくれたのは、キャサリン・デル・フランシア夫人、寡婦でした。亡くした夫のことを、いつもこう言いました、「ゲイリー・クーパーより男前だったのよ」と。心から信じていたようです。ギャラリーに、私の妻、昭恵がいます。彼女が日頃、私のことをどう言っているのかはあえて聞かないことにします。デル・フランシア夫人のイタリア料理は、世界一。彼女の明るさと親切は、たくさんの人をひきつけました。その人たちがなんと多様なこと。「アメリカは、すごい国だ」。驚いたものです。のち、鉄鋼メーカーに就職した私は、ニューヨーク勤務の機会を与えられました。上下関係にとらわれない実力主義。地位や長幼の差に関わりなく意見を戦わせ、正しい見方なら躊躇なく採用する。――この文化に毒されたのか、やがて政治家になったら、先輩大物議員たちに、アベは生意気だとずいぶん言われました。

 ふ〜ん、アメリカ様をヨイショね。正しい見方なら躊躇なく採用・・・これって、あたり前の事ではないかと・・・日本は違うのか・・・凄い後進性・・・上司が白と言えば白なのね・・・日本は男は家で何もできなくてゴロゴロ・・・かみさんに尻を叩かれて、外ではハッタリですから・・・文化の差ね。多分、家事もきちんとこなし、外でもしっかりと自分の意見を通すだけの実力があれば、それは、ゲイリー・クーパーより男前だね。日本の男は演歌の世界の男に憧れるが・・・あの生き方は役に立たないのでは?

 まあ、日本は基本的に個人の修養が足りないので、正論をきちんと述べるという事が為されない・・・正論で返されると可愛くないとか、生意気・・・反抗的とか言われる事になるようですね。馬鹿にされるのを恐れるだけでの忠誠であるとか・・・

 私の名字ですが、「エイブ」ではありません。アメリカの方に時たまそう呼ばれると、悪い気はしません。民主主義の基礎を、日本人は、近代化を始めてこのかた、ゲティスバーグ演説の有名な一節に求めてきたからです。農民大工の息子が大統領になれる――、そういう国があることは、19世紀後半の日本を、民主主義に開眼させました。日本にとって、アメリカとの出会いとは、すなわち民主主義との遭遇でした。出会いは150年以上前にさかのぼり、年季を経ています。

 なんだか、この節は変な感じ・・・民主主義の基礎を・・・に求めたからです。農民大工の息子が大統領になれる・・・民主主義に開眼させました。・・・なんだか、差別論者の言みたい・・・農民大工といういやしいものが大統領になれる・・・これが民主主義みたいな言い方のような?読み方が悪い・・・?変な日本語・・・

 ゲティスバーグの演説の有名な一節は何?民主主義の基礎だと・・・that we here highly resolve that these dead shall not have died in vain -- that this nation, under God, shall have a new birth of freedom -- and that government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the earth.・・・これですね。

 私の日本語能力が低すぎるのか?なんだかね・・・そうだ・・・Full text of Abe's speech before U.S. Congress The Japan Times 英語版の全文をチェックすれば良いのか・・・

As for my family name, it is not “Eighb.”
 姓はエイブではない・・・普通は愛称のabeを使うからですね。Abraham Lincoln ・・・“Eighb.” ふむ・・・これは音写ですね。
Some Americans do call me that every now and then, but I don’t take offense.
 abe 安倍 Eighb 面倒だね・・・まあ、立派な人間の愛称で良かったね。Abraham Gancwajch とかいるけどね。
That’s because, ladies and gentlemen, the Japanese, ever since they started modernization, have seen the very foundation for democracy in that famous line in the Gettysburg Address.
 あれ?日本は近代国家になって、民主制の国を作ったみたいな書き方のような?単に、Government of the people, by the people, for the people・・・が有名なだけの話かね?
The son of a farmer-carpenter can become the President… The fact that such a country existed woke up the Japanese of the late 19th century to democracy.
 ふむ・・・大日本帝国は存在しないのかね?
For Japan, our encounter with America was also our encounter with democracy. And that was more than 150 years ago, giving us a mature history together.
 伝統ある民主制国家みたいな感じですが・・・立憲君主制と民主制は・・・形式的君主、実質的な権力を握っている君主・・・色々ありますからね・・・

 なんとなく、日本の先行きを暗示するような気がしますが・・・過去の帝国主義とは違った形の民主帝国主義を・・・こんな言葉はあるのか?いいや、形式的には民主主義の政体であるが、実質的には一党独裁で・・・しかも、立憲君主制を取る政体・・・というのが「日本らしい日本」なのかね?戦前と形式的民主・自由主義の融合・・・まあ、それでも問題ないかもしれませんがね。

 先刻私は、第二次大戦メモリアルを訪れました。神殿を思わせる、静謐な場所でした。耳朶を打つのは、噴水の、水の砕ける音ばかり。一角にフリーダム・ウォールというものがあって、壁面には金色の、4000個を超す星が埋め込まれている。その星の一つ、ひとつが、倒れた兵士100人分の命を表すと聞いたときに、私を戦慄が襲いました。金色(こんじき)の星は、自由を守った代償として、誇りのシンボルに違いありません。しかしそこには、さもなければ幸福な人生を送っただろうアメリカの若者の、痛み、悲しみが宿っている。家族への愛も。真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海…、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙祷を捧げました。親愛なる、友人の皆さん、日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼を捧げます。とこしえの、哀悼を捧げます。

 果たして、この場所の星の重さを理解しているのか?戦争は殺し合いですからね・・・治安出動とは違う・・・殺人のために兵は練られる・・・何に対する自由で失われた命なのか・・・多分、こんな言い方をしているのですから分かっていないのではないかと・・・日本やドイツなどの枢軸国のファシズム的な抑圧に対しての戦い?先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼を捧げます。先の戦争で斃した米国の人々の魂・・・?深く考えてはいけない・・・戦争で人が死ぬという事実は重いのだが・・・鴻毛はかね?しかし、この文にも内容らしきものは無い・・・外交ができない政治屋君には、死体の数を数える事しかできないのかね?

 ここでのスタンディングオベーションは・・・この金色の4000個の星に対してのものではないかと・・・ちょっと、タイミングが変ですが?原稿書きのあざとさ?のためなのかね?

 みなさま、いまギャラリーに、ローレンス・スノーデン海兵隊中将がお座りです。70年前の2月、23歳の海兵隊大尉として中隊を率い、硫黄島に上陸した方です。近年、中将は、硫黄島で開く日米合同の慰霊祭にしばしば参加してこられました。こう、仰っています。「硫黄島には、勝利を祝うため行ったのではない、行っているのでもない。その厳かなる目的は、双方の戦死者を追悼し、栄誉を称えることだ」。もうおひとかた、中将の隣にいるのは、新藤義孝国会議員。かつて私の内閣で閣僚を務めた方ですが、この方のお祖父さんこそ、勇猛がいまに伝わる栗林忠道大将・硫黄島守備隊司令官でした。これを歴史の奇跡と呼ばずして、何をそう呼ぶべきでしょう。熾烈に戦い合った敵は、心の紐帯が結ぶ友になりました。スノーデン中将、和解の努力を尊く思います。本当に、ありがとうございました。

 日本は、未だに死守命令しか出せない国なのでね・・・TPP交渉は死守命令付きの案件ですからね・・・可哀想な甘利担当相・・・玉砕覚悟の悲壮な交渉という事になりますかね?これと戦う、フロマン代表も・・・首脳会談では頑張ることの確認しかできないのですからね。最終的な交渉権限が片方は面倒な状況、片方は分かっていないさそう・・・これでは・・・死守命令でお爺さんが死んだわけですね・・・スノーデン中将、和解の努力を尊く思います・・・なぜ片側だけの話になる・・・硫黄島でどれだけの人が死んでいる・・・これ以上戦闘で人を殺すつもりかね?話し合いをすればよいものを・・・まあ、譲歩とか手土産無しでの話ができないのだから仕方ないが・・・これでは駄目・・・正義と信念が必要だと・・・ただ、現場にいた人間と、現場の指揮官の孫を並べる意味があるのか?敬意を示すのに困るじゃん・・・大尉と少将の孫ですから・・・

 戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。みずからの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの点についての思いは、歴代総理と全く変わるものではありません。アジアの発展にどこまでも寄与し、地域の平和と、繁栄のため、力を惜しんではならない。みずからに言い聞かせ、歩んできました。この歩みを、私は、誇りに思います。焦土と化した日本に、子どもたちの飲むミルク、身につけるセーターが、毎月毎月、米国の市民から届きました。山羊も、2036頭、やってきました。米国がみずからの市場を開け放ち、世界経済に自由を求めて育てた戦後経済システムによって、最も早くから、最大の便益を得たのは、日本です。下って1980年代以降、韓国が、台湾が、ASEAN諸国が、やがて中国が勃興します。今度は日本も、資本と、技術を献身的に注ぎ、彼らの成長を支えました。一方米国で、日本は外国勢として2位、英国に次ぐ数の雇用を作り出しました。

 どうも、主語の不明瞭な文は良くわかりませんね・・・戦後の日本は・・・これらの点についての思いは、歴代首相とは変わらない・・・政治屋君、君はどう思うのかね?・・・・歩んできました。私は誇りに思います。・・・お前さんは日本人じゃないのかね?まるで傍観者のように見えるが・・・実際に歩んだ人間を誇りに思う?なんだか変な感じ・・・他人事なのね・・・まあ、岸の孫だから仕方ないか・・・戦前を引き継いでいる家系で、戦前の体制を引き継いでいる・・・したがって、反省は無い、他人事として記述しなければならない・・・段々、戦前の体制を引き継いで経済界で暗躍した者たちが見えてきましたからね・・・小説を書く史料は集まりつつある・・・興味深いね。

 山羊2036頭か・・・随分と細かいね・・・米国の日系人からのやつかな?1980年以降の雇用の創出って何?

 Meanwhile in the U.S., Japan created more employment than any other foreign nation but one, coming second only to the U.K.

 なんだか、良くわからない・・・どうも1980年代は貿易摩擦しか思いつかないので・・・そして、プラザ合意での急激な円高が引き起こされて、輸入品が溢れ日本が急激に豊かになったような気がしますが・・・舶来を有難がらなくなった時代。かつては英国製なんって・・・それだけでブランドだったような気がしますね。

2015.05.02

  

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